2023/11/08

【クライマー業界】 自分たちのケツは自分たちで拭くべし

■ 日本を代表するような製造業でエンジニアをしていて分かった日本の弱み

大体、開発部と製造のおじさんたちが仲悪い。そのため、現場の改善フィードバックが、物事を決める立場の人(上流工程と言う)に入らない。

ので、結局、男性たちは、会社と言う舞台で、意味なく、互いの足を引っ張りあっている。

意味なくというのは、それこそが、日本の労働効率が落ち、生産性がぐーたらしているヨーロッパ人にすら抜かれているっていう事態を招いている元だからだ。

■ クライミングも同じ

クライミングでも同じで、トンデモ理論を繰り広げ、岩場では、いがみ合い、せっかくトップクライマーが作ってきた自治体とのきずなをもダメにするという、まさに足の引っ張り合いをしている。良い事例が小鹿野だ。

世界的トップクライマーの平山ユージさんが取りつけた、自治体からのGo!サインをも、台無しにするというクライマー同士の足の引っ張り合い… なんとクライマーがクライマーを訴えて、クライミングによる町おこしの足を引っ張る事態になっている。しかもそこ、日本初のアクセス問題発祥の地。

皆で築き上げた”登れる環境”を、一人が権利主張し、今までと同じ結果に終わらせようとしてるのだ。つまり、わざとアクセス問題を招いて、登攀禁止に陥れようとしているとしか思えない。

初登者の尊重とかいう根拠不明の論理で、岩場が登攀禁止になる、を繰り広げているが、それもこれも、アルパインのクライマーと、フリークライミングのクライマーが、敵対して、話が先に進まないから。

誰かー!何とかしてー!と言うときに、見る先は…?

お母さん(笑)。それか、外国人。

パナは、新入社員のワタクシにバグ管導入してもらい、業務改善してもらった、という体たらくだったんで、同じことで、クライマーの業界トップの方々も、もう、お前ら、ちゃんとしろよーって感じだよなぁ… 

いくら私がお人よしでも、付き合いきれんって感じだな。

クライミング界が、アクセス禁止の岩場ばかりになったのはなぜか?

そこのところをよーく考えて、今後どうしたら登れる岩場の存続につながるのか?考えましょう。

間違っても、岩場公開しないで、秘密にしておけばよかったー、なんて言ってるんじゃ、見当違いの答えですからね!念のため!

日本の男性たちは、自分で自分のまいた種の結末をなんとかする。自分で自分のケツを拭く、ことを覚えないといけないです。
縄張り意識の岩場…ある人が開拓したら、別の人が難癖付けて、登攀禁止にされた場所


【ロッククライミングの教え方】暗示&喚起が最も有効なコミュニケーション

■コミュニケーションのパワー

コミュニケーションにはスタイルによって、パワーの序列がある。

弱い方から… 暴力 → 脅迫 → 命令 → 説得 → 懇願 → 暗示&喚起

事例

強制=暴力: 勉強をしないと、ごはん抜きよ

強迫: 勉強しないとひどい目に遭うよ

命令: 早くしなさい!

説得: 運動したほうが健康に良い

懇願: お願い、学校に行って。

■ クライミング界に応用

これをクライミングに用いると?

もっとも強い暗示&喚起は?

友人の死であろう。

友人のクライマーの死が、物語ることは多い。

事例:

私がアルパインクライミングを始める前、環境問題の専門家だった友人の新井和也さんが亡くなった。新井さんとはボランティア活動で出会い、一緒に三つ峠の希少生物探索をした人だった。

新井さんは、登れて語れる希少な人で、劔でテント泊中に、机代の落石があり、その落石は無音だった。隣のテントの人は無事で、新井さんは亡くなった。当時、私は、小屋で働いていたが、ショックで下山して追悼で三つ峠に行った。

新井さんの遺体は、押しつぶされたために膨らんでしまい、最後は大変な姿だったそうだ。

事例2:

その後、山岳総合センターの同期が唐沢岳西尾根で亡くなった。ジャンでは落ちないで、普通に歩いていたのに、アイゼンをつけるのを、下山中、サボったのだろうか…、何でもないところで下山中に滑落。身重の妻を残した33歳。若手の講師が卒業生を誘っていった山で、その講師と一緒にいたとしても、事故が防げなかったということになる。

事例3:

女性の友人で、花谷康弘さんのヒマラヤキャンプに参加するほどの実力のあった人が、甲府の私のところに来てくれ、パートナー候補的な感じだったんだが…。一緒に小川山には行ったが。平松美和子さんも滑落した宝剣で滑落。九死に一生を得た。

小川山のクライミングでは、カサブランカに挑戦したんだが、やっぱりテンション入った。私はテンションを入れるほうが、予告なく落ちるより、いいという考えなので、そのことに何とも思わなかったが、今思うと、彼女は、背が低いことによるハンデをまだ理解していないところだったんではないだろうか?

というのは、縦走では女性はあまりハンデを感じることがない。私も雪をやっている間は、誰かに劣ると感じることはなく、20kgでへばっているおじさんを見ると、はてな?となっていた。女性で筋力がない私でも、歩荷で20kg担げるからだ。というので、リーチのない女性は、クライミングで、支点の場所で、相当に不利をこうむらないといけないのだ、ということが、なかなかピンとこなかった。彼女も同じだったろう…

事例4:

故・吉田和正さん。最後のプロジェクトのビレイヤーになってしまった…。 吉田さんはせっかく私に開拓を指南してくれようとしていたのに…。受け取れず、ごめんなさい。

事例5:

最近では知り合う前だったが、トラベリングクライマーの萩原さんが亡くなった。ラオスに誘ってくれた人だった。コロナ前で、誘いに乗って行っていたら、コロナで帰ってこれなくなるところだったんだが…当時、行かなかったのを後悔中… 

人の命は短い。できる間にできることをしてしまうのが大事なことだ。

■ 悪影響… 自分の判断力に不信感

手を差し伸べてくれる人の、手を払う結果になってしまった…のは、実は、あまりに疑心暗鬼で、誰の手を助けの手と考えてよいのか、よくわからなかったのだった…。

それは、九州に来て以来、相方の善意(と思えること)が、全く善意ではない、ということが度重なり、何度も殺されかけるような目に遭っていたからだ…。

例えば、

・会を率いていて、メンバーにここを登ったらいいよと指南するような人が出してくるルートが、どれも、リスクが大きく初心者に向かないルート

・オリンピックのビレイを習得して、「私はビレイはできます」と言う。岩とスポーツクライミングのビレイの差を理解していないのだろうか…

・自分のセットしたカムに落ちろ → え?一個で?! いくらカムセットの自信をつけたいと言っても、一個って駄目でしょう…

・下部核心のルートを勧められる

・アイスに行ったら凍っておらず、岩に転進になり、初めてロープを組むのにいきなり私のリードで、しかも、2名のリードクライマーを一人がビレイするというトンデモスタイルだった…。カムも持っていなければ、ザックは大型ザック、それで登らされたので、グレード3つアップ。(カムがない、荷が重い、ビレイヤーが怖い)これが超有名山岳会。

などなど…。

基本的に、教える人のほうが、クライミングのリスク管理について、教わる側の私よりも甘い認識しかもっていないようだった。認識と言うか、クライミングに対する理解。

以上の理由で、相手の言っていることと行為が一致していなかった。言っていることは好意なのだが、やっていることは悪意であるように思われた。そのため、私は疑心暗鬼に陥り、自分の健全な判断力を発揮することができなくなった。

■ 喚起&暗示が大事

話を戻す。

いろいろと、私には、クライマー人生の最初から、

  リスク管理を徹底しないと、奴らみたいに死ぬぞ!という暗示

が入っていたわけだった。大体のリスク管理がいい加減な人たちを見ていると、

 過去の事故研究

がおろそかである。アルパインなら必須だ。

■ フリークライミングの世界は山の世界に輪をかけておろそか

しかも、フリークライミングの世界では、カッコよく登っているイメージ動画ばかりが流布され、肝心の事故情報…は、仮に事故があったとしても、アクセス問題があるが故に隠蔽されている。

だから、一般クライマーたちには、

 喚起&暗示

によるコミュニケーションが全くなされていない。だから、

 ビレイを確実にしましょう

 ビレイを確実にしないと死ぬぞ

 ビレイを確実にしろ!

 ビレイを確実にしたほうが、いろいろといいですよ

 ビレイをどうか確実にしてください


 ロープワークを確実にしましょう

 ロープワークを確実にしないと死ぬぞ

 ロープワークを確実にしろ!

 ロープワークを確実にしたほうが、いろいろといいですよ

 ロープワークをどうか確実にしてください


などと、どれだけ直接的なコミュニケーションを行っても、全くコミュニケーションが成立しない。パワーが弱すぎるのだ。

■ 健全なクライミングを取り戻すための施策

ということで、日本に健全なロッククライミングをもたらすための最大の作業は、

 ・ロッククライミングの事故情報をまとめ、解析すること

 ・アメリカアルパイン協会並みの事故情報をまとめた冊子を毎年出版すること

 ・クライマーズ・ウィ・ロスト日本版を制作し、事故に限らず、また著名クライマーだけに限らず、できるだけ多くの亡くなったクライマーの追討記事の発表を行うこと

である。

喚起&暗示によるコミュニケーションがゼロの日本のクライマー業界。

■ 悪者探しを辞める

事故が起きると、誰が悪いか?っていう悪者探しになってしまい、どうすれば事故が防げるか?って話には全くならないんだよね…

そもそも、著名クライマーの死亡事故以外を扱わないという姿勢自体が、

 差別的

で、階級構造を強化する暗示を行っている。つまり、

 平民

クライマーには、

 お前の命は、ロクスノに追悼記事が出るほどの価値はないからな!

と暗示によるコミュニケーションしてしまっているってことだ。だから、若いクライマーは

 お願いだ…登らせてくれ…2段をノーパッドで…

ってなってしまう。俺の命に価値があると認めもらいたい、ということなのだ。だから、今3級しか登れないのに、2段をノーマットで登りたい、とか言い出してしまうのだ。

真実は

 誰の命にも価値がある

そういうコミュニケーションをロクスノがしていない。そこに問題があるのだ。




2023/11/06

【クライミングの教え方】クライミングを習得するのにいくらかかるか?

■ クライミングを習得するのにいくらかかったか?ザクッと計算。

そういえば、三つ峠で鹿柵立てるボランティア活動をしている間、小屋の親父さんに、クライミングを習得するには、150万くらいかかると言われたよなぁ…


山岳総合センター 約15万円

登山向けガイド講習 約10万円  例:冬季富士山、アイゼントレ

谷川岳雪崩講習会 夫婦で約10万円

クライミングギア 30万円

登山用品 20万円

その他講習会 20万円

ラオスへの登攀 8万円×2 

台湾 3万円×2

インスボン 4万円×3

年間遠征費 15万円

クライミングジム 20万円

積雪期ガイドステージ2 取得費用 15万円


そんなとこかなー ザクッと150~160万円ってとこかな? 中古のエクストレイル一台分?

■ 講習会費用をけちるクライマー ≒ かなりの率で分かっていないクライマー

その後、山岳会に参加したわけだが、私はすでに、ロープワークも終わり、雪崩講習も谷川で受け、せっくんも終わっており、スタカットも理論は分かっているという状態で山岳会に言ったので、

 あとは実践を積むだけ

と言う状態になってから行ったんだが… それだと山岳会は

 俺らの出番ないじゃーん

と思うのかもしれない。本来は、山をスタートする時点で分かっていないことを学ぶために、他の皆さんは山岳会に行くことになっているらしい…が、山岳会では講習会のように、整理して教えたりしない…。

流動分散一つ取ったって、それが出てくるルートに行かなければ、知らずに何年も済んでしまうのだ。

岩に行くと言ったっても、ゲレンデしかしない会に陥っていれば、マルチの登り方は何も教える機会がないし、そうであれば、終了点の作り方はおろか、プルージック登攀だの、トップが墜落したときの確保だの、介助懸垂だの教わるはずがない。

大体、ルートで初めて出てきて、その場でムンター教わっている、新人ガイドが多い。その様子を見るだけで、教え方自体がぶっつけ本番、それは理解できる。

でも、いきなり本番で教えたら、それは、そーとーに危険ですよねぇ?

日本のクライミング界に必要なのは、

 ロッククライミングの教え方のインストラクターズマニュアル

です。

山岳会に知見は貯まっていない。どう教えたらいいのか?全く白紙です。

あー、あの白亜スラブ、死なんでよかったー☆

まさか、10年登って、ロープドラッグがダメだと知らないクライマーがいるって思わなかったんですよねぇ…

       ダメボルト。カットアンカー 強度が5~kNしかない。


【フレッドベッキー化】投資とクライミングの類似点は、リスクの分解にある

 ■ 生計と職業の分離

最近、アキレスけん断裂したので、資産を整理ということでNISAをスタートしたりしているが…ひと夏、投資をやってみて(投資と言う言葉が適切でないような気がしますが。資産保全とかそういう言葉があっていそうですが)、

 目の前のステーキを食べないのはその人の自由だ

と思うことになりました。

これは、私の口座の前日比ですが、前の年ではなく、前の日ですからね…。トータル4.11%の成長。

もちろん、相場は市場ですから、アップダウンがあるわけですが、長期的にみると、常にアップです。

残念なことは、多くの人が、日本企業の景気が良くなっても、株、持っていないから、

  俺、関係ない…

と思っていると思いますが、それは間違いで、投資信託は100円から買えます。

つまり、昨日の100円が、104円に今日はなっているってことです。100円持っている人ならだれでも。

こうなると、給料の多寡と言うのは、職業選択において、限りなく問題ではなくなってきますね…。

職業は、その人が社会貢献できるあり方を提示するもの、で、対価のためにやるものではなくなってくるかもしれません。

クライマー界では、ながらく、登れるだけでは食えないんだよ…が、課題になってきましたが、海外のクライマーは、登りながら仕事する、と言う両立をしています。

日本人だってできるはずです。

昔は故・吉田さんのように何もかも捨て人生を捧げる覚悟がクライミングには必要だったと思いますが、たぶん、もうそういう時代は終わりつつあります。

さっさと知識をつけて、4%をもらいましょう。

■ 市場を上回るには、高い知性が必要

市場平均の4%を得るのは、インデックス投信にいれるだけ、と、かくも簡単だが… なぜなら、インデックス投資が市場をそのまま反映したもの…

一方、市場を上回るパフォーマンスを出すには、リスクに関する高い分析力と知性がいる。

そこのところは、クライミングとかなり似ている。

これは私がリードできるようになった歴史を書いた過去ログだが…

https://allnevery.blogspot.com/2019/07/blog-post_20.html

白亜スラブに一緒に登りに行ったのは、山梨アルパインクラブの先輩だが、”先輩”というのは全く時間の長さだけのことで、私の経験によるクライミング理解のほうが、とうの昔に彼の理解を上回っていたということが、結局、結論だ。

クライミングは、リスクを分解し、リスクをより深く理解した者だけが、リスクの中から安全を選り分け、その成果を得ることができる活動だ。その点は投資と似ている。

市場から、市場平均である4%の利益を取り出すことは、ほとんど何の努力もなしにでき、それを取らずして、金がない、誰も助けてくれない…と嘆くのは、目の前に置かれているステーキ皿に手を付けないのと同じだ。

しかし、市場を上回るパフォーマンスを出すのは、市場と同じ考えをしていては、達成できない。

クライマーの仲間の真似をしていては、凡庸な成果しか出せないのは当然だ。違う戦略を持たなければ、非凡な成果は出せない。

これまでの日本の岩場は、削るのはダメだが、つけ足すのはOKとか、理解に苦しむ理論で、俺が俺が、と自己主張してきた人たちが、岩場を登攀禁止にしてきた歴史だ。

これまでと同じことをして、別の結果を得ることはできないだろう。

2023/11/05

【ボルト情報】カットアンカーはスリーブボルトと言うようですね

Expansion bolts: Wedge bolt vs Sleeve bolt [Climbing bolt basics]

2023/11/04

【クライマーのゲストハウス構想】クライミングが本命ではなく、絆でつながる助け合い型コミュニティの創造が本命

■ 単なるタイトルです

 クライマーのゲストハウス構想と書いたが、もうすでに、

 分散型民泊&コミュニティ共同住宅 のほうがベターだろう(より地域貢献できるだろう)

と転換している。分類上のタイトルなのでご勘弁。

■ クライミングさえできれば何でもいいとは思っていない

というのは、そういう、がつがつとクライミングするだけがクライマーだ!という固定観念が、逆にクライミング周辺文化を不幸に、貧しくしていると思うから。

人間の幸福の源泉は?

 クライミングでーす → ×


 感謝でーす → 〇

 思いやりでーす → 〇

 理解しあうことでーす → 〇

 認め合うことでーす  → 〇


とクライマーは、たぶん、クライミングしてうれしい、というのを起点に理解しあえばいいのに、

 5.9で落ちるなんてくらいまーじゃねえ! → 認め合いの欠如

 これくらい登れよー → 身体の境界線の侵害

 ケガをしても連れまわす → マッチョ幻想の押しつけ&思いやり欠如

 怪我して後のリハビリクライミングなのにリード無理強い → 思いやり欠如

と、俺の言うとおりにしろ系の境界線侵害のほうが上回っている根拠に、

 クライマーなら〇〇して当然、

が悪用されている。そういう風に自分が押し付ける割には、本人はクライマーなら〇〇して当然の内容を守っていないようなんだが…。

例えば、年配のクライマーは、クライマーだったらビレイくらいちゃんとできて当然、を守っていない…。そこは、ビレイくらい確実に出来てくれないと登れませんよーなことになっちゃってる。

若い人は若い人で、結び変えくらい出来てくれないと、登れませんよーになっちゃってる。

■ 私にとってのクライミング活動は、余暇の”ついで”です。

私にとっては、クライミングは、”本命”ではなく”ついで”の活動です。

”ついで”なのに、周囲の人たちが、レベル低下しているせいで、積雪期ガイドステージⅡが取れてしまう日本の登山業界のレベル低下の実態です…。私が優秀なのではなく、周囲がヘボいのが、事の原因です。

本当に作りたいのは、

 ”人々の絆による連帯”

で、たまたまそれが海外にクライミングに行ったときのコミュニティに在った(ラオス)、というのが成り行きです。

私が海外を勧めるのは、コミュニティの在り方が正常だから、です。

日本クライミング界は、男性のエゴの発露場、になっており、そんなものはくだらんものです。

若いクライマーが自分の生命を捧げるようなものではなく、箸にも棒にもかからない、つまらないものです。

確かに私も日本人なので、世界を見渡して、日本が遅れている現状は理解できますし、それを見ると、助けてあげたい気になりますが、権利意識で、俺をサポートして当然だ、と言われているようなのは勘弁って感じ。それって俺様思考、っていうんですよ。

九州では男性は俺様思考するのが当然と社会に受け入れられているので、ダメだということに気が付いていないようですが…。

例えば、開拓クライマーのホームセンター手作り終了点が時代遅れであることは、自分で自覚して自分で気が付くべき内容です。指摘してもらったら、「気が付かなかったよ、ありがとう」がノーマルな人間の態度です。

ベテランクライマーで、「他の人は何を使っているんですか?(怒)」とクライミング歴3年の私に聞いてきた人がいましたが、は?と思いました。

助けてほしいと言われたら、そうしたいと思いますが、なんだか、現状は、私の優秀さに付け込んで、逆ギレ…。「なんで教えてくれないんですか?」って言われても…な感じです。

なんで私が知っていると思うんですかね?

開拓歴が長いのは、あなたであって、私じゃないですよねぇ?

なんか、責任を転嫁されているような気がします…。これは、悪い奴がよく使うコントロールって手段ですよね。

ってわけで、九州の皆さんは、いくら故郷の人でも、つきあってらんねー感ありました。

自分を反省してもらうほうが、私に助けてもらうより先ですよね…

その点は、日本全体でも同じような気がしますね…

なんでUIAAが私に連絡してきたか?って?そりゃ、みなさんがヘボいから…ですよ。私のせいじゃないです。

↑現代アイス



2023/11/03

【日本に健全な市民クライミングをもたらす】ゲストハウスもとい分散型民泊 &コレクティブハウス

 ■ コミュニティ型共同住宅

もともと、コミュニティ型共同住宅が好きで、

ひつじ不動産

シェアハウス暮らし

好きでした。大学も学生寮で、7人で住んでいましたし、学生寮自治会では、委員を務めてNTTと電話回線を増やせという交渉窓口でした。

ラオスでは、クライマーが集まって住んでいれば、パートナー問題が解決して便利!ということで気に入ったのですが、それより以前も、バレエでバレエスタジオ付きの共同住宅が気に入っていました☆

■ ゲストハウスは地域分散型民泊

日本ではサービス業への転換が遅れ、インバウンドから収入を得る、となると、ホテル一択の状況がなかなか改善されません。インバウンドしか、現在の日本市場で、潤沢な資金を持っているお客さんがいない。

しかし、ホテルやゲストハウスなどの宿泊施設を作ると、そこだけが一人勝ちしてしまう、という問題がありました。

一人勝ちを作ってしまうと、日本社会は、特質的に足の引っ張り合いが起きます。すると、全員が倒れることになります。

これは、分散型民泊、にて解消できるのではないかと思われました。おぢか島の事例があります。

■ 日本人クライマーたちは、コミュニティ型共同住宅

が良いのではないか?と思います。

近所に自転車乗りに便利なように作られたマンションがありますが、割高でも、入居があるようです。

マウンテンバイクで有名な選手が発起人でスタートしているみたい。

クライミングでも、ウォール付きの共同住宅を作り、一階をコインランドリーで、そこに筋トレマシンを置けば、洗濯しながら、待ち時間には、筋トレでき、地域の人とも、交流できる場が作れるような気がします。

コミュニティ型共同住宅では、たぶん、大事なのは管理人です。

管理人が外交的な人でないと(笑)。もともとヒッキーな日本人だと、人見知りで終わってしまいますね…

コミュニティ共同住宅ではありませんが、アメリカでは、大きな一軒家に、学生5人とインレイと言われる車庫を改造した部屋に、ジムおじいさん84歳が同居していました。

学生は昼間いないので、ジムがいてくれて安心でしたし、ジムのほうも、若い人と話せてボケ防止。

クライマーなら、年配のクライマーが住んでくれると、相談ごとができていいのではないでしょうかね?

米国暮らしの経験では、清潔さに要求度が高い日本人の私が掃除してしまうのが常でしたが、そこはハウスクリーニングを入れるほうがいいかもしれません。

というので、いろいろ経験値はありますが、発起してから実践に行くまでどうやってしたのか?興味があります。

https://wissquare.life/

というのでここに話を聞きに行こうかな!

2023/11/01

【スキル】世界を羽ばたく日本人に必要なスキル 

もっと多くの日本人クライマーに海外で登ってもらいたいです。そうすれば、日本の岩場の様子のおかしさが自覚できると思います。

■世界を羽ばたく日本人にぜひ必要なのではないかと思うスキル

1)何が核心かを見極めるスキル 

 例:クライミングならロープワーク。ムーブは核心ではない。なぜなら、困ったらエイド技術で補填できるから。ムーブは楽しむための攻めの技術。ロープワークは守りの技術。

2)独学スキル

学生時代、Z会とラジオ英会話で独学しました。独学スキルが低い人は、選ぶ参考書が大体間違っている。

 例:クライミング。プロの講師から学ばず、友達の真似をする。

   山岳総合センターや都岳連岩講習、プロガイドの講習に出ず、友達の真似をする。

ちゃんとしたプロから技術を学びましょう。

さて、この二つが欠如していると、いわゆる ”その他大勢” になる。

ここまで、得て、やっと人生に役立つスキルに入るが…

3)語学力

海外のことが分からないと、井の中の蛙で、日本の足を引っ張る人材になってしまう。

 例:田舎の男尊女卑のおじさん。世界観が昭和ならまだましで、まだ幕藩体制。昨今Google翻訳があるので、語学力の相対的重要性は下がっているが、Google翻訳を使うにも基本的語学力があるのとないのでは、えらい違い。

 例:クライミング。いまだにカットアンカー。ホームセンター手作り終了点。

4)IT 

もはや現代人の常識。教養ではなく。必需品。マイクロソフト製品が使えるのは普通です。

 例:スマホではなくガラケー。(電波が入るから、の理由は除く)

5)金融教育

間違っても節約して家計簿をつけることではない。難しいことは必要なく、ドルコスト均等法による分散投資。チャート分析などの上級テクニックは不要で、基本的に資産を運用し守れるスキル。

ここまでは、15,6歳の私でも考えつき、英語もITも10代でマスターしたんだが…金融については、日本の銀行・証券の環境が整わず、だいぶ待つ必要があった。

次が、やっと人生の荒波を乗りこなす技術。

6)心理学 

知らないと足をすくわれる。

 例:クライミングで愚かな人に殺されかける。

そんなとこかな?心理学が予想以上に、必要な世の中だということが、最近分かった。

7)体調管理するスキル

一日1時間の運動はマスト。ヨガの講師をするだけのスキルがあります。

8)分子栄養学

最新の栄養学。知らないと、アメリカに乗っ取られる。米国の小麦には、鉄、葉酸、その他が添加されているのに、日本に輸出されている小麦には添加されていないので、小麦食で皆がうつ病になっている。小麦=ラーメンですよ… ラーメン定食を食べている場合ではない。



【日本だいじょうぶ?】西先生から世界情勢をまなび、アメリカ人並みのトラベリングクライマーになろう!

■みんなで西先生の講演を聞いて資産防衛を始めよう!

こちらは、スタンフォード大学の中でも権威ある研究所の唯一の日本人教授だった西先生の講演会のお知らせです。

私はカリフォルニア時代に最初に住んだ家が、スタンフォード大学の教授をされている家でした。ので、スタンフォードは何度か行ったことがあり、ホームパーティにも何度か誘われていっているので、なんとなく文化的なものが分かります。カリフォルニアバークレー校とならび、米国の良心、と思いました。スタンフォードはリベラルなので、米国のスタンダードな政治路線とは、違う面もあります。

西鋭夫が語る「日本経済・成長しないワケ」日本から金を搾り取ってきた犯人

■ 社会人時代

私は、グロービス社会人大学院でマーケ、トップクラスで終了、クリシン、MVPゲットでしたが、それは、当時グロービスに来ている生徒がみんな会社からビジネススクールに行く費用を出してもらっている人たち、だったためです。大企業というところは、基本、できない人が残り、できる人から辞めていく、ということに私の時代でもなっていました。

私は松下さんのロボット開発室にいましたが、当時でも、実質中身のコーディングをしているのは、業務委託されたエンジニアばかりで、社員だけだと業務が全く回らない状態でした…管理業務に回ると、コーディング内容自体が全く分からなくなります。そうなると、業務委託されているほうが実権を握ることになり、まぁ、平たく言えば、カモられ放題ってことになり、私が入った時のロボット開発室はそのような状態でした。

カモられている実態が明らかになったのは、私がバグ管理データベースを作ったためですが、そのために仕事してないことが明るみに出て、首を切られた人が複数いたような感じでした。

つまり、クライミングに限らず、もともとの私の星回りが、不正に気が付く、ということなんですね…。

さて、こんな調子で、日本の実業界は、

 仕事しないおじさん

にカモられているために、国際的に競争力を失っていました。一方で、日本自体も、敗戦国アメリカにカモられている…。今日本株で儲かっているのは、グローバル化した企業だけです。

クライミングでも同じですよね。実績が〇十年前のおじさんが山岳会の重鎮であるために、時代遅れのルートを威張っているだけ…国内事情は一向に改善せず。迷惑をこうむっているのはおじさん族の子供世代。うまく行っているのは、海外で登っている若手クライマーだけ(グローバル化した人だけ)です。みなさんも、さっさとグローバル化したほうがいいですよ。

物産では、新事業開発室と言う部署におり、日常的に九州経済産業省と連帯して、ことを勧める立ち位置にいましたが、日本の行政の地域おこし…再開発計画って、まだ幕藩体制みたいな感じで、国としての統一感はゼロです…。

当時は、九州だけで独立したい、道州制支持みたいな感じでした。九州は、九州だけでオーストラリア一国と同じだけのGDPがありましたが、縮小する国の未来への備えはなく、経産省が出した答えは観光立国でした。(実際、その通りに動いています)

たしかに先進国を見ると、製造業からサービス業への転換(第二次産業から第三次産業)が必要になってきますが、日本では製造業依存が根強いです。製造業はイメージしやすい商売だからですね。日本人は物を売るのは得意だが、サービスを売るのが苦手です。

で、日本の頭脳と言える優秀な官僚の方々と仕事をして、分かったことが、みなさん、国全体と言うのは考えていないってことです。というか官僚やっている人たち、もともと私の母校の同級生みたいな感じなので、目の前のことで、いっぱいいっぱい。

結局、日本国内政治は、今でも、幕藩体制なので、福岡なら、打倒!熊本!みたいな路線です…(汗)。たとえば、一つの企業の誘致を巡り、A県とB県が補助金で競う、みたいな感じなので、結局、パイプが太いほうが勝つ、みたいな感じ。九州内で似た県同士が互いに競争して足を引っ張る、っていうのが既定路線。

さらに開発の方向性が、旧態依然の、めざせ!東京路線です(笑)。さすがにこれでは、日本中を東京化してしまうだけだと気が付いた人が、地域創生とか言い出していますが…。地域だって、創生しようにも、似たり寄ったりで、ネタがないんです。そりゃそうです…日本で取れる農産物なんて、気候がほとんど同じなんだから、似たり寄ったり、なんですよ。大分でもカボス、埼玉でもカボス…。なので、事業規模に見合わない特産品の投資を行政は、行い、投資した割にリターンはこんだけ?みたいな無駄遣いをいっぱいしています。特産品は、江戸時代の時分から、すでに得意分野にすっかり分業されているのが日本の地方の実態なのです。それをいかに、サービス業に転換するかのほうが大事なんですよ。観光資源を掘り起こせって意味です。

A県とB県が足を引っ張りあっている様子は、まるで、クライミング界で、アルパインクライミングの人がフリークライミングの人の足を引っ張るとかそんな感じです。デジャブー感あります…。

つまり、もっと大きな視点…世界的視点に立たないと、日本国として団結して戦わないといけない事態だってことが分からないんですよね…。

当時、ベンチャーキャピタルの方とお話ししていましたが、日本発のイノベーションって全然出てこないので、お金があっても投資先がない…ので結局、米国の起業家に投資することになってしまったりします…。

福岡では福岡スタートアップってベンチャー育成を頑張っていますが、花形が、米国のマウンテンプロジェクトの二番煎じのヤマレコの、さらに二番煎じのヤマップです…。それイノベーションっていうか、パクリなんですけど…。

日本が国として世界の中で自国を位置づけることができないのは、海外では、立ててくれる女性は誰もいないので、俺の実力がバレるのが怖い、という理由で日本から出ていかないからなんではないか?と思いますが。

その疑念はともかく、日本の国民は、お上が守ってくれると思っていますが、お上は仏様ではないし、先祖でも氏神様でもないので、たぶん、守ってくれません…。

この12,13年間、実は、日本経済はだいぶ成長したのですが、その成長の成果をほとんどの日本国民が受け取ってこなかったんだなぁ…ということが、23年に投資を改めて勉強して分かりました。

普通に、日経平均連動の投資信託、インデックスノーロードに貯蓄を預け入れていれば、3倍にはなったはずです。このトレンドはいま大天井で、終わりを告げつつあり、今はリーマンショックを凌ぐ大暴落の前夜ということになっています。

23年のサマーラリーだけをとっても、120%の成長をしました。しかし、その恩恵にあずかれるためには、投信なりなんなり金融商品を保有していないといけません。つまり、国民の一人一人が、金融リテラシーを持っていないといけません。

必要な金融リテラシーは以下です。

1)窓口証券会社に相談しない 正しくは独立系金融アドバイザーに相談する
2)ネット証券口座を開く 
3)投機と投資を見分ける 投機は行わない 例:ソブリン債、FX
4)複利のメリットを取る=投資信託
5)手数料が高い投資信託には預けない(インデックスノーロード)
6)ドルコスト平均法で時間分散

分散の内容は、それぞれですが、株式6:債権4が基本形です。ゴールドを保全資産として1割くらい入れます。

最初は投資信託に入れて、1年間で、ただ貯蓄した場合と成績を比べると良いと思います。(例:月1000円なら年1.2万。投資信託だと、1.2万より大きくなります)

何に入れていいか分からない人は、『日経225ノーロードオープン』が、私が入れている投信の名前ですが、これに限らず、インデックス投信でノーロードの商品であれば、原理的に同じ成果になります。

私は運よく、様々な職業経験を得ることができましたが、一般的には、私が経験したような世間知を得ることは難しいと思います。

それはクライミングでも同じでした。3年の登攀経験で、私が理解したことをほかのクライマーが理解できるか?というと、できないのだということが、10年登ってきたという人のセカンドをして分かりました…。

世間に対して、どうせ…という拗ねた見方をしないためにも、景気拡大と同程度には、資産を増やす方法を知り、景気や世界経済の成長から、”置いてきぼり感”を持たないようにする方が精神衛生にも良く、資産の防衛にもなります。

お上に見捨てられるとか、社会から見擦れられる!と言う不安も解消し、自己効力感も上がります。

本来、日本人は世界平均的に見てかなり賢いので、きちんと運用ができれば、ヨーロッパ人並みに、毎年1か月程度のバケーションで、海外に行き、登り放題する程度のゆとりは、普通に可能なはずです。

余談ですが、ラオスは、一か月いても、日本にいる一か月の生活費より低価格です。




【海外情報】面白いアメリカ

ひょんなことから、出てきたアメリカ在住者のアメリカ談。結構、私がいたころと変わっていなくて驚いた。

■【2ch面白いスレ】アメリカ住んでびっくりしたこと書けw【ゆっくり解説】

■ サンフランシスコベイエリア一番の富裕エリアから、サンフランシスコ市内の最も貧しいエリアへ転居

最初に勤めたアラモは、富豪の地帯でした。全米有数の富裕地帯で、隣はバスケットボール選手の豪邸などでした・・・。

最寄りのスーパーに行くにも車。子供が友達の家に遊びに行くとしても車。ベビーシッターがいないと実質生活が成り立たないのです。

目の前にはディアボロが見え、鹿が遊びに来て、電線の上はリスが走り回る、そんな家で、朝は、親たちがあわただしく出てから、子供を幼稚園に送り届け、帰ったら、コントラコスタタイムスとニューヨークタイムスの2誌をじっくり読む、そんな生活でした。

しかし、人とのコンタクトがないと語学力と言うのは上がらない…と考え、1年後に仕事も落ち着いてきた頃合いで、サンフランシスコ市内へ転居。シティでは6回も引っ越しましたが‥‥

最初の家が、ガンショップの2階(笑)。なんと日本人経営者。壁にはいくつか試し打ちの銃創が空いていました(笑)。

ここ、なんかかび臭いにおいがして嫌だったのですが、掃除すれば消えると思ったため、共有部分を徹底掃除しましたが…だめだった。私はマリファナのにおいをかいだことがなかったため、それが真ん中の部屋にすむ日本人学生が毎日吸っているマリファナ臭と気が付かなっただけでした。匂いに耐え兼ね、お引越し。

近所に出ていたインレイ…は、入居してみたら、レズビアンのお母さんが、14歳の娘さんと住んでいる家でしたが、面白かったのは、14歳の子供が高校に入学するのに、有色人種枠を使うと、受験で点数が足りなくても入学できる可能性があるそうで、これがアメリカ政治学で勉強した

 アファーマティブアクションか~

と実生活でアファーマティブアクションのことを見聞き出来た。全然見た目は白人のご家族でしたが、遠くにネイティブアメリカンだった人がいるとかで、必死で戸籍などの証明書類を取り寄せていました。ちなみに、インディアンというとNGでネイティブアメリカンと言わないといけない。

中国人のオーナーのところに住んだときは、二度、同じ月の家賃を請求された。中国人は要注意と学んだ。領収書は必ずもらわないとお金は渡すべきではない。

アメリカの貧困層は、たくましいというか?盗人猛々しいというか?そんな感じです。教会で炊き出しのボランティアをしていましたが、帰りにホームレスの黒人女性が近づいてきて、「今夜寝る場所がないからお金を欲しい」というので、「まぁ気の毒に…。私の家に来て、生活が立て直せるまで住んでいいですよ」と言うと、「いや実は…夫がいて…」とかなんとか言って、逃げていきました…。あれ?困ってるんじゃないの?っていう感じで、アメリカの人の中にも、いろいろな人がいます…。

このころは私は、アンセルアダムスセンターの会員になって日がな一日、アンセルアダムス(ヨセミテの写真家)の写真を眺めたり、サンフランシスコシンフォニーオーケストラの年会員になって、天井座敷で、シンフォニーを毎晩聞いたりしていました。バレエもマチネとソワレ両方見たり。学生料金がマジで格安だったので…。あれは本当に幸せでしたが、シティホールが治安の悪い場所にあるので、かなりリスク取っていたような気がします。特に夜に地下鉄乗るのは、本来はご法度。

プアな都市生活と、リッチな郊外生活、どっちも経験しましたが、両極端すぎて真ん中がないという印象だったアメリカ。

真ん中が分厚い日本とは国の在り方が違うと思いましたが、一番最初に驚いたのは、

 やっていけないこと以外は何をしてもOK

ということです。日本では

 やっていいこと以外は、全部やってはいけないこと

という堅苦しい世界なので…。

アメリカはほんとに自由の国ですが、その自由をうまく使いこなせる人が日本人にいるかというと…と言う感じなのではないかなぁ。

自由の権利があったとしても、行使することにためらいがある、そういう人が多い印象な日本。




2023/10/31

【歴史】日本クライミングは過渡期…肝試し大会から、市民クライミングへ

■日本のクライミング=肝試し

アーユルヴェーダの本に、男女の性差を記述した部分があります。

 男の子=階段飛びで度胸試し大会。みんなが怖がって3段とかしか飛ばない中で、誰も飛べない10段から飛んだ子が尊敬される

 女の子=そんなことはどうでもいい。それより現実的な対処力が大事

どうも日本のクライミングって肝試し大会だったみたいなんですよね。日本のっていうか世界のか。

怖くて仕方なくなるまでボルト打たない。っていうのがルールで、それは、後に続く人に自分はここまでは怖くなかったぞ、どーだ!ということを示すため、もあったらしい。どこまで怖くないか=かっこいい度合い。

一方で、女性という性は、そんな無駄な肝試しをステキと感じない。女性が、尊敬するかっこよさっていうのは、確実なプロテクションを作る能力や、確実に群れを守れる雄ライオンのような力。守るべきものを守るために立ち向かえる勇気、みたいなものです。

もし、男性がクライミングで女性を魅了したい、彼女をゲットしたいと思うなら、こっちですよ。

セカンドに救われているリードなんて、カッコ悪いの代表みたいなもんです。

女性が心惹かれるのは、パーティで登山しているときの的確な判断力、とかそういう部分です。

まぁ、でも、男子は、肝試し大会を男子同士でやって、無駄に怪我をしたり、死んだりして、「どこまでが超えてはいけない一線か?」を学び、勇敢な雄ライオンになっていくらしいので、肝試し大会も無駄ではないみたいです(笑)

というのが、姉としての弟たちを見ての感想。しかし、学び中のやつは来ないでほしい。

学び終わってから来てね。

日本のクライミングは、世界から見て遅れているのは、日本人が気弱で日本人だけでつるむという外人コンプレックスがあるからだと思います。


2023/10/29

【心理学】付き合ってみたらトンデモだったりした件

■ 心理の流れ…

少し買う

=「○○で一番死に近い男」と言われているクライマーと、「ゲレンデなら、まぁいっか」と登ってみる


よし!

=一回目のニードル (マルチ)


すごい!

=一回目のめんぽこ


買い増し!

= 日ごろのゲレンデクライミング


あれ?

= 運転荒い 


なんだこりゃ?!

= マスターズルーフ


うそ!

=ロープドラッグをショートで教えてやったが、なんだよ!って返事


助けて!

=白亜スラブ


すべて損切り

=岸良


あれ?

=クロスケオテ谷、今時エイドの記録を発表


あれれ?

= 特待生と扱われる。不名誉な失敗の登攀が、逆に、すごい人ってことになっている


もう二度と投資なんかしない(涙)

=もう二度とちょっとでも違う感じがする人とは登らない 



ってことになっているような気がするよなぁ(笑)

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/43059?page=2 より引用

■ 自分を許す

しかし、だとしても仕方ないよなぁ…。

なんせ、命は一個しかないから、なぁ。

お金なら失っても、まぁ、取戻し可能でしょう。死んじゃったら…というか、殺されちゃったら… もうどうしようもないもんなぁ。

■ 弟を救うのは無理だし、しなくていい

私が死んだ弟をクライマーで私より若い男性に重ねていたのは仕方ないが… 父を年上の男性に重ねていたのも仕方ないが… (自分を許そうと思うが…)

私が九州で見たクライマーの実態は、

 予想をはるかに上回るバカ…

ってことでした。

 25+35が計算できないほどのレベルで、

 九州大学卒でも同じ

でした…。つまり、知性が問題なのではなくて、

 なんらかの心理的な問題を抱えた人たちである

ってことです。これは、トップクラスの心理療法士とかでないと、治療が困難なレベルの人たちってことですよ?

■ 自分の命を軽視するのは勝手だが、相手の命を軽視してはいけない

自分が勝手にリードで大ランナウトし、5.8とか5.9レベルでぶいぶい言わせてカッコつけ、粋がるのは、そりゃ本人の価値観で、本人の勝手ですが…

それを人に強要

するのは、人権侵害。境界線の侵害ということです。

■ あなたは女性だから、境界線を侵害させてくれますよね=男尊女卑の儒教文化

女の人に、立ててもらう(自分の価値観を優先してもらう)ってのが、儒教文化です。

これじゃ、俺様な態度、が治らないのは、仕方ないですね…。

間が悪いことに、アレックス・オノルド君の映画が、変なタイミングで出ちゃいましたからねぇ…。でも、フリーソロってリハーサル何百回もしました、って世界なんですよ?

参考:

https://www.sato-alp.com/wp-content/uploads/2023/05/2a84e81394445539d7ef61e7f6b20926-1.pdf

・5.12がいつでもオンサイト出来る人が

・何度もリハーサルして

・自動化し

・これならロープないほうがむしろ楽

って確信を得てトライするもの…

そもそも、

・核心のルートをオンサイトする能力がない人が

・いざとなればエイドがあるからいいかと初見でとりつぎ

・保険になる敗退ロープも持たず

・ミスばかりのリードをし

・保険になっているのは、むしろセカンドの技術力

・なのに、のぼれたー!と自己評価

…じゃない。

そこにあるのは、手柄は俺のもの、バレなきゃ一見、成功に見えるからOK、って…

全然、自己肯定感低いってことですよね? 

メンタルセラピストが必要なのは、私ではなく、むしろ、九州男児の皆様のような? 自己愛性パーソナリティー障害みたいな感じだよなぁ…

■ フレネミーを見分ける

私の側の反省としては、フレネミーを見分ける必要がありますね。

これでかなり根深い男性不信と言うか、女性も含めて

 クライマー不信

になったぞ?

なんせ、コスタリカ人、ロープもATCも持ってこないで、登る気でいましたからね…

私のビレイは誰がするんだ?はぁ?って感じです。

■ フリークライミングの世間的評価が甘ちゃんを集めてしまう

こんな甘ちゃんばかりを集めてしまうクライミング…なんでそうなったか?

本当はリスクを取っていないのに、世間が誤解しており、すごいすごいと言ってくれるから。

楽して、

 すごい!

が稼げるからですね…。

つまり、楽してすごいを稼ぎたい人が集まっているのか?