これが基本形です。
スリングが2本あれば、誰でもロープ登高はできます。
ただし、ロープの径に
差
がないと利きません。
ロープワークの基本は
フリクション=摩擦
です。
それを教えてから、いろいろと工夫させると、みんな、楽しくロープワークできます。
神髄をまず先に教えてしまって、その先を考えさせると、現代の人は覚えやすく、逆に昔風に、なかなか神髄を教えずに、形だけを教えても、意味が分からないので、何度教えても定着しません。
このコツは、実証済みです。
もうセットしたのを、1本、人工壁に垂らしておいて、マルチピッチに行きたい人は、全員これをやってから、行かせたらどうですかね?
とりあえず、山岳総合センターでは、これは最初のロープワーク講習会で出てきます。
懸垂下降
宙づり登り返し
の2つを知らないクライマーは、クライマー失格です。