■ 石灰岩時代=ボルト時代
85年という年がどうもクライミング界では、分水嶺だったみたいで、以後、どっかぶりの石灰岩(フェイス?っていうのかしら)へハードフリーの場面は移動していき、どうも、石灰岩クライミング=ボルト連打、となったようです。
そりゃそうか。ハングした岩場でボルトがないとすぐさま、グランドフォールですし…
というので、時代の流れ的に、第一期ボルト時代が85年から数年らしいです。全国にあっという間にボルトの岩場が広まったのだそうです。
現在は2020なので、2020-1985=35年。
30年から35年経っているボルト=こわーい。
という法則みたいです。
■ 今も昔もオーバーハング大好きみたい
ボルダーに行って分かったのですが、男性は、やっぱりオーバーハングが大好きみたいで、それはやはり強みである上半身の筋力が生かせるからなのではないか?と。
ボルダーってかなり強傾斜です。 逆に言えば、傾斜がないと面白くない、みたいな??
そんな感じなので、ボルダーや石灰岩での強い傾斜に取り組む男性たちの根源的な願いは
「持って生まれた生命力を燃焼させたい!」ってものじゃないか?と想像しました
だって、今男性のパワーが活躍する場って、そんなにないですし…。
女性から頼られるっていうのも、体力面で女性が男性を頼らないといけないケースって、ほんとに探さないと無いくらいで、頼りにし、頼られるという関係が築きにくい。
時代は悪平等すら漂っていますし…
■ 得意不得意の分担
というので、男女で組む場合、得意不得意を考えてみました…
ラオスで、登った時、ルートの適、不適が色々あるということが分かりました。
一手が遠い課題=男性向き
スラブ&カチが細かい課題=女性向き
ということで、そういう課題が交互に出てくるようなマルチのルートがあると、役割分担するようなことになって、スピードも速くていいのかもしれません。