自宅のマンションのメインテナンスで一時的に帰ってきていました。本当は年始や2月末にもメンテナンスに大阪に戻る予定にしていたりしたのですが、福岡で用事ができて、のびのびで、帰って来れなくなってしまっていました…。
久しぶりの大阪は、コロナの影響で、静まり返っており、元気がないです。
■ ジムオーナーと長話したこと
ジムオーナーと先日、長話して、色々と知見が広がりました。
関西でも、良かれと思って、打ってくれているボルトが、現代の基準では、とても受け入れられない…だったり、ルートが混雑しすぎていて、これは、どのルートがどれなんだか…という現状だったり、するのだそうです。
そういえば、去年、師匠の青ちゃんに、6回も重大事故を起こしている課題、ボルト位置が悪くて落ちたら後ろに走らないといけないらしいのですが、そのボルト配置に固執する初登者で弱っているという話を聞きました…。時代が違うんやで、って言っても分かってもらえないと言っていました。
http://kkinet.sakura.ne.jp/oshirase/2016/160308_iwabamondai-osirase.pdf?fbclid=IwAR0ltdwHsnwz1QR_omhr00VNgBJoK9UbIJtLdzyC16wMEZAbL27X8Jv_zzQ
同年代のクライマーが言ってきかないなら、年下のクライマーが言ったところで聞かないよなぁ…。
ある人が言いました。「もうご年齢もご年齢ですから、そっとしておいてあげるのも、思いやりでは…」
思いやり。
色々な形の思いやりがあっていいと思いますが、思いやれる範囲というものがあり、そっとしておいてあげようという思いやりで、命を差し出す羽目になったら、それって、思いやりで背負いきれる犠牲なのだろうか…?
斜陽 4ピン目が遠いそうです |
クライマーのコミュニティはあるようで連絡先がなく、ないようであるので、新参者は、誰に何を言ったらいいのか?不明ですよねぇ…
そんな状況でトポも、グレードと課題名しか書いていないから、手ごろなグレードと思ったら、取り付いてしまいますね…。
ランナウトしていない課題を見極める目、というのは、新人のクライマーにとってまず最初に必要になる選択眼です。