2024/03/18

【水泳】嫉妬の社会学=クライミングの社会学

■今日の水泳

今日は、振替で月曜に水泳。

金づちだったが、めちゃ上手になったので、いつも3番目を泳いでいるが、今日は、1,2番の人がいなかったので、一番で泳ぐことになった。

ほとんどドリルなので、競争ではなく、先生たちは別にスピードは問題にしていない。

むしろ問題にしているのは、生徒の側で、嫉妬のまなざしはやはり、感じる。

80代の女性ですら、30歳も年下の、金づちの女性が自分よりも、泳げるようになると嫉妬を感じるのだから、男性なら、どれほどの強い嫉妬を感じることだろう…

■ 横並び日本はアメリカの有利に働く

しかし、このような嫉妬を持つのは、日本人特有だなと思う。

ラオスに行ったとき、私と同じ程度を登れるのは、20代の男子でも普通に始めたばかりの人で、別にそれが恥ずかしいことでも何でもない…。

もう6Aは全部登り終わったから、6Bへ…とか誰でもやっていることで、ちょうどよく相手がいたら、ラッキーと組むだけの気軽な関係だ。そこには年齢差別もなく、性差別もない。

グレードと個人の価値が、強固なつながりを持つ日本。つまり、登れない俺には価値がない。登れなくなったら俺はクライマーとして価値がなくなってしまう…という恐怖。

このまま年を取れば登れなくなってしまい、誰からも価値を認められなくなってしまうのではないか?

そこにあるのは強い洗脳。

給料の額と個人の価値が、強固なつながりを持つ日本。

家のサイズと個人の価値。

金玉のサイズと個人の価値。

そんな風に男性たちは洗脳されており、それは一体、結局は誰を利してきたのか?

■ ラウンドアップ、牛肉、オレンジ…

アメリカの巨大な在庫処分市場になっている日本… 

息子よ、母さんをバカにした隣の家の鼻をあかしておくれ…と親のプライドをかけた戦いに巻き込まれる子供たちが、死ぬまで働いて、結局のところ、誰の懐を豊かにしてきたのか…というと?

DS。

皆の血と汗と涙は、ロスチャイルド家その他の少数の家庭にすっかり搾取される世界構造になっている…。

皆さんも、戦後史を少しかいつまむと分かりますよ。

それもこれも、みなが己の自己承認欲求を満たすのに忙しく、”世界の金の流れ”を勉強する時間すら取れないからだ…とは…。

嫉妬を利用する=競争社会を作る=テレビとセックスと消費で明け暮れる国民を作れば御しやすい、ということを思いついたアメリカが一枚上手だったということなんでしょうかね?

さしづめクライミングに置き換えれば、コンペと浮気とクライミングブランドで高い消耗品を購入すること…に明け暮れるクライマーを作れば御しやすい、になるかなぁ…

後世の歴史家は現代の日本をどういう時代と位置付けるのだろうか?

いや、日本は3000年の歴史を今後の50年続けることができるのだろうか?