2022/04/21

登る阿呆に、見る阿呆

今日は為末動画づいています(笑)

■楽しめないのは何が原因ですか?【為末大学】


■ 一番楽しかったころ…

ヨシーダさんと青木さんの両方がいたころですかねぇ… 後はラオスと龍洞。いいやつばっかりだったからなぁ…。

登る阿呆に、見る阿呆… 楽しく登ることが一番、って価値観で登れたからなぁ…。

■ グレードで一緒に登る相手を選ぶ =楽しくない

九州に来たら一発目に受けた質問が、「どのぐらいのグレードを登るのか?」でした…

要するにハイグレードを登らないなら、来るなって意味。

いや~ この人たちとは登りたくないと思いましたね…。

■ 10cでスゴイ!と言われる = 楽しくない

逆に驚いたのは、別の科医の人ですが、自己紹介で、5.10cしか登れないと言ったときに、すごく登れる人扱いを受けたことです‥‥

山梨では、

 10cでふがふが言っている=そんなに登れない人

という意味なので、誰も脅威には感じません。…が、その人には脅威に感じられるようでした…

■ 登れても登れなくても楽しくないんじゃ…?

じゃ、一体何が登れたら、相手は満足、なんでしょうね? なぞだ…

■ 10本ノックの会 = 楽しい

ベテラン開拓者と登っているときも楽しかった… 私はたくさん登りたいだけだったので、トップロープフィックスにして、各自が10本ノックの会…

でしたが、そんなのでちょうどよい訳なんですよね… 別に何か目指している課題があるわけじゃないんで。基本的に、部活とか、毎日の筋トレのノリなんで…。

なんせ、

 量 = 質

という転換を目指しているわけですから…

最近読んだロクスノの中で、一番共感したのは、横山ジャンボさんが、長野のしょぼい岩場で、あれこれ工夫して登っているという寄稿でした…。私も初めての岩は、アイゼン履いた岩だったからなぁ…。九州にはアイゼンで登っていい岩がない…。

■ 湯川アイス

私もアイスは湯川育ちで、湯川のアイスは、非常に高さが短いので、下まで降りずに連続で登って、距離を稼いだりしていました…

遊びつくした感、湯川アイスではありました…

トンデモビレイをまだしている後輩のビレイで、リードするように師匠の青木さんに言われ、大抵抗して、大喧嘩したことがありました…

こんな ビレイで登れます?


これじゃ、グランドフォール確実ですなぁ… 壁から5mも離れている。

師匠の青木さんは、ビレイが重たい、というのが苦痛なクライマーでした。このグレードでは落ちないからですね。

しかし、短い壁=落ちることが許されない壁、ですので、こんな短い壁は別にリードしなくていいと私の辞書では思います。裏から歩いてトップロープ張れますし。初心者のリードに適した課題は上が核心で下は簡単で、決して落ちないようなのです。

一方これが私が提供しているビレイ。 壁から10cmも離れていない…

これじゃ、あまりにアンフェアなトレードなので、ちゃんとしたクライマーとしか登る気になれなくても、まぁ仕方ないですね… 

命は一個しかないからなぁ・・・