■ いや驚いた。古いアルパインクライミング界のイケイケ主義はモラハラでした
なんか思い当たる点がいっぱいで驚いた。
なんか心理的にゆがんだ人が、わざわざ私をターゲットにしていただけみたいです。
https://amzn.to/3QYW8Ps より引用。
■ モラハラパーソナリティ(モラハラP)と一般的な八つ当たりとの違い
1)被害者を、道具扱いする
2)自己成長しない
3)ターゲット=防衛機制を発動させやすい相手、問題から目をそらさせてくれる相手
■ 被害者を道具扱いする、とは?
被害者が自分のために存在し、自分の葛藤を引き受ける存在(心のゴミの受け皿)であるかのように扱う(=投影性同一化)によって、自分の心の問題を凌ぐことを常とする (P32)
クライミングに置き換えると、自分の葛藤(優れたクライマーになりたいがなれない)を引き受ける存在(一方的に褒めてくれる、ヒーロー扱いしてくれる)によって自分の心の問題(本当は自分なりのチャレンジをしたいが怖い)から、目をそらしている。
つまり、自己の区別が混乱した”境界例水準の防衛機制”。
これは、だれしもにある、八つ当たりという責任転嫁とはレベルが異なる。
しかし、第三者からは、単なるミスや単なる八つ当たりに見えるので、
「良くあること」「気にする方がおかしい」
という意見が出る。(わー、分かる!よく「注意すればいい」と言われたが、間違ったビレイを注意しても若い男子は聞かない。私が言うから聞かないのではなく、誰が言っても聞かない。アドバイスをくれる人は、こちらの誠実なアドバイスを聞かない人…例としては、ひどいビレイをするビレイヤー…やロープを持たずに山に来るような人‥‥とは接点がないので、注意しても、いうことを聞かないということが、理解できない)
違いは、
一般人 = 「世代的」「瞬間的」八つ当たりを反省し、問題そのものに向き合おうとする
モラハラP= 問題そのものに向き合おうとせず、向き合わないことの言い訳に利用する
■ 変えたくないモラハラパーソナリティ
モラハラPが、モラハラを行うのは、自分の問題を解決し、自分が
変わりたくない
ためである。”変われない”のではなく、”変わりたくない” のである。(阿弥陀北稜で宴会して凍傷3人)
■ 延々と責め続ける
変わりたくない、が本音のため、延々と責め続ける。(40年残地ボルト追っかけクライミングをしているアルパイン業界、時代はもうとっくにボルトレス…。事例としてはちょっとミスフィット?)
つまり、モラハラに対して”依存症”を発する。アルコール依存症と同じことで、愚痴を言っている間はスッキリするからである。(M上さん、私も鬱のころ、愚痴に依存していたかもしれません)
■ モラハラ=自分の心の問題を被害者に転嫁する行為
モラハラとは、本来自分が解決に取り組まなければならない自分の課題、多くの場合、葛藤として表現される…を被害者に擦り付ける行為である。
これがどう現実界に現れているか?というと??
事例:
九州クライミング界は、
・時代遅れのカットアンカーによるリボルトという問題、
・時代遅れのランナウトルートと言う問題、
・時代遅れの教育システムにより事故多発の問題
を、自らで問題解決に取り組まなければならないが、それには、
”命がけクライミングがカッコ良さそうに見えるから、かっこつけるためにしたい”という伝統的だが、的外れな英雄感
を返上し、真摯に
- クライミング能力向上
- ロープワークの卓越
- 新人への指導法の向上
- 組織改編
等に取り組まねばならないが、そうするのは、
- 自分たちがしょぼいクライマーであるという現実、
- 情弱であるという事実、
- 作業量が多大で単にめんどくさくてしたくない、
- 岩場を束ねる組織的苦労を負いたくない、
という気持ち、に向き合わねばならず、めんどうでつらいのでしたくない。
一方で楽に栄誉は得たいので、開拓はしたい。ポケットマネー以上を出したくないため、安いカットアンカーと言う選択肢になる。
■ 「歩み寄り」「譲歩」→ 「支配」「コントロール」
一般の人にとっては、葛藤による自己成長は、当然で、自分が八つ当たりした場合は、
「相手にも一理あった」「少し譲ろう」ということになるが、これは、モラハラPにとっては、成功、と感じられる。そのため、モラハラ行為への依存症となる。
結果、「支配」と「コントロール」の手段化する。
■ 底つき体験
一般に、もはやこれまで、という底つき体験(私の岸良)を被害者は経験するが、その底つき体験に対して、引き留め行為に出るモラハラPが多い。
ご機嫌取りをする、泣いて謝る、などの幼稚な手段に出て、被害者に
「この人も反省しているのだから…」
と思わせてしまい、被害関係が長引き、被害が深刻化する。
■ 第三者には分からない
モラハラPと被害者の関係性は、第三者からは、理解できないことが多く、
「もう少し付き合ってやってみては?」とアドバイスされることが多く、被害を長引かせる。
■ モラハラ被害者の特徴 vs モラハラPの特徴
・自分の体がむしばまれる vs むしばまれない
・社会的地位が脅かされる VS 脅かされない(のさばる)
・自分らしい生き方ができなくなる vs のびのびしている
・自分がどうしたいのか考えることができなくなる vs 支配とコントロール力を強める
・魅力的 vs 客観的に見たら魅力がないことが多い
■ モラハラ加害者の特徴
「正しいのはいつも俺だ」
「〇〇のくせに」(人格の攻撃)
「俺のモノは俺のモノ。お前のモノはお前のモノ」
「モラハラと言えばいいと思っている」と言って被害者を非難する
「あなたの悪いところを自分が教えてやっているのに」
「お前のせいだからな!なんとかしろよ」
実力と不釣り合いな肥大した自己イメージ(神経症的自尊心)負けを認めない
責任転嫁
思い通りになる人間を周囲に置きたがる
突然不機嫌になる 理由を聞いても「お前には分からないだろう」
(モラハラ被害者の)〇〇さんと登っているのだから、たぶんちゃんとしているのだろう、と被害者の評判や人格によって、モラハラPが利得を得ている。
■ 被害者
モラハラを見抜けなかったなんて、なんて愚かだったのだろう…と自分を責める。相手の機嫌の原因や責任を自分にあると思う(認知のゆがみ)。これはもともとの性格ではなく、攻撃を受け続けたことによる。
■ ターゲットに選ばれる
被害者は、自分を良く見せるツールとしてターゲットに選ばれる。
「こんなことで機嫌が悪くなるなんて」「こんなことを言われる筋合いはない。私に原因はないはず」と思って、さほど深刻に捉えない場合に、深刻化する。
■ モラハラのプロセス
行動を自制させられるようにコントロールされる
罪悪感・劣等感が支配の土台にされる
後ろめたさや後悔を利用される
なんでも攻撃材料
釣った魚にはぎりぎりのエサをやる
自分のしたいことをあきらめるようにコントロールされる
自分で物事が決めれなくなるよう、コントロールされる
自尊心と自信を無くしていく
被害者は完ぺき主義に陥る
被害者は周りに自分のことを話せなくなる
周りと疎遠になって行く
モラハラPは、子供をペットのようにかわいがる
■ 回復のプロセス
モラハラから遠ざかる
うつなどの心理症状に対処する
境界を守る
自分を尊重する
人間関係を恐れない
怒りに支配されない
気づ付けられることに過剰に反応しない
自分の人生を生きたもの勝ち
モラハラかどうかどうでもよくなる