2024/03/16

【AIとの対話】AIに岩雪を読み込ませよう!! グレーディングのあいまいさ=共依存の温床

■ 人間には無理でも、AIなら客観的な判断ができる

市長の答弁をAIが楽勝で作ってくれたそうです。このニュースです。

https://www.youtube.com/watch?v=8eJtkn7blOI&ab_channel=ANNnewsCH

へぇ~!

じゃ、全国の良心的クライマーは、各自ボランティアで、

AIに『岩と雪』を読み込ませたらいいんじゃないの? (命名:クライミングAI)

そもそも、事故報告、遭難の報告、そういうものがネットに転がっていないために、正しい情報が事前に情報収集できないことが、初心者男性クライマーの

 超・非現実的なルート選択

の一つの原因にもなっていると思うので。

自分のレベルを正しく客観的に見れない、という状況が改善されれば、ある程度、遭難は減るかもしれません。

例えば、こんなの。これ、他人事じゃなくて、クライミングでもフツーに起きています。


ここは私が初心者の時に登った場所で、きちんとした計画があれば、梯子はカラビナを架け替えながら登ればよく、難しい場所ではありません。

ま、落ちれば立場川まで、すってんころりん400mです。少しのミスも許容できない、という意味です。

■ 昔のアルパイン”エイド”クライマーの育てられ方

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僕のショートの師匠は、グレードに関係なく、

××さんならここは登れるよ、ここは厳しいかもよ、

という感じでしたので、ルートの特徴と僕の体力や得意なムーブをよく理解した上で、面白いルートを選んで登らせてくれてましたので、僕は最初からグレードにこだわらなかったんですよ。そして後から気が付いたら、先週登ったあのルートは11だったんだってわかった、という感じでした。
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これが自分で自分が登るルートを選べないクライマーが作られる理由です。

言う間でもないですが、これは共依存関係です。

※未熟な=”自分が登るルートを自分で選べない自分”

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先輩

「後輩は、ずっと、どこを登るべきかの選択に、先輩の俺を頼らなければならない、自分でルートを選べない、未熟な後輩でいて欲しい」

後輩

「後輩の自分は、ずっと面倒をみてもらえるよう、自分でルートを選べない、未熟な自分でいなければならない」
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これを温存したいのは、ずっと一緒に登りたいから…

関係の終わりは、後輩が、

 ”この人から搾り取れる、”俺が登れるルート”は、終わったな…”

って思った時かもしれません…。

自分が行くルートは自分で選ぶ、という自立と自己責任の原則をクライミング界は、手に入れることで、適切なグレードの話が、現実味を帯びた議論になると思います。

ラオスでは、登りたいところは自分で選べるようになっているのですが、それは、グレードが辛すぎたり、甘すぎたりしないからです。