2020/03/12

ロクスノ 087号

■ 087号のロクスノ

は、私のために助け船か?というような内容でした。

とくに東さんの特集…。要するに、東さんが13を登っているころ、奥さんは長年5.10代をさまよっていた話。女性と男性は違うんですと、そこはなく伝えたい。

一般に男性は男性の基準でしかモノが見れないケースが多い。特に家に男の子の兄弟しかいなかった家庭の子。

デイドリの記事は初々しかったが、やっぱり”男子”って感じで、”男性”ではなかった。”カムを発射”と書いてあり、まぁ、要する、体力のゆとりがグレードにつながっているだけなんだなーと思った。若さだね~って感じ。若い時に取れる糊代を取っておくことや、努力をいっぱいしておくことは、悪いことではない。念のため。ただそれを誰しもがやらねばならぬという意味じゃないです。

下り坂に差し掛からないと分からないことがいっぱいあり、それは上り坂の男子には分からない(分かる人もいると思う)。両方を経験しないと分からないのが、大体の男性で、最初から分かっている人は、かなり人間力高めの人だと思う。

チョークの記事の力の入れように驚いた。クライミングに占めるチョークの存在感は5%くらいなもので、その細部にかけるページ数が、デイドームの記録に掛けるページ数の数倍であることが世界の現実を示しているようだった。

フリークライミングって、肉体以外のほかのモノを使わないって意味じゃないのかね?と意地悪を言いたくなっても無理はないであろう… つまり、チョークごときに力入れすぎだ。

ジャミング技術の特集…とりあえず知っていることだけだった。ワイド特集のほうに期待したい。

チョークより、ジャミンググローブを国産で誰か開発してほしい…なんで、あんなものに4000円?!とお高い。原価数百円と思う。適正価格は1500円だと思う。

倉上君の食事の記事。でしょー連発。私と考えていることが同じでうれしかった。

北方稜線・・・行きたい。単純に私は山が好きなんであって、美しい自然の造形美が好きなので、岩とか山とか、区別なく、自分が歩ける場所で美しい景色を見たい。

雪の山が好きだったので山をやっていたのに、いつの間にか、雪も氷も関係なくなり、なんとなく、騙されたような?キツネにつままれたような気持だ。なんであまり美しいとも言えない、いかつい岩と格闘中なんだろうか(笑)? 私は雪の妖精が出そうなメルヘンな世界を愛していたのに?

とは言っても、岩場に行ってしまえば、変な脳内物質が出て、そのために、膝の痛みも忘れ、知らない間に頑張っちゃうんだよなー。

というので、そういう脳内物質がなぜ出るのか?ということに研究の軸足を移していこうと思った次第。