新人時代とか、自分よりパートナーが登れない時代は上手く関係性が築けるけれど、相手が成長したら、上手くいかなくなる…という年配のクライマーは多いと思います。
これを「捨てる」「捨てられる」と表現する人もいて、私は以前のパートナーで、嫌だったのは、ちょっとでも気に入らないと「君とはもう登らない!」とパートナー解消をちらつかせて脅すことでした。
次の文章は、心理学のメールマガジンで届いた内容です。
これは多かれ少なかれ、クライマーの上下関係があるパートナーシップについて言えることではないでしょうか?
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まだ小さい子供の頃は、親が絶対的な存在であり、
全面的に親に頼り、尊敬の念を抱いています。
こういう関係性の時は、小さい子供に頼られ尊敬され
親は自尊心が満たされます。
しかし、子供が大人になるにつれ、
親とは違う世界を経験したり
自分独自の価値観を作りながら成長していきます。
子供はいつまでも親のことを無条件に頼るような
無力な存在ではないのです。
子供が一人の人間として親を見た時に、
それでも子供に尊敬されるかどうか。
その答えは自分自身に聞いてみれば
分かるのではないでしょうか。
このクライアントさんにこのように聞いてみました。
私:
「あなたが娘さんだとしてあなたのことを尊敬できますか?
尊敬してほしい、なぜ尊敬しないの?と、
娘さんの話を聞く前に自分の要求ばかりする母親を。
娘さんの話を聞くためではなく、自分が満たされるために、
連絡をよこせと主張する母親をあなたは尊敬できますか?」
この質問はクライアントさんにとって
耳の痛い質問だったでしょう。
しかし、“母親”だからといって
無条件に尊敬されるはずなどないのです。
やっていることは駄々をこねている子供と一緒なのですから。
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まだ小さい子供の頃は、親が絶対的な存在であり、
全面的に親に頼り、尊敬の念を抱いています。
こういう関係性の時は、小さい子供に頼られ尊敬され
親は自尊心が満たされます。
しかし、子供が大人になるにつれ、
親とは違う世界を経験したり
自分独自の価値観を作りながら成長していきます。
子供はいつまでも親のことを無条件に頼るような
無力な存在ではないのです。
子供が一人の人間として親を見た時に、
それでも子供に尊敬されるかどうか。
その答えは自分自身に聞いてみれば
分かるのではないでしょうか。
このクライアントさんにこのように聞いてみました。
私:
「あなたが娘さんだとしてあなたのことを尊敬できますか?
尊敬してほしい、なぜ尊敬しないの?と、
娘さんの話を聞く前に自分の要求ばかりする母親を。
娘さんの話を聞くためではなく、自分が満たされるために、
連絡をよこせと主張する母親をあなたは尊敬できますか?」
この質問はクライアントさんにとって
耳の痛い質問だったでしょう。
しかし、“母親”だからといって
無条件に尊敬されるはずなどないのです。
やっていることは駄々をこねている子供と一緒なのですから。
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まだ新人の頃は、師匠(山岳会のリーダー等)が絶対的な存在であり、
全面的にリーダーに頼り、尊敬の念を抱いています。
こういう関係性の時は、新人に頼られ尊敬され
リーダーは自尊心が満たされます。
まだ新人の頃は、師匠(山岳会のリーダー等)が絶対的な存在であり、
全面的にリーダーに頼り、尊敬の念を抱いています。
こういう関係性の時は、新人に頼られ尊敬され
リーダーは自尊心が満たされます。
しかし、新人が登れるようになるにつれ、
リーダーである自分とは違うクライミングの世界を経験したり
新人独自の価値観を作りながら成長していきます。
新人はいつまでもリーダーのことを無条件に頼るような
無力な存在ではないのです。
新人が一人のクライマーとしてリーダーを見た時に、
それでも新人に尊敬されるかどうか。
その答えは自分自身に聞いてみれば
分かるのではないでしょうか。
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