■ ミラーニューロン
人間にはミラーニューロンという脳の電波があって、脳内ホルモンで、気分、が伝播するのだそうです。
不安なクライマーのクライミングを見ていると、自分も不安になって登れなくなりますよね?
あれは、本当に脳が憑依されているんです。
山で心が満たされるのは、山の空気や、山の木々や大地、野生動物から発せられている、
純粋な質
に、人間の脳も同調してしまうからだと思います。
そのためには、登山者は一人で歩かないといけません。しかも、鈴など付けずに静かに。
■ 右ひざ脱臼のこと
脱臼した足は、一向に良くならず、いい加減、バンバン、クライミングしたい!とは思いますが、危険すぎて、やる気になれません…。
脱臼は、癖になるそうです。
今で半年経過していますが、まったく足を突っ張るムーブができません。スメアはできますが、立ちこめません。膝を強く収縮させた状態で突っ張ると、またハズレそうです。
しかし、外から見ていると、そんなことは分からない訳で、頑張っていない、と見えるだけ。今の時期、誰と登ってもリスクです。
■ 相手に憑依しない
師匠の青ちゃんが、ボルトを抜いた直後、ガマスラブに私を誘ってくれたのですが、歩けない、その様子を見て、ビレイをお断りしたことがありましたっけ。「何かあった時、パートナーが私では、あなたは危険です」と先にくぎを刺しました。結局、本人が登るって聞かないので、登りには行ったんですが…。金峰渓谷で足を冷やしたり…と、大変でした。
その時の記録
https://allnevery.blogspot.com/2016/09/blog-post.html
https://allnevery.blogspot.com/2016/09/blog-post_85.html
彼がなんで私と登りたかったのか、今では分かります…。
私は相手の境界線を犯さないから、です。煽らない。
若い男子は、”え?!こんなのも登れないの?オーラ”、全開ですもんね、男子らだと。
そりゃ~、年齢差、息子以下の男性に、けっ!って顔されるのは嫌でしょうね。レスキュー隊長したり、冬壁だったり、それなりに実績を積んできた山やなのだから。男子は顔に丸ごと出ます。たとえ、相手が怪我している、って言っても外からは分からない。
昔、上司が2名いたのですが、一人の上司が、「女性はホントにやりやすい。頼んだこと以上にやってくれて、こちらの意図を汲んでくれて…」と言っていました。上司によると、男性は、上司がお願いしたようにではなく、自分がやりたいようにやる、そうです(笑)。そして、それがちょっと的外れでも、言いにくいそうです(笑)。男子、自信ありすぎですから。
■ モテたい…
登山口につくと、今日は運悪く、84歳のおじいさんにつかまってしまいました…。なかなか出発されないので、私と登りたかったみたいです。聞いてもいないのに、84歳と自己申告。めんどくさいなぁと思いましたが、「お若いですね」と言っておきました…。
いや、84歳になっても、山に登りに来るのは素晴らしいと思いますが…。だからと言って、同行者を求めるのは、相手も登りたい場合だけにしてもらいたい…。おじいさん、たぶん、いつお迎えが来るのか、不安なのは分かりますが、鈴がうるさくて、今日したいことが、オジサンといたらできないので困りました…。
今日は、私は同行者は欲しくない。…ので、なんとか別行動してもらうのに、大変、苦労しました。男性は、本当に、察する力が低いですね。男性の登山者もいたので、振り返ってみてみましたが、一緒には登っていないようでした(笑)。要するに、女性と登りたいのか。
84歳になっても、男性の価値観は、モテ、なんだなぁ…と、しみじみ思いました。あの手、この手、なんだなぁ。高齢自慢、という新しいナンパ手法らしいです(笑)。
■ 植林
三瀬村は、日本で最初に無税を実現した村、です。
以前、三瀬研究した時に、知りましたが、昔頑張ったため、今は、手入れをされなくなって40年、みたいな植林が周辺の山々に広がっています…。
当時は、夜逃げ人が出るほどの苦役を村民に課して達成した無税の村、だったそうですが、そんな無理をしてまで、そんなことをしたのは、将来、植林がお金になって楽になる、という目算があったためです。つまり、強欲、があったということです。
ところが、国の施策により国産材の需要はなくなり、資産だったはずのものが、負債に。
資産 → 負債
の流れが、ここでも見受けられます。
時代の流れを読むことは難しいので、その時その時に、良かれと、短絡的にがめつい発想で何かをやることには、疑念がある、ということですね。
こうしたことは、ただ、おしゃべりしながら、山を歩いていたら、全く気が付くことができないでしょう…
というのも、植林の手入れが十分されているのか?いないのか?そんなことに気が付くだけでも、それなりに、たくさんの植林地を見る、というデータ収集期間が必要だからです。
ちなみに、こちらのような、細ーいバーコード状の森は、まぁ、お手入れ、かなりサボったねーって感じです。
■ サトビックな場
今日は、84歳の例のおじいさんが鈴をつけていたので、私は嫌だったのです…
わたしは、そおっと、山を歩きます。すると、野鳥とか、色々な動物が、人間ってどんなものだろ、って寄ってきます。
今日は、おそらく、ヤマガラと思うのですが、私をずーっと観察している野鳥が…。
お釈迦様を描いた絵に、野生動物がみんな寄ってきている絵柄がありますが…もし、人間が変なおしゃべりなどせず、じっと自然の中にたたずんで、他の野生動物と協調的な生活をしてくれるのなら…きっと野鳥たちのほうも、人間と仲良くなってもいいかな?と思うのかもです。
今日は、20分くらい、こっちを見ていました…
山頂付近で昼寝モードで本を読んでいたら、私をぽかぽか陽気に温められた岩だと勘違いして登ってくるトカゲ君などがいたので、こりゃ岩と同化してしまう前に帰ろ、と思い、山を下りました。
途中、佐賀の高校山岳部のメンバーに会いました。よく言えば、元気いっぱい、悪く言えば、ドスドスとデリカシーの無い歩き方で、山の中がやたら騒々しくなるよう…。
彼らの山は、山との対話、とかではなく、山を舞台とした、軍隊式意思決定を学ぶ場、みたいでした。
そういうスタイルの山があっても良いと思いますし、それがアルパインの基礎につながっていくと思いますが、損な山だと思いました。というのは、それは下界でもできることだからです。
聞いたら、縦走路の一般ルートを歩いているだけなのに、読図山行らしくて、驚きました。読図の山だったら、どこか一尾根歩いておいで、みたいな感じだからです。
尾根を歩く、という初歩の初歩、無くして、読図山行って…。まぁ、すごい遠回りな道を選んだね、みたいな感じ。
一般ルートを歩いていても、読図力、全然つきません。
まぁ、彼らもまた、それが分かるプロセスの上にいるのだろうと思ったので、元気なこんにちはー!に、こんにちはー!で返すことにしておきましたが…。
山でコーヒーがおいしかった…。冷えてもおいしいスペシャルティコーヒーを飲むに限りますね~ 山コーヒーは!
と思った山でした☆ 足は、ぼちぼちです。
竹が進出しているところは人間の進出した痕跡です 春は色で分かって面白い |