2023/11/29

【心理学】モラハラ被害の実態

■ いや驚いた。古いアルパインクライミング界のイケイケ主義はモラハラでした

なんか思い当たる点がいっぱいで驚いた。

なんか心理的にゆがんだ人が、わざわざ私をターゲットにしていただけみたいです。

https://amzn.to/3QYW8Ps より引用。


 ■ モラハラパーソナリティ(モラハラP)と一般的な八つ当たりとの違い

1)被害者を、道具扱いする 

2)自己成長しない 

3)ターゲット=防衛機制を発動させやすい相手、問題から目をそらさせてくれる相手

■ 被害者を道具扱いする、とは?

被害者が自分のために存在し、自分の葛藤を引き受ける存在(心のゴミの受け皿)であるかのように扱う(=投影性同一化)によって、自分の心の問題を凌ぐことを常とする (P32)

クライミングに置き換えると、自分の葛藤(優れたクライマーになりたいがなれない)を引き受ける存在(一方的に褒めてくれる、ヒーロー扱いしてくれる)によって自分の心の問題(本当は自分なりのチャレンジをしたいが怖い)から、目をそらしている。

つまり、自己の区別が混乱した”境界例水準の防衛機制”。

これは、だれしもにある、八つ当たりという責任転嫁とはレベルが異なる。

しかし、第三者からは、単なるミスや単なる八つ当たりに見えるので、

「良くあること」「気にする方がおかしい」

という意見が出る。(わー、分かる!よく「注意すればいい」と言われたが、間違ったビレイを注意しても若い男子は聞かない。私が言うから聞かないのではなく、誰が言っても聞かない。アドバイスをくれる人は、こちらの誠実なアドバイスを聞かない人…例としては、ひどいビレイをするビレイヤー…やロープを持たずに山に来るような人‥‥とは接点がないので、注意しても、いうことを聞かないということが、理解できない)

違いは、

一般人 = 「世代的」「瞬間的」八つ当たりを反省し、問題そのものに向き合おうとする

モラハラP= 問題そのものに向き合おうとせず、向き合わないことの言い訳に利用する

■ 変えたくないモラハラパーソナリティ

モラハラPが、モラハラを行うのは、自分の問題を解決し、自分が

 変わりたくない

ためである。”変われない”のではなく、”変わりたくない” のである。(阿弥陀北稜で宴会して凍傷3人)

■ 延々と責め続ける

変わりたくない、が本音のため、延々と責め続ける。(40年残地ボルト追っかけクライミングをしているアルパイン業界、時代はもうとっくにボルトレス…。事例としてはちょっとミスフィット?)

つまり、モラハラに対して”依存症”を発する。アルコール依存症と同じことで、愚痴を言っている間はスッキリするからである。(M上さん、私も鬱のころ、愚痴に依存していたかもしれません)

■ モラハラ=自分の心の問題を被害者に転嫁する行為

モラハラとは、本来自分が解決に取り組まなければならない自分の課題、多くの場合、葛藤として表現される…を被害者に擦り付ける行為である。

これがどう現実界に現れているか?というと??

事例:

九州クライミング界は、

・時代遅れのカットアンカーによるリボルトという問題、

・時代遅れのランナウトルートと言う問題、

・時代遅れの教育システムにより事故多発の問題

を、自らで問題解決に取り組まなければならないが、それには、

 ”命がけクライミングがカッコ良さそうに見えるから、かっこつけるためにしたい”という伝統的だが、的外れな英雄感

を返上し、真摯に

  1.  クライミング能力向上
  2.  ロープワークの卓越
  3.  新人への指導法の向上
  4.  組織改編 

等に取り組まねばならないが、そうするのは、

  •  自分たちがしょぼいクライマーであるという現実、
  •  情弱であるという事実、
  •  作業量が多大で単にめんどくさくてしたくない、
  •  岩場を束ねる組織的苦労を負いたくない、

という気持ち、に向き合わねばならず、めんどうでつらいのでしたくない。

一方で楽に栄誉は得たいので、開拓はしたい。ポケットマネー以上を出したくないため、安いカットアンカーと言う選択肢になる。

■ 「歩み寄り」「譲歩」→ 「支配」「コントロール」

一般の人にとっては、葛藤による自己成長は、当然で、自分が八つ当たりした場合は、

「相手にも一理あった」「少し譲ろう」ということになるが、これは、モラハラPにとっては、成功、と感じられる。そのため、モラハラ行為への依存症となる。

結果、「支配」と「コントロール」の手段化する。

■ 底つき体験

一般に、もはやこれまで、という底つき体験(私の岸良)を被害者は経験するが、その底つき体験に対して、引き留め行為に出るモラハラPが多い。

ご機嫌取りをする、泣いて謝る、などの幼稚な手段に出て、被害者に

 「この人も反省しているのだから…」

と思わせてしまい、被害関係が長引き、被害が深刻化する。

■ 第三者には分からない

モラハラPと被害者の関係性は、第三者からは、理解できないことが多く、

「もう少し付き合ってやってみては?」とアドバイスされることが多く、被害を長引かせる。

■ モラハラ被害者の特徴 vs モラハラPの特徴

・自分の体がむしばまれる vs むしばまれない

・社会的地位が脅かされる VS 脅かされない(のさばる) 

・自分らしい生き方ができなくなる vs のびのびしている

・自分がどうしたいのか考えることができなくなる vs 支配とコントロール力を強める

・魅力的 vs 客観的に見たら魅力がないことが多い

■ モラハラ加害者の特徴

「正しいのはいつも俺だ」

「〇〇のくせに」(人格の攻撃)

「俺のモノは俺のモノ。お前のモノはお前のモノ」

「モラハラと言えばいいと思っている」と言って被害者を非難する

「あなたの悪いところを自分が教えてやっているのに」

「お前のせいだからな!なんとかしろよ」

実力と不釣り合いな肥大した自己イメージ(神経症的自尊心)負けを認めない

責任転嫁

思い通りになる人間を周囲に置きたがる

突然不機嫌になる 理由を聞いても「お前には分からないだろう」

(モラハラ被害者の)〇〇さんと登っているのだから、たぶんちゃんとしているのだろう、と被害者の評判や人格によって、モラハラPが利得を得ている。

■ 被害者

モラハラを見抜けなかったなんて、なんて愚かだったのだろう…と自分を責める。相手の機嫌の原因や責任を自分にあると思う(認知のゆがみ)。これはもともとの性格ではなく、攻撃を受け続けたことによる。

■ ターゲットに選ばれる

被害者は、自分を良く見せるツールとしてターゲットに選ばれる。

「こんなことで機嫌が悪くなるなんて」「こんなことを言われる筋合いはない。私に原因はないはず」と思って、さほど深刻に捉えない場合に、深刻化する。

■ モラハラのプロセス

行動を自制させられるようにコントロールされる

罪悪感・劣等感が支配の土台にされる

後ろめたさや後悔を利用される

なんでも攻撃材料

釣った魚にはぎりぎりのエサをやる

自分のしたいことをあきらめるようにコントロールされる

自分で物事が決めれなくなるよう、コントロールされる

自尊心と自信を無くしていく

被害者は完ぺき主義に陥る

被害者は周りに自分のことを話せなくなる

周りと疎遠になって行く

モラハラPは、子供をペットのようにかわいがる

■ 回復のプロセス

モラハラから遠ざかる

うつなどの心理症状に対処する

境界を守る

自分を尊重する

人間関係を恐れない

怒りに支配されない

気づ付けられることに過剰に反応しない

自分の人生を生きたもの勝ち

モラハラかどうかどうでもよくなる


【技術情報】石井スポーツの登山学校がかなりいい味出している点

■ちょっとした親切 × 天野和明

 石井スポーツの登山学校の校長先生は、天野さんである。私も、激安で開催された読図講習に出かけ、初心者はどんなロープを購入するのが良いか?相談した。アイススクリューにも落ちれるのか、聞いたら、「結構、大丈夫」って教えてもらった。

山の世界は、通山珈琲と同じ、「ちょっと醤油貸して」程度の人類愛で持っているのである。

なぜか九州に来てから、人類愛をこちらが差し出しても、一方的に搾取される一方になるようになった。(九州人の女性観・登山観は、かなり歪んでいる)

で、最近の石井スポーツ登山学校がかなりいい味出してる。

■ その1)【雪山無料相談会】国際山岳ガイド・天野和明の雪山コンシェルジュ   

今週末18日土曜日に登山本店で開催

先日まで東ネパールの未踏峰から帰国したばかりの、経験豊富な国際山岳ガイドによる雪山装備の相談会です。

・前爪アイゼンを使用する本格的な雪山に挑戦したい

・冬靴やアイゼン、ピッケルなどギアのことが知りたい

・雪山を始めるのにどの装備を揃えていいかわからない

・スタッフの雪山実体験を聞いてみたい

など、本格的な雪山に挑戦したい気持ちを雪山経験豊富で

ヤマケイ登山学校「雪山登山」の著者でもある天野和明ガイドがご相談に応じます。

おひとり様でもグループ(2名様程度まで)でもOKです。

【1回目  12:00~13:30】

https://idd-travel-worker1.appspot.com/.../ici-sports...

【2回目  14:00~15:30】

https://idd-travel-worker1.appspot.com/.../ici-sports...

【3回目  16:00~17:30】

https://idd-travel-worker1.appspot.com/.../ici-sports...

ご来店をお待ちしております。

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私には、雪上訓練…アイゼン歩行だの、生活技術の基本だの、雪崩知識だの、滑落停止技術、だのを習得することなく、いきなり冬の中崎尾根に行くのは、自殺行為と思えるが…

ちゃんと勉強しようにも、教えてもらえる相手がいないのが、九州。九州で山ヤの人の知っている内容はかなり古い。結果、なんかかなり頓珍漢なことを若い人はしている。

相談するなら、プロに相談しないと、一般に雪山って、年寄りには堪えるものであるから、大抵の人はやらなくなって、ん十年みたいな状況である。たいていのアルパインの山やは、ゲレンデでお茶を濁している。ゲレンデというのは、岩場、ってこと。ちなみにフリークライミングとはやっていることはそっくりだが、目的が違うので、登っている課題のレベルが違う。

古い山やもよかれと、聞かれら、頑張って、アドバイスをひねり出してくれるが、その技術はとうの昔に古くなっていたりする。聞くなら現役の人に聞かないと。

■ その2) めちゃ分かりやすいボルトサイトの紹介

古臭く陳腐化した情報をありがたがって使っている…と言えば、

 代表格はボルト知識

である。 めちゃ良いサイトがあった。

https://www.rocktopo.net/general_pages/anchor

https://www.rocktopo.net/assets/general_pages/anchor/001-7b0c802f07856d4d668c1ac451a44055b21defcce768fc57229deaeb396ed6d0.jpg より引用。

これで分からなかったら、もう、残念と言うより、救いようがないレベル感。

無料で、いろいろな人の情報が提供される良き時代の現代…それでも、それがネットであるからと言う理由で、情報弱者は、文句たらたらなんだが…

■ 昔の情報伝達経路は、陳腐化している

ネットでないとしたら、どこで正しい情報が得られるのか?

あのザ・登山教科書定番の、『高みへのステップ』内ですら、カットアンカーの支点が、終了点のサンプル写真として使われていたんで、ザ・登山教科書、である、あの書籍編集者ですら、ボルト知識はない、のである。

修正依頼を出したが、その後、返答は来ない。きっと、写真を差し替えるのは面倒なので、誰にも気が付かれないことだし、そのまま出しちゃえ!ということでめんどーなことはしない決断になったのであろう…

人間は弱い… こうした弱さがあれば、グージョンを見慣れておらず、カットアンカーの六角形のねじ山ばかりを見慣れたクライマーは、潜在意識にカットアンカーの形状が刷り込まれ、まったく自分が危険なボルトに命を預けているとは、気が付かないであろう…。

えー、何が悪いの…くらいな気分になってしまうだろう…

まーた、あの女の人、大げさな…とか言って、私を責めるのだろう…

いや、どうぞご自由に…

私は事実を指摘しているだけで、あなたたちの境界線を踏みにじってはいない。

私が、九州ボルトや終了点のおかしさに気が付いたのは、グージョンとスタンダード終了点を見慣れていたからである。

■ 女性には人権がなく、生命を侵害される九州

しかし、危険だから墜落したくない、と言っていやがっているクライマーに落ちろ落ちろと強いるのは、境界線の侵入だし、命をも脅かすほぼほぼ暴力行為、犯罪行為と同じですよ。

”古い”日本では、特に”女性”に対して、境界線(人権)を侵害してはいけない、という意識がかなり低い。

日本の”妻”という役割は、夫からは、愛する対象というよりは、家事奉仕をしてくれる家政婦、とみなされているし、それは金銭との交換条件で成り立っていると思っている男性すら多い。妻には、自立した人生がなく、夫の人生の道具、付属品である、と思っている。

日本の”母”という役割は、”息子”からは、息子が50代に差し掛かった年齢になってすら、俺のご飯作るのが母親の幸せだ、と信じられている。

日本の”女性”がいかに扱われているか?を如実に表すのが、日本製AVだ。日本はその気もない一般女性をAV女優に勧誘し、犯罪行為である本番をビデオに撮って、ありえない姿を海外に販売して、女性を貶める文化の世界的トップランナーである。

その犯罪行為を、はした金と交換に、同意、と表現している。騙された女性たちは、凌辱されたのみならず、金銭的見返りもなく、犯罪の現場を映したポルノを世界中に拡散されて、人格までも貶められ、人生を破壊されているのである。その上、二次被害を防ぐため、告訴もできない。そして、その好意で莫大な利益を得ているのは、男性側だ。

つまり、日本男性の無意識にインプットされている”女性”への”当たり前の接し方”は、世界的に見て、かなりひどいってことである。

それは、山でも現れる。

例えば、テント泊中に、セックスしたい、と言うとかねぇ…。はぁ、もうどんだけ~って経験は、たんまりたまった。

そんなことを言わないとしても、知的水準が低い場合、特に男性は、相手の立場に立ってものを見ることができない。例えば、マルチで、ロープアップを自分ができなかったとき、本人は気が付かない。自分の行為を振り返る習慣っていうのが、そもそも欠けている。そのため、セカンドが遅い!などと、文字通り自分を棚に上げて、パートナーを責めるほうに転じる。

その実態を実際に体験すると、まぁ、事故になるのは、ただの時間の問題。

さて、指摘すべきはすでに指摘した。

あとは勝手にやってくださいって感じだ。私には恩も義理もないぞ?

恩や義理があるとしたら、一般登山から、アルパインルートを登る本格的登山者としてステップアップしつつあったころに出会った天野和明さんに、

 最近のロープは9ミリ代中頃、

って教えてもらったってことのほうである。





2023/11/27

Tohriyama Coffee: Some beautiful things happening...

English 

I intended to write my diary as usual, but I realized I cannot write in Japanese. It is not the language that seems fitting for what I am trying to express. 

So, taking advantage of knowing two languages, I decided to write in English today. For me, English is the language for expressing emotions. 

Yesterday was a beautiful day. 

Scar

I took a family with a baby to Matsukuni, a shared farm of natural farming. There, I met many people who still remembered my name. I had forgotten their names on the contrary. 

I had forgotten almost all the people's names there while I took 6 months off for my ankle injuries. Before the injury, I was so into farming and loved the style. But eating just vegetables led me into nutritional deficiency, made me depressed, also made me very weak physically.

So I had contradicting feelings about natural farming. 

Also, she... I forgot her name... someone who reminded me of a "typical good mother"  in Kyushu...  well, I don't know how to express the feeling. It was at least a shock to me, reminding me of the scar of injustices and betrayal that I had as a child. 

I felt very keen rejection towards her, not from her side, from me. I felt she was just "pretentious" to be a good mother figure, not really a good one. 

Being a good mom is her wish, not for the kids, which was exactly how I felt for my own mom. 

Oh, yeah, I know why I don't remember people's names now. 

I started to suppress my mind to protect my heart from being broken. I erased memory. 

But actually, people were there nice as usual. I was about to bury even some good memories of them too. 

The couple I took was very nice and seemed impressed with the idea of natural farming. I was so glad I took them there. 

Toriyama coffee

I did not know why, but I felt kind of tired, so I went to a nearby coffee shop, Toriyama Coffee, a recent favorite of mine. 

There, I had a really good talk with the cafe's owner, Kazu, or Taisho. 

There was a lady customer when I entered a cafe, and she seemed very withdrawn to me. 

In that particular cafe, people talk to each other; that is the reason why I like it.

Unlike other typical Japanese cafes, people sitting next to each other do not talk to each other at all. 

There, everyone's friendly and talks to each other, sort of like in the US. I know some people say the reason why people in the US are so friendly to each other is because they are trying to make sure you are not their enemy... but why not? 

I had a great time in the US 30 years ago, as a young adult when I had no idea at all about how the world works, and I learned American style as a young women starting her life for the first time. I lived in a poor community and a wealthy community, and for both, the key to safety was people skill. 

Kazu, the Taisho, he noticed that I am very tired, immediately. 

Then he listened to me and shared a conversation with that very quiet lady whom I did not know how to talk to... she had responded without any resistance... 

he's got great people skills. 

HSP 

I asked him how he does it. 

He said he's HSP, he's afraid of being disliked so much, he developed how to open people's minds. 

Wow! 

That is what Milton Erickson had been admired for, and how he cured people of the most severe mental disorders... 

I asked some further questions on his people skills and how he does things. He seemed a natural born with the skill; he'd been depressed when he was young, and his doctor put him on medicines for the mental disorder... he's been through the process of getting better, he gained the skills... 

For me, I am the kind of person who tends to say, "Let's go! Let forget the past and see the future" so I am protecting myself by not thinking my scar so deeply... maybe. 

Now so far, the great skill of his is used for the customers, and everyone gets friendly there, and leave there somehow feeling better... 

In a way, he is giving a cure to people's broken hearts. For the price of a cup of coffee. 

I was hurt and I know it

On saying goodbye for the day, he said he misses me going back to Osaka, and that was so nice and ringer to my mind... 

I'd been there only a few times. We only see each other at the cafe so my attachment to him was, I thought, from only my side. I liked him so much I gave him my old MTB. 

I liked him because I lost my young brother when he was only 24. 

I liked him because he was the same age as Matthew, an American child I took care of when he was only 6 years old. He would be as old as 35 now. 

So my liking Taisho was only the reflection from my side, I knew. 

So this was a surprise to me he gave me back the same "Like". 

If you don't know where you're going, any road takes you there... if you don't know where to place your attachment, any person takes your attachment for their own use... they betray you, by using it un fairly...injustice.

My mom... was the first one who took advantage of my attachment towards her to fulfill her ego. 

Not all people... not all people... Taisho might be safe... 

Now my mind goes towards the people who came to my yoga class for seeking the cure for their minds... people come to a yoga class for that.  People can be quite open to a Yoga teacher. 

Isn't it scary? 

To give so much, without expecting to get it back? Yes, it is scary... 

You do have a risk of getting a rejection. 

But what is there for you to lose? Your heart. 

You can lose your love by being used... see what had happened to me in climbing? I was used, my kindness was used, and not just all that, my life was about to be taken away... only because I was so kind to my climbing partner... I was hurt, and that hurt made me depressed... made me wish to die. 

Betrayed? Yes. 

Do I have to cry aloud? And let go of my anger? Yes. 

Do I have to seek revenge? No. It's in vain. 

Do I have to heal my wound? Yes. 

How? I have no idea. 

Maybe coming to this cafe? 

You can be more

On saying goodbye, I pointed out that he can be possibly larger... that was all I can give to him, also all I had as a mentalist... 

People in Japan create a glass ceiling somehow by themselves. They tend to think "I am a small car" when they can be a big truck or a bus. 

It had happened to me too... I took myself so small and said no to the gift that life had given to me... like the BMS trad fes or an invitation to join Telecom New Zealand...or living in the US...  

I know it does not come from personal childhood experience, it comes from being a good Japanese. We are taught to be humble and that includes not to take a big chance since a good person does not do so... but in reality, when those "chances" come, they come not to YOU, they come to your inner self, inner DIVINE, so you have to take it. 

Taking it is good for everyone. or should I say, it maximize the use of you as a human to the world... you are only responsible finding a good usage of yourself so you can help the world to be a better place. 

He said, "Your words stunned me." Did I hurt him? 

If so, it was not intentional; it was meant to... not to minimize oneself just to be a good Japanese,  people should become who meant to be... so that was my intention.



2023/11/26

【マキラのアジト】趣味の部屋=趣味の岩場

 ■ すごいめっけもん♪

昨日は、例の、AI関係のリクルーターが職務経歴書を出せと言うので、仕方なく、過去の職歴をまた翻訳していた…。はぁ。

転職って、めったにしないので、するとなると、前に作った書類は、3世代くらい前に使っていたPCの中…。

ちなみにきた求人の内容…


これってホンモノなんでしょうか? 

FBと同じく、LinkedInも米国の流儀で運営されているので、なんか詐欺っぽいというか…。こういう求人が来たときに、

 相談できる相手

ってのが私が欲しいものなんですが…。私より上級のビジネススキル(プログラミングレベルのITとビジネスレベルの英語力)を持っている人が周囲にいないので、誰にも相談できない…(汗)。

しかたないので、今キャリコンを雇っています…。この弱肉強食ワールドで、女一人でやっていくの無理。 ついでに前のエンジニア時代にメンターになってもらっていたアメリゴと由り?を戻しました…。

海外のソフトウェア産業で働いたことがある方のアドバイスを求めています! こういうrecruitingが来たのは、一回や二回でない。

とりあえず、almas begum 詐欺 で検索してもヒットしなかったので、書類作成中。

で、英文履歴書と職務経歴書の作成で、土曜なのに、めっちゃ疲れたので、友人のアキさんが出店するという紅葉祭りに出かけた。

ちょっと時間が余ったので、近所の探索…冒険を探しに出かけた…ら、なんと!超ヒット商品発掘。

■ マキラのアジト

ここは、私でないと見つけられないかもしれない。

というのは、ここ、洗濯機を乗り越えて、ドアにたどり着くんで…(笑)。

普通の人は、洗濯機を見た瞬間に、ドアまで行くのを辞めるであろう。

しかも、お店のドアではなく、普通の家のドアなんで…なんかなぁ。

こんな具合。

で、入ったら、めちゃ好みであった☆


夫の元君が、電子工作大好きなんである。

しかも、実は、このわたくしめも、もともとはロボット開発室で、オシロスコープで波動計測していたんである。まー、クライマーとなった今、エンジニア時代の私が遠く過去のこととなっているのは事実であるが…。

で、マスターの趣味は、アンプの修理らしい。音楽関係には全く疎い私だが…。ラジオとレコードプレーヤー聞かせてもらった。

音楽家のようなアーティストと電子工作好きの理系の出会う場所…らしい。


私は昔から理科大好きで、中学受験の時に、試験勉強をしたのも、理科室。実は数学の問題が解けないで、先生に聞きに行ったら、暇そうな理科の先生にたらいまわしにされただけであるが、その理科の先生は、勉強は見てくれなかったが、ビーカーでお茶を入れてもらった☆ 良き思い出があるんだが…。

巷のロボット教室とかに子供を入れていないで、こんなカフェで、電子工作をするマスターをただ見ているのがいいんではないか?とか思ってしまったが。

子供に必要なのは、心理的安全基地であって、無理やり知識をインストールされる場、ではないんである。

なんせ、子供って、興味を持つまで教えない、ってのが大事。 教えてしまうと、押しつけになる…教えない。ここが味噌なんである。

実際、私は小3の時に、英語教室にしばらく通ったが、全く無駄であった…あとで自分でNHKラジオ講座で勉強したほうが良かったんだよなぁ…。

で、ここのカフェは、定年退職後の趣味みたいなもの、らしい…。

まぁ、岩場の開拓も同じようなものですよね! おじさんの男の趣味の部屋=岩場。

ということなので、なんか、私にとっては、”いつもの感じ”、なのであった☆ 

お父さんの趣味の部屋(岩場)にお邪魔しまーす!みたいな?

私は、父のお膝で遊んでいる3歳児の娘だったんで、親父の膝元で遊ぶ感覚ていどのことなんである。

■ 岩場はなんで、”係争の場”となったのか?

しっかし、このように、単なる、定年後の楽しみであったはずの岩場が…その価値をおおやけに見出されたとたんに、

 俺の初登ルートだ、俺以外の登り方で登られるのは許せん!


とか、

 知り合いだけに来てほしい

みたいな、エゴの発露の場となったのだろうか…??? 

ああ、悲しき人間の性って感じですよねぇ…。

■ 日々を楽しく満たされて過ごす

ここのカフェ?というか、他人も入れる趣味の部屋…は、マスターが

 日々満たされて過ごせる場のシェア

みたいな感じである。私も、暇なので、満たされて過ごしたい。

遊び=趣味なんて、人生の浪費だ、と言う向きもあろうかと思うが、人生はそもそも、みんな死ぬんだし、生まれてから、死ぬまでの暇つぶしでもあり、まぁ、好きなように生きればいいんである。

日本は何か知らんけど、戦後70年、「〇△■な生き方をしないとだめ」という金太郎あめ労働者洗脳教育が、世間を席巻したいたようで、その呪縛から解き放たれるには、

 定年

という免罪符が必要なようなんだが…。

別に22歳から定年な生き方をしているのが、先進国のトラベリングロッククライマーたちである(笑)

■ 型にはまらない生き方から、型を利用する生き方へ

前に行ったラオスで一番人気のクライマーは

 イギリス人なのに、一回もまともな就職をしたことがない男性

であった。周囲のクライマーから、その就職をしていない件で最も尊敬を集めていた。

 古い体制に巻かれる=敗北

という意識が、先進国のクライマー業界には浸透しているようで…(笑)

ワタクシとしては、巻かれない人が上、と言う時代はもう終わりつつあり、さらに上を行く、古い体制と新しい体制の間をスムーズにジョブサーフィンできる人、が素敵な人なんではないか?と思うんだが…。

と言うわけで、今もLinked Inでのrecruitingにアドバイスくれる人募集中!




2023/11/23

【心理学】セラピスト職のニーズを感じた数々の不可解な事件

■俺を癒して!の叫びシリーズ

 その1)セリフ「無条件に愛してほしい」

→ 見捨ての傷 ギャン泣き大人バージョン

意味:子供のころの見捨てられ不安を私は解消していないから、クライミングを通じて、私の見捨てられ不安を解消してほしい。

その2)セリフ 「セックスしたい!」@山岳会山行テント泊中 

 見捨ての傷 抱っこして!大人バージョン

意味: 私は日常のストレスで、はちきれそうになっているから、あなたをはけ口にさせてほしい。妻にはとっくの昔に相手にされなくなったから。

私は自分が負える以上の責任を負っており、それを口に出すことも、自力で解消することもできない。なぜなら、自分で解消せず、親に機嫌取ってもらって成長したからだ。

どうかあなたの力で私を一人前の大人にしてほしい。私は自分で自分の機嫌を取る方法が分からないので、どうすればいいのか教えてほしい。

その3)セリフ 「どのボルトを使っているか、なんで教えてくれないんですか!!」Byトポに開拓者として名前が載っている庵メンバー 

→ 侮辱の傷 先生、教えてくれないなら、俺、拗ねちゃうよ!大人バージョン

意味:プライドは高いけど実際は知識はないので、なんとか、情報を仕入れたいが、いまさら、人に頭を下げて聞く気にはなれない。こっそり教えてもらいたい。

子供のころに親に質問したら、むげに扱われた、という屈辱の傷があるので、普通に素直に聞くことができないが、それは赦してほしい。私の拒絶の傷をいやしてほしい。

ってことなんかなぁ… 

■ 世の中傷ついた人ばかり、なんですよね

クライミングをしていると、心理学、とくに愛着障害の問題解決のニーズを感じます。

愛着障害があると、なんだか不可解な言動が多くなります。

(ご自身が言っていること)と(やっていることの不一致)に気が付いていないというか…

最も顕著な事例は、チッピングして、有名になる、っていうタイプの開拓者でしょう…

悪いことをして有名になって何がいいんだ?って、普通の人は思いますが…。

自己愛性パーソナリティー障害なのでは?って感じですよね。

だとすると、解決には、心理専門職の介入が必要と思われますが…。まさか世間のように法律で規制するわけにもいかないので…。




【パートナーシップ】 クライミングパートナーに適性のある男性の見分け方

日本のクライマー男性は、ほぼほぼ全員、大人だけど、子供っぽい。

本来のアダルトチルドレンは、子供のころ大人をしていたという意味ですが、きちんと大人であるという自我で登ってくれないと、相方を殺します。

トップクライマーたちはすべからく、そこは抑えたうえで、楽しんでいる。チャレンジしている。

というので、適切な相方を見分ける方法です。

■クライミングに適性のある男性の見分け方

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1「 安心感があるかどうか?」

2「 話をちゃんと聞いてくれるか どうか?」

3「 憧れたり、 尊敬し たり する 部分 が ある か?」

4「 実体験に基づいて 語っ て いる か?」

5「 毅然とした態度でNOと言えるかどうか?」

6「 謝罪 と 感謝 が できる か どう か?」

7「 困ったときに相談したいと思えるか?」


大堀 亮造; 大堀 亮造. アダルトチルドレンを克服したければ、父性を身につけなさい (Kindle の位置No.577-582). Kindle 版.

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1「 ビレイに安心感があるかどうか?」
  NG事例: 人工壁でのロープ合わせなし。第三者によるビレイチェックなし。

2「 ルートの相談をちゃんとしてくれ、どのようなレベルを登りたいか、聞いてくれるか どうか?」
  NG事例: 自分が登りたいのに登っちゃって、相手には、そのロープでトップロープさせるだけ

3「 クライマーとして、憧れたり、 尊敬したりできる部分が ある か?」
  NG事例: ねえねぇ、残地持って帰って、みんなで山分けしようよ~

4「 実体験に基づいて クライミングを語っているか?」
  NG事例: 〇〇に行ったけど何を登ったか記録がない。失敗から学ばない。

5「 こんなのも怖いのか!とバカにされたとき、毅然とした態度でNOと言えるかどうか?」
  NG事例: すぐかっとなってクライミング競争をおっぱじめる

6「 相方に、謝罪と感謝ができるか、 どうか?」
  NG事例: 貸したギアを何か月も返してくれない。ロクスノも返さない。

7「 困ったときに相談したいと思えるか?」
  NG事例: 相談したはずが、自分の相方を取られる羽目に…。

2023/11/21

【心理学】 クライミングはパートナーシップの修練の場

■ こんな関係にはまっているとき、境界線は赤信号!

1)相手にビレイを与えるばかりで、代わりにビレイを受け取っていない

岩場の事情があったとしても、対等にビレイを交代できない関係性は、パートナーシップは崩壊します。

例外は、まだ岩場のリスク認知があまく、いわゆるリード登りができず、デッドばかりで取るような、未熟で下積み中の新人クライマーの場合。

10年登っていても、リスクを避けて多めに見てもらうために、わざとデッドで取り続け、他者にお目こぼしで、トップロープにしてもらいたいようなクライマーも海外には良くいます。基本、ATC持ってこないクライマーとは、登るべきでなく、ロープを持ってこないクライマーも海外遠征中の例外中の例外とすべきです。

2)相手が請け負うべき責任まで、あなたが負っている

読図、運転、ロープの選択、レスキュー、行動食、リスク管理、ギアの選択(ロープを濡らさないなど)

クライマーとして一人前になるタスクを自分でせず、0.5+0.5=1人前、の発想の人は間違っています。それだと、片方がダメになったら、すべてダメになるということです。

正しくは、1+1=2 で、ゆとりをもって、登ります。

3)あなただけが危険を冒している

グランドフォールの可能性がある1ピッチ目をリード…、

あなたには難しい箇所を相手のためにリード…、

車をいつも運転している…、

怪我をしているのに家に帰してもらえない…、

自分だけがビレイが確実で、相手はビレイのチェックを受ける気がない…

すべて相手はクライマーとしての責任を担う気がない。半人前のまま進もうとしているということです。

4)いつも相手の意向が優先されている

相手が登りたいルートには行くが、あなたが登りたいところには行かない

5)相手と違う意見を言いにくい

グレードは身長により異なる

6)あなたの登攀が、ひたすら相手にかかっている

相手が機嫌よく登ってくれないと、こちらが登れない羽目になる。一蓮托生。

7)相手から命令されたり、人格を非難される

したくないリードの無理強い。怖がるとバカにする。

■ まとめ

2人一組で登るクライミング。リスペクトがある対等の関係性で登れる人と登れない人がいます。

日本では、戦争の歴史的経緯からアダルトチルドレンが量産されています。

アダルトチルドレン=境界線問題。

対等の関係性で、登れないということです。

特に男性クライマーは、息子命の母親によってママボーイ化し異様にエゴがでっかく拡大しているために、女性とみれば、ガマンや譲歩を強いる自動思考が作動している人が多いです。

こういう人は女性だけにそのような行為をするので、男性からはそれが見えない。

その場合、女性同士のほうが気楽に登れていいかもしれませんね!



【心理学】国民的トランスジェネレーショナル・トラウマ

[目撃!にっぽん] “ずっと父が嫌いだった” 家族が向き合う戦争の傷痕 | NHK

■ 戦争体験=心の崩壊

戦争体験世代 → 戦争トラウマ 心理的に子供と愛着が築けない
子世代 → 親と分離トラウマがある = 自閉症、愛着障害、ASD、ADHD等
孫世代 → 分離トラウマにとらわれた親に育てられたアダルトチルドレン

となっているようです。

私の事例では、祖母は戦争トラウマがあり、満州からの引揚者でした。その子供である母は、忙しく自立した女性に育てられたため、ASD受動型みたいでした。つまるところ、おとなしく、頼りなく、とても寂しがり屋でした。えーん、と泣いている小さい子供が、母。
そのような母のもとに生まれたのが、私です。私はかなりたくましいですが、それは、真逆にたくましくない母に生まれたせいですが、既存の”自分では何もできない女性”という女性像を塗り替えたいという思いで、私は母のもとに生まれることを選んだのではないでしょうかね?

英語が話せ、ITができ、しかもチェーンソーも使えて、クライミングもできるって、ただのじゃじゃ馬じゃないですよねぇ…自分でもなんでこうなったのか謎。私は楽しいことを勉強してきただけですが。

さて、この動画の人は、

戦争体験世代 → 戦争トラウマ 心ここにあらずで心理的に子供と愛着が築けない
子世代 → 父に反発 あんな男にはならない!と強い男になる

となっています。では孫世代はどうなるでしょうか?

孫世代 → 子世代の父の強さに反発して、優しい男性になる、があるかもです。

私の夫は、孫世代の、心優しい男性、かもしれませんねぇ…。

■ 屁のツッパリで、40mランナウトの方々の世代背景

を見ると、大体、戦争時に親が戦地に出ていた子供世代でしょう…

帰ってきたら、親は、魂を抜かれ、戦地の悲惨さが分からない村の人に、戦争ボケと呼ばれて、見下されている。そんな親を見て育った子供は

 俺は勇敢なんだ!!!

と聞かれてもいないのに、主張するために、4級で40mランナウトする羽目になったのかもしれませんね…

■ 心優しく

そういう時代背景で、明らかに心理ゲームによって動き、翻弄されてしまっている人に、

2020年においては、5.12でエルキャップをフリーソロする時代ですよ~

と教えてしまうのは、

 心無い行為

だったかもしれません。だって、その人は、自分が翻弄されていることに無自覚なわけですから…。裁判だって、犯罪を犯罪と分からない子供には罪を着せません。

と言うわけで、なんで九州の年配の人は、ランナウト自慢なのか謎が解けました。

ズバリ指摘して、すいませんでしたね。いや、時代錯誤感がかなりあり、おったまげてしまったためです。九州の若い人は、もうとっくに分かっていたよーということなんかね?

最近の若い人は心優しいですね☆

だからと言って、こんなクライミングは常識の範囲外ですので、やめましょう。左が私です。

一人のビレイヤーが2名のクライマーをビレイ中ってことが分かる写真(汗)。本番ならカム持っているのに、この日はアイスクライミングの転進だったので、ゲレンデクライミングだと思っていたら、本番リードを初対面の人に対してする羽目になった。めちゃランナウト中。しかもリードなのに50リットルザック付き。

この山岳会の会費を一年分払い、1回比叡に行っただけで、この写真をもらって、この人たちは何にも分かっていないと思い、退会。

のこり11か月の返却をお願いしたら、これは特別措置で普通は返さない金だ、と言われました。

は?どんだけ?盗人猛々しいのか… 恩着せ合戦になっているよなぁ。使っていない金を返すのは当然です。

しっかし、この登攀、危険だったよなぁ…。

青ちゃんとインスボンでたくさん登っていたことが身を救いました。師匠、ありがとう。

参考:命あってのものだね

2023/11/20

【心理学】クライミングのメンタリングは人づくり

 ■ 師弟関係の本質は、人づくり

今となっては失われてしまいましたが、本来、バリエーションルートを含む困難な山において、師弟関係は、人づくり、です。

その事例は、コンラッドアンカーとジミー・チンが出ている、『Meru』にみられますね。

私はアルパイン出身なので、とっても感動しましたけど…フリークライミングにおける師弟関係でも同じなのではないでしょうかね?

師匠と話すだけで、山人生が大きく変わるような、そんなメンターを得た人はとてもラッキーです。

■ クライミングで人生を良くする

人生において、取り組みから結果が出るのには長い時間がかかりますが、山登りと言うのは人生のメタファーであるので、短時間で問題解決ができます。

山の経験を実生活に持ち帰り、強くしなやかに生きましょう。

山頂と言うクライマー自身が決めたゴールを達成する道筋の中で、クライマーがより良い人になるために支援してくれる人、それが師匠であり、メンターです。

クライマー本人が、自ら課題を決め、ゴールへ進んでいくことを支援する。

その結果、より良いクライマーになることができる。

そんな師匠、そんな仲間こそ、クライミングを生涯の趣味とする醍醐味ではないでしょうかね?



【通山珈琲】やっぱ、クライミング界、いびつですよ

■ ”失われたご近所があるカフェ”通山珈琲

 最近、ヘビロテ中の通山珈琲さん。ここは、なんだか、私の理想が体現されている。

私の理想って? ”さりげないご近所づきあいでの、負担にならない程度の助け合い”、があるってことです。

いうなれば、「あ!お醤油がない!お隣にちょっともらってきて!」みたいな。

■ ”失われたご近所さん”があるカフェ

通山さんには、大体、何人か人がいて、お客さん同士で楽しくおしゃべりするのが普通です。

大人の社交場?

おしゃべりしないで、静かに本を読んでいる人もいるが、大体のお客さんは、おしゃべりしている。

それで他愛ない話をして、なんか人と人の接点が、面白い店です。

昔の日本は、こうだったんじゃないですかね?

■ ”インクルーシブなカフェ”

老若男女、いろいろな年齢の人がいて、

 それぞれの気持ちや意見を聞ける場・言える場

になっています。若い人の意見や状況が聞けて、興味深いです。

■ 単一層の弊害顕著なのがクライマー界かもですね…

日本ではクライマーと言えば、若い男性のことで、一つの年齢層、一つの性別だけが、クライマー界のすべてになってしまっていた時代が長かった。

だから、日本のクライマー界では、男性が既得権を守ろうという気持ちになって、サバージュ・ババージュの件みたいに、”初登者の権利”を持ち出して、禁じ手のチッピングもどきをしてしまい、間接的に、リーチが短い女性や子供を排除したくなるのかもしれません。

別に、女性が、男性しか登れなかった5.12を登れたり、子供が登れたりすることで、自分が何かを失うことにはならないのになぁ。

■ 海外の悪いところだけ取り入れちゃった日本

海外では、読書中の人に、”Would you keep eye on my child?”と言って、ちょっと煙草を買いに行くとか、で、子守りをしてもらうのは、当然、無償で、気軽にお願いしていい、お願い事、となっています。

私も勉強中に、子供を無償で預かったことが何度か…。(知らない子の時もある)

ベビーシッターとして、サンフランシスコでは、仕事はしていましたが、そのついでに自分の面倒見ている子じゃない、他の人の子供を、他のシッターがトイレ行く間、ちょっと見ている、なんてのは、別に普通なんですけどね…。

日本の人は、境界線の引き方が下手なんだろうなぁ。

■ 年配の人は若い人を助けたい

私の世代は、就職氷河期ですが、30代からみたら、バブル世代と見分けがついていない。

まぁ、私でもつかないくらいですから、仕方ないなと思います。バブル世代は、世間の見方が、とってもお気楽なところで初期設定されていますが、以降の世代は、微妙に何もしなくても世間が自分を世話してくれる、なんて納得感がありません。

かといって何が正解なのか?よく分からないし…。先人の知恵を聞こうにも、やたら成功譚を語られても、ビフォーバブルの成功譚では、役に立たないんですよね。だってバブル期って成功しないほうが難しいくらいの時代なんですよ。

エレベータの登りで駆け上がるのと、下りエレベータを駆け上がるくらいの違いがあります。

だから、若い人からは、人に拠っては、この人の成功譚を聞いても、もはや時代が変わって適用外になっている、と思って、あちら側扱い、されたりすることもあるかもしれません。

例えば、1社だけの株式を購入してそれを長年持っていれば10倍になる、とか…もう、そんな時代はとっくに終わった(笑)。

山で言えば、マッターホルンのヘルンリ稜を登って尊敬される、とかすっかり終わっているし、ヨセミテ行きました、も同じです。

行ったことではなく、何を登ったの?ってのが課題になります。行くだけなら温泉行ってきた、ってのと同じですよね。クライミングしない私も夫とヨセミテは行ったことがあります。

■ 若い人の中では、貧富の差が、拡大している印象

若い人たちの中では、自分の足で歩み始めたという実感を持って生きている人と、いまだに古い価値観に縛られて、親の言うとおりにしたほうがいいんだろうか?と揺れている人がいるように感じられました。

クライミングで、親の言う通りする…平均的な山岳会の言うとおりにすると、ひどい目に遭います(笑)。

いうとおりにするなら、ガイド協会が出しているガイド教習本の言うとおりにしましょう☆

そう…いうとおりにする相手をきちんと見極められないといけないです。

日本では親の言うことは、すべからく聞くべし!ってことになっていますが、親になったからと言って、人が急に賢くなることはないですから、親だって間違いますよねぇ。

例えば、えらい人に任せておけば大丈夫、とか、バブル世代の人は行ってきます。偉い人に任せた結果、失われた30年の結果責任を取っているのは現代のわれわれ。

先生も同じで、学校の先生と言うのは究極の世間知らずです。そりゃそうだ、社会に出る前に教師になるんだから…。

よくよく考えて、自分で見極めて、自分の人生のかじ取りをしましょう、っていうごく普通の、これまでも当たり前だったことが、より一層重要になっている気がします。

■ インスタントな選択肢

カフェ経営者になるってことは、インスタントな成功への道ではない。

最近、近所にバブル期の福岡で高値掴みして建てた戸建てが売れ残っており、路上キャッチセールスを若い人が何人もやっていますが…。

あのような仕事をしたいというのは、インスタントなお金を求めたせいではないでしょうかね…?

福岡の不動産市場は、10年前から徐々に上がって、今最高期にあり、バブルの様相ですが、そんなこと、ちょっと住宅市場のグラフをググればわかることです。そんな高止まりした不動産を売りつけるということは、どっちかというと、悪徳商法で、白い商売ではないので、そんな商売はやめて堅気の仕事をしたらどうだ、とそのキャッチのお兄さんに説教してみましたが、「やりがいあります!」と言う返事でした。やりがい詐欺にやられている…。

若さ=世間知らず、と言う意味なので、誰にも間違う権利はあるのだし、やりたければやればいいのですが…私をカモだと思っているみたいで、断っても断っても、何度も声をかけてくるんですよねぇ…

というわけで、なんか、

 若いクライマーが物ほしそーに近づいてきたこと

と同じ感じ…(汗)。

依存心一杯な君を救ってあげたいけど、その依存心が問題の核心なんで、救うの、無理なんだよ…を思うんですよね…。

カモ扱いされていることが分からないほどのバカじゃないですよ…(笑)。

■ 自己責任=無責任と転換されているクライミング業界…

クライミングは、自己責任…とよく言われますが、この言葉は、実際のところ、ボルトは開拓者が設置したのだから、一般クライマーは無償で登っていい、とか…”無責任”な意味合いに転換されています。

自分さえよければ良い、と勝手に自己責任を無責任に変換しているのは、日本国内だけです。

例えば、終了点に残っているカラビナを持って帰る、とか。それ、ただの窃盗ですから。

正しくは、自分がやりたいようにやる、それについて結果責任を取る、です。

人生は一度切り、生きたいように、楽しく行きましょう☆ 

仲間がいれば、つらいことも、なんのその。

通山珈琲に行けば、分かりますよ☆



2023/11/19

【優良書籍】『射精責任』

 現在受講中の講座で、紹介があった書籍です。全米ベストセラー書籍。

■ 自分の意見をなんにでも、かんにでも求められる海外…特にアメリカ

海外でクライミングすることを考えると、いろいろなことを武装しておく必要がありますが、理論武装、はその一つ。

人工中絶問題は、アメリカで恋愛しようという人には、避けて通れない課題…自分の意見を持っていないと、恋愛の対象者にすら入れません(笑)。

興味がなくても、意見を持たざるを得ないような社会構造になっているんですよね。

■ ピルを飲んでいたアメリカ時代

アメリカでは、私がいたころは、ピルが無料配布されていました。私はまだ若い娘で、レイプが最も恐ろしい身に降りかかる不幸だったので…ピルは無料だし、身を守るべし!と思って飲んでいました。

若くして身ごもって、人生ままならなくなるってのは避けたかった。逆に、他国の移民1世の女性は、身ごもって在留したい人もいます…。私には、仰天の世界観でしたが。

さて、以下が、射精責任の概要、です。







どうです?

日本の男性のみなさんは、女性に負担を強いていることを無自覚かもしれませんね…。

一説に、日本の家父長制→中国伝来の儒教で日本の土着信仰ではない。

男尊女卑は、西洋からのエリザベス王朝時代の男女観…という指摘もあります。確かにジェーン・エアとか、読んでいると、そうだな、と思いますよね。

どっちにしろ、片方がつらい目に遭って、片方がそれに便乗するのは良くない。

単純にそれだけでしょう。

子供は愛し合っている男女が、”協力関係において”作りましょう。

2023/11/18

【読了】100%クライミング人生

 大開拓王の東さんの最新書籍。(というか、クライミングの本は、大体ロクスノ連載をまとめただけのもの…)

https://amzn.to/47yw6cZ

面白かった☆

冒頭に、東さんは開拓者ではなく、セッターなんだという記述があり、開拓者のあるべき姿が北山さんにより語られているが…開拓者=ビンボー臭い、泥まみれである、というのが要旨なようで…それだから、あんまり開拓志望の男性クライマーが出てこないのかもしれない。

昨今の男子は、韓国アイドル的で、日焼けダメでーす、メンズエステ行ってまーす、みたいな人も多いからだ。

さて、東さんのセッター稼業と開拓ライフが、大変華やかに描かれており出てくるメンバーは、世界を股に掛けるコンペクライマーだらけであるが…

岩場でグレーディングするときの、大事な要素が書いてあった。

  そのグレードを限界とする人にとっての核心をランナウトしない

である。 

例えば、5.10bの課題を作った場合、作った本人は大抵の場合、もっと登れる人で、5.13クライマーレベルであろう… しかし、5.10bというのは、私のような一般クライマーでも登る。

その想定されるクライマーがレットポイントするのがやっとと言う場合、ランナウトすれば危険にさらすことになる。

ーーーーーーーーーーー 引用

開拓のモラル

ルート開拓は無償の行為であるし、そのルートを再登するクライマーに対して、どの程度まで責任を負わなければならないかは定かではない。ただし、開拓したルートを公表したり、雑誌に発表したりするという行為は、他人を迎え入れることを前提としている。再登者のことを考えず、ただ自分がその岩を登りたいのであれば、自分が登った後にボルトを撤去したほうがましだ。

このエリアで良くないと感じたことをまとめると

 ①ルート間隔が近い

 ②ボルト間隔が遠い

 ③岩の脆い部分にルートがある

 ④終了点がお粗末

である。

日向神は、二つも当てはまっている。

ボルト間隔が近いのがいいというわけではない。12Bのルートにある10B程度の部分なら、5mくらいランナウトしても仕方ないときがあるだろう。

当然そのルートを挑戦するクライマーなら落ちない部分であるから。

しかし、10bのルートで10Bに近いムーブが出てくる部分をランナウトさせてはいけない。

開拓者は問題ない力量でも、そのルートをレッドポイントするのがやっとというクライマーを危険にさらすことになるからだ。

ボルト位置はラインの案内に役立ち、クリップのしやすさを考え、岩の強度のある部分にうつと言うセオリーがあるが、グレードに対応した間隔も必要である。

P63

‐‐‐‐‐‐‐‐‐引用終わりーーーーーーーー 太字、赤字当方

我が意を得たり、な記述であったのだが…

付け加えることがある。

昨今の5.12クライマーと言うのは、昔のように

 well rounded (よく練られた、包括的な)

な成長をしてきた5.12クライマーじゃないってことだ。

今の一般クライマー、特に、講習会などにも参加せず、放置プレイの山岳会に籍だけおいて、実質は、友達をまねしてクライミングしており、正規の教育の一縷を得ていない人は、

 お買い得品数珠繋ぎ、一発芸5.12クライマー

であることが多い。

一般クライマーの旅は、お買い得品の5.9から始まる…お買い得品5.9が登れたら、お買い得品5.10を登り、お買い得品5.11を登り、お買い得品5.12で上がるのである。

そうすると、5.13が登れても、ヨセミテで、スラブの5.8で落ちてアメリカアルパイン協会の事故報告書に載ることになったり、インスボンでは、5.13クライマーでも、5.8のワイドクラックに登れなかったそうである。

お買い得品を探す、と言う行為は、とても普及している。お買い得だけの一発芸で、レッドポイントで5.12が登れた人でも、「私は5.12クライマーです」と述べるし、私のように「ゆっくり5.10Aをオンサイトで登っていきたい」という人がいても、「4本5.10Aを登ったら、5.10bに行ってください」と無理やりしたくもない、グレードアップを求められる。

つまり指導者側も、Well Roundedなグレード、クライミング能力を身に着けさせようというよりも、とにかく、グレードを稼がせたい、という気持ちが強いのが、昨今のクライミング事情だ。

これは、自信をつけさせたいという親心もあるだろうが、ほとんど、”私がこのクライマーを育てました!”と言いたいというエゴの声のほうが強いのではないだろうか?

クライマーの主体的な学びや主体的な成長よりも、境界線侵害と言えるようなスタイルでの、クライミング教育がまだ世間を跋扈しているのである。

理由はどうであれ、昨今の男性クライマーが自己申告してくる

 5.12登れます

は安易に信用してはいけない。期待する技術的バックグランドはほとんど伴わないことが多いし、5.12登れると言っている男子が、5.9で”跳ね返される”(そうです)。つまるところ、あまり実力の厚みはない。

エイハブ船長1級は、5.9がリードできない男子でも、一瞬芸で登れました!と申告してくる。リードも同じようなのに陥っていると思われ、昔は、グランドアップで実力をあげて行っていたので、意味があった5.12も、今では、ボルトとロープに守られ、ハングドッグでうんうん唸ってやっとこさ登っても、5.12なのである。

私なんかは、5.12がオンサイト出来るまでは、ハングドッグ禁止にしたらいいんじゃないかとすら思うほどだ。安易にロープにぶら下がることが、さも、

 執着心があって素晴らしい

みたいな評価になってしまっている。それは、40年前ですら、5.13とか、5.14の世界最難の方々の話である。みなさん、誤解なきよう。