2024/05/06

【クライミング界現状】誰がアルファか?混乱していることが遭難や事故多発原因

 ■ トップクライマー=アルファですよ。

こちらのURLより転載。http://hspjk.life.coocan.jp/blog-Revisiting-Vulnerable-Narcissism-and-HSPs.html


ーーーー引用ーーーーーーーーー

十分に比較や競争をし終えると、今度は”自分の立場をわきまえる”ようになり、その序列におさまるようになります。

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これができていないので、男子は勝手に、

 お!俺アルファかも?

と誤解して、しょうもない内容の記録をロクスノに上げてしまうのかもしれません…

今のトップアイスクライミングって…

こんなのですよ?

1)ユースケさんの冬季称名の滝の記録: 

https://www.sato-alp.com/%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%99%BB%E5%B1%B1/caaeaaac/

2)ギンちゃんのハンノキ滝 冬季単独

https://www.climbing-net.com/news/hannoki_210218/


それでも世界中のトップと比べたら、下ですからね?

3)マークアンドレのフリーソロ

https://youtu.be/jAtj0tyt52s?si=om7s_SFaT3x9YvIe


ランナウトってフリーソロと同じ意味なんで、そんなにランナウトしたいんだったら、最初からフリーソロで行けばいいんじゃないですかね? 

まともなクライマーはしないのが、フリーソロですし、当然、私はいやですからね。

■ 俺はアルファだ!と勘違いした事例

栗城さん、あと なんとかマリンさん。

以前は、エベレスト登山家の野口健さんですら、勘違いと指摘されていたくらいですからね。

より強烈な勘違いの人が出て、野口さんは肯定的に受け入れられるようになった(笑)。

九州に来て、4級アイスの雌鉾を初頭したって言っても、5.10cに2時間半もかかるような人が、ギリギリボーイズ並みの評価を受けていてびっくりしたんですが…

その評価を受け入れて、難しいルートに行くと、すぐに一貫の終わり、ですよ?

その原因が、グレードだけを見ていて、中身を見ていないからだと分かった。

5.12。

人工壁で登れてもタダの人。

外岩でRPで登れても、普通の人。

スイスイ登れても、フリーが登れるだけの人。

現代のフリークライミングのトップ集団に踊りだすには、最低は、5.14が必要ですよ?

なんせ8aじゃなくて、9aの時代なんですよ?

現代のアルパインクライミングのトップ集団に踊りだすには、5.12はすいすいと5.9並みにオンサイト出来て、なおかつ標高差1000mを1時間で登れるくらいでないと… 一般人は300m/時です…。しかも、40kgは最低歩荷できないと。一般ハイカーでも35㎏は普通ですよ?

その辺が、周囲に、5.9でトップクライマーになれた時代のおじいさんクライマーしかいないと男子は分かるようにならない。その時代に5.12が登れたら、天上人だったんですけど…。今は違う…。

クライミング教育が古いので、古いエイドクライミングを、アルパインだ!と信じてしまうんですよね。今の時代、5.12はチームオンサイトでみんな登っているんですよ?

自分がアルファだ!と誤解したまま、ロクスノに記録を上げている… 例:雌鉾アイス

取り上げたロクスノ側は、ほほえましいという理由で取り上げたんだろうと思いますが、取り上げられた側には伝わっていなくて、

 俺、アルファ勘違い

という結果になっていますからね! それは、九州みたいな僻地では、教育がないからです。

しかも、男性社会では、誰も、お前勘違いしているぞーと教えてくれないですよ?(例:白亜スラブ)

男子って、どーせ、言って聞かせても、聞かないんで…。

年配のクライマーが応援してくれるのは、単なる親心的習慣ですからね。

■ エベレストの堕落と相似形

現在では、高所遠足になってしまってから20年以上たっているエベレスト。

1章 日本人初登頂(1970年) 

2章 女性初登頂(1975年)

3章 加藤保男の3シーズン登頂と死(1982年)

4章 無酸素初登頂(1983年)

5章 交差縦走(1988年)

6章 バリエーションからの登頂(1993年)

7章 公募隊の大量遭難(1996年)

8章 清掃登山(1999年~)

9章 最年少登頂と最高齢登頂(1999年~)

10章 日本人の公募隊(2004年~)

11章 「栗城劇場」の結末(2018年)

大衆化の歴史が分かる…。

最初はちゃんとした冒険だったのに…最後は栗城劇場…詐欺的劇場化で終わるってわけです(汗)。

同じことがアイスでも、岩でも起こっているわけで、トップクライマーの皆さんは、自分の記録が評価されないのは、なぜだろう?といぶかしがっていると思いますが…

劇場化

していないからですよ。 現代では、劇場化、つまり YouTubeで人気取りしないといけないんですよ…

なので、ユースケさんとユージさんの動画発信は素晴らしいと思います。

これで、一般の人との違いが明らかに出来るかもしれません。