■ ジャンボさんも加害者ですよ
と言っても、かなり上級レベルの加害、であり、
ATCで確保して窒息死させた
という、誰でも知っているような知識があれば防げたような、しょぼい話ではありませんが。
https://allnevery.blogspot.com/2024/05/blog-post_27.html
■ 事故の詳細報告と謝罪 みそぎが大切
ジャンボさんは、事故報告書を発表しています。
私はロクスノに出せば、一般クライマーが目にし、啓蒙や啓発の一助となると思いますけど、ネットにしか出ていません。ま、どっちが読者が広いか?オープンか?というとネットですかね。
悲痛な反省が聞こえてくる記事でした。
■ 裁判所がきちんと扱ったら?
身内で、事故の分析をしたところで、結局は、密室会議で、客観的な真実は得られず、事実は闇に葬り去られるだけでしょう…
次はやるなよ、以上終わり、になるのでは、いったい被害を受けた側は、どういう風に、心を収めればいいのでしょうか?
結局、泣き寝入り?
クライミングではなく、登山の分野では訴訟で結果が出ています。
http://naganogakuren.net/scrap/2013/2013.12.21%83K%83C%83h%8F%91%97%DE%91%97%8C%9F.htm
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail3?id=85905
■ バカにバカと、はっきりと言わないから、分からないんですよ
私は、ビレイで落とされて、1ピン目を取っているのにグランドフォールしたことがありますが、相方は、無罪放免…
私は相方が自分がビレイで人を落とし死なせかけたことを反省しているのだと思っており、気の毒だから、私を落としたことは秘密にしていてあげようと思っていましたが…
なんと、数日後にジムで会って、「だいじょうぶ~!」と大声で自分の所業を周囲の人にバラすレベルでしか、認識していませんでした(汗)。
相手を思いやっても無駄、って意味です。
自らの行動を振り返る能力自体が欠損
した大人が存在する。
この件で涙目になったのは、師匠の青ちゃんで、
「俺はあいつの登りは嫌いだと言っただろ!」
とまるで、先にあいつとは登るなって言っただろ、と言わんばかりに怒られました…
だったら、「俺はあいつのビレイは危険だと思う」と言ってくれたらいいのに…
後日ですが、そのクライマーが、事故を目撃した女性クライマーの私の友人を紹介して☆と言ってきて、どんだけ~?!と驚きました… 彼女募集中って言っても無理でしょ…
人を落とすビレイヤーを友人に紹介できます?したら、その女性と私の友人関係、ジ・エンド、終わりですよね?
男性の知的能力ってこんな程度なんですよ…(汗)
ですから、物事を遠回しに、高い知性の人なら分かるだろうレベルで語っても、相手はわからないんですよ。
小学校6年生と大学生が話すみたいな感じですから。
6年生でも分かるように話す必要があります。
■ 謝罪が最も大事ですが、罪を償いながら生きることもできます
謝罪がすんで、みそぎがすんでからのことですが、
反省して、セーフクライミングの啓蒙のために一生を捧げる、という生き方は、
故人の死を無駄にしない、意味のある生き方だ、と思います。
自殺しそうなくらい反省するんだったら、そんなことくらい、なんでもないですよね。
しかも、自殺って、怒りの表現であるんですよ。だから、自殺する人は、自分が叱られたことに逆ギレしたって意味です。
しかも、自分が死んだって償うことにならないことは自明の理。
余談ですが、山野井さんの奥さんは、毎年山で死んだ友達の墓参りを何十年も続けているそうです。
岩場は私の血で赤く染まりました