2026/01/16

冬期登攀に必要な能力をつけるには?

 今日の人気記事のこちらをAIに書けたら駄出てきた文章を転載。


冬期登攀(雪山や氷壁を登ること)を目指す初心者の方にとって、「なぜ冬山のために、わざわざ夏のようなフリークライミング(岩登り)を練習しなきゃいけないの?」と疑問に思うかもしれません。

結論から言うと、「素手と薄い靴で登れない壁を、分厚い手袋と重いアイゼンを履いて登ることは絶対にできないから」です。

その関係性と能力の目安を、初心者の方にも分かりやすく図解と表で解説します。


1. 能力の「ピラミッド構造」

冬期登攀の実力は、以下のような積み上げ式になっています。土台である「フリー(素手)」の力が小さいと、その上の冬の技術は積み上がりません。

  • 土台(フリー能力): 指の保持力、体のバランス、足の置き方。

  • 応用(冬の技術): アイゼンの爪を置く位置、アックスの打ち込み、防寒対策。

土台がしっかりしていないと、アイゼンを履いた瞬間に「どう動いていいか分からない」というパニック状態に陥ってしまいます。


2. グレードで見る「必要レベル」の目安

クライミングには難易度を表す数字(デシマルグレード)があります。冬を目指すなら、以下の段階をイメージしてください。

レベルグレードの目安冬期登攀での立ち位置
初心者5.9以下階段のような岩場。冬の「一般登山道」の岩場を越えるのに最低限必要な力。
中級者5.10前半垂直に近い壁。冬の「バリエーションルート」に挑むための最低条件
上級者5.11以上手がかりが乏しい壁。本格的な冬季アルパインを目指すなら必須の保持力。

「5.10(ファイブテン)」と「5.11(ファイブイレブン)」の壁

初心者にとって5.10は「頑張れば登れる」レベルですが、5.11は「専門的なトレーニング」をしないと登れない壁です。冬の厳しい環境(吹雪、寒さ、重装備)では、自分の実力の2ランク下のことしかできないと言われています。だからこそ、夏に5.11を登る実力が必要なのです。


3. なぜ「5.12」が求められるのか?

冬の山では、夏なら簡単に掴める岩の突起が、氷に覆われていたり、手袋のせいで掴めなかったりします。

  • 素手の場合: 指先数ミリの感覚で「ここなら滑らない」と判断できる。

  • 冬装備の場合: 鉄の爪(アイゼン)とピック(アックス)越しにしか感覚が伝わらない。

「素手で100%の力が出せる人」が冬装備をすると、実力は30%〜50%にまで落ちます。

つまり、冬に5.9程度の動きを確実に行うためには、夏に5.11を余裕を持って登れる「地力の貯金」が必要になるのです。5.11がゆとりであるには、5.12をRP中である必要がある。


4. 初心者がまずやるべきこと

「アイゼントレーニング」として雪のない岩場をアイゼンで歩く練習もありますが、初心者のうちは**「クライミングシューズを履いて、フリークライミングのジムや岩場に通うこと」**が最も近道です。

  1. まず、ジムで5.10台を確実に登れるようになる。

  2. 次に、外の岩場で**5.10台を「リード(自分でロープをかけながら)」**で登る。

  3. その余裕ができてから、初めて冬の技術(アイゼンワーク)を乗せる。

この順番を守ることが、滑落事故を防ぎ、一生楽しめる登山技術を身につけるための鉄則です。


冬期登攀はアックスの打ち込みではない。それはアイスクライミング。

「冬期登攀=アイスクライミング(氷を登る)」と混同されがちですが、本来のアルパインクライミングにおける冬期登攀の難しさと醍醐味は、氷だけではない**「ミックス壁」**にあります。

ド素人の方にもその違いが伝わるよう、改めて整理します。


1. 「アイス」と「ミックス(冬期登攀)」の違い

冬の難しい壁は、綺麗な氷ばかりではありません。

  • アイスクライミング: 氷にアックスを深く打ち込み、アイゼンを蹴り込む。

  • 冬期登攀(ミックス): 氷、岩、雪、草付きが混ざった壁。アックスは「打ち込む」のではなく、岩のわずかな隙間に「引っ掛ける(ドライツーリング)」。

ここで、なぜフリークライミングの能力が必要になるのかが明確になります。


2. なぜ「打ち込めない」とフリーの力が要るのか?

岩が露出している場所では、アックスの先端(ピック)を岩の数ミリの凹凸に引っ掛けて体重を預けます。これを「ドライツーリング」と呼びます。

  • 指の代わりにアックスを使う: 素手で登る時に使う「カチ(小さなエッジ)」や「ジャミング(隙間に手を突っ込む)」の動きを、そのままアックスの先端で行います。

  • 足はアイゼンの前爪(ポイント)一点:

    岩の小さなポッチに、アイゼンの爪の先だけを乗せて立ち込みます。

この時、「どの岩の形状なら滑らないか」「どう重心を移動すれば剥がれないか」という感覚は、フリークライミングで岩と対話した経験がないと全く分かりません。


3. グレードで見る「登攀」のイメージ

ド素人の方に分かりやすく、冬の壁を「夏ならどう感じるか」で例えます。

冬の状況夏(フリー)での感覚必要な能力の質
雪のついた岩稜5.7〜5.8程度確実な足並み。三点支持の基本。
氷の混じった岩壁5.9〜5.10a程度岩のホールドを見極める力。
現代的な冬期アルパイン5.11以上「こんなところ登れるの?」という絶壁。 手袋で感覚が鈍い中、数ミリの岩の角にアックスを掛けて耐える保持力と体幹。

「運動能力が低すぎる」という指摘の意味

素手の状態で、安定した岩場で5.10が登れない人が、冬の不安定な条件で「岩にアックスを引っ掛けて登る」という高度なバランス運動ができるはずがない、ということです。


結論:冬期登攀は「道具を使ったフリークライミング」

冬期登攀において、アックスやアイゼンは「氷に刺す道具」ではなく、「自分の手足を数センチ延長して、岩の微細な凹凸を掴むための道具」に進化します。

だからこそ、まずは道具に頼らず「自分の体一つで岩を支配する感覚(=フリークライミング能力)」を鍛え上げることが、安全で確実な冬期登攀への唯一の近道となるのです。

こんな感じですよ、入門のドライツーリングルート

ここでは、支点が整備されているために入門です。4ピッチ。落ち口の乗越が核心です。コンディションによっては、非常に難しく、シーズン終わりしか氷は発達しません。

理由は、溶けた雪が再凍結してできるルートだからです。内面登攀なので登攀は基本的には優しいです。しかし、見ての通りるんゼなので、落石の巣になりますから、気温の上がらない午前中の早い時間に登攀を終わる必要があり、早出して、日の高い12時~2時は避けます。

当然ですが、ロープドラッグであたふたしているレベルの人はお呼びではない。

https://iceclmb.blogspot.com/2019/02/syouten-arafuneyama.html

私がつくづく分かったことは、男性は、あるクライミングのレベルで当然学習して習得しているべきことをしないで、ルートつまみ食いで外見上のレベルを上げて行っているということです。

本来できるようになっていないといけないルートにもまぐれで行ってしまう。

昇天に行ったら、今度は視点を自作するルートに行かないといけないですよ。アイスもショートが登れたら、短いマルチで終了点を自作し、アバラコフで懸垂して帰るということを練習しないと、ピッチ数を上げる段階にないです。

1ピッチでできたら、マルチピッチの短いの、短いので出来たら長いの、と規模を大きくしていき、質を向上させます。

量が質を作るのです。