2020/03/24

Ninjaのリボルトvs烏帽子のリボルト

めっちゃ対照的。

世界レベル=リボルト
ローカルレベル=屁理屈

どっちがかっこいいか?もう明らかですね!

Ninja 5.14a
https://freeclimb.jp/news/news2012_3.htm?fbclid=IwAR1fC88ikf-L6BhH0mlUOlgZ-v149Bx4P6kimynkW3f_1f26sWU9M76riiY#ninja

烏帽子 
https://freeclimb.jp/news/news2007_1.htm?fbclid=IwAR2VuUTlhUYeVSbM365dAy4KHO7_aZuig4TWbzSxBljUWxQ9qNGDpWXndf4

■ Ninjaがリボルトする理由

  1. 支点の老朽化
  2. ボルトがクリップに適正と思われる体勢の位置にない。
  3. 初登者はボルトの位置が悪いことを認め、位置の変更を許可している。
  4. ラペルでボルトを設置している。
  5. 再登者はすべて、スリング、長ヌンなどでクリップ位置を調整している。
  6. 現状の位置だと、オンサイトトライをする際の危険度が非常に高い。

■ 烏帽子
  1. クライマーレベルが上がった
  2. その分底辺が大きくなった
  3. 20年近く昔の理想
  4. 現状に対する認識欠如
  5. 既得権
  6. 地元の人達と友好的
  7. 「不適切な支点の設置」が不明
  8. メディアなどを通して広く一般に訴え、啓蒙するような行為が先にあるべし
  9. 昨今のフリークライミングの概念が西欧から導入されて、まだせいぜい20~30年
  10. 今現在良いとされるスタイルや安全とされる用具(ケミカルアンカー等)が確定したのは、長いクライミングの歴史からすれば、ほんの僅かな時間

■ 変わりたくない

まぁアルパインの人がフリークライミングの岩場を整備するから問題になるんでしょうね~

基本、古いクライマーのいっていることは要約すると、

 変わりたくない

ってことです。コンフォートゾーンから出れない。

■ 問題の根源

フリークライミングの価値観を教育する機関が、日本にはどこにもない。

ので、コンフォートゾーンに、新しいクライマーは取りこまれ、そして、既得権側になります。

原理的に、そりゃそうだろう、という気がしますね。

アルパインの論理でフリーのルートを作ったら、そりゃ~めっちゃあぶないわなー。