■ デート?
山岳会は、伝統的にグループ行動ですが、クライミングジム時代になると、どうも男子は、若い女子に、
「〇〇って、岩場に連れて行ってあげるよ~」というデートの手段
として岩場を利用しているのではないか?という疑念もあるのですが…
沢登りみたいな、リスクを伴うと最初から分かっているような隔絶した場所に、1対1で行きたがる男性っていうのは、いったい、真の狙いは何なのでしょうか?
大抵、男性は、見栄っ張りで、”俺が連れて行ってやっているんだ”とPRしたい?
なんなんだろうなぁ…
別に女性とではなくても、沢に2名は、お勧めはできないチーム構成ですよね。
■ 女性と行くと、難しいところは行けませんよ?
なんせ、どう考えても、担げないんですから。
女性は岩場なら保険になるけど、沢や山は、女性と行けば、女性の側があなたを助ける側になる、つまり、レスキューであなたを担いで山を下りるってのはないです。
まぁ、例外的に異様に体重の軽い男性と、重たい女性なら可能かもしれませんが。
性別ってより、体重の制限ですね。
まぁ、昨今は男性も軟弱化しているので、誰に対しても背負い搬送は、期待できませんね。
■ デート? 見栄? 手柄?
結局のところ、誰と行くか?の選択にも、
純粋に沢登りしたい!という気持ち以外のなにか?
があるような気がします。
■ 3大デート沢
3大デート沢と言えば、
東沢釜の沢
赤木沢
あと、どこなんでしたっけ?
しかし、沢登りこそ、ほんとに、しょうもないミスでの死亡事故事例を良く聴く山行形態です。
以前、東京方面の会にいたときに、いやこれは…と思う死亡事故報告が会でありました。
初心者を中級の沢に連れて行き、滑落したその人を助けようとした男性が死亡。
そして、御坂山岳会という山梨の会でも、恥ずかしくて上げれないような内容の沢で、本間沢がありました。
死者が何人も出ているような滝に、ノーザイルで取りつこうとした、おバカな新人がいましたが、その人は、フリークライミング歴5年ですとかいう触れ込みでしたが、登らせてみたら、全部支点を掴んでAゼロで登る人でした。それで何も悪いと思っていない…。その人がクライマーとしての教育を受けたのは、九州でした。
■ 九州は、いまだに、”Ⅳ級A1”時代なのかも?
昨日、菊池さんのこちらの記事を読みました。
山梨でも感じたことが書いてありました。 以下、上記PDFより引用。
いまだに男子の登り方は、5.12を波状攻撃、ですもんね…
なんで、波状攻撃???
それって戦略として、あんまり有効でない。ハングドッグ長ーい、です。
ついでにひどい人になると、パンプアップして、とか甘えてきます。
しつこく、一つのルートに登り続けている。でも、それって指にも悪いし、まんべんなくクライミング能力を上げるという観点からすると、あんまり、良い戦略ではない気がします。
時が止まって、40年くらいたっているのに、気が付いていない…
失われた30年みたいなことが、クライミング業界でも起こっているみたいなんですよね。
■ サロン化して、問題解決に取り組んでいない文登研
文登研の他の資料も、見て見ましたが、まぁ、毒にも薬にもならないような、個人の趣味の追及を記事にしたような、論文と言えるのはないような記事の集合体で、何が問題なのか、透けて見えるようでした…。
まぁ、問題解決に向けては取り組んでいないってことが問題ですね。
毎年、過去最高、過去最高と叫ばれている山岳遭難に対する危機感は、文登研には希薄。
まぁ、どっちかと言えば高齢化なので早く死んでくれ、って思っているのかもしれません。
登山教育、クライミング教育の欠如に対する意識も、希薄。
誰も取り組みを見せていないです。例外は、花谷さんくらいかな。
というので、まぁ、放置された無学な人たちは、自分たちの考えで登るわけで、それは、
- アルパイン現状: Ⅳ級A1
- フリークライマー現状: 5.12波状攻撃
- クライミング教育: 残置直掛け教育
- クライマー平均値: 25mと35mを50mシングルでつなぐようなレベルの算数能力
で構成されているのでした…。
クライミング業界研究の結果、市場調査レポートに報告書としてまとめるとすると、こうなります(笑)。
熱いな、と思った分野は、村越先生のオリエンテーリング分野です。
VUCAの時代、オリエンテーリングはルートファインディング能力強化になるのではないかと思いますよ。
若い人に進めるなら、トレランのほうです。