2020/03/06

カットアンカーの中身は開けてみるまで分からない=クライマーに自己責任で登れと言われても困る

写真A
 これはよく見かける、ごくありきたりなペツルと思ってしまう、ボルト

なんか見慣れたサイズ感…














写真B
これは? よく分からないボルト。
















写真c


これはグージョン。






























写真D





これはM10カットアンカー














 の置かれている環境。

で、これは、このシークリフと似た環境であるシークリフでカットアンカーを開けたら、どうなっていたか?っていう話。























ボルトというものは、開けてみるまで、開拓者本人すら、そのボルトが信頼できるのかできないのか?分からない…

そんな状況で、クライマーの自己責任で登れ、ってセリフは、どういう意味を持つのか???

いや~ 意味深ですなーほんと。探偵並みの知性がいりますな。クライミング業界ってところは…

■ ベテランの判定

最初の写真のは、見慣れた感じがしますが…正解はM8カットアンカー…(汗)。これを見慣れてしまって、危険認知できなくなっています(汗)。

それは、ワタクシだけでなく、大ベテランも同じだそうで…。

写真DのM10カットアンカー@シークリフでは、使って登るそうでした。登攀歴30年くらいの方。シークリフはケミカル一択でしょう。


師匠の青ちゃんに不安になってお尋ねしたこの終了点…。

開拓者本人は、上の木からトップロープを取る…その行動を見て、不安になった。

結論:

無くても登れるから、なしで登る系…









というわけで、九州クライマーらしく順調にボルダーに押し出されるわけですな~

ボルダーの次に安心なのは、クラックだとクライマーは気が付いていない。

ボルトルートは、外からは検知できない危険が一杯。