これは良書でした☆ https://japama.jp/chioichiran/
クライミング=遊び。
遊びの中にいかに危険を上手に持ち込むか?
という問題意識で読みました。
という問題意識で読みました。
私は子供たちにクライミングの愉しみに接してもらいたいな、とも思うからです。
■ 危険は避けるものではなく、コントロールするもの
私は子供には危険を伴う遊び…遊びじゃなくても、例えば、
・ストーブに火をつける、
・包丁で何かを切る、
など…させるタイプですが、その際の注意は?
子育てのプロはどう言っているのでしょうか?
■ 大事なことだけを教える
何をしたら致命的なのか?
を教えておくということです。
子供の場合は、
それが定着するまで、大人が一緒にプレーする。
■ ビジョナリーカンパニーでも…
これは同時に読んでいた『ビジョナリーカンパニー4』で出てくるアムンゼンとスコットのエベレスト登山隊でも同じです。片方は成功して、片方は失敗するのですが、
戦略的悲観主義、
というもので、
1)一番起きてほしくないこと、を想像して、備えておく
2)それ以外は何をやってもオッケー
2)それ以外は何をやってもオッケー
という態度のことです。
■ 外ボルダーへも応用すべき
外ボルダーでは、一番起きてほしくないことは、
着地で失敗して足を怪我する、
頭を打つ
頭を打つ
などです。なので、外ボルダーに行く際には
1)着地の練習
が、あってしかるべきでしょうね。
インドアでも、アウトドアでも、ボルダリングで、落ち方を最初に教えている人、いますかね?いませんね?
■ 故・吉田さんの教え方
ちなみに吉田さんは私にボルダーを紹介してくれた時は、
最初にマントリングばかり
やってくれました…。マントルでの失敗が一番多いからです。
■ ボルダーは、スタイル不問=ちょっと、ずる??
どんどん、マットを少なくするゲーム、
が成立するのかもしれません。そうしたら、今2段の人も2段は登れないかもしれませんね。クライミングは伝統的に安全マージンの薄さに迫っていくゲームなので。
いまんとこ、ノーマットって言うルールは、一部のゲテモノ好きの人の嗜好とされていますが…(笑)、クライミングというゲームの正当な一面である、ということは否めません。
自分に取れるリスクは何か?そのリスクコントロールの兼ね合いが、だいご味、ってことです。
だいご味では合っても、ブイブイ言わせる、とは違うので、要注意です(笑)。
■ まとめ
1)外ボルダーのリスクマネジメントは着地
2)着地は熟練するまで、大人がついて練習する
3)マントリングも熟練するまで練習する
4)登る課題は自分で選ぶ (リスクテイキングのトレーニング)
4)登る課題は自分で選ぶ (リスクテイキングのトレーニング)