2019/12/31

Japanese Carrort and Western carrots

We see rarely Japanese carrots these days.  

The red one is Kintoki carrot that we use for Ozouni、

We say the carrots, Western Carrots but in the U.S. this is not the carrots you will see in the Safeway...


日本では西洋ニンジンというけれど、じゃ、和ニンジンと言うか?というと言わない。

金時ニンジンは、日本でもお正月にしかお目にかかれない。


アメリカのにんじんは、細長ーい。 ので、同じ料理のレシピでも、

人参一本

って書いてあるときに、なんか量が変…と思ったら、レシピに従うより、変だと思う自分に従ったほうがいい。

ちなみに、これはニンジンよりも、キュウリでかなり高頻度に遭遇する事態だ。トマトも、かな。アメリカのトマトは細長いサイズだったりする。

■ 自分を信じましょう

山も同じだ。5.9って書いてあるときに、え~マジ?!5.9なのこれ?と思ったら、大体、トポのほうがおかしいことが多い(笑)。

基準は自分。なぜなら、落ちた時、困るのは自分だから。

ナルシストクライマーの作られ方

■ナルシストは作られる

これはFBで回ってきた心理学の話です。

クライマーに多いナルシスト。

かっこいい自分を見て、うるうるしているのは、結構、普通のようですが、一般社会より、ナルシスト出現率が高いのがクライマー界。詩織さんをレイプした山口氏もナルシストのような気がしますが…。

 ナルシストは、作られる、というものだそうです。

■ オーバーインダルジングとアンダーインダルジング

さて、作られ方とは?

オーバーインダルジング(過剰な甘やかし)とアンダーインダルジング(十分でない甘やかし)を行ったり来たりすること、によって作られるそうです。

ーーー
・かっこいい
・達成
・ステキなバケーション
ーーー

については、オーバーインダルジング。過剰に承認。

ーーー
・感情
・一緒にいて心の安全基地になること
・相手を気に掛けること
ーーー

については、アンダーインダルジング。過小に承認。

これを繰り返すことによって、ナルシストが作られるのだそうです。

まさにインスタやFBの”リア充”によって作られているのかも??

例えば…、

ママがサッカーの試合には来てくれて、写真を撮りまくり、”うちの子、かっこいい!”とインスタに一杯上げてくれるのに、”家でママ見て~!”と言ったときは、”今、ママは忙しいの”、と放置プレイされる = ナルシスト養成

なのだそうです。

■ オーディエンスの質

ならば、スポーツクライミングでの、選手の作り方にも気を付けないといけませんね。

昨今の山雑誌は字数がすくなく、写真ばかりになって、記事の内容も、選手の感情、人間的な成長にスポットを当てず、つまり寄り添っておらず、達成した偉業ばかりを取り上げることが多いです。

寄り添いがなく、プレッシャーが大きい。

昔の山やさんは、プロセスが大事と言ったものです…。結果だけを大事にしてはいけない。

そういう意味で、選手を育てる側、オーディエンスが何を聞きたがるか?というのは、とても大事です。

選手や有名クライマーの心のほうにより耳を傾け、成果のほうを巨大視しないようにしましょう。

能力は人それぞれ。

10m登るのもやっとの人が20m登ったら、努力は200%。
100mくらい平気な人が10mしか登らなかったら、努力は0%。

やっとこさ登った人の小さい登攀の価値が、楽々で大きい山に登れる人の登攀の価値に劣る、とは言えない。

努力にも価値を認め、結果しか認めないのを辞める、というのが、全員が努力する世界の出現に必要なことです。

2019年の反省 クライミングに関わる商売はクライマーがすべき

■今年の反省

正直、ゲストハウスをすでにやっている人にクライミングをアプローチするのは間違っていた。いくら岩場の近くにクライマーの泊まりに便利な場所があっても、だ。

2件のゲストハウス、どちらの人も、クライミングガイドに仕事を回すのではなく、自分がガイド役をできると、安易に考えてしまう

クライミングは命がかかるアクティビティで、にわかガイドがやれるようなガイディングなんてない。そこが商売としてクライミングを見る人には、皆目見当がつかないし、分からない。

その温度差…、無知の安易さと安全を重大視する感性、は、ちょっとしたお使いと南極探検くらいの差があるかもしれない。

それは、私は前年の岩根山荘のバイトで理解してしかるべきだったのだったのだ…。岩根はクライマー御用達の宿だが、宿の人は、おかみさんはともかく社長の上田さんであっても、自分は登らないため、クライミングのリスクについては、ほとんどまったく理解してない。話に聞いている、聞きかじりレベル、理性で理解しているだけだ。

だから、バイト君にクライミング歴1か月の男子でも、クライマーだ、と思ってしまう。彼はクライマーになる途上でクライマーじゃない。1か月なって一番あぶないころだ。

私が組めないのは理解できない。その彼だってクライマーと思ってしまう…。教えればいいだけだと考えてしまう。クライマーになるとは、そんなものじゃない。それは言葉では伝えにくい。あれやこれやと表現する人がいるが、あれやこれやを理解するのに、5年くらいはかかるものなのだ。

そういう温度差があることをひと夏の経験から、自分が痛い目にあって理解したハズなのに。その痛みに鈍感だったのか?そうとも思えないが、今年も、気が付かず、前進した…のが、膝の脱臼につながったのかも?まぁ、考えすぎか。

クライミングに関わる商売は、クライマーがすべき。

というのが今年の結論かな。

2019/12/30

Canvasback? 


■ オオホシハジロ

オオホシハジロ君。

室見川河口で遭遇。

アラスカから飛んできたのかな~? 

ツートンカラーが珍しいと思ったので激写。

そしたら、けっこう、貴重な出会いだったらしい。

餌をおねだりに来る様子から、慣れているのかなーと思ったので、そんな珍しい渡りとは思わなんだ。

http://bird-muromi.sakura.ne.jp/zukan/kamo/oohoshihajiro/oohoshihajiro.html



https://www.birdfan.net/pg/kind/ord05/fam0500/spe050032/

2019/12/28

2019年のまとめ

2019年も良いクライミングでした☆ 32クライムでした。遠征中は数に入れていないのでこれより量的には少し多いハズ。まぁ月3回行けているかな?

肉離れ&膝の脱臼という怪我をした割には良いほうでは?

先ほど、まとめ終わりました☆ ()の数字は記事数です。
►  1月 (16) 6クライム
►  2月 (14) 5クライム
►  3月 (15) 2クライム 肉離れ@岸良
►  4月 (6) 登攀はお休み 一日中ベッドの中
►  5月 (9) 1クライム 登攀はお休み 
►  6月 (20) 3クライム
►  7月 (16) 3クライム 大阪クライミング
►  8月 (26) 夏の遠征 志賀 + 3クライム大阪
►  9月 (4) ゲストハウスでバイトでお休み & 膝脱臼 & インスボン  
►  10月 (45) 3クライム リハビリ
►  11月 (5) 膝の脱臼でお休み
►  12月 (13) 3クライム 外ボルダーデビュー中

記事数は情熱の量が分かるのです。10月は、打撃の月で自分を癒すのに相当苦労しています…

2019年は、フィジカルアップの年にしたかったのですが、フィジカルダウンの年になってしまいましたね。トホホ。

肉離れ、膝の脱臼、肩、と故障続きです。良い生活習慣が必要と言うことですね!

頑張ります☆

良いニュースは

 HappyRock(仮名)というウェブサイトのプランが固まったこと

 子供とのクライミングは得るものが多い

 ボルダーもなかなか楽しそう

 The Cragの翻訳者として仕事がスタートしたこと

 トレーダーとしてのスタートがなんとか切れ、夢であるフレッド・ベッキーに一歩近づいたこと

です。

クライマーとして、快適範囲を広げる、ということを考えています。















『ロットプンクト』レッドポイントの意味

■ 勝つことだけが至上

『ロットプンクト』を見ました。

を見ました。2つのことが分かりました。

1)西洋社会の歴史の先端を行くヨーロッパ…は、気の毒なくらいの競争社会だということ。そこで、歴史のトップを走る若者… この場合、アレックス・メゴス君ですが… は、必然的に競争に生き、勝たない自分が許せない。それほど自尊心が低いこと。

2)そういう社会がヨーロッパ社会の基調で、ヨガもその解毒剤として使われていますが、解毒するより、もしかして、火に油を注いでいるかもしれないこと。

■ ラオスでバケーションの人と強化合宿の人

ラオスに行くと、岩場がドイツの人の開拓というのもありますが、ヨーロッパの人が多く大陸文化を感じます。アメリカにいる頃も、アメリカ人よりむしろヨーロッパ人のほうが、日本人の私とは感性が近く、イタリアやポーランドの人とより感性が近かった気がしていました。オーストラリアなどの新大陸の人は、みんないい人ですが、怠けものすぎ?みたいな???

あ、話がそれましたが、ヨーロッパの歴史は、競争で進化してきた。

それは、アレックス君のようにクライミング史を塗り替える使命を背負った人にとっては、勝たねばならない、弱い俺なんか価値がない、と自分を奮い立たせること、となる。

彼は世界最難を登るまで、弱い自分は許せない。だから、登る。だから、激しいトレーニングにも耐える、という論理構造なのです。

うわ~、大変そう~!

しかも、分かりやすいけど、その考え、間違っているし!

弱い人間に価値が無かったら、世の中の99.999999…...%の人、価値がありませんね!って話になってしまいますから(笑)。

そういう価値観だと本人も生きるのが大変になっています。その証拠に、彼には、メンタルトレーナーが24時間体制でバックアップしていて、クライミングよりメンタルが課題…。これはかっこいいんじゃなくて、かっこ悪いわけですね。

自分がしたいことをするのに、3人も4人も他人を巻き込まないとできないわけで。まぁ、それも弱さを受け入れていることなんだ、と言えばそうですけど、そういう自覚があるとは見えない。彼のコーチはクライミングのコーチじゃなくて、癇癪をおこして泣く子をなだめる、お母さん・お父さん役を精神科医がやっているだけです。大人だから、もう癇癪を起して泣いたりはしないですけど、メンタルの状態は一緒です。

それでメゴス君が気の毒になりました。そのままで君は価値ある人間なんだよって言ってあげたくなりました。

あとコーチも気の毒に。私はそういう立場にだけは立ちたくないなー。誰かの精神のトイレ役じゃんね。

二つ目に気が付いたのは、ライフスタイルです。

私はラオスにいるときは6時前に起きてヨガし、朝食は一番乗り、みたいな生活で、9時前には岩場でいそいそと出かけており、イメージは、強化月間!!でした。

が、多数派は、バケーションに来ているので、のんびり起きて、のんびり登るということで、私みたいに強化月間な人は、ごく少数でした。

だから、つよつよ君が組みたがってくれたのかなと。ビレイは交代なので、パッパ登りたい人と、だら~としたい人では合わない…。なんで私に来るのよ、ヤダなーと思っていたのですが、すみません!

ヨガは一般的には東洋の思想を西洋社会に伝えるものですが、西洋での解釈が、ヨガが本来、求めてきた解釈と違っているところもあります。特にアシュタンガヨガでは、それが強くて、アクロバティックな競演になっています…。

インド人の先生たちが、”そうじゃなーい!”と声を荒げそうです。インドの本場ではジャンプバッグ禁止だそうことでした。ほっとくと、これ見よがしの競演になるからだそうです。そういう人たちに教えないといけないのは、秀でることではなく、調和すること、自分のしたいようにすることではなく、先生に従うこと、です。

ヨーロッパ人種がもともと好戦的な人種で、それが故に、彼らはそういうポーズの見せびらかしを、まぁ、楽しくてやっているので、仕方ないのだと思います。ヨーロッパ文化って、略奪の文化なので。

なので、アレックス君がヨガをしているところが出ているのですが、ただの肉体トレーニングに成り下がっているので、全くヨガとしての効果が生まれていないのは、ヨガの先生だったら、私ではなく誰が見ても分かるなーって感じでした。アーサナ、できるからやっているだけ。

というので、なんだかなーな映画でした。パタゴニアは何を広めたいのでしょうか(笑)?

■ 献身とサレンダー

ここには、お百度参りのように、岩に献身する、自分を捧げる姿はなく、自然環境との調和的ライフスタイルもなく、あるのは、ただエゴと岩との闘いに、現在のところ、勝っているよ、って話でした。

ギュリッヒの後継者が、メゴス君なのだということは分かりましたが、メゴス君を子供のお手本にしたい!という親は少ないだろうと思います。

親が与えてやりたいのは、ありのままの自分を愛せる自尊心ですし、幸福は、満足と感謝にあるからです。

この映画は、主に、”不足”に注目することが主の映画でした…、パワーが足りない、強さが足りない、〇〇が足りない、です。

なんか気の毒で、若い人だから、その価値観から救ってあげたい!と思ってしまいました。

■ 才能や能力の不均等な配分について

才能や能力と言うのは、一般に公平には分配はされていない。

ので、たまたま恵まれてしまった人は、それを自分のものだ、と思わないで使うと良いです。これはおそらく富も同じです。

”自分”、と、”それを見ている自分は別”、ということです。

クライミングの才能がある”自分”を見て、コーチの目で、愛してあげるというのが、”それを見ている自分”が持つべきあり方です。そうすれば、もっと楽に努力ができるようになると思います。

■ レッドポイントの意味

東洋的には、レッドポイントっていうのは、ほとんどお百度参りと同じです。プロセスに価値がある。 10回かかったんだなぁとか。16日間かかったんだなぁとか。

西洋的には、レッドポイントって、「勝利宣言」…(汗)。 なんだかなぁ…。





2019/12/27

2段の世界、1級の世界、5級の世界…筑紫ボルダー

筑紫耶馬渓にボルダーに行きました!楽しかった。

というか、また知見が広がって、岩とのお友達度が上がり、非常に勉強になりました。知的探求心が満たされ、満足。

■ 分かったこと

ボルダーの世界のスタートが1級からということが分かりました(笑)。 

なんでエイハブ船長が基準やねん~と思っていました…。

なにしろ、エイハブ船長って1級。 9割の人が関係ない世界じゃーん? クライミングジムで登っている人の9割は、1級登れないと思いますけど…。

でも基準が1級のエイハブ船長ってことは、要するに、1級以下は、まだデビュー前と言う感じなんだろーなー、と伺えます(^^;)。

■ フリークライミングは、5.9以上の世界

これはデジャブー感がある景色でした…。

『我々はいかにして岩に…』という菊池さんが書いた本を、以前、風邪で大熱出しているときに暇すぎて、読むことになり、フリークライミングの世界を知ることになりました。あの本はホントに読んで良かった本です… 私のKindleデビュー本です。

2年半もかけてやっと5.9がオンサイト出来るようになった時、当時所属していた山岳会の先輩が「今からフリーだね!」と言ってきました。

え?これまでもクライミング、頑張ってきたと思っていたのに???

しかし、クライミング講習では、ナインアンダーとナイン以上は明確に区分があります。

ナインアンダーの人は、まぁ、日和田とか、三つ峠の易しい課題とか、いわゆるゲレンデで練習です。ここがいうなれば、大学1年生レベル。ここで通い倒すことができないので、多くの人は、外岩ナインアンダーの時期を適切に過ごすことができていないかもしれない。私はこういう岩場に行くと、ウルウルした目で見られる側です。なんか困ったなー。

大体、この世界(フリーの世界)では、5.13になるまで、延々と課題を難しくしていきます…ので、クライミングを始めて、2日目で、5.13登れちゃったみたいな人は、全くフリークライミングが楽しめない…。すぐ辞めていきます。

■ ボルダーの世界

外ボルダーの世界は、これとフラクタル(相似形)というのが、今回、私が分かったことでした。

行ったのは、2段のボルダー(笑)。とりつくしまなし…。

ボルダリングのグレーディングの基準は、全国的には エイハブ船長1級 です(笑)。


去年一緒に登ってもらったハッシーは、2段の中ではお買い得で易しいと言われている親指岩下のボルダー”8月”に取り組み中でした。

”2段かぁ…あな恐ろし”と、思っていました(笑)。それは間違っていましたね。

世界はV16とかですからね。日本の強つよクライマーはV10とかです。

ボルダラーでは、V8は、ハッシーみたいな若い男子が登れて当然なグレードみたいデス。

■ ちなみに ワタクシは?

私はそのとき、隣の4級のスラブをしたのですが、登れてうれしかった。ボルダーでは初4級。

私は、デシマルで5.10a~b、フレンチグレードでは、5c~6Aくらい、インドアジムでは6級~5級なので、ボルダーだと4級が登れるくらいになるハズで…、

おお!大体合っている…。

Vグレードは、V0からスタートなので、私もV0からスタートしようと思います。すぐ終われるといいな~ たぶん、V3、V4くらいで行き詰まるハズ。

これは、40代でクライミングを始めた人の普通みたいデス。

■ 筑紫耶馬渓 上の段

行って見たら、とても、かぐや姫な岩場でした。



ああ~ こんなの昇仙峡でみたことある~ って感じのどっかぶりの強傾斜の岩

岩自体には、名前がついていないみたい。こっちの人は岩には名前を付けないんですかね?

一緒に行ってくれた人も、登れない…(笑)。

”だって2段ですよ?な世界”ですが、これが将来の目標値である、登れると思うから、将来に向けて偵察なんだろうな~と。そして、その感覚は合っているようです。

普段、1級のボルダーが登れる人ですが、まるで歯が立たない。クライミング、乗り越えるべき課題は、人それぞれ、ですが、うっすら乗り越える線が見える、それは共通なんだ~と思いました…。

お互いに登れるグレードは違うけど、直面する課題は一緒だね~フィジカルアップか~

と感慨深いな~と思って見ていたら…、

助っ人、強つよクライマー君がやってきてくれたのです♪ 有段者。

ムーブを見せてくれたので、なんとなく、分かった! 彼を見て、なるほどな~!と思いました。

私は、浮アンダーで出てきた、トウフック+押し下げ=体浮く、の法則を思い出しました。

■ 5.12の世界(1級の世界)

大体、昔の山岳会のリーダーたちは、最も強い最盛期で、5.12をギリチョンで触る力があり、そのラインが、アルパインクライミング…つまり山岳地帯で、何が出てきても、どうにかこうにか、なんとかできるという一線のようでした。

ちなみに、私には到達は不可能なレベルと、白亜スラブに行って分かり、しばらくハートブロークンでした…。

私は山が好きで、アルパインで何とかなることを目指していたからです。

もう私にはアルパインルート登り放題はないことが判明。

なぜオールドクライマーが花崗岩の易しいマルチに限定して登っているのかもすっかり分かった…ので、すっかり、もう頑張らなくてもいいんだ‥‥という、お気楽クライマーモードでした(笑)。目標を失った感じですね。

ちなみに一般に若い男子が、ギリギリボーイズに参加するとして、その入門資格が、

 セカンドでも、5.12、40kg歩荷

というところだということですが、これは昔はトップクラスのリーダーさんの技量です。牛後は鶏頭ってことです。

■ 余談 2軍レベル 5.11の世界

私のいた〇坂山岳会の先輩たちは、なんとか努力して5.11を維持しているクライマーたちで、そうなると、厳冬期に新人を連れて赤岳主稜に行くのは、難しいのです…ので、私は単独で阿弥陀北稜に行くほうを選びました。(ちなみに今のスキルだと、セカンドで中山尾根に行って、後輩を連れて行けばいいみたいな段階です)

先輩たちは会では2軍というか第一線はなくて、あとは楽しく登れるところを登ろうねってクラスです。多くの元山やの男性クライマーが落ち着くレベル。 頑張ったら11.

私はまだ5.11は登れないですが、5.9は大体確実です。ので、そう言う人は阿弥陀北稜はゆとり付きです。ゆとりの幅が、アルパインでは、外的要素に負けない分余分に必要。

まぁ3軍ですね。会の中では、新人担当でちょうどよいです。

今一緒に登ってくれている先輩は、10年かけて5.12まで来た男性ですが、じっくり努力で来た人の、標準的な感じかなーと想像しています。このレベルで1級。会だとロープをあげてくれる頼りになる1軍です。

導き出せるのは、

5.12=大体1級 ボルダーはこのレベルの人から始まる

です。

私は歩きだけの時代も入れて8年くらいで今のところに来ているので、まぁ、女性山ヤとしては、標準的な成長速度と思います。ごくごく普通。

50台でスタートした女性クライマーだと5.11は超ギリチョンみたいです。私はフィジカルの克服とメンタルの克服で、5.11までは行けるような気がします。あと2年しかタイムリミットがないですが(笑)。

■ 5.13は もはや普通

そのアルパインの世界のワンランク上がフリーの世界で、5.13は、もはや若い男性の間では、

  (頑張りは必要だけど)誰でも到達可能なんじゃないか?

というグレードになっています。クラックと系統が違うクライミングではありますが、当時世界最難であったMars(マーズ)5.14aが、1989年なのです。

それ以前を調べると?

世界初の5.13は、1978年、約40年前です。アメリカのレイク・タホにある Grand llusion(5.13b/c)が、世界初の5.13ルートで、13歳の男の子、ミルコ・カバレロ(Mirko Caballero) がトライしています。(余談ですが、このラインでトニーがハングドッグのスタイルを持ち込んだとされています)

ちなみに、レッドポイントでの初登、1988年の鈴木英貴さんと10年後です…つまり、若い人が能力のピークでやっとこさ登った課題を円熟クライマーがRPするのに、10年。

今では5.13を登るクライマーは、多いとは言いませんが、近所で発見できるレベルです。私もお一人5.13クライマーの知り合いがいますし、ラオスに行ったときも、チェンが頑張れば、5.13に届くそうでした。めっちゃ通わないとダメだそうでしたが。

つまり、昔の天上人の話が、今では市井の人です。世界で一人しかいなかった人が、100人か1000人かに増えた感じ?

さて、吉田さんのMars5.14aは、世界初5.13台の約10年後の1989年の登場です。

となると、めんどくさいので数字の端数を端折ると

5.15a 2000年
5.16a 2010年
5.17a 2020年

な計算になることになります(笑)。今の世界最難は、5.15dのアシマちゃんか、アダム・オンドラ君だと思います。

ボルダーの世界は、こうした世界と直接つながる世界です。

が、今の市井のすごい人はたぶん、有段者。世界に羽ばたくには、有段者であるのは、ただの通過点ということですね。

■ ボルダーは突破力

ボルダリングは、リードとは違って、下部に核心があって、後は簡単であることが多いです。下部核心はリードでは危険ですが、ボルダーではむしろ安全。

ので、インドアトレーニングを外でやる気分でボルダーにぶら下がり健康機気分でぶら下がるのがいいのかもしれません。

私は、岩の絵を描くのをちょっとやろうかなと思います。小さいころお絵描き得意だったので…

何気にボルダーは、暇です(笑)。何度もトライしてもよれるだけなので。






2019/12/26

最新のスポーツ栄養学 『The Game Changer』のススメ

■ 『The Game Changer』

これまでヴィーガンというのは、

動物愛護、つまり、非暴力 や 環境問題

との絡みでエシカルな面で進められることが多く、利己的動機でないと動かない人たちには無縁の活動でした(笑)。

体に良い=肉食、と思われていたのです。

私は、自分自身が肉を食べないのは、私の勝手ですが、

 人の食事にまでは口を出したくない、
 人の健康までは、責任が重すぎて責任を取れない

と考えていたので、誰かに菜食を勧めるということは、これまでやっていません。

夫ですら、体に悪いコンビニ食を食べたとしても、それは彼の選択だと思ってきました。

非暴力の前提、相手の決断を尊重する、ということのためです。

しかし、この映画を見て、考えを変える男性やアスリートは、少なくないかもしれません。

■ スポーツ業界=保守的

私の経験から言って、スポーツ業界は時代遅れになりがちな業界であることは間違いありません(笑)。

アメリカですらそうなので、日本でそうなのは当然ですよね…。

しかし、現代は、ビックリするくらい栄養学は進化していると思います。30年前の知識は、化石です…。

トレーニング法が攻めの知識とすれば、食事は守りの知識ですが、クライミング技術が詳細に語られるのに比べて、ビレイ技術が語られることがないのと同様の現象なのではないかと思ったりしています…。

食事の常識が塗り替えられていることは、あまり知られていないようです。

■ ファクト

・ピーナツバターのサンドイッチ一個は、85gのビーフステーキ、あるいは卵3個と同じプロテイン含有量

・体内の炎症を示すCRPという指標があります。動物性の食事だとこのCRPが高いまま、つまり、炎症が収まらない。食物ベースの食事だと、ものすごくCRPが下がるのが早いのです…それでアメフト選手はベジタリアン化しています。これは、怪我からの回復の話です。

・結局、動物性脂肪で血管が詰まったり炎症を起こしたりするのが、動物性の食事の問題点です。

・心臓病(欠陥が詰まる)は西洋では当たり前の病気ですが…69歳のルーが出演していますが、筋肉隆々で孫たちのほうが彼について行けないそうです。この人はベジタリアンです。青ちゃん、そっくりのスーパーおじいちゃんです。

・心臓発作。私は弟を心臓発作で亡くしているのですが…(弟が24歳の時)、肉食は心臓病のリスクをあげます。消防士の勤務中の死因No1は心臓発作だそうです。そこで消防士に対してヴィーガンの食事療法の指導が行われています。

・動物性の食事の問題は腸内フローラを悪化させることです。結腸ガンの発生率が、肉ではなく魚程度を食べたたけでも、3倍になるそうです。

・男性機能。これは夫に見せたいなと思ったテスト結果でした。勃起の持続時間と回数が菜食でアップするのです。3人の大学生に、肉のブリトーとベジタリアンブリトーを食べて、調査に参加してもらうのです。男性らしさを維持するのにも、むしろ邪魔で害悪のほうが肉食にあるのです…。

・F1レーサーのチャンピオンもヴィーガン。

・アメフト選手で驚異の回復力を示した選手もヴィーガン。奥様が用意するヴィーガン料理がとてもおいしそうです。なんか憧れるな~ってライフスタイルが描かれていました。

■ まとめ

クライマーは、アレックス・オノルド君とアシマちゃんクリス・シャーマがヴィーガンです。伸び悩んでいる人は一度食事の見直しを!

菜食に適応するには、けっこう長い年月がかかります。 気長に取り組みましょう~

他のヴィーガン超名人は、

 シュワちゃん
 スコット・ジュレク
 世界一の力持ち パトリック・バブーミアンです。

その他下記の方が登場されています。

アーノルド・シュワルツェネッガー 
ジェームス・ウィルクス 
パトリック・バブーミアン 
スコット・ジュレク 
ニマイ・デルガド 
リップ・エセルスティン 
ドッツィー・バウシュ  レシピサイトが秀逸
ダミアン・マンダー マイケル


 


■ B12入手先

ニュートリッショナルイーストですが…こちらから購入できます。


弟の思い出とクライミング

■弟への共感

小さいころ、母が教育ママで、弟には勉強の才能?がないとみると、競泳のスクールに入れました。超スパルタ式で、真冬の真水の屋外プールに投げ込まれ、怒鳴られながら、泳いでいました。弟は泣きながら泳いでいました…超気の毒でした。でも、夏休みには家族みんなで、弟の競泳の試合を応援に行くのです。弟はメダルをいくつも持っていました。

私と弟は、顔つきも似ていて、二人でいると、基本「僕?」と声を掛けられるような、ユニセックスな兄弟でしたが、思春期になると、ホルモンの影響って偉大!って感じで、全く違う人間に分化しました。驚いた。 

テストステロン偉大!弟は巨大化し、超逆三角の180cm大男化。私はちっこいままで、ただお尻が巨大化しただけです(笑)。弟が大きくなったのは、もう目を見張るような変化でしたが、中身はいつもの弟なので…(笑)。


私が子供のころ、弟について分かっていたのは、母の思いのように、頭が悪いとかではなく、単純にじっとしているのがあっていないということでした。それに口を開けているのも、ただ鼻が悪いからで、アレルギーなんです。私は皮膚に、彼は鼻にアレルギーが。妹も皮膚にアレルギーがありました。弟は口を開けているせいで、バカっぽいと判定されていました…(汗)。

見た目で、大人が判定して、おねえちゃんにはこれをさせ、弟にはこれをさせ、妹にはこれをさせる、という

思惑

が、目に見えない前提となって、無意識=潜在意識となっていたのは、絶対に真実だと思います。

弟はとても実は賢い子どもだったと思います。「運動しないと脳は鍛えられない」と書いてある本もあります。

ので、大人が子供に役割や思惑を押し付けるのだけを辞めたらいいのではないか?と思ったりもしますが…

それだけだと子供は、楽しい事しかしないという快楽主義、に陥ってしまいます。

ので、

・快適ゾーンから出て快適範囲を広げよう!
・自分にやりやすい方法を見つけ、実行しよう
・人の考えではなく、自分の考えを作り、従おう

という3つがもっとも、本質的かなぁと暫定的に思っています。

クライミングは、

・ちょっと快適ゾーンから出ないといけない。
・自分に合ったムーブを見つけないといけない。
・自分しか自分を登らせられる人はいない

です。北山真さんのフリークライミングの本を初期に読んだのですが、”先輩はあれこれ言うけど全部無視して好き勝手に登ろう”と書いてありました。

昔もアルパイン出身のクライマーは、登れない人の原因が、個人の体格差やパワー差にあるとは考えられない人が多かったのかも(笑)?

2019/12/24

Fine Lines プロモ動画で英語学習




『Fine Lines』は、クライミングをプロモートする動画で、有名どころのクライマーが、勢ぞろい!です。

こういうのがスムーズに理解できる、英語耳をクライマーなら、最初に目指すと良いです。

まずFine Linesって何よ? 薄~い一線のことです。ポイントはラインが複数系…超えてはいけない一線は一杯あるらしいですね。

Serious Consequences 重大な結果を招く
Injured 怪我、怪我をする
pursue adrenaline アドレナリンを追い求める
up to you あなた次第
adapt  適応する
discriminate 差別する
fine line between life and death 生と死の薄い一線
fear keeps me alive  恐怖、恐怖が私を生存させる
above your ability 能力を超える
bad ass  かっこいい
recognize  認識する
you know it when you cross it 超えたら分かる

ザクっというと…

クライミングはちょっとしたミスが重大な結果を招く活動だ
アドレナリンを追い求めるか、一線のこちら側に踏みとどまるか?キミ次第だ
岩は人を差別しない、岩にキミが合わせるのだ
恐怖との付き合い方…恐怖があるおかげで生きている 恐怖は能力を超えていることを教えてくれる。一線は分かりにくいが、越えたら明らかに分かる

Upto you など普通の会話でも出て来ますし、ここには特にクライミング用語的なものは出て来ません。中学2年生レベルで習う英語で構成されています。

敢えて言うとすれば

Fear
Fine Line
Serious Consequences

くらいがクライミングで重要な単語かなー 重大な結末というのは、死とか事故で手を失うとか麻痺、半身不随とかそういうものです。 

アドレナリンとBadAss(かっこつける)のために、そんな結果を招かないようにしましょう。

2019/12/22

強い自分軸を作る練習

■強い自分軸(体幹=コア)を作る練習

としてビーガン食の実践をしてみよう!と思っています。

リズの『体にきいて食べなさい』より
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食事を作るのがあなたでしたら、家族全員がいっせいにお腹を空かせ、同じ栄養を必要とすることなどありえない、と理解してください。
・・・・
完璧な妻でありたかった私にとって、「悪い妻」と裁かれることを恐れているのです。完璧な妻でないことを恐れる反面、妻とは損な役で家族全員を満足させることなどできっこないという思い込みを持っていたのです。

自分が良いと考える食事は、家族に拒絶される、と拒絶による傷に恐れているのです。
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私は家族が何を食べたほうがいいか?ということを考えるのを辞めたのです。その結果、彼らはジャンクフードに走るようになりました。
しかし、しばらくすると、食べるものを自分でえらび、その結果の責任も、自分で引き受けることにすると、徐々に自分で良い食べ物を選ぶようになり、ストレスを感じなくなっていくのです
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料理して食べさせるのが愛情表現だと思い込んでいる人がいます…
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■ 感想

非常に思い当たります・・・

私は長年自分で食べるときはベジタリアンだったのですが、誰かといると、それを貫くのは、難しかったのです。

というのは、相手への押し付けのように感じていました。私は自分が押し付けられるのが嫌なので、人に何かを押し付けるのは嫌なのです。

家族である夫に完璧な食事を提供する義務を感じていました…

家族の食事に責任を負っていた子供時代の名残です。ので、夫にまで菜食を強いるのは、どうかと思い、平たく言えば遠慮していました…

それで結局のところ、体に悪いものを摂ることになったり…。

これは山岳会に対する私の態度にも共通しているかもしれません。山岳会は必要悪、みたいな(笑)。山岳会に行かなければ、セクハラおじさんに会うこともなかったと思います(笑)。

自分の信念を貫く

ということ。

どうもアシマちゃんは、むしろヴィーガン食で

自信と活力

を得たようです。

私が憧れていて、向かっていきたい方向は、メタボ方面ではなく、アレックス君やアシマちゃん路線です。

ラオスでは、体の大きな西洋人の男性クライマーたち…は、ビーガンメニューに対して、「え~」という反応の人もいました。

一方、5.13以上など高難度を登る、強いクライマーたちは、なんか、ヴィーガンが普通みたいでした…。

フランスの人で、一人私と登りたがって、私は弱ったな~と思ったんです…のは、私はそんな高難度しない(できない)のに、一緒に登ろうよ!と言うからで、なんで?と思っていました。たぶん、朝からヨガをしていたので、カルチャーが似ていたんだろうな!

飽食とお酒の伝統は、日本ではアルパインというより、山ヤさんの伝統です。が、黄連谷アイスにカニもって鍋をしていた人たちは、黄連谷程度で敗退していたような…(笑)?

Legendary Rock Climber Alex Honnold's Vegetarian Diet

2019/12/16

耳取峠ボルダー動画集

耳取峠

さて、この日の詳細を書きます。山行履歴らしくね!

■ ベータ
熊本県芦北耳取峠。こちらに地図があります。



■ 美しい月夜と朝焼け

この日は、久しぶりのクライミング遠征でした。前の晩、フルムーンの月夜が大きく美しく、お天気が崩れる前兆のようだったので、お天気どうかなと思っていましたが、全く問題なく、久しぶりの暗い中での出発でしたが、おかげで美しい朝焼けと日の出を見ることができました。4時半起きは久しぶりです。夏場はそれくらいに起きていますが、6時ごろに起きています。ヨガを教えていない特権って感じ。

久しぶりの6:30集合で、朝飛ばしましたが、10分遅れで集合場所へ。いつものトライアル(笑)。大きな24時間営業のスーパーは無料駐車場として助かります…車社会の地方ではあまりうるさくない。こういうのがうるさい=豊かさを失った状態、って気がします。

実はボルダーと聞いており、それがどこなのか?あんまり知らないで行きました。案内役を買って出てくださる方がいると知っていたので、甘えた形。ボルダーこそ、ホントにガイドがないと、ほとんどたどり着くこと自体が困難です…。

途中、デコポンという名の道の駅で、買い出し。まだ開店作業中で、焼き芋の甘い匂いにつられ、おねだりして購入。おじさんに無理言って、売ってもらいました。開店を今か今かと待って、ランチ購入。おにぎりのお弁当にしました。駐車場で軽のスポーツカーを見かける。

耳取峠ボルダーは、なんと道端にありました…。耳取峠では、岩には名前がついていないそうですが、これは岩自体に名前を付けたらいいかも…。入口岩というのが名前かもしれませんが…。コードレス、という1級課題が目玉です。

参考映像がこちら。



こうした動画がないと、どこがホールドなのか?ということも、見出すことが難しいかもしれません。

が、登れそうと思ったところを気にせず登るべし、って気がします。真ん中らへんの寝ているラインを登らせてもらいました。

コードレス一級は離陸できたけど、次の一手が出ない…出ても立ちこめない…。フラッギングが必要です…。

ので、クライミングテクニックとしてはとても難しいことになります。

いや~馬目さんがどこかヒマラヤの山の山頂でボルダーしていましたよね~思い出しましたが、ヒマラヤの山頂で1級は出てこないと思います(笑)このような状況が数千メートルの上で出会う環境にはいたくありませんなぁ(笑)。



自分が持てるホールドを見つけるのが大事

昨日、熊本県の芦北、耳取峠でボルダラーデビューしました☆

実は、ボルダリングはするけど、別にボルダラーになった訳じゃなかった…、本当のことを言うと、私の心は、岩とアイスにこそありました…。

とは言っても九州は、ボルダリング天国!ってわけで、ボルダリングにデビューができた♪ 連れて行ってくださった山道さんに感謝・感謝です♪

実は九州はとってもボルダーがいいと、九州に来てすぐにアドバイスをもらっていましたが、それってどこのこと?なワタクシでした…。

実は、ボルダーこそ、ネット情報だけでたどり着くのは至難の業です。トポが充実した小川山ですら、ウロウロと岩が見つからないクライマーが右往左往しているのは日常茶飯事です。例え、読図力があったとしても、読図で対応できる幅は等高線の幅まで…半径50mくらいの誤差が出るGPSでも、対応が難しいのが岩場探しです。ので、案内者がいるっていうのが、本当にすごい!

ボルダーの良さが実感できる体験が今一つなかったのですが、今回2つ目のボルダリングで、ボルダーワールド開眼♪です!

ボルダーが集結している耳取峠は、母なる大自然が作った天然の遊園地、でした。展海山しかり、耳取峠しかり。

外岩でのボルダリングで、子どもたちが育てば、すごく良いクライマーになりそうです。

■ 自分軸

クライミングで大事なことは、歩くところを自分で決めること です。

これができるようになるのが、天然の遊園地、外ボルダーかも…。外ボルダーでは、アプローチと呼ばれる岩場までの道のりも、自分で自分が歩くところを選ぶのが大事です。

これは、当然のようですが、一列で前の人の足元しか見ないで歩くのが当然の中高年登山というスタイルの登山をして、それが登山の本来の姿だと思ってしまうと、10年山をやっても、20年山をやっても、まったく身につかないことなんです…。40年山をしていて、地形図を知らない山岳部のおばちゃん登山者はごく普通です…。皆さん、リーダーに迷惑をかけないで歩く、そのためには前の人が足を置いたところにぴったり置く、それを繰り返していると自然に山頂につく、という山をされています…(汗)。

これは沢登りでも、山登りでも同じですが、クライミングでは余計に重要になります。

1)体格によって、持つところが違う
2)体格によって、立てるところが違う

のです。歩くところもそうですが、登るところもそうです。この重要ポイントがより強く意識できるのが、外ボルダーです。手が小さい人は、他の人が使わない新たなホールドを発見できます。

インドアジムのボルダリングでは、ホールドにより、ここに立つべし、と決まっています。すると、手が届かないと、もう終わりです。

大体、主たるお客さんである成人男性の体格に合わせて、課題が作ってありますので、女性や子供は、面白いと言える段階まで進めないことが多くなります。が、気にせず登ることみたいですね…。

この大事なポイントを発見できるのが、外岩ボルダーでした!この発見は非常に大きいです。

外岩では、リードでも、ボルダーでも、どこを持たないとダメ、という決まりがないので、自分の体格に合わせたホールドを発見する喜びがあります。それこそが、岩との対話、と呼ばれるものです。

インドアジムでは、体格によって持てるところ、ムーブが違うという点が、主流派の人には見えづらく、登れない=頑張っていない判定を食らうことが多いのが難点です。

できる人にはできることが簡単なので、できない理由が頑張っていない以外には見えなかったりするんですね。

一方、外ボルダーは、最初から、ムーブを比べて遊ぶのが主流です。ですので、この欠点がありません。リーチが短い人は、短いなりに持てるホールドを探すことができます。

そういえば、吉田和正さんに紹介してもらったボルダーでも、私はほかの人が使わなかったホールドで登ったのでした… オンサイトでないとそのホールド発見力が出てこない、というのが、克服課題ですね…。

子ども体験クライミング♪

■ 終わりました~ 面白かった!

子どもの反応がいちいち可愛くて、楽しかったです。最後、泣いちゃった子がいたのが心配…。何があったのかなぁ?

引きこもりで、ずっと学校に行っていなかった子も楽しく登ったのだそうです。そんなことは全然分からなかった!

おそらく、自分を全く知らない、全く関係ない集団で遊ぶというのが良きことですね!

今日は、楽しかったのですが、場所の選択には疑問がありました。子どもにはやっぱり外岩のスラブとかのほうがいいのかも?と思いました。リーチの問題があって… スラブなら、TRだとリーチ関係ないのです。

でも、子どもはとってもパワフル~ なんかあまりの楽しそうな様子に驚きました!

■ 反省と学び&気づき

1)子供はクライミング大好き どんな子でも大好きっぽい
2)びよよんは正解
3)大人向けに教えるのが上手な人は子供向けはそうでもないかもしれない
4)スラブや外岩ボルダーも子供にいいのかもしれません
5)ギアの準備不足 環付きビナ2個いるの忘れていました
6)安全管理…ボルダーだと一斉にみんなが取り付いてしまいます…壁一面に一人、というルールを作るべき
7)ジャンプ(着地)の練習してから
8)ひとりづつ
9)やはり、怪我の防止には着地が大事
10)シューズが関係ない外岩がいいかも


■ 子供たちは圧倒的に自分軸を持っていること

私は子供のころ、自分の原点として、6歳のころに弟と妹がギャン泣きして母を追うところを私も泣きたいのを我慢して、母に協力して弟と妹をしっかりと抱っこしていた、という記憶があるのです… これは作られてたイメージかもしれませんが。

今回のクライミングで分かったことは、子どもには圧倒的な自分軸があることです。

その軸を、大人になるため、という愚かな目的で、大人が壊してはいけない。

世間はそういう甘いものじゃないとか、なんだかんだと大人が自分のような大人になるために子供に課している様々な課題は、自分と言う不幸な大人のコピーを作ろうとしている行為…自分が舐めた辛酸を相手にも舐めさせたいという思いなのではないでしょうか?




ボルダーデビュー

■ クライミングライフと復活感

昨日は久しぶりにクライミングに行って、なんだか色々なことが正常に戻った気がした。

正常というのは、あり方の問題だ。何を楽だ、正解だ、と感じられるか?

クライミングを生活の中心軸に置く生き方、クライミングしている生き方というのが正常値に私には感じられる。

■ ボルダリングのこと

ボルダリングというのは、山ヤの世界で、異端視されている。

普通に、ただのハイキングである一般登山から、テント泊へ。そこから冬山へ。冬山から読図しないと歩けない破線の山へ。破線の山から、沢へ。沢から登攀へ。登攀からマルチピッチへ。マルチをするためのショートと言う位置づけで、日々の登攀活動へ、と進んだ人…大方の山ヤ…にとっては、ボルダリングというのは、山ヤ活動としての継続性がない。

山ヤ生活の登竜門である、前穂北尾根で涸沢にテント泊したときに、大島亮吉が遊んだというボルダーを探した。どのボルダーのことなのか分からなかったので、その辺の岩でボルダリング”ごっこ”をした。

ボルダー”ごとき”で、誰も本気になんてなんらなかった…。クラッシュパッドがないと着地で足をくじくことがあり、あぶない。山ヤのボルダリングに関する感性なんて、そんなものだ。平たく言えば、”ついで”というもの。

外岩ボルダーは、こういう訳で、山ヤにとっては、脈絡的につながらない活動だ。

だから、小川山でボルダラーとすれ違っても、「そんな入り方もあるんだ~」と思うだけだ。その意味するところ、”違う人種なんだな~”という感じ、仲間に入り損ねる感じだ。

吉田和正さんのビレイヤーをしていたとき、吉田さんが私のために作ってくれたボルダー課題があった。が、翌年に行ったときには、あっという間につたに覆われてしまっていた。

本州でも、山からステップアップして、登攀生活に入るというオーソドックスな道をたどるクライマーは、一般登山者が100人いたとしても、山ヤになる人が10人、そしてその山ヤのうち、ロープが出る山をする人は、1人くらいしかいない。

リードできるとなるとさらに減ってしまう。九州では、その傾向が10倍強化されたくらいな勢いかもしれない。我々は希少人種なのだ。互いにけん制し合っている場合ではない。

■ コンペへの敗北

一方、現代のクライマーは、ほとんどの人がボルダリングジムから入って、(ジムクライマー) → (コンペクライマー) → (外岩ボルダラー) → (外岩リード) → (マルチピッチ) → (海外)と進むらしい。

こういう進み方だと、外岩ボルダーに行く人というのは、

”スポーツクライミングで選手にはなれなかった人”

という位置づけになってしまう…。本来、外にあるのが岩、であるのに、残念なことだ。

ここにある価値観は、結局のところ、”選手生活が一番大事”という価値観だ。

つまり、”勝つことが一番大事”という集団催眠にかかっている。

雑誌も、ニュースも、誰それが世界最高難度の〇〇を登った、だれだれがコンペ入賞した、ヒーローインタビュー、などで構成されており、まったくのところ、競争を加速させる加勢をしているにすぎない。このようなジャーナリズムに意味があるのだろうか??

試合のスケジュールは、季節がいい時に組まれる。

そのため、本来の登攀そのものの姿である、外の気候の良い時に、外でクライミングできないスケジュールと言うこともあって、優れたクライマーほど外岩に行かない、という矛盾が起きてしまうそうだ。

悲しいことだ。

試合に勝つことが、自然のありのままの姿を愛好するという本来のクライミングの姿と非常にかけ離れたことになっているにも関わらず、それが受け入れなくてはならない代償として、当然視されているのだ。

もちろん、試合に勝つことを至上視する生き方もあって良いが、それは

選択の結果

であるべきで、当然と押し付けられるべきことではないだろう。

日本のおかしさはここににあると思う。

私も学業成績が優れていたために、学業で勝つことが当然の世界に無理やり進まされたことがある。具体的には熊本高校へ進んだことだが、これは中学の先生の点取りでしかなかったと今振り返って思う。先生が先生として出世するための点数稼ぎで私が被った被害は30年続いた。私は父親がいない娘だったので、そのことが見抜けなかったのだ。

進学校へ進むこと…が、それが私の選択だったか?というと違ったわけだった。ということで私には犠牲者の意識が少しある。

■ 自然から学ぶ生き方

私は、自然から学ぶ生き方をしたい。

自然から学ぶということは、もっと深く自然を知ることであるので、試合に出て人と競争するか?お天道様の下で、岩の特徴をめぐって、あれこれ思案する時間を持つか?ということでいけば、後者を取る、ということだ。

昨日の発見は、

1)林業をする人はボルダーを発見しやすい
2)皆伐後の裸になった山は、ボルダー発見の最大のチャンス
3)ボルダーを発見したとしても、課題をサクッと登るには、経験による強さが必要(強い人が来てサクッと登れるわけじゃない)
4)課題をつなげる能力もだが、見つける能力がもっとも偉大
5)ボルダーでは下部核心が安全。リードは下部核心は危険。
6)ボルダーの級は、ジムグレードの級と感覚が違う
7)その岩場の低い級から下から順番に全部登りきるべし
  九州で基準になっている課題がないらしい(エイハブ船長=1級みたいな)
8)すごいクラックを教えてもらった

以上だ。

林業家とボルダラーは、互いにメリットとなる関係を築ける可能性がある。

九州は荒廃した森が山梨と比べても非常に多い。そういう森の中に、ボルダーが鎮座している可能性が高い。

そうであれば、そういう岩場を発見するために、ボルダラーが皆で、間伐する、と言う活動は可能性があるかもしれない。

現代には皮むき間伐という簡易的な間伐手段もあるので。山林の手入れができずに困っている山主とボルダラーの幸福な関係が築けないものだろうか?


2019/11/29

インスボンで実感した強さ 愛


I believe the children are our future
Teach them well and let them lead the way
Show them all the beauty they possess inside
Give them a sense of pride to make it easier
Let the children's laughter remind us how we used to be

Everybody's searching for a hero
People need someone to look up to
I never found anyone who fulfilled my needs
A lonely place to be
And so I learned to depend on me
I decided long ago, never to walk in anyone's shadows  ずっと昔に、誰かの影を生きるのはやめた
If I fail, if I succeed          成功しようとも、失敗しようとも、
At least I'll live as I believe      少なくとも、自分の信じたように生きよう
No matter what they take from me  人々が私から何を奪おうとも
They can't take away my dignity   私の尊厳を奪うことはできない
Because the greatest love of all   なぜなら、最も偉大な愛が
Is happening to me         私のうちに起こっているから
I found the greatest love of all     もっとも偉大な愛を私は見つけた
Inside of me            わたくし自身の内に
The greatest love of all        最も偉大な愛を
Is easy to achieve          得ることは易しい
Learning to love yourself       自分を愛することを学ぶこと
It is the greatest love of all       それこそが、愛の中でも最も偉大な愛なのだから


I believe the children are our future
Teach them well and let them lead the way
Show them all the beauty they possess inside
Give them a sense of pride to make it easier
Let the children's laughter remind us how we used to be

And if, by chance, that special place
That you've been dreaming of
Leads you to a lonely place
Find your strength in love

ストーリーテリング

1)何がきっかけでこの取り組みを思いついたのか?
2)この取り組みがない場合は、どういう状態か?
3)その取り組みにおける活動を始める時、一般にどんな不安があるのか?
4)その活動では、どんな出会いがあり、その出会いの中でどのような体験をして、どのような成果を生み出すことができたのか?
5)それらの活動で困難を超えた時、どんな成功があるのか?
6)その活動には、どのような危機があるのか?
7)その活動の、最大の試練と言えることは、どのようなことか
8)この取り組みで、どのような改善や発見、感動、宝物などが考えられるのか?
9)その問題が解決すれば、新たにどのような成果をだせるようになりそうなのか?
10)このビジネスは、どんな人にどんなメッセージを伝えたいのだろうか?


1)何がきっかけでこの取り組みを思いついたのか?

クライマーにとっての2大困りごとは、どこに行くか?誰と登るか?です。
これまでは、一般にクライマーは、岩場のガイドブック(日本100岩場)を見て行く岩場を知ることが通常です。しかし、日本のガイドブックは刷の更新が遅く、一例としては、75課題と書かれている日向神は実は、300課題も現在ではあるそうですし、ボルダーになると、ガイドブックに書いてあっても、GPS座標でピンポイントで行かないとたどり着けない(汗)。小川山ですら、ウロウロして、岩場が見つからないのはいつもの光景です(笑)。よくあるのが、ここ〇〇岩ですか?っていうもの。だって、初めて見る岩の名前が分かるハズないですよね? しかも、よくあるのが、A岩だと思って、B岩を登ってしまうこと!あとであれ~違ったんだー、どうりで難しいよって思いますよね。

ということで、現状のガイドブックは機能しておらず、結局、知っている人にいかにして連れて行ってもらうか?が核心になっています…これは、残念ながら、山は自己責任と言う、主体性を求めるクライミングの伝統にも反対方向に力が働いてしまいます…何しろ、連れて行ってもらいたい、わけなので。

ということで、このネット社会において、情報がもっとも得られにくいのが岩場情報と言うことになっています。

これまで、クライマーたちは、山岳会などに属したり、クライミングジムで仲間を探したり、あるいはSNSで一緒に登る人を探すなど、様々な複数の手段を組み合わせて、なんとかこうにか、チャンスを作って登っています。

しかし、現実問題、山岳会に行っても、高齢化で、もはやクライミングをする人の人口がかなり減っていて、入会してもお金と時間のロスになるばかり。下手したら、新人だから、ということで、何もしてもらっていないのに、したくない会の仕事を押し付けられたりします。ジムに通って、誰かと登ろうにも、9割がインドアクライマーでは効率悪すぎます。何か月もジムに通って誰かに声をかけてもらうのを待つという受動的な行為なんて、やってられないし、必死で連れて行ってくれそうな人に媚を売らなくてはならないなんて!今何世紀?!って話です。SNSでクライミングパートナーを得るにも、最初にそのSNSのコミュニティの存在を誰かに教えてもらうには?クライマーとしての経歴が長くないと!…とかいう、問題があり、時間のロスやお金のロスがとても大きく、とても入門者に親切な状況とは言い難い現状があります。まあ、それも障害物競走みたいで、クライミングライフの才能の一部と言ってしまえばそうなのですが。

…ということで、クライマーにとって最大の問題は、一緒に行く人がいない、どこに行っていいか分からない、というもの。
岩場での出会いは偶然に、です。その偶然を作り出す力が、ある人はいいのですが、ない人には大変… 私自身は困難な中も、色々な情報収集や出会いに恵まれて、ラオスに登りに行くほどになりました。私のケースは珍しいかもしれません。

才覚があれば、こうした障害なく、おそらく楽しい仲間がゲットできますが、ない人は?一生、ボルダリングジムで終わるわけですが、これが現状起きていることです。

私たちクライマーにとって、最も悲しいことは、岩場でパートナーを失うことです。また自分自身が、墜落で落とされたり、仲間を落としてしまったりということは、消す子のできない心の傷になります。また、死亡事故が起こると、その結果、岩場の閉鎖となり、全クライマーが登れなくなるという結果になることが多いです。ランナウトや危険性などの情報が広く知られるようになり、どの課題で死亡事故が起きたか?という情報の共有ができれば、その課題に無理に取り付く人は減るでしょう。

この岩場マッピングにより、岩場にたどり着きやすくなり、そこで先に登っている人たちにニューカマーとして混ぜてもらうことがやりやすくなりますし、何より、今日はお祭りだから岩場に行かないで!などという岩場情報の共有がしやすくなります。行く前にワンクリックで最新情報をチェックできれば便利ですよね。

そして増え続ける課題数もリアルタイムで投稿されるようになるでしょうし、危険な岩場、墜落事故情報も、共有できれば、リボルトも勢いがつくかもしれません。海外からのクライマーも岩場を見て選ぶことができ、たどり着くのに必要なのは自分の解決力だけ!となれば、自力で登りに来てくれる人も増えるでしょう。本に載っていない岩場もいっぱいあります。

こうしたソフトウェアがあれば、岩場情報が周知徹底でき、地権者の情報がきちんとクライマー全体に通じる率が高まると思います。

私が目指すクライミングワールドは、老若男女問わず、国籍問わず、クライマーがみんなで情報を共有し、安全で、なおかつマナーがあり、事故の無い、楽しいクライミングライフをエンジョイできる世界です。

世代間ギャップや情報ギャップなしに楽しみたい。情報を可視化することで地権者にも安心してもらおう、というのが狙いです。

2019/11/27

クライマーのゲストハウス構想から、クライマーのための地図ビジネスプランへ

■クライマーのゲストハウス構想から、クライマーのための地図ビジネスプランへ

いや~なんとも昨日は、長年の便秘が解消したみたいな、スッキリした日でした。

結局、ゲストハウスプランは捨て、プランB?をひねり出すことになったんですけど、昔ながらの事業プラン立てましょう、相談に乗りますよという行政の相談室がやっているような手法では、このプランBは出て来ませんでした。何人も、こういう行政系の方を紹介はされましたけど、まぁ…私は、お会いするの、お断りしてきました。


なぜかと言うと、自分で起業してもいない人にアドバイス求めるってどこのバカ?と思ったからです。もちろん、書類関係のアドバイスとか、見聞きした経験は豊富と思いますが、大体偉そうな先生って、自分自身はひつじで、後ろ盾の行政側のパイプだけがライオン。そのからくりは、物産の新事業開発室にいたころに、さんざん、毎週のように見ていました。

福岡スタートアッププロジェクトにもっと早く参加すれば良かったなと去年の判断を反省。私は、デザイン思考が必要だったらしいです。まぁ字面は見ていたし、本も既読感ありましたが、何が良かったって、ユーザーニーズの掘り下げです。

私は、自分が搾取されるような対象にすり寄っていくのは、アホやなぁという印象を大阪でのOL経験で持っています。大企業と安定がほとんどの日本人は好きと思いますが、それって搾取してくださいって道だったような?実践後の感想的に。かといって、個人社長の中小企業は…人一人給料出すのは大変なんだぞ!というのは、ホントに分かりますが、かといって人を殴っていいとは…みたいな感じ。

さて、苦節3年の年月をかけて、できたビジネスプラン!

だれか実現を一緒にする人と技術情報の収集が課題。とりあえず、今日はRubyOnRailsの本をちゃちゃっと読書してきます。

3年ほど、クライマーのゲストハウスに適した物件を見ていますが…甲府時代も含めてだいぶ見ました… でも、どれも価格的なものや立地に納得がいかず。

古民家を改装したカフェやレストランも、価格に見合う客数が来ないところが多く、それは、甲府の一等地でも同じなので…。甲府中心地は、みんなの戦いの後というか、内装にお金をかけて借金だけを残して敗退、という事例が豊富に蓄積しています。儲かったのは大家さんだけ。甲府の人はインバウンドの恩恵を得ることだと思います。福岡は強気ですが、ほとんどインバウンドによる外貨流入です。バブルで住宅価格が東京並みになるほど福岡は人気ですが、早晩パンクしそうです。今でも渋滞で正常な日常が難しいことがあるくらいです。

田舎のほうは、どこであっても、インバウンド向け、ゲストハウスの適地ですが、プライドと警戒心が高すぎ、新参者に地元の人が明け渡してもいいと思える物件…は、土石流の通り道とか、もう、これはそもそも価値どころか、お金を払ってもらってもらい受ける公庫払い下げが適当、というような内容です。中身もごみ屋敷が多く、お金貰ってもイラナイ。

立地的に価値がありそうなのは、再建築不可物件です。そんなものの中で、再生可能なものは、一般人が見出す前に、プロの不動産屋さんが再生して売りに出し、キャピタルゲインを取っています。それはこちらに来て、不動産関係の勉強をして分かりました。

光明はAirBで、私は普通にAiBは得意そうです。なんにも努力しなくてもスーパーホスト!

なので、雇われてホストになるのは、能力と才能のシェアです。それよりゲスト自体に直接恩恵があるほうがいいと思うので、そうすることにしてもいいかなと思っています。

社会貢献は、この方面で。自分のサーダナは良しとすることにします。お金の知識を拡げることをサーダナにしようかなとも思っていました。サーダナとは自分の霊性を高めるために必要な貢献活動のことです。

ここまで来るのに勉強した勉強代は、かなりな額になりました…

・不動産を見て回る 3年 含む長野遠征
・空き家プロジェクトイン福岡 4.5万円
・偵察で長野の田舎で働く
・偵察でゲストハウスで就業経験を得る
・再建築不可物件の勉強
・AirB転用のための家具に投資
・AirBセミナーなど勉強会への投資
・無料版AirBといえるカウチサーフでの実践、元手ゼロのプチ起業
・その他多数のセミナー参加…

と様々に時間とお金を投資と手間をかけてきましたが、夫の支えがなくては不可能だったことです。夫に感謝。

私の心の栄養、クライミング!これがないと、この道なき道を歩く基本的な意欲すら、わかなかったと思うので、仲間に感謝☆

ゲストハウス体験させてくれた次郎さんにも感謝☆ そりげないいいよボタンで、私がぼったくられないようにサポートしてくださった皆様、ありがとうございました。

不動産業界は、鵜の目鷹の目でした…まじで。ビジネス業界は、私の知る限りでは、ちょっと大丈夫なの?このままじゃ日本はフリーライダーだらけになっちゃうねって具合です。

官僚を信用するのはやめましょう。政治家も信用するのはやめましょう。ってくらいしか内部実態を知る人には言えないな(笑)。

私が見て悲しいのは、松下さんなどのまじめでうぶな日本企業が相変わらず、世間知らずのままでいることです。ウイグルで人身の搾取に使われるようなところに無邪気に製品を販売していたりします。世間知らずは罪なのだ、と感じる瞬間です。そうような方のプチパージョン、一杯見かけます。知らないで、あまり正義と言えないことの、片棒を担がされないようにしましょう。

2019/11/14

インスボンでトラウマが活性化した件

■ 健全な関係が必要に

クライミングで必要な、頼り頼られるという健全なパートナーシップ、を作るのに、前回のインスボンで、パートナーとの間ですれ違いがあり、その解決にあたって、どうしても、共依存的な部分の解決が必要ということで、再度、生い立ちから、おさらいしています。

ちなみに、私は必要とあれば、乗り越えるぜってタイプなのです。クライミングでの問題は、なぜか「なんでわたしばっかり」という経験が多く集まってくること(全員ではありません)

共依存の心理学を勉強して、最も驚いたことが、

ーーーーーーーーーーー
抑圧された否定的な感情は、何年、何十年たっても、自然に癒されることはありません。

否定的な感情は誰かに話を聞いてもらうことでしか、癒されることはないのです。
ーーーーーーーーーーーー
ということです。

そうだったのか…。

私は、”後悔と心配は、時間の無駄”を座右の銘にしていたので、嫌な過去は忘れることにしていました。

実際、過去は振り返っても仕方ないなという感想しか、これまで得ることはありませんでした。

しかし、否定的な感情の蓄積というのは、地震で地殻の歪みが溜まるもののような感じのようです。結局、怒りの火種として蓄積するらしいです。

例えば、こうです。

私は家族のお皿洗いを8歳から10年やりました。その間、どうも、

「わたしもあそびたい」

と思っていたらしいです。それは、今回はインスボンで、ほかの二人は楽しく登ってきたところなのに、私は家で人の使った食器を洗っているときに、

同じ心象を持つ

ということです。子供のころと同じ気持ちになると、大人になった後に、コップを2,3個洗っておくなんて大したことでなくても、ストレスに感じられるってことですね。

これについての対策は、同じような経験をした人に、そうした嫌だったことを打ち明け、そうだね、そうだね、と聞いてもらうことらしいです。

■ 認知療法

私は別の方法で認知療法というのがありますが、それは当時の親の事情や自分の在り方を徹底的に論理で解析して、

仕方なかったのだ、あれがベストだったのだ

と納得するという方法ですが、これは、30年くらい前に済ませていました。ですので、親に対する怒りはなかったのです…

ですが、心の印象、というのは、トラウマ、と同じで、くっきりと刻まれて、似たようなシチュエーションに遭遇すると、再現されるのだそうです。こちらは、PSTDの本に書かれています。

まさか、私の心のトラウマが、皿洗いをみんながクライミングに行っている間にやることで活性化するとは…。

2019/11/05

大入ボルダーで拾った石を褒められた♪

■ 思い出とストーリーが大事

昨日は漬物石を褒めてもらいました☆

実は、私この漬物石、デスクにおいて毎日眺めているんです。形が美しいなって思って。

この石、実は、持って帰るの、結構、大変だったんですよね。

■ 九州でクラックって…

クラック仲間の先輩とクラックをめぐる岩場巡りを最初はしていました。ハッキリ言って、九州なのにテーマ、クラックって無理あります(笑)。

で、浮岳のボルダークラックに行くことになりました。ボルダリングのマットをアキさんから借りたりして、大げさに準備して行ったんですが、行った先では、汚くて、結局登らず…。

もっと楽しいボルダーが近くにあるよ!っていうので、連れて行ってくれた山本君が教えてくれて、大入ボルダーへ。

そこは、おお~!というナイスなロケーションでした。そこで見つけた石なんです。ピンときた!

のは、いいんだけど、重たくて、重たくて、もう途中で放棄したくなったんですが、「今が正念場」とクライマーの先輩に励まされ(笑)、なんとか石を車まで持って帰ったという曰く付きの石です。

山本君に案内してもらったのもうれしかったし、石を捨てないよう、励ましてもらってうれしかったし、初めてのボルダー3人でやるの楽しかったし、3人で賢明に探して見つけた海鮮丼の店も良かったです。おまけに、石オブジェ、というお土産まで!

この石の思い出…まつわる感情…が好きなんで、私にとっては、大事な石です。

■ 古いモノが好きな理由

考えてみたら、私はアンティークが好きなのも同じ理由です。

あとは、お古の服も同じ理由。昔はウエディングドレスも、お古を貰いたいと思っていました…。サムシングブルー、サムシングボロー、などと言いますよね。

私にとっては、モノ本体より、そこから、思い起こされる想念が重要みたいです。

今飾っているのは、カボチャとこの石。

これは、漬物石になっている様子ですが…。

最近は、クライミングのため、ダイエットを目指して、菌活中で、そのために漬物石になっています(笑)。

ミキという発酵飲料を作っていますが、これは丹田の強化に良いようです。


2019/10/31

登攀のさらなる地平線を求めて

■ 本格的登山の成功の要因

私は一般の人ができないような本格的な登山をすることができるようになりましたが、これは登山においてやってきた質問が良かったからだと確信しています。

その問いとは?

ーーー
最悪の場合、どういうことが起こるか?
それに対処できるか?
ーーー

です。本格的登山では、敗退できる限り、どのようなリスクを取ることも可能です。

■ 目標達成のための質問

「どんな結果を出したいのか?」
「どうして欲しているのか?」
「達成するためには何をすべきか?」

私にとっては歩荷トレでした(笑)。あと週二日半年のビレイ習得。

今は山が端境期で、新たな目標が、経済的ゆとりになってしまいました。

■ 自分を力づける質問

「これの素晴らしいところは何か?」
「この問題の良い点は何だろう?」

■ ネガティブをポジティブに変換する質問
 
「どう使えるか?」
「(〇〇のために)この状況をどう利用できるか?」

■ うまく行かないことをやり遂げる場合 

「どうしたらより良くできるか?」 

何をやるにせよ、最初はうまく行くことを期待してはならないというのがポイントと思います。

山も、最初は一人で山に入れないくらいビビっていました。レイプされた事例とか人殺しにあった事例を持ち出して脅されていました。

■ プロセスを楽しむ

「このプロセスをどう楽しめるか?」

何を達成したかではなく、どう達成したか?が大切です。

マイケル・ジャクソンは成功していますが、不幸です。不幸であれば成功しても意味がない…なぜなら、なぜ成功したいのか?というと、幸福になるためだからです。

■ 「今、何を与えることができるか」

これはすでに熟達者の域です(笑)。

与えたことを気が付かない人もいますが、そうであっても、念押しはしないようにしています。

■ 最近の収穫は何か?

「この経験で何を学んだか?」

日ごろよくやっている。

■ 割合

質問の作成に8割の時間を割くそうです。実際、私はそうしているような気がします。

問いの作成が時間がかかる。データの収集期間だからです。私は山をやっているときは、

「山をやるとは何か?」

という問いを持っていました。

登攀になってからは、

「登攀で死なないためには、何をすればよいか?」

が大質問でした。ほかに

「登攀を含む山をやるとはどういうことか?」 → 相互協力して山を作れる人間性
「クライマーとはどのような人たちなのか?」 → 無邪気な人たち
「クライミング人生における成功とは何か?」 → 登攀で死なないこと&死ぬまで登ること

等の問いを持っていました。すべて答えを得ました。ほかに

「大体の日本の登攀ルートを登れるだろう登攀グレードは何だろうか?」
 (仮定:5.11登れれば日本中の登攀ルートはほぼほぼが登れるのでは?)

「自立したクライマーとは何か?」
「なぜギリギリボーイズに参加する最低要件は、40kg 5.12なのか?」 →リーダー要件
「20代の男性山岳部部員が目指すべき実力の目安とは何か?」→ 40kg、5.12
「なぜ日本の課題は私にとって楽しくなく、海外は楽しいのか?」→ ランナウト
「確実なビレイをしてもらうには、私は何をすべきか?」→ 落ちる
「私がクライマーとして成長するには何が必要か?」→ オキシトシン
「私はクライミングで世界に何が貢献できるか?」→ 別に貢献しなくていい
「〇〇さんは、なぜ私と登ってくれるのか?」→ ビレイが上手だから
「落とされて殺されないために何をするべきか?」 → ビレイ徹底解剖
「このクライマーに私が教えてあげられることは何か?」→ ありすぎ

というような数々の問いを持っていました。

■ 大きい山&マルチピッチ

「なぜ私は大きな山には燃えてこないのか?」

という問いも持っていました。簡単なマルチであれば、今のスキルでも、やはり、私も高いところが楽しいようです(笑)。高さは怖くなくて、高さではなく、

パワー消耗が怖い

みたいなんですよね。要するに上半身に自信がそこまでないって話。

師匠の青ちゃんなどどっかぶりアイスでのパワー持久力系で、超やる気スイッチ入っていました…超逆三角体形ですもん…。高さに惹かれるだけなら、傾斜が寝たトワンソンポッポが一番、と言うハズです。アイスは簡単なので、早晩距離や高さでは感動しなくなります(笑)。

私が問うべき問いは、

 「私が登って楽しい登攀ルートはどこか?」

で、米澤さんが教えてくれたところがぴったりでした。また後輩を連れて行きたいです。

それには誰が必要か?となると、そこに行ったことがない人で同レベルの人か、ビレイが確実でなくても、まぁ落ちないので、後輩が必要です。

■ 問題解決にかかる8:2の法則

問題解決そのものは、2割で良い、そうです。確かに問いができてしまえば、あとは問題の探求に突き進むだけで、データ収集の時間です。

■ しつこく続ける執着心

問いは、問い続けると、答えが得られます。答えが見つかった時、その問いの使命と、その問いによる成長が終わった時と感じます。

最近、私にはあるお別れがありました。それは、

 師匠の庇護のもとで登るクライミングは終わったよ、

という意味でした。

 あなたはもう十分クライマーとして自立できるよ

というのが天からのメッセージでした。

私は人生で明らかに問い続けていることが別にあります。

「私はどのようなミッションを抱いて生まれてきたのか?」

です。私はクライマーとしては、3流どころか、4流、5流ですので、クライミングができるということは、私の人生にとって何らかのツールであるはずです。

英語ができるということもツールでしかありませんし、外国に強い、とかもツールでしかありません。

私の生まれ落ちた環境…

 日本人であること、
 シングルマザーの生まれであること、
 女性であること、
 長女であること、
 もともと体力が高いらしいこと
 子供がいない女性であること

は、おそらく、そのミッションを遂行するために必要な資質であろう、と思います。

そのミッションが、分かりやすいもの… 田部井さんみたいな女性初〇〇峰初登頂、みたいなものであることは絶対にないです。それは外野の根拠なき期待と思います。

しかし、私に与えられた福音(ラッキーさ、選ばれている感じ)は、とても強く感じます。

この運命の糸がどこに私を手繰り寄せようとしているのか?

というのが私の現在の質問です。

以上質問そのものは、マイケル・ボルダックから引用しています。







インスボンで実感した強さ



I believe the children are our future
Teach them well and let them lead the way
Show them all the beauty they possess inside
Give them a sense of pride to make it easier
Let the children's laughter remind us how we used to be

Everybody's searching for a hero
People need someone to look up to
I never found anyone who fulfilled my needs
A lonely place to be
And so I learned to depend on me
I decided long ago, never to walk in anyone's shadows  ずっと昔に、誰かの影を生きるのはやめた
If I fail, if I succeed          成功しようとも、失敗しようとも、
At least I'll live as I believe      少なくとも、自分の信じたように生きよう
No matter what they take from me  人々が私から何を奪おうとも
They can't take away my dignity   私の尊厳を奪うことはできない
Because the greatest love of all   なぜなら、最も偉大な愛が
Is happening to me         私のうちに起こっているから
I found the greatest love of all     もっとも偉大な愛を私は見つけた
Inside of me            わたくし自身の内に
The greatest love of all        最も偉大な愛を
Is easy to achieve          得ることは易しい
Learning to love yourself       自分を愛することを学ぶこと
It is the greatest love of all       それこそが、愛の中でも最も偉大な愛なのだから


I believe the children are our future
Teach them well and let them lead the way
Show them all the beauty they possess inside
Give them a sense of pride to make it easier
Let the children's laughter remind us how we used to be

And if, by chance, that special place
That you've been dreaming of
Leads you to a lonely place
Find your strength in love

2019/10/30

瞑想クライミング

■ ちょんまげお兄さん

昨日は、竜岩でちょんまげのお兄さんに会い、サンウォールの課題が考えさせる課題で楽しいよ!と教えてもらいました。

サンウォール、盲点だったなー。

私は8級くらいが登れるようになったころ、課題を登り分けるのが好きでした。正対と側体の2つで登ってみる、みたいなことです。合理的ムーブを考える。

ピラニアで、ムーブ解説がある日(金曜)に出れなかったのが痛かったなぁ…。金曜は仕事だった。たまに出た回で、インサイドフラッギングすると、一手飛ばせると言われ、それがなぜか?、というところの解明でムーブ解明は止まっています…が、こういうムーブのあれやこれやを考える時間が大事かなと。

■ ヨセミテは私にはイラナイかも

岩場では、まぁそんなに大志を抱いていないです。聞けば聞くほど、ヨセミテのビッグウォールって何が楽しいの?的な感じ。

やったことがない人はきっと好奇心を引かれて、ポータレッジで壁で寝る、というステキな図?に一度は‥と思ってしまうみたいだけど、なんか全然楽しそうでない・・と思いました。巨大な壁を追っかける時代でもないし、多様性の時代なので、自分の好きなクライミングを追求すべしと思います。

■ 瞑想クライミング

私にはそれは、瞑想クライミング、かな。

瞑想的な状態にクライミングしていたら入ってきます。集中と言い換えられますが、それかな。

アシュタンガヨガもですが、ある程度肉体的な強度が強くないと、私はダメみたいです。元の体力が高いんでしょうかね?

パニックと瞑想は、紙一重の極度に近しいところにあります。

■ アンダーテープとごぼう茶

アンダーラップ=膝のテーピングを繰り返すと足がDVみたいになるため。保護。

ごぼう茶=お腹が空かなくなるらしいです。ほんとかなぁ。実験。

現在の体重は48.6kgで通常より、0.6kg重たいだけで、47kgまで落とすのはそう難しい事ではないように思います。

筋肉落とさず、体重だけ落とす、が課題。これから、毎日体重を計る日々です(笑)。



2019/10/29

Crack climb in Mt. Houman in Fukuoka

The number 1 sitghtseeing place

in Fukuoka, is perhaps Dasaifu Tenman gu shrine, and Mt. Houman is the mountain which holds the shrine.

So Mt. Houman is love of Fukuoka citizen, and it is sometimes said it is like Mt. Takao for Tokyo citizen... you will see so many hikers there.

Not just for Hikers, Mt. Houman is a mountain for local alpine climbers who want to do some load carry training, and... to our surprise, crack climbers, too!

The mountain has a tiny crack area, called "Chigo Otoshi" and "Tsurifune Iwa".

We went to Tsurifune iwa this time. Topo is here.
http://kokuryoukai.sakura.ne.jp/2-4-5.html?fbclid=IwAR3k4sGt7-tuaF-YcxMKOFJZkSw26HzWd-dltq2-HU4WOPygEzAo0FIFpJA

5.8 crack
This is 5.8 crack which has no name, it starts with wide, then it will be a hand size jam... I am a bit short for hand jam to reach...


5.11
This hand jam crack is difficult after the crack. The crack it self is 5.8, pleasant hand jamming, so I like this one up to T shaped plalce... after that, you need to be very flexible to do a high step and be strong with body to do under holed to horizontal crack... even after that, you need to be so tall to reach a good crimp above, otherwise where is nothing to hold on to...

so we were satisfied with these...

Climbing wall in Tatsuiwa Nature's House

After this climb, we went to a climbing wall in Tatsuiwa Nature's House.

It cost only 100 yen for one hour!

So cheap!

Combined, it was a good day's exercise!

This is when I was there the last time...

1 st time
https://allnevery.blogspot.com/2018/05/blog-post_29.html


2019/10/28

冒険が命がけを意味しているとは!

■ 冒険=ランナウト

今日、タオと話していて気が付いたのですが、タオにとってタイのスポーツルートは、

”冒険がない”

そうで、韓国インスボンやソラクサンなどの、クラックは、”冒険的”。

つまり、何が冒険的かそうでないかを切り分けているのか?というと??

   ランナウトの危険があるところ=冒険

■ 冒険ってランナウトするってことだったっけ?!

で、私は、冒険ってランナウトするってことだったっけ?!って思ったんですね(笑)。

ランナウトは、したくない、してはいけないけど、致し方ないからするというものです。

取れるときに取らないプロテクションはかっこ悪い、です。

■ 未知=冒険

一般に、もっと広く受け入れられている感性は、

 未知=冒険

のほうだと思います。

一般になぜか男性たちは、未知には弱いです。大体、山でも町でも、未知のこと、開拓というのはできない人のほうが多い。知らないところに一人で行くということです。

冒険って、私の中では、未知のことにトライすることで、別にランナウトしていなくても、未知なら冒険。

それが男性の場合は、多少、命がけ要素=肉体的危険、がないと、”冒険”と感じられないのでしょうねぇ…

同じ”冒険”という言葉を使っても、

 未知を意味する人
 危険を意味する人

全然、想定していることが違う…ということが分かった今日。

私は、未知のところは好きですが、肉体的に危険なところは、自分のスキルに分厚い安全マージンかけてしか行かないです。何しろ、単独行上がりのクライマーなんで。基本、一人でいる時と同じマージン。誰かと一緒にいたとしても、そのマージンを薄くすることはしていません。

基本、男子、信用ならないんで(笑)。

■ 男子は問いが間違っている

山で大事な質問は、

 「起こりうる最悪の事態は何か?」

 「それに対応する力はあるか?」

です。クライミングで起こりうる最悪の事態は、大怪我、です。死は大怪我よりマシです。開放骨折を伴う生死の淵をさまようような大怪我がもっとも最悪です。

「それに対応する力はあるか?」ですが、ヘリレスキューだとしても、ヘリが来るまでは、救急救命をしないといけないですし、携帯電話がそもそも、入らない場合、入るところまで出かけないといけません。そこがネックになるのが、通信環境の悪い山。

本チャンでは150%の安全マージンで!

私のように怪我をしたとしても、道路までゼロ分であれば、問題はありません。運転自走して帰って来れますし!

■ 人がリスク

ところが、物理的環境という意味ではノーリスクだったのに、私は2日も医療機関に係れなかったのです…

人というリスク

のためです。パートナーが、私の怪我を軽視して、自分の宴会に行きたいというエゴを通したため、です。

これでは、山中をさまよって、やっと下山して2日後、というのと結果としては同じになってしまいます。

まぁ、当然ですが、そのパートナーとはもう登っていません。

パートナーというのは、助け合いができることが前提で、互いの保険になるべきで、これでは足手まといだからです。

というわけで、クライミングでも、カウチサーフと同じで慎重に、NG人材を避ける、知恵が必要になります。



2019/10/27

私にとっての良きパートナーの要件

私は男性と同じ、パワーを証明する登攀をしたいとは思っていないので、別の価値を提示する、別のスタイルを模索しています。

・達成感とグレード更新だけが価値ではない、クライミングをできる人
・ランナウトに燃えるのではなく、知的なクライミングができる人
・ビレイヤーとして、リードクライマーとしての、私の心理的砦になれる人
・私自身がどこをリードで登るか?などの判断するので、その判断に境界線の侵入を行わない人
・男女の体力差について十分、見地がある人
・人と比べない人

が求めるパートナー像です。 反対を書くほうが分かりやすいので、書いておきます。

・ジムで5.11が登れるから、北岳バットレス4尾根行けると思う人 =NG
・これくらい登れるんじゃね?と思ってリードしなさいと命令する人 =NG
・カムエイドや疑似リードを飛ばす人=NG
・男性と同じ基準で私を判断し、ギリギリに迫らないからと言ってダメ判定を押す人=NG
私を落として、頭7針縫わせる人= NG

です(笑)。

ダイエットに注力すべし!な膝の亜脱臼

■ 膝の亜脱臼は6か月

私の膝の亜脱臼は、全治6か月です。9月12日に脱臼したので完治は3月

■ 癖にならなければ 成功

ちなみに、回復の成否は、

 脱臼が癖になっていないか?

です。脱臼すると、じん帯が緩くなっているので、ちょっと治って、頑張っては、再度、脱臼する、ということを繰り返しやすいそうです。

そうならなければ、成功、という訳。

経験者によると、ホント癖になるそうです。日向神奥壁で会った女性クライマーに教えてもらいました。

■ 温泉療法?!

昨日はうきは市に用事があったので、少し早く行き、耳納山荘で温泉につかって温泉療法してみました。1時間はたっぷり浸かってみましたが、あまり効果は感じられませんでした(笑)。残念。温泉の質の問題なのかなぁ?

耳納山荘、700円と思っていたら、770円に値上がりしていました(汗)。

雲が、まだ夏みたい…。

九州は、湿度が高いです(><)。

私は湿度が高い土地は苦手です…。

カビ菌がアトピーに超悪いです…。

この後、空き家プロジェクトIn福岡で出会った方が地域協力隊で、うきはの空き家ツアーに案内していただきました。

山間の古民家は湿度が高くて、私にはNG。

田んぼの中の古民家も、田んぼだけに湿度的にNG。

つまり、私は自分が生まれ落ちた土地柄が体質にあっていないみたいなのです(笑)。

山梨に行って、なんてドライな空気って快適なの~!ってなっちゃったんですよね(笑)。

乾燥は私にはあまり堪えないようです。しかも、雪すら、好きだという…。寒くても炬燵は出さない派ですし…。

■ ステキな出会い

この日はステキな人達との出会いがあり、民泊したいって人や、フリースクールをやっている人、それから、一緒にガイドツアーを作れそうな人、ステキなカフェ、MinouBooksさんを知ることになりました♪

■ 回復期 リハビリ中心の生活

私は、膝、治すのに全力投球しないといけません。

まずは、縦走で、ダイエットですね。

肉離れで2か月寝ていたので、筋肉量が落ちていると思われ、それが膝の脱臼の遠因と思います。

自分が思っているより、筋肉を失っているってことです。歩くと下半身が重くなると思っていましたが、まぁ今は歩くべきですね。

どこかを歩くかな?

アシュタンガヨガも良かったのですが、月会費が高すぎて続けられないです(><)。

自習でアシュタンガヨガするのも考えましたが筋に悪いので、自分でシーケンスを作るべきです…。

とにかく、体重を軽くすることが大事と思う。47Kgまで落とそうと思っています。

■ 食事

ダイエットと言えば食事です。

健康というものもトレードオフなのですが、南雲 吉則さんと言う方は20歳若く見えるそうですが、どうも秘訣は一日一食にあるそうです。これは、取り組んでみたいかも?

というのも、私は食事づくりにあまりエネルギーを掛けたくないみたいなんですよね…。

学生時代や貧乏時代は、おにぎりで乗り切った記憶あります。

ごぼう茶、がお勧めされていますので、飲んでみようかなぁ。

ゲストハウス暮らしで、無農薬玄米のご飯を炊きっぱなしにすることで、何とかなっている様子を見て、これなら、私にもできそう、と思いました。毎食玄米。

つぶつぶの雑穀ご飯が気に入ったのは、実は、手軽だからなんですが、酵素玄米も相当手軽です(笑)。

とりあえず、縦走は頑張っておきます。秋になり、山を歩きやすくなりました☆

2019/10/25

ボルダーの歴史

うーむ。ボルダー、全然、適性が無さそうなんだよなぁ…。

2016年9月12日 グランドフォールによる頭部の怪我の後 6級
2017年 吉田和正さんと登ったボルダー
2018年6月 浮嶽ボルダー 大入ボルダー
2018年小川山 初の四級のスラブが登れた♪ハッシーとのボルダー
2019年 日向神のワイドクラックボルダー
2019年 黒木ボルダー 膝亜脱臼

という具合で、まったく適性ありそうでないんだなぁ(笑)。

どのようなパートナーが欲しいか?

■父との葛藤

両親の離別で、6歳から父は完全に人生から姿を消したので、私は父を知りません。が、別に父を恨んでいるわけではありません。

ただ子供には、教科書やノート、食べ物、と言った生活上のニーズは満たされる必要があり、そういうものが満たされない子供時代を過ごしたので、それは一種の

虐待

と同じことであったと今も昔も思っています。両親の離婚で起きたことは物質的な欠乏です。しかし、私自身はなぜか、そこで鍛えられて強くなりました。

一方、両親の離婚では、心理的には欠乏は訪れず、むしろ、不安定な状態から安定的な状態になったので、良かったと思っています。学業で私は優れていたので、父親代りを見つけることは難しくなかったためです。

父性的な男性に惹かれるというのは、アダルトチルドレンであった私にとって必然で、同年齢の男性だと、どうしても子供っぽくて、話自体が合わなかったのです。

私にとって初めての恋人デイビッドは、35歳、私は21歳でした。これでも、付き合ってみると対等で、私が期待した父性的な包容力、私を伸ばしてくれるというのは、期待できない感じでした。私に必要だったのは、私の才能を伸ばしてくれる父性のある男性でした。

■ 男性の人間的成長は女性の20年遅れであること

私にとって、クライミングという活動は、男性にとって人間的成長するのに、どれほどの長い時間がかかるのか?を垣間見れる機会でした。

仲間への思いやり、共感する力、そう言った力が、女性と同じ程度まで、大きくなるには、男性には、20年くらいの月日がかかるのだということが分かった。

つまり、父が私たち兄弟を母に産ませた、20代の男性なんて、ただの子ども、だったということが分かりました。

なぜ、父が子供を孕ませた女性を捨てたのか?という長年の問い…謎…も、納得がいく答えが見いだせました。

ただ、ただ、子どもだった、責任が怖くて、しっぽ巻いて逃げた、それだけです。

無責任男ではありますが、20代の男性に何が期待できるでしょう?

父でなくとも、多くの男性は社会的制裁を恐れて、家庭に収まっているだけで、社会が怖くなければ、父と同じことをする男性がほとんどでしょう。そうじゃない、人間的に成熟した男性を見出すほうが、難しい…と思います。

男性は、セックスにおいて、結果責任を全く想像していません。ただただ欲望の開放でしかない。食べる、寝る、遊ぶ、と同じです。ですから、節制(ブラフマチャリヤ)ということが言われるわけです。

自分を律する力、節制する力というのは、子どものころからできる子とできない子に違いがあり、マシュマロテストというので、結構有名です。

これは、知性の問題のようです。長期的損得を考えるだけの知性が必要というわけです。

■ 山は癒し、クライミングは男性の観察

私にとって山は、人間性を回復するための癒しの時間でした。オキシトシンの時間とでも言いましょうか?

一方、クライミングが主体になってくると山は、チャレンジや達成の時代に入りましたが、それは、男性たちの観察機会でもありました。

よく思い出したのは、弟です。私は、弟についても、強力な喪失体験をしています。

弟の急死です。夜普通に寝て、朝起きたら冷たくなっていた、という亡くなり方をしたそうです。彼が24の時の話です。私はまだ26でした。

弟とは私は年齢が近く、男の子というのは、本当に子供だなという印象で、ともに成長しましたが、思春期以降の肉体的な体力差が著しく、とてもかなわないという思いを持っています。体力差、腕力差は、弟には分かったようです。私は子供時代の延長戦にある体力で、弟のほうは、そうではなく、思春期に入って、指数的に飛躍的に伸びた体力でした。途中まで同じだったのに。

クライミングや本チャンでは、男性たちは、そのことが分かっていない、と思えました。私には、彼らが前提として当然のようにもっている体力がないということが、男性には分からないのでは?と感じていました。そのために、無理なルートに行きたがり、それについて行った場合、山に喰われるのは一番弱い、私ではないか?と。

それで一生懸命それを訴えることになりましたが、結果としては、男性たちが女性の体力について理解することを助ける、ということになったと思います。

私は男性の無知…何に対する無知かというと、女性の体力やパワー腕力に関する無知…のために、男性には許されても女性には許されないギリギリ路線に、相手はそうと知らずに、無理をさせられてツッコまされる羽目になるのを恐れていました。ベースが無知なので、相手を悪いと責めることができない。

そこで、欲しかったのが父性が発達し、男女の体力差も、山での事故も、すべてを理解できる経験値を持った、年配の男性です。つまり、師匠です。

若い男性に拉致されるという、私に襲い掛かりそうな不幸な出来事から、

守ってもらいたい

という気持ちがありました。それは、会で、「君たち二人には〇〇はまだ無理だよ」というような話です。会という枠組みで、別に構わなかったのですが、現実問題、会も、守ってくれる、も、なかったです。ので、個人のリーダーの方を頼りました。

こうした心理プロセスは、私の夫には見えていなかったかもしれませんが、私は庇護が必要だったのです。

そして、夫は私が必要とする庇護を与えられない人でしたので、クライミングになって以降、私の戦いは孤独の戦いでした。これが夫と心理的に距離が離れた理由です。夫は私の恐怖、私の体験、私の苦悩、私の成長、私の葛藤、そう言うものは一切理解していませんし、理解しようという姿勢すら、見せたことがありません。そのことについては、人生のパートナーとして不服に思っています。クライミングはしなくても、メンタルのバックアップをすることは可能だからです。

女性はおそらく、自分を守ってくれる男性を愛するようにできている、と思います。肉体的危険から、守られたいという思いが、非常に強くあります。払しょくが難しい。

私が一番求めていたのは、頼りになる男性、肉体的に私との体力差を理解しており、私を大事にしてくれる男性、つまり、、でした。

■ビレイについて

クライマーを守ると言えば、ビレイヤーです。私は、ビレイヤーとの心理的絆をもって登ったことは一回もありません。

師匠の青木さんですら、私が必要な心理的バックアップはくれたとは言えません。私がもらったことがあると感じているのは、トニーと登った6Aのフルメタルジャケットのみです。非常に励まされて登り、なおかつ、他にもクライマーが見守ってくれました。

落っこちながら、各駅停車で登ったのです。

このような登りを今後はしていく必要がある… となると、心理的距離感は、今まで一緒に登っていた青木さんとよりも近くなります。

私にとって心理的距離が近いことは少し怖いことです。

その怖さは、喰われるんじゃないか?みたいな怖さです。男性の節制心に期待したいですが、女性のパートナーであれば、その心配の必要がない。そのために、女性と登りたいという気持ちがあります。

私は母性に優れていて、自分自身が誰かの安全基地として、機能することには慣れがあるからです。アダルトチルドレンとして、私自身が長年、母の安全基地役、母の母、を務めたためです。

■ 私が母性を生かす場所

は、期せずして、クライミング、ということになりました…

子どもを持たない、というのは、時間的な失敗のためです。夫の精神的成長がなかった、私自身が自分の人生を子供が持てる生物学的年齢以前に確立する、ということの2点で失敗したからです。

母親本人に”自分の人生”がないと、子どもができれば、子どもが母親の人生そのもの、に成り代わってしまいます。それは母子ともに不幸なことです。私の母に起きたのは、それでしたので、同じ轍は踏むまいと私は幼いころから思っていました。

私の母は、私が生き甲斐でした。それは子供にとって不幸なことで、つまり、私は子供の自分を不幸な子供と位置付けていました。この気持ちは今も変わりません。

健康な卵子を生産することができる38歳のタイムリミットで、自分の人生を見つけられていない、ということは、子どもを持つ機会を永遠に逃した、ということです。

私は海外に暮らすという夢を持っており、その夢に最も接近したのが、32歳でのテレコムニュージーからのヘッドハンティング時でした。その後、35歳で夫の転勤により、永遠に労働市場からは姿を消すことになりました。すでに10年たっています。

今、労働市場に復帰しても同じように活躍可能だと思いますが、自分より判断力の劣る、知性に劣る男性に、使われる立場に立ちたいとは、全く考えることができません。

私がこの10年に自信を深めたのは、自分の知性と判断力リーダーシップと言った”男性性”についてなのです。そこらの男性より優れていることを、自分で自分に証明したと思います。

■判断力

私が登山、そしてクライミングにおいて自信をつけたのは、判断力においてです。私の知性は、ほとんどの人を上回って、良き判断が下せています。

私は、経験値による判断力には当然、経験自体が少ないので、論理的根拠がなく、判断力不足によるリスクを感じていました…。

しかし、ほとんどの経験値は、私の場合、地頭力、推測力、でカバーできるみたいです。

この推測力は、多くの人には、直観力、と傍目には見えるようですが、そうではなく、ちゃんと根拠があり、説明可能です。

私は、カウチサーフなどでは、賢明で、盗みを働きそうな人、トラブルになりそうな人、を避けています。客を選ぶというようなことですが…。それができないとトラブルで大変な思いをすると思います。

こうした力をさらに確信したのが、今回の韓国でした。推測力には、自信を深めました。調査力もです。

さらなる高みに自分を連れて行くには、信頼できるビレイパートナーが必要ですが、それは得難いものであると感じています。

何しろ、必要なのは女房役で、強いリーダーではないからです。

私自身のほうが、肉体的な強さという1点を除いて、リーダーであり、司令塔であり、強いリーダーです。ので、リーダーが二人は要らない、となります。

実は私は、父親自身を私の内に見出してしまった、ということです。子供がない、というのは、私のような、冒険を愛する女性にとって必然なのかもしれません。

とはいえ、私は男性と同じ、パワーを誇示する山をしたいとは思っていないので、別の価値を提示する、別のスタイルを模索しています。

まとめると

・達成感、グレード更新だけではないクライミングをできる人
・ビレイヤーとして、リードクライマーとしての私の心理的砦になれる人
・私自身がどこを登るか?などの判断するので、その判断に境界線の侵入を行わない人
・男女の体力差について十分、見地がある人

が求めるパートナー像です。 反対を書くほうが分かりやすいので、書いておきます。

・ジムで5.11が登れるから、バットレス4尾根行けると思う人 =NG
・これくらい登れるんじゃね?と思ってリードしなさいと命令する人 =NG
・カムエイドや疑似リードを飛ばす人=NG
・男性と同じ基準で私を判断し、ダメ判定を押す人=NG
私を落として、頭7針縫わせる人= NG

です。


2019/10/24

Killing me softly with his song

■ ”優しく歌って”? 

和訳を見るとやっぱり変!

これは路上ライブしているところを通りがかったら、まるでその歌詞が、自分の人生を歌っているようで、心を動かされたっていう意味の歌詞です。

あまりに自分のことなので、恥ずかしくなり、歌うのを辞めてもらいたいくらいなのだけれど、聞いている人は、当然見知らぬ他人なので、シンガーは歌うのを辞めない。

ということを歌った歌で、”優しく歌って”というのは意訳でもなんでもないし、なんか歌のノリとして違う…

この歌詞の意味が分かるようになるまで、20年くらいかかりました。まぁ、ちゃんと歌詞を自分で理解して聞こうとはしていなかっただけってのもありますが、和訳の歌詞は、変なことが多いので、やっぱり翻訳に頼らずに、

自分で英語そのものを理解するのが良い、

という事例のように思います。

ロバータ・フラックとか、エラ・フィッツジェラルドとか、黒人女性の歌声が好きです。

この曲をウクレレ伴奏で歌えないかなぁ…。

ウクレレ、買ったものの、技はここ数年全く進展していません。

ウクレレ、練習するのを怠って、まだ一曲も引けませんが…また習いに行かなくては。

2019/10/23

カムセット練習に最適 竜頭泉 新クラックエリア

■ 新パートナー、新エリア

先日、日向神奥壁へ来てくれた、新パートナーT中さん☆と初クライミング♪

彼は、関東でクラックを登っていたそうなので、クラックを企画です。当初、岸良を計画したのですが、どうも、竜頭泉に、易しいクラックが多数開拓されたという噂だったので、私の膝の脱臼のことも考え、今回は、運転が短い竜頭泉を計画してみました☆

2名だと、互いにビレイチャックはできない。新エリア、トポない。

という上記2点の理由で、助っ人で先輩が来てくれました~ 持つべきものは、心優しい先輩☆ありがとうございました☆

前回、見晴らし岩で、ご一緒したYさんもクラック触ってみたいとのことで、ご参加。開拓者のT田さんも偶然にもいらっしゃり、にぎやかな集まりとなりました。

しかも、Yさんはボルダー大変お詳しい!ということで、ボルダー見学にも出かけ、

  クラックも、ボルダーでも、実りあるクライミング

になりました!

■ 新クラックエリア

九州では、クラックを練習するところがないのですが、新しいエリアが開拓され、10本くらい登れるようになっています。

ここのクラックは、湯川と同じで、崖沿いに、ずらーっと並んでおり、次々と登れます。開拓者の方に感謝、感謝です☆

この岩場は、クラックの内部が凸凹としており、カムセットが大変難しいです。初心者がカムのセットを身に着けるのに最適な岩場です。純粋なクラックムーブの岩場ってわけではないです。その点は、龍洞の岩場に似ています。(少しですが、クラックムーブの課題もあります)

このような岩場ではムーブ自体はフェイスで簡単で、カムのセットが難しいだけなので、カムは実際にテンションすることなく、気休めであり、登れても、カムセットがいいかげんである可能性があります。
看板ルート ドラゴンヘッド 

私は易しい5.8のクラックを朝一リードでとりついたのですが、カムのセット写真を取ってもらいました。このクラックは、カムは色々なパターンでどうとでも取れる。しかし、そこにセンスが現れると思いました。

私の場合は、まだ初心者なので、1ピン目は立てるところから入れろとは習っていますが、さすがにこの課題では、多少登ってから1本目を取りました。登攀は易しいからです。その意味では、去年、龍洞で登ったウエディングルートと同じ感じです。


登攀はゆとりなのですが、膝のおかげでハイステップできない…ので、より良くスタンスを見るようになり、これはこれで良いかも? ゆとり120%な登りです。

その後、TRで、5.10dフェイスをやりましたが、やっぱり膝も調子悪いし、アップアップ。ところどころ、サムカム利いて、ちょっとうれしい。だいぶ落ちました。

左隣のワイドをTRで触らせてもらいましたが 、「リードで行けるんじゃ?」

うーん。確かに上部はなんとかなりそうでしたが、下部の出だしが…1本目のカムがバチ効きに利かせられるかが核心?

これは、易しいということですが、私のゆとり120%な登りではないです…ゆとりだいぶ現象…ギリギリまではいかないですが、まぁ快適な登攀というわけではないです。


 こちらはTR限定課題?

プロテクションをセットするのがかなり難しそうな課題。全員TR.

これ、2日目に1撃で完登されていました!モチベーション高い!

ハンド→ワイドと進んだので、オフィズス5.9を試してみたのですが、カムエイドでも無理っとなり・・・相方が頑張ってくれなんとか。ひもを使わずカム回収…。

これ、よれました。あげこまるを思い出しました。5.9ではなく、5.10Aに改定されていたカサメリ沢の課題です。

ちょっと奮発?して、竜頭泉荘という近所の名物の店で、お夕食。

鯉こく定食 2500円(値上がりしていました)
うなぎ定食 3500円 (なんか高かった…)

3人で割ったものの、予想外にちょっと奮発系お夕食に…

それを思うと韓国安かったな~ プルコギの夕べ、安かった。


■ 翌日

翌日は、奥の課題をリード。やはりクラック内部が凸凹で、カムセットが課題。登攀はそうでもないです。

エリアを変え、入門クラック5.10Aへ。これは私は1フォールRPで登れていた課題ですが、相方の奮闘を見て、リードで取りつくのは辞めておき、TRにしておきました。

膝、あまり無理をしないほうがいいかなと。結果やはり上の右上で、左足足ジャム&右足スメアの右足スメアはありえないので、右足もジャムしかできないとなると、ムーブ的に困難になり、限定かけたみたいなことでした。苦労して登りました。でも、ここ以外では、純粋なクラックムーブって出てこないので、だいぶ満足。

手前の竜頭泉レイバックは、再登でもあるし、TR掛けれる紐がついていなかったので、辞めておきました。

再度、昨日リードでとりついた、5.8を再登。カムのセットが核心だということを理解。

カムは設置するとき、足で立てる場合は、腰でセットすると良いとアドバイスを貰い、なるほどと思いました。腰クリップのほうが安全です。

《カムセットのルール》
・1本目はできるだけ高く
・2本目は近く (1本目が効いているとは限らない)
・3本目以降はランナウトしない程度に入れる(腰クリップ)
・核心前には、2点
・乗越前も、入れる
・テラスが出てきた場合、地面と同じで1本目はできるだけ高く入れる、2本目近く

登攀に余裕があるが、ランナウトを避ける目的で入れるときは腰クリップ。

これが今回は一番の収穫でした。まぁ、膝の脱臼の回復に半年はかかるので、半年はチャレンジクライミングはなく、リハビリクライミングのみです。

私はまだカムのセットには自信がないので、竜頭泉は歩けるレベルの登攀でカムセットの安定のために通いたいと思いました。

竜頭泉から帰宅

■ 竜頭泉

クラック祭りから帰りました。コーヒー切れて頭痛がしてきた…と思ったんですが、低気圧通過の頭痛かも…。

1日目:T田さん開拓の新しいクラックエリアで易しいクラックをオンサイト。推定5.8。その後、フェイス10d TR.これ、5回くらい落ちました。フェイスは苦手系。ワイド推定5.8、TRですが、いや~、チムニーに経験がないと思って怖がっていたワイドですが、これが一番易しいだろうと。オフイズス5.9は、全然ダメでカムエイドもダメ。しかし、大変でした…。T中さんに助けてもらってなんとか回収できました。

竜頭泉荘という鯉の店で、お食事。ちょっと高かった!2200円で定食なら、まぁと思っていましたが、値上がりして2500円。一回でいいかな。

翌日は、朝からヨガ。リードでとりついた5.8、カムセットが難しいということが判明。竜頭泉は、カムセットが非常に難しい岩場だということが判明です。クラックの内部が凸凹しており、きちんと聞くところの見極めが非常に難しいです。

その後は入門クラック5.10Aへ。再登でしたが、久しぶりにまっとうなクラックムーブで満たされました。TR2回。膝の状態が悪く、やはり膝を強く屈曲すると、痛みが…。だいぶフォールしました。パートナーは結構苦戦していましたが、3便目でRP。竜頭泉レイバックは再登せず。膝の状態が悪いと思い、取っておくことに。

大体、やりたかったことは済んだのですが、前日の1本目の5.8を再度登り、カムセットが核心であることを確信しました。前日はそれが分からなかったのです。

パートナーから、立てるところでは腰のあたりで淹れると良いというアドバイスを貰い、なるほどと。腰クリップのほうが安全です。

その後、他のエリアを見に遊歩道を歩いてみました。立派できれいな滝がありました。あれを見ないで、今まで薄暗いところを行ったり来たりしていたんだなぁと(笑)。雨が降ってきたので撤退。のんびり高速を飛ばして(というか運転してもらって)、帰ってきました。三瀬は雨でした。


竜頭泉は岸良より、やはり少し難しく、私が楽しく登れるクラックは、岸良かなぁ…

竜頭泉 クラック新エリア

 This Area is banned to climb since a risk of fallen rock, Do not climb this area!




Dragon Head 
 Ryutousen Crag in Nagasaki Prefecture now has a new crack area. Added about 10 new climbs.

This one is best in the new area,

Dragon Head 5.10a

Three star climb.

BTW, "ryutou", means Dragon Head in Jpanese.


 This one is easy warming up 5.8.

This crag's crack is Protection Difficult. 

So feel the difficulty of the setting in this easy warm-up. You'll know what I mean. It is so hard to find where crack is constantly parallel.
This one is only for TR. Since it is so thin, hard to put any micro cams.

It is considered it's not a good idea to put bolts and pitons. It's a human ego.

So it will remain bolt-less.

There are some other cracks like, Nyumon Crack 5.10a and Ryutousen Rayback 5.9, on the Chusyajyo Area.

See entire topo in Climbing.net.

Topo for new area is yet to come.

Vegetarian Near By

Kurage Syokudou 
https://nekomachihanten.net/kuragesyokudou7357/