日本のクライミング…特にフリークライミングの教育は、過去のクライミング教育が、うまく行っていないのは確実なので、別の方策が必要になり、U理論はどうなのかな?とよく思いますが…
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■日常生活でU理論を使いこなせるようになるための『U理論プラクティス』
-職場のチームワーク編-
U理論プラクティスは、U理論を日常生活で使いこなせるようになるための実践練習の場です。稽古場やレッスンスタジオのように気軽に通いながら、U理論を実践し、体得していく場として企画しました。
U理論プラクティスでは、毎回テーマを設定します。そのテーマについて
自分自身が実際に解決したい課題を題材として、Uプロセスをもとにしながら、対話をしていきます。今回のテーマは「職場のチームワーク」です。
「上司とうまくいっていない。お互いにもっと信頼し合いながら働きたい」
「苦手な人がいてうまく関わることができない」
「メンバーが主体的に動いてくれない」
「それぞれが情熱を持って働いている職場にしたい」などなど…。
職場のチームワークに関する課題を参加者で持ち寄り、対話を通じてU理論を実践していきましょう。U理論のことをよく知らなくても大歓迎です!
思いがけない(過去の延長線に無い)解決策が見つかるかも?ぜひお気軽にご参加ください!
【開催概要】
日時 :5月18日(水)19:00-21:30(18:50接続開始)
詳細・申込:http://ptix.at/DjRQkM
定員 :30名
参加費 :3,300円(税込)
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■ 過去の延長の事例
山岳会で教える
→ うまく行っていない。時代が変わり、山岳会ではなく、クライミングガイドが教えたほうがいいかもしれない。
クライミングをいきなり外岩から教える
→ アウトドア慣れしていない9割型の人は、リスク回避できない。ので、当人が選ぶべき。インドアである程度登れないと、外の岩場が楽しめないつくりになっている、ということも事実。
懸垂下降を教えない
→ 今の教育に欠けており、最初に教えないと、登れても降りれないクライマーが出来てしまう。
ビレイを教えない
→ これも今の教育に、決定的に不足しており、ビレイのきちんとした習得は社会課題にすらなっている
グリグリは上級者用
→ これは、文脈による。
リードのビレイにおいては、上級者用。
トップロープビレイにおいては初心者用。
下降器としては、初心者用。
アッセンダーとしては、初心者用。
つまり、自分向けの用途としては、初心者用で、対・ビレイ用としては上級者用。
クラックを教えない
→ このほうが初心者向きなのかもしれない。なぜなら、プロテクションを自分で打てる、あるいは、ルートファインディングがクラックをたどれば良く、易しいため。
伝統的には、スラブが入門者用だが、スラブはランナウトと決まっているので、別の意味で入門者用にはなっていない日本の岩場という現状がある。
色々と総合すると、現行の教え方で行けば
初心者締め出し
ということになっているんだよなぁ… 結果論的に出来てしまった現実だとは思うが…。
43歳から初心者で岩場に入門した人としては、自分自身が成功事例として数えられると思う…