学習院大学のOB?の方が私の画像を使ったので、ちょっとドキッとして起草しました。
きちんと全体像を見れるようにしてあげなくては!
という親的な思い、がありました。
それにしても、驚いたのが甲斐駒Aフランケって、ユージさんも登っていたんですね。
なんか、アルパインとは無縁の方なのかと思っていたら違った。
ここは、
A)赤蜘蛛=70年代アルパイン
B)スーパー赤蜘蛛=以降のフリークライミング時代の最高峰
と大別できるようです。
■正統派アルパイン
正統派アルパインの頂点:Aフランケ+Bフランケ+奥壁で継続1000m。
冬期登攀で海外クラス:冬季にやれば、海外のルートに通じる。
なんせ日本の山は規模が小さいのが難点なのです。
そうです。
1979年『長い壁・遠い頂』井上進著
https://memo.juqcho.jp/2024/20240417.html
この記録によると、どうも、菊地さんのルートガイドに記述の誤解があったようですね。
そもそも、昔の山ヤさんは規模がでかいのが好きです。
Aフランケ+Bで、継続28ピッチ。72年当時は10日で足りなかったそうです。一日3ピッチ以下しか進まなかったんですね。
初登の様子は山と渓谷410号に記載があるようです。
奥壁までの初継続の様子は岩と雪42号のようです。
■アメリカンエイドで登るスーパー赤蜘蛛
一方現代クライミングに通じる道は、スーパークラックかもしれないです。
70mのすっきりしたクラックが登れることが魅力みたいです。当然ですがオールナチュプロ。カムですね。
1981年の『北岳、甲斐駒と黒部の岩場』にスーパークラックが出たことが多くのクライマーを招いた理由です。
コーナークラックを登った経験値が必要ですね。11dだけど、11cが長いという意味での11dなのらしい。トポを見たら、コーナークラックは5.8でした。小川山レイバックとの比較ではどうなのでしょうかね。小川山レイバックは10Aに付け替えられましたが。私は5.9でいいと思うけどなぁ。私が登れるくらいだったので。
2010年全ルートオールナチュプロ、2017年フリーソロ。
■全般
全般に再登者が少ないみたいです。
■提言
佐藤さんや鈴木さんなどのトップクライマーでガイド業をしている人はは、大学山岳部に年間顧問契約というサービスを提供したらどうですかね?
そのガイドを選ぶのに、アルパインクライミング協会の菊地さんなどが仲介するといいのでは?というのは、登りたい山ごとに適したガイドも違うと思うからですが。
適切なガイドを選ぶにも能力がいる。
学校水泳などでも、水泳を教えるプロでないため、素人が教える=事故、間違い、ということになっています。
ほんと、山って攻略法が必要ですよね。それを教えるのには、たぶん初登した人が適任だと思いますが、もうご高齢で、現代の登り方はできない。
となると、次の世代となり、現在の40代、50代のクライマーとなると?ガイドやっている人が少ないです。