以下は最低限必要です。
1)自宅で、取扱説明書をよく読む
適合ロープ系
禁止の使い方
基本的な仕様の仕方
2)人工壁でテスト使用をする
3)外岩で安全な状況でテスト使用をする
■ 事例
私の山岳会の新人男性50代は、初めての確保器を購入したのはいいのですが、全く取扱説明書を読まず、いきなり持ってきていたので、確保器の上下がさかさまでした。
分かっていてフリクションを減じるためにさかさまなのではなく、無知のためのさかさまです。
確保器はロープとの相性があります。フリークライミングで必要なのは、シングルロープ向けの確保器です。シングルスロットの人工壁用とは、使い分けましょう。フリークライミングでは、終了点で回収がある場合、懸垂下降が必要な場合があるからです。
余談ですが、フリークライミングをする人は懸垂下降を練習してから、岩場に行く必要があります。回収の方法を先に覚えて、岩場にいきましょう。
■ 事例その2
クリックアップをテストしたいということでしたが、フォールを止められず、グランドフォール。
頭を7針縫うことになりました。
人工壁で使用になれてから、外岩で使いましょう。