2022/04/19

外岩とインドアジムの壁の違い

 違いをまとめました


インドアジム 外岩
課題グレードの信頼性 信頼できる 5.10cに5.9が付けてあることもある
並び 易から難に並んでいる 本当に5.8が5.8かはわからない 
易から難にはならんでいないかもしれない
課題の設定者 プロのセッター 素人の開拓者、誰でもなれる
ボルト間隔 1mごと 15mで5本が相場 ひどい時は50mで1本
ボルトの強度 25Kn まちまち
ボルトのメンテナンス されている 野ざらし40年モノなどザラ
由来不詳ざら
誰が責任を取るか 施設運営者 自分
上から物が降ってくるか こない 落がある
ホールドは外れるか? 外れないように取り付ける 外れることは自然の掟
形状 安全のためハングが多い スラブ、フェイス、オーバーハング、ワイド、クラックと多彩
荷物を置くところ 施設のロッカー 自然の中でラクが来ないところ 自分で探す
ビレイスタイル わざと流して落とす ミニマムスラック&ソフトキャッチ
空調 管理されている 暑いと登れない 寒いとかじかむ
日照 屋内 日焼けで大変
虫などの問題 ない よくある
お天気 関係ない 大問題
ルーファインディグ ホールドを追うだけ 岩を見極める

1)インドアでも外でも、リードでは3ピン取る前に落ちてはいけない
2)わざと人を落としてはいけない(ロープを出さないなど)
3)結び替えを練習してから、外岩にいく
4)ビレイ位置は壁から1m以上離れない 1ピン目の15度以内
5)ビレイ中におしゃべりしない
6)落ちたらどうなるか、常に考えてビレイする
7)外のボルトは、基本的に信頼ができない 調べてから行く
8)山の中のマルチでは残置を信頼してはいけない
9)敗退を確実にしてからチャレンジするなら、どんなにチャレンジしても良い
10)5.9でも、10cとしてあることが多い
11)外の課題は、開拓者によっては大幅にランナウトしていることがよくある
12)開拓者の特徴は普通はトポには載っていないので、事前に良く情報収集するか、自分の目で見極められる力をつける
13)2000年以降に作られた岩場は大体まとも
14)マルチは、2グレード下を登る マルチでは落ちてはいけない
15)ケータイが入らない岩場では、怪我は命取りになる
16)シークリフでは懸垂下降が必要
17)初心者のビレイヤーと登る場合は落ちないルートだけを登る