2024/06/25

【近況】クライミング界のみんな、ありがとう!

■ 山野井さんの動画、ユージさんの動画、タケチャンネル…

昨日は、山野井さんの動画を発見した後、うれしく思っていたら、なんとユージさんのオンサイトの哲学の動画を発見し、その後、悪口を書いたにも関わらず、タケチャンネルの動画を見ていたら、これだ!という良い内容だったので、

超・うれしかった☆

昨日は、3人の人から、三者三様の応援というか、後押しをもらったような、そんな気分の日だった。

 山野井さん → 服部さんとの動画で、正しいアルパインロッククライミングの在り方

 ユージさん → オンサイトとは何か?についての対談

 タケチャンネル → ボルトの倫理感について考察 

■ 現代版のアルパインロッククライミングの正しいあり方

山野井さんの動画は、アルパインロックの方法を見せる動画が必要だ!という私の主張を聞き入れてもらったような…? そんな気持ち…。

・ルートファインディングが大事

・下降を考えてから登る 

がアルパインの基本だと思っています。

動画を作ってくださった方々、本当にありがとうございます。

服部さん、前に田舎暮らしの悪口書いてすみません!

※南裏さんの元パートナーだった外山さん、色川で、超本格的な自給自足をしているんですよ…。https://www.youtube.com/watch?v=ZZG3RQMrLBI 

山の雑誌では誰も取り上げませんが…。神の導きでなぜか、この家に泊まりに行くことになりました…。その時書いたNOTE https://note.com/kinny2021/n/n91a12986f648

山の世界では、あまり自給自足の名人が取り上げられることはないので、そこらへんで、クライマー男性のレベル低下と軟弱化は、起こっているようです。 

■ ユージさんの対談動画

ユージさんの動画は、

 「最近のクライマーは、トップロープクリーンで登ってオンサイトと言う」という嘆き?

を、聞いてもらったかのようだった。

現代の若い男子って、とっても甘やかされて成長しているんで、「それは、オンサイトではないよ」とお姉さんが優しく、教えても、「は?」って言うと思います。

それくらい、男性たちは、自分たちのクライミング?というか、自分自身に根拠の全くない自己肯定感を持っています。

こないだも、読図で300m歩いただけで、こんな山、懲りた、と言われました…。それくらい、おぼっちゃま君なのですが、そのことについて、無敵の自己肯定感がある。それでいいって思ってるってことです。

これを自己肯定感と言っていいのか分かりませんが、俺の感性が最上、という自信と言うか…。私だったら、これが歩けるようになることが山をやるってことなんだ!と、自覚を深めて、さらに脇を締めて頑張る、ってところなのですが…実際、大雪のタカマタギに行ったとき、読図能力の必要性を痛感して、そこから3年かけてマスターしました…、彼らは、NO!と拒絶する。俺が辞書だ!ということです。

フリークライミングでも同じことが起こっている…。

カムがスタックしてロープが上がらない、とかいうレベルの、明らかに現実的に不都合が起こっていることでも、自分の成功体験を維持するほうが価値観、上です。

それはたぶん、合理的な思考能力が、非常に下がっているからです。これを言った人、偏差値50の人だった。私は別に自慢するようなことではないですが、社会の中では偏差値74です。でも自分がいつも働いている集団に属すと、下の方の人なので、謙虚と言うか、自分があっていて相手が間違っていると思うことは少ないです。まず、自分を振り返る。

しかし、偏差値50の人は、自分の理解が間違っているのかもしれない、とは考えない。

そういうのをどうやって説明してやったらいいのか?と思っていましたが、

 「ユージさんは、何をオンサイトと言っているんですか?」

っていう方法論はいいですね。じゃ、君も、そういうのをオンサイトというんだね、的に、相手を否定したことにならない。

まぁ、それはオンサイトとは言わないよって内容のもいくつかありましたが…。でも、人によって、それをレッドポイントと数えるかオンサイトというか、いろいろですね。私は、ロープにぶら下がること自体を嫌がっているので(ハングドッグ嫌い)、故・吉田さんのビレイヤーを務めた割には、古典的だと思いました(笑)。

ホント、この動画、上手くできた動画だと思いました。

しかも、良いのは、対談相手がため口なので、私の世代の人からしたら、世界のユージになんて失礼なんだ!と思ってしまいましたが、最近の無敵化しているクライマーには、受け入れやすいのかもしれませんよね。

一応念のため断っておくと、男女平等や、人権意識が広く広がっている欧米諸国でも、不遜な態度が社会に受け入れられているわけではない、ということは知っておく必要がありますよ。

上司をファーストネームで呼ぶけど、相手を自分の都合に使っていい、わけではありませんからね。海外ドラマとかで勉強してください(笑)。まぁ、そんなことしても、相手も、なんだこの失礼な奴、と思って動かないと思いますけど。

■ 海外との比較

3つ目の動画、ボルトの倫理…は、まだ当ブログには挙げていませんが、見ました。

実は、私も海外に出て、いろいろ岩場を見て回らないといけないのだろうと思っていたのですが、正直、一人で旅することに、荷が重かったのです。

財源もだけど、まだ私、5.11オンサイトくらいの実力なので、実力的に一人で放浪クライミングをするのは厳しいです。

もちろん、海外では5.9から登れますけど、アイスは5年、フリークライミングは3,4年の経験値では、経験値的に、見知らぬ岩場で、不安なルートに取り付くというリスクは取りづらいですよね…。

しかも、私、女だし。アメリカ・カリフォルニアに2年住んだことがありますが、私、体が小さくて、一度、連れ去られそうになったので、恋人のデイビッドが心配して、小銃を携帯させられていたことがあります…(汗)。

そう、海外は怖いのです。日本なんかより、なんでもあり、の世界なんですよ。

男性のゲイの家、女性のレズビアンの家に、部屋を持っていたこともあり、多文化のほうは、私は平気なのですが、今アメリカ、ものすごく治安悪いし…。アジア人女性って、アメリカ社会では、最弱者って意味です。しかも、私も50代に入り、高齢化してきたので、良いカモ扱いです。こうしたことは、いくら優秀でも、限界があります…。

若いときは、突っ張っていたら、相手が逃げていくし、若い女性と見れば、誰でも助けてくれますけど…。それでも、レイプの危険があり、男性のボディガードは欲しいですよねぇ。いや、そのボディガード役がレイプしてくるってのがあるあるなんですが。これは、40代に入ってもうおばちゃんになったから安全だーと思ったら違って、50代に入ってもうおばちゃんになったから安全だーというのも、どうもないみたいです…(汗)女性は80代でも危険です…。

なので、女性同士で組める人がいたらいいなぁとは思っているんですが、難しいですよね。ラオスに誘った方もいましたが、仕事が休めないそうでした。

ということで、海外の岩場をめぐって、日本の岩場の現状を振り返るようなことは、敷居が高いなと感じていました。

良い仲間がいれば、海外の登攀に混ぜてもらってもいいけど、そうでもないのなら、無理して行かなくてもいいかなくらいです。それより、ピラニアに匹敵するジムないかな、みたいな感じ。本来は、今はジムで、ムーブ蓄積したらいい時期なので。まだ4級の壁は破っていません(笑)。

…とそんなところで、「日本の岩場のボルティングはおかしい!」という私の主張を聞いて、助っ人に来てもらったような…そんな印象を持った動画閲覧でした☆

まぁ、こちらが勝手に解釈しているだけですが…。

■ お礼 : クライマー向け物件情報

私は、いろいろ、メンタル問題で、痛手を克服する必要があり、今年はラオスに行くまででしか視界は開けていません…。

クライマーのゲストハウス設立については、まだ保留中です。これは、やる気になれば、いつでもできることは、すでに数々のWwoof経験から確認済みですから…。

海外クライマーを接待することを考えると、日本の古民家がいいのですが、岩場に近い場所で、物件が見つかれば、いいですけど、市場に出ている情報サイトでは、岩場のそばの古民家って、ほとんどないです。

でも、定年退職したクライマーが、都会を引き払って、岩場の近くに住む、っていうのとか、何人かのクライマーグループで集まって、岩場へ行く途中のねぐらにするのにいいのでは?みたいな物件はいくつかありました。

ので、これらの情報をアップします(笑)。激安なので、どんな貧乏クライマーでも入手できます。むしろ、維持費をチェックしてくださいね。資産を得るつもりで負債を抱えないように…。再建築不可物件は、ある種のテクを使えば、再建築可能になりますが、そういうのは、お金持ちの手法なので、クライマーとは関係ないかな。

伊東の物件

https://ieichiba.com/project/P202300767%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E5%B2%A1K

小海町の物件

https://fieldmatching.klc1809.com/property/a00792

伊豆の物件

https://fieldmatching.klc1809.com/property/a00823

岩場の近所の自治体は、こういう媒体を利用して、ロクスノにこうした特集記事を出したらいいんじゃないですかね?クライマーはクライミングできる土地に集まるのが、良いと思うんですけどね。

■ 梅干し 

今年は梅不作なのだそうです。でも、せっかく梅干し名人の友人がいるので、漬ける予定。

  私は、クライミング&畑&手作り食材&国際交流&外国インテリア派、な人です。
もともと、サンフランシスコに若いとき呼ばれて行って、そっちに移住する気だったし、婚約者がいました。水があって、普通にミッション地区でアメリカ人として、自営業を営んで生活していました…。チャイルドケア、エルダリーケア、ソフトウェアテスト、です。