2024/05/11

【クライミング技術】懸垂下降のほうが安全:命は自分の手の中に

■ラッペルを知らないクライマー

ネットサーフィンしていたら、こんなおかしな投稿が…。

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終了点のラペルリングによるロワーダウンが頻度高く行われたら長期的にラペルリングの摩耗(容易に交換ができない)につながるため避けるべきでは、とのご指摘がありました。

次回行く時に新しい残置カラビナを設置したいと思います。

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ラッペルリングって、ラッペルするから、”ラッペルリング”であり、”ローワーダウンリング”ではない。

ラッペルではロープは動かないので、基本的に摩耗は起こらない。

ラッペルリングでローワーダウンする習慣自体を改めるほうが、残置ビナを置くより、正攻法だと思いますよ?

なぜそこまでしてローワーダウンしたい?

ローワーダウンでは、命はビレイヤーの手の中。ラッペルでは自分の手の中。

しかるに、自分の手の中にある命のほうが、生存確実、ですよ。

それこそ、自己責任、の4文字にふさわしい状況ですよね。

ラッペルは難しいという風に考えすぎだと思います。ラッペルは確かに失敗は許されませんが、技術的には難しくないです。

登る前に、降りることを覚えましょう。

それより、人の手の中に自分の命脈がかかってしまうことに気が付いたほうがいいですよ。

ローワーダウンは事故も多いです。特に結び変え。懸垂にすれば、確実に自分でマネジメントできます。