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2024/12/15

【クライミング界の現状】初心者とリーダー 期待するレベルが解離しすぎているんですよ

■ 歪んだ世界…

フェイスブックでは、過去の投稿を回覧でき、自分の成長を感じることができる。

今日は、二つの印象的な記事があった。一つは、九州の指導者となっている人の投稿。その人、個人の歪んだクライミング観が、九州のクライミング界に反映されているんではないかなぁ…

もう一つは、私がずいぶん昔に指導した人で、指導したというより初心者として本格的な山に導入してあげた、というほうが正しいが…その人のお礼が来た、という記事。

要するに、現代のアルパイン入門者というのは、非常に

 無知で丸腰のまま

山だったり、クライミングに来るんですよ。昔の山岳会や、高校山岳部、大学山岳部のような仕組みはなく、ジムでは、ジムクライミングしか分からない訳なので、勉強熱心な人であっても、

 ボルダラー → マットお金がなくて買えない

 沢ヤ → 沢靴も持っていない

そんなレベルで、岩場や沢に来る、その現実を、

 指導しない方針なんです 

とか、

 クライマーならそれくらい自分で考えてこい

とか、

 自己責任

で片付けるには、100人いれば、99人が、丸腰&無知 でクライミングに来る時代なんですよ。

リスク管理についても、学ぼうという意識以前に、

   学ばないといけないことだ、という認知自体が発生していない。

発生しない理由は、ナルシストやボーダーの人は感情で考えて、論理で考えないからです。






6年前の当方の投稿…

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昔教えた人からお礼が来た
もう4年ほど前かなぁ…マルチを教えて、一度だけ沢に連れて行った人から、”今もちゃんと登れています”という連絡があって、良いことしたなぁとうれしくなった。
彼女は会に私の記事を見てきてくれた人だったのだけど、その会に入れ違いで私は退会したのだった(笑)。最初にマルチを教えて自己脱出や宙づり登り返しも教えて、冬の靴も彼女にあげた…

自分が入門者だったころと比べて驚くほど無知で、連れて行くのは時期尚早で連れて行くにも行けず、だったのだが、沢の師匠を紹介した…Wさんなら、彼女をグループに混ぜてメンバーで連れて行き、徐々にステップアップさせることができるだろうということが分かっていたから。Wさんはじりじりとグレードを上げる派、で、私もご一緒した沢は1級ばかり。でも冒険要素がないわけではなく、荒川谷では初リードして楽しかった。おまけにブラックアウトして、ヒヤリハット。

新人さん…レベルという言葉が上下を感じさせるので嫌いだが、知識や体力、技術的に、誰でも段階にそって成長するものだが、その”段階”という意味のレベルに合わせて、指導するのは、まだアルパインクライミングの全体像が見えていない私には難しい…。

確保器を持っていない人に確保や懸垂下降を教えるのは、今回の事件で、時期尚早だと分かったが、彼女はギアは十分持っていた人だった。

けど、ずっとガイド登山だったみたいで、ローワーダウンされたことを懸垂下降したのだと思っていたり、トップロープで登っていたのを○○が登れたと申告して来たり、丹沢の〇〇沢に行ったというので、沢靴くらいは持っていて、入渓点くらいは分かる人なのかと思ったら違って、沢靴すら持っておらず、一人では指定した場所に来ることすら、できなかった…ので、あとで、それはガイドさんについていっただけと分かったりした。

なので、当然だが、2万5千の地形図は存在自体を知らず地図を見る習慣自体がなかったみたいだったので、少々騙された気分になった。

けれど、そういう”段階”もあるよな~とは理性で思う。

彼女にマルチや読図のことを教えたり、沢に連れて行ったりしたときに、結構、”わたしはこんなことまでは、してもらっていないよ~、できてて当然のことだよ~”という嫉妬心にも似た気持ちを乗り越えた…公正・中立であろうと思って…
ので、その気持ちが報われたようでうれしい便りだった。

これが山の一番のご褒美だと思う。

誰かの人生に”山”をもたらすこと…

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太字と赤字は今作ったのですが、

 この赤字のところですよ、指導的レベルにあるクライマーが乗り越えないといけないのは。

俺はそんなことを教わっていない

って言ったってらちが明かないんですよ。

しかも、教えるのがガイドの仕事、ジムの仕事、なんだし。 

これくらい分かって当然だと、相手の自己責任のせいにして、便乗していませんか?それって、怠惰を自己正当化しているって意味。

目の前の現実が

 ・お金ないからノーマット

 ・ローワーダウンされただけなのに懸垂下降を自分でしたと誤解

 ・入渓口まですらたどり着けない

 ・地図も知らない

みたいなレベルなんですから。それに合わせて指導するのが指導力。現実を見ましょう。

そういう人たちをどうやって、安全に引き上げるか?って話なんですよ。欠けている議論は。

だから、クライマーがうんこ紙に火をつけて山火事になる。ちゃんとした山ヤなら、うんこの処理法くらい知っていて当然だろ!って普通思いますよね?

でも、ジムで始めたボルダラーが教わっていない、テント泊もできない、ラクの通り道も知らないのは、事実ですから…

なぜ、あなたが指導的レベルに立てているか?というと、登れるから(アクティブな理由う)というだけではなく、死ななかったから(パッシブな理由)、ですが、死なないというパッシブな理由は、誰からも教わらず自分で出来たのが、昔の人。

今の人は、全部言語化されないと分からないんですよ。

俺はそんなこと教わらなかったぞ、自分で自立してやってきたぞ、という悔しさや嫉妬を乗り越える時期が来ているってことです。

自分が非常に低いレベルにいることが自覚できれば、その新人さんも、自ら勉強始めます。

それを言わないで、いるから、変なことになるんですよ。

これは、日本だけでなく世界的な現実です。そりゃそうです。山岳会離れ、ジム育ちは世界的な現象だからです。

新しい現実に適応しましょう。

■ 適応した現実

これが、数年前にプレゼンシングした適応した現実… 

 22年12月のプレゼンシングです。

ーーーーーーFBより引用ーーーーーーーーーーー

今年発生した猛烈な台風14号が日之影ボルダーのある見立地区に甚大な被害をもたらしたと聞き、フィールドを利用させてもらってる立場の者として、何か出来るかとはないかと思案していたところ、ローカルメンバー世話人の@theranchclimbinggym.shopの清川氏より日之影でのレンタルマットのお話を頂戴しまして、この度見立地区ボルダリング支援会様のご協力の下、微力ながらレンタルパッドを用意させて頂く運びとなりました。

パッドはイギリスのクライミングメーカーMOON社のウォリアーパッドです。定番のラージサイズで、サイズの割に軽量なので、岩の上を移動することの多い日之影ボルダーでは重宝すると思います。

遠征に来られる際にパッドは大荷物で中々大変ですが、これで身軽に日之影の素晴らしいボルダーを楽しんで頂けます!また追加パッドとしてもぜひご利用頂ければとも思います。

より多くの方がこのシステムを利用して頂くことで、地元復興支援に繋がります。皆様のご協力をお願いいたします!

#Repost @hinokageboulder with @use.repost

・・・

レンタルパッド開始のお知らせ!!

見立地区ボルダリング支援会で

レンタル用で、耐久性と機能性に信頼ある、MOON社のウォリアーパッドを準備して頂きました。

これには、輸入、販売元の

@crux_importing_division 様からのプロテクト ボルダリング エリアの大きな協力もありました。

これで、比叡ボルダー、日之影ボルダー2つのボルダリングエリアでパッドをレンタル出来ます。

遠方からのボルダリングトリップもパッドなしで楽に来れる様になるでしょう!!

このレンタルパッドを収納するために見立地区ボルダリング支援会で、わざわざ専用のパッドハウスも造られました。

費用、労力共にクライマーの為にです!!

是非、レンタル利用宜しくお願いします。

明日12月17日(土)よりレンタル出来ます。

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2023/11/08

【クライマー業界】 自分たちのケツは自分たちで拭くべし

■ 日本を代表するような製造業でエンジニアをしていて分かった日本の弱み

大体、開発部と製造のおじさんたちが仲悪い。そのため、現場の改善フィードバックが、物事を決める立場の人(上流工程と言う)に入らない。

ので、結局、男性たちは、会社と言う舞台で、意味なく、互いの足を引っ張りあっている。

意味なくというのは、それこそが、日本の労働効率が落ち、生産性がぐーたらしているヨーロッパ人にすら抜かれているっていう事態を招いている元だからだ。

■ クライミングも同じ

クライミングでも同じで、トンデモ理論を繰り広げ、岩場では、いがみ合い、せっかくトップクライマーが作ってきた自治体とのきずなをもダメにするという、まさに足の引っ張り合いをしている。良い事例が小鹿野だ。

世界的トップクライマーの平山ユージさんが取りつけた、自治体からのGo!サインをも、台無しにするというクライマー同士の足の引っ張り合い… なんとクライマーがクライマーを訴えて、クライミングによる町おこしの足を引っ張る事態になっている。しかもそこ、日本初のアクセス問題発祥の地。

皆で築き上げた”登れる環境”を、一人が権利主張し、今までと同じ結果に終わらせようとしてるのだ。つまり、わざとアクセス問題を招いて、登攀禁止に陥れようとしているとしか思えない。

初登者の尊重とかいう根拠不明の論理で、岩場が登攀禁止になる、を繰り広げているが、それもこれも、アルパインのクライマーと、フリークライミングのクライマーが、敵対して、話が先に進まないから。

誰かー!何とかしてー!と言うときに、見る先は…?

お母さん(笑)。それか、外国人。

パナは、新入社員のワタクシにバグ管導入してもらい、業務改善してもらった、という体たらくだったんで、同じことで、クライマーの業界トップの方々も、もう、お前ら、ちゃんとしろよーって感じだよなぁ… 

いくら私がお人よしでも、付き合いきれんって感じだな。

クライミング界が、アクセス禁止の岩場ばかりになったのはなぜか?

そこのところをよーく考えて、今後どうしたら登れる岩場の存続につながるのか?考えましょう。

間違っても、岩場公開しないで、秘密にしておけばよかったー、なんて言ってるんじゃ、見当違いの答えですからね!念のため!

日本の男性たちは、自分で自分のまいた種の結末をなんとかする。自分で自分のケツを拭く、ことを覚えないといけないです。
縄張り意識の岩場…ある人が開拓したら、別の人が難癖付けて、登攀禁止にされた場所


2023/06/04

【惨状】トップロープでノーテンで登って、「オンサイト!」とか言っている若い人たち…

■ [クライミングを語ろう12]ホームジムってもはや必要ないんかな?

今の若い人って、ホームジムがないから、

トップロープでノーテンで登って、「オンサイト!」とか言っているんですね(笑)。

誰も教えてくれなくなった理由は、ホームジムがないから

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■ スポーツ指導者講習会

クライミングの選手指導でお悩みの方はいらっしゃいませんか?
今回は医師の視点からアスリートの健全な指導法と育成方法についてのセミナーを行います。

日時:2023年7月13日(木)19:00-21:30
場所:国立オリンピック記念青少年センター セ311室
講師:都岳連理事 本郷利夫氏
   日本臨床スポーツ医学会名誉会員 医師 飛松好子先生
参加費:500円 (事前申し込み不要)

https://www.togakuren.com/youkou/sports-leader/

https://www.togakuren.com/wp-content/uploads/2023/06/leader-seminar2023.pdf