昨日行った見晴らし岩。
たぶん、トップロープソロする程度なら、まぁ大丈夫でしょう。
誰かがわざと、外して置いてくれたんですかね? さすがに手では外れないでしょう。
昨日行った見晴らし岩。
たぶん、トップロープソロする程度なら、まぁ大丈夫でしょう。
誰かがわざと、外して置いてくれたんですかね? さすがに手では外れないでしょう。
■ 自己愛憤怒が原因?
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・クライミング界には、女性クライマーへの性的虐待がはびこっている。
・ジムクライマーが外岩に出るときに、事故が多い。
・岩場のアクセス問題が多発している。
・家庭生活を犠牲にした、名誉一辺倒のクライミングが既定路線になっている
この原因は?
自己愛憤怒ではないか?と思います。
自己愛憤怒とは?
こちらに詳しいです: https://crcm.jp/anger-rage
■ 自己愛性と境界性の方が多い…
歴史的経緯的に、クライミングや本格的登山は、
・名誉を競うモノ
でした… 一等賞を競う世界だったということは、大量の敗者を生み出したということです。
歴史のあとに残るのは、大量の敗者の山…。もちろん戦いに敗れた人たちは心に傷を負っています。
きっとそういう人たちが、過去の栄光を手放せないでいるのでしょう…
そして
憤怒のチャイルド化
しているのでしょう…
■ 捨てる!捨てる!と連呼
見捨てられ不安なのかなぁ?
が、前の師匠から、一番感じた、心理的な歪み、でした…。
というのは、私がラオスで、別の男性クライマーと組んで登っただけで、お顔真っ青になって、俺なんかみたいな発言するんです…。えー?
そして、韓国では、みんなで行こうと誘われているのに、その話が私経由で来ただけで、「あいつらは女に手が早い」だの、「もう君とは登らない!」など、大騒ぎ…。私がクライマーとして自立することを阻止しようとする…。
のが、なんか変、なのでした。普通は、師匠は弟子が、自分より登れるようになると喜ぶものです。
こないだギンちゃんが天野さんと登った話を聞きましたが、やっぱりそうでしたよ?
■ 私がワタシであることをなんとか相手に認めさせようと躍起だった相方
最後の相方は、私は自分のグレード…10代を全く恥ずかしいとも何とも思っていないのに、なんとかして、私の価値を、周囲の男性クライマーに認めさせようと躍起になっているようでした…
例えば、私が持っている人脈を提供させられようとしたり…
語学やワインの知識を使うように、示唆されたり…
最後は、ボルト付きの沢は危険だ、と言うと、結構、逆ギレしていました。
さらに、認められたい思っているらしい周囲の人たちを林道の運転が慎重すぎると言って否定したり…
どうしたのかな?って感じでした。林道の運転はゆっくりのほうがいいと私は思うけどね。
南ユウタさんのブログによると、これらの症状は
境界性
自己愛性
のパーソナリティ障害で説明がつきます。
自らの正当性を一ミリも、疑わないので歯止めが効きません。がポイント。
危険なルート設計のルートをそのままにしておく、と答える人も、同じですよね…。
というので、心理学で、私にクライミングで起きたことの謎が解けつつあります。
師匠=境界性
相方=自己愛性
だったんですね…。
■ インチャが出てこない
最近、私のインナーチャイルドは、防衛機構が働いて、出てこないんですよ。
つまり、私の防衛は、
自己愛憤怒に対する自動反応
だったみたいです。https://youtu.be/ZWzXpzjQJkU?si=WchBMFAieKrxgAM9
水に落とされたトラウマは、だいぶ解消してきており、今では、バタフライを周りの人が遠慮して場所を開けてくれるくらいスイスイときれいに泳ぎ、水を得た魚状態ですが…
自己信頼が回復してきてみると、私はスケープゴート化されたゴールデンチャイルド、としてクライミング界で育ったようです。
参考:https://rinnakamura.hatenablog.com/entry/2022/05/23/085526
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雪山⇒山岳総合センターリーダーコース⇒師匠1⇒保科・菊池・故・吉田スクール⇒山岳会⇒師匠2⇒海外登攀⇒積雪期ガイドステージⅡ取得&登山総合ハンドブック出版
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という成長の奇跡は、ゴールデンチャイルドのものですよね…
そして、その後の九州に来て以来の、
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悲惨な現状レポート
⇒ 九州で自分が作ったコミュニティから追い出される
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という流れは、スケープゴート。
しかし、これのおかげで、遅まきかな、
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日本の山岳上位団体は、日本国のクライミングが世界に後れを取っている異常事態に気が付き始めた
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のでした…。
なんせ、黒田論文も出たし、日本のボルトや終了点の異常さについては、世界のUIAAから、安物指定、受けてしまったくらいですから(笑)。
ま、私自身はかなり嫌な思いをしましたが、終わりよければすべてよし、ですかね?
■ この経験は私に何を気づかせようとしているのか?
それよりも、私自身について、大事なことは、
これらの経験は私に何を気づかせようとしているのか?
ってことです。
今、私が気が付かねばならないことは何なのでしょう?
クライミング界には私が必要だ? ⇒ うーん、そうは思えないなー
私にはクライミングが必要だ ⇒ うーん、そうも思えないなー
私には山が必要だ ⇒ Yes!!
私には、父親からの愛情が必要だ ⇒ Yes
私は何かを怖がっている ⇒ Yes
私は何を怖がっているのか明確に出来ていない ⇒ Yes
落ちることが怖いのか? ⇒ そりゃそうだけど、それ当然ですし。しかも落とされて頭7針縫っても、次の日登っていましたから、別に怖がっていないですよねぇ?
遊びたい? ⇒ Yes
なんで? ⇒ 十分していないから卒業できない
何して遊ぶ ⇒ さて、何して遊ぼうか???思案中‥‥ZZZZZ... みたいな感じです。
というわけで、楽しい遊び、募集中!
夏は立山でバイト。そして、帰りは阿曽原温泉の予定です☆楽しい!!
<関連記事>
昨日は、セラピー道場を開催されているH田さんに呼ばれて、登山ガイド活動をしていた。
クライアントは、フランス人女性。ジュリエットちゃん。日本に来てWwooferで活動しているそうだ。
(知らない人のために説明すると、Wwooferは、有機農法を学ぶために労働と食・住を交換する仕組みとしてスタートした活動だが、転じて、なんらかの短時間の労働をすると、食・住が交換できる仕組みとして、若い外国人が日本を無銭旅行する仕組みになっている。ちなみに海外放浪してきた、という日本人も多くが同じ方式でやってきた人が多い。Wwooferでなくても海外では、掃除することで無料になるバックパッカー宿は多い)
■ 日本のきめの細やかな自然に感動する外国人
ジュリエットは、南フランスの出身だったけど…日本の自然のほうが素敵だと思うそうだった。
私の目には、ただの荒れた放置林で大感動し、崩落秒読みの林道で写真を撮りまくっていた(笑)。
そこで、日本は、戦後、大量に植林したが手入れがされず、50年生になっても、線香林で、間伐が必要だが、高齢化で出来ないことなどを伝える。すると、50年経過した立派な杉と間伐が必要な貧弱な杉の違いが分かるようになったみたいだった。
林道も崩落がすごい。この林道の作りが自然崩壊になっている現状を解説したら、のり面の怖さも分かったみたいだ…雨の日に、なぜ山の中に来てはいけないのか?ということも。
教育は大事ですね。
のり面が2m以上の高さがある林道は、土砂滑りの危険がある…ということ。
その下に家がある、なんて、日本の田舎では日常茶飯事ですけどね…
とはいえ、林道には、食べれる山野草もいろいろ出ているので、あれこれ紹介。食べてはいけないマムシグサなど、やっぱり目につく草に目がいくものだ。
ナルコユリが出ていたが、とっさに名前が思い出せず…帰ってから思い出した。
■ 彼女の核心は、宗教でした
気楽に山の話をしながら、なぜ日本に来たのか?などいろいろな話をしてみて、何が核心なのか?いろいろコーチとして探ってみた…
結局、彼女の悩みの核心は、宗教でした。
なんと、アルジェリアのムスリムの母とフランスカトリックの父の間に生まれた方でした。おフランスは民族問題複雑。
どっちも、一神教ですよね…と水を向けると、そこで葛藤している姿がうかがえました。
具体的には、現代女性としての先進的な生き方と保守的な生き方のどちらを取るか?みたいな葛藤があるそうでした。
そこで、そこからは、日本のマルチプルな自然崇拝の実践、に切り替えました。
未開の道を歩くには、自然界からの強力な支援が必要だと思うからです。よって立つのは本人の心ですが、そのサポートは自然界とのつながりで得ることができます。
どこまで、彼女が自然界の声を聞ける人になったか?は未知数ですが…手法としては、
1)山ヤ歩きを教える (早い歩きが良いわけではないことを伝える)
2)音を立てないで歩く猫足を伝える ちなみに、猫足はクライミングの基本です。
3)できるだけ休憩を取って、その場を感じること伝える
4)山の音に耳を澄ますことを伝える
5)ガイド任せではなく、自分の好きなところで休憩を取ってもらう
6)良い質問をする (例:あなたは日本の人に自分をどんな人として覚えてもらいたいですか? あなたをアルジェリア系フランス人として規定するものはどんな資質ですか?)
でした。
特に効果があったのは、2)の猫足。歩きが丁寧になり、音にも気が配れ、山の息吹が拾えるためには、必ず実践したほうが良いスキルだと思いました。
だいたい、山で自己顕示欲なおじさんたちって、ドスン、ドスンって感じか、クマもいない九州でクマ鈴付けているか、ですよねぇ…(苦言)
彼女自身は、2)でトランスに入ったと思います。口数が少なくなったことで伺えました。
6)の質問ですが、
・学びにどん欲な人だと思ってもらいたい (まだ与える側ではなく、もらいたい側の人みたいだなぁと個人的感想では思いました)
・アルジェリア人のジェネラスな資質と南フランス人のジョーク好きな陽気さ
だそうでした。今の彼女は、倹約旅行のケチケチ路線&クラーい顔でしたが、そのことは黙っておきました(笑)。若いときって迷いますよね。
ワタシから、山道を歩きながら彼女に与えた示唆は、
If you don't know where you going, any road will get you there.
です。トレイルを外して歩く、ということができていない姿からも、ちょっとうかがえました。フランス人に限らず、目の前に道があれば、それしか選択肢がないみたいに見えてしまうものです。
■ 山を師匠とする
山から、人生を教わるには、観察眼が必要です。
ジュリエットと岩の上に座って、山の声に耳を傾けていると、私の目に尺取り虫が飛び込んできました。
ははーん。このように進みなさいって意味ね!とピーンと来た私。
尺取り虫は、その名の通り、一歩一歩しか進まないのです。一歩進むごとに周囲を探索して、めちゃ確実な一歩しか出さない。
それでもめっちゃ遠くに行きます。
それで、これが、今21歳で人生をどう生きるか?決めかねているジュリエットにはぴったりだと思ったので、この尺取虫の在り方から、学ぶ、ということを紹介しました。
もちろん、これは事例で、別に他のなにから、学んでもいいのです。
他の事例としては、今回は、アブがありました。一度探索でブーンと来たけど、こちらが慌てず、叩いたりしなければ、刺されもせず、アブは去っていきます。人間がギャーギャー騒ぐと攻撃してきます。蜂も野生動物も同じです。
■ 素敵なおじさんにあった
今回は、鬼が鼻岩で、素敵なおじさんとの出会いもあった。
おじさんはお昼寝をしようとしていました(笑)。
あれ、おじさん、お昼寝するの~?ここ、秘密の場所があるから教えてあげようか?ということで、私のようなクライマーしか知らない秘密のスポットへ案内。
おじさんによると、お昼寝を快適にできる期間は非常に限られていて、今の時期だけで、もうちょっとすると虫が湧いて、快適性はなくなるそうです(笑)。わかるわー。
甲府では、4月でもう夏山でした。背振も、すでにハエたちが主導権争いをスタートさせていました。
おじさんの山の楽しみ方が素敵でした。
■ 西洋文明
最後に、1000年のかつらの巨樹に連れて行きました。
ここ、前にナルシストのアラーキーと一緒に来たときは、神様がお留守になってしまって、びっくりしたのでした。私一人で来たときはいたのに。
ジュリエットちゃんではどうでしょう?
彼女は、かつらの木の生命力そのものよりも、樹齢1000年の情報のほうに心動かされたみたいでした。
どうも、神様もあちゃーと思ったみたいでしたが、まぁ、とりあえず、立ち去られはしないみたいでした。
■ 温泉未遂とフキ
帰りに温泉によってもいいよ、というと、とっても嬉しそうだったのですが…なんと現金をもっておらず、連れて行けなかった…。うーん?1円もお金を持たないというのが、まぁ若さなんですかねぇ?甘えを感じました。持っていなかったら、与えられる一方でいることが可能だからです。
帰りに、林道で、この機会を作ってくれたH田さんにお礼でフキを摘みました。
フキ、いい匂いですよねぇ…。
自分に良くしてくれようとした人に返礼したい、報いたい、そういう心理的な細やかさも、おフランス出身だと難しいようで、ふーんって感じでした(笑)。でも、日本の子供と同じですもんね。
日本人のお土産文化は、相手への気遣い。
帰ったら、H田さんが首を長くして帰りを待っており、私はお土産にパンをもらって帰りました。
私のほうはコーチングして疲れたので、帰りに水辺に寄って、除霊?スピリットを鎮めてから、帰宅しました。全然違います。清らかな水に足を浸してしばらく瞑想して帰ってきただけですが…。
以上が私が今日、セラピストとして行った活動です。解説しないと誰も分かってくれないので解説しました(笑)。
■ 新標語
冷静に考えたら、だれでも、不必要なリスクを取る必要はないと思うと思うんですが
しなくてはいけないときに取っておくのがランナウト
っていうのが、新標語にいいのでは?
■ その他の質問
1)クラッシュパッド、フィックスライン、工具などのギアを隠しておくことは可能か?
ダメ56%
2)他人がLeave No Traceを無視しているのを見たとき、クライマーは声を上げるべきか?
ただ危険なルートについては、危険なまま保存すると答えた人は、約3割。
そのルートの性格を変えるとしても、多くの人が危険な目に合っていれば、ルートを安全にする、と答えた人が63%。倍です。
クライミングは、わざと危険にしなくても、もう十分に危険なんですよ。
この声が聴かれず、年功序列的、年少者の譲歩によって、危険が放置されているのが、日本国。
それを知らず、のこのこ登りに来る外国人に警鈴を鳴らしているのがワタシ。
■ 過保護な安全の九州クライミング
で、なんと、九州の現代クライマーが志向しているのは、
どんなルートでも可能な限り安全であるべきだ、の9.8%のほう…
沢にすらボルト打っている…。
どんだけ安全志向なんですか?
しかも、沢にボルト打ったら、それは安全なのではなく、ロシアンルーレット…安全化したつもりで、逆に博打になっている…という本末転倒具合…(汗)。
頭悪いという以外に、どう表現したらいいのかな?
(ああ~、またディスってしまった(汗)。すいません。)
■ 罪悪感不在
ボルトを打つことに、罪悪感が不在なのも、九州でおかしいな…って思ったことなんですよね…
この感覚が普通ですよね…。九州では平気で岩に穴をあけまくっているんだけど、なんでなのかな?
【関連記事】
【クライミング詐欺】ほとんど詐欺みたいなことになっているグレード付与
■ 黄体期に糖新生に関与するアミノ酸が運動中に低下する
やっぱりなぁって感じです。力でないですもん。
https://research-center.juntendo.ac.jp/jcrws/cms/wp-content/themes/jcrws/assets/pdf/research-products/coaching/strengthening_support_report/report.pdf より引用
・オルニチン、アルギニン、プロリンも低い
■ 現代的な教え科は、演繹法
現代のクライマーが低知能すぎてついていけない件ですが…、山梨時代にロープワーク講習会を開催し、私の作成したレジュメでロープワークを教えたところ、みなが意欲的に取り組み始め、あれこれ、自分でノットを探してきて、試し始めました。
その時は、
ノットの基本はフリクション(摩擦)ですよ
とあらかじめ、
神髄
を先に教えてしまい、あとはどんなノットがあるか?は、各自が勝手に探し始めました。
つまり、
結論から先
です。演繹法。
一方、昔の人の教え方は、いろいろなノットを教えまくります。手順を細かくいちいち教えることが丁寧な指導とされている。
様々なノットをいろいろ覚えた結果、最終的に、ロープワークって、結局、フリクションなんだな、となるわけです。 帰納法。
現代の若者は帰納法では教わることができません。
そんなの、まどろっこしくて、結論が遠いからです。
しかし、逆に
神髄から教えれば、どこまでも自分で工夫
します。
水泳だって同じです。私は、
前バランス
の一言で、いきなり上達しました。
神髄をつかむまで何時間も泳ぎこむことに、昔の人は美学を感じていたと思いますが、現代人はそうではない。
それより、神髄のその先に、価値があるわけです。それを使って達成する何か。
クライミングムーブでは、
ホールドの真下にスタンス
です。
アイスクライミングなら、
アイスダンス
です。それ以外何も教えなくても、勝手に勉強する素材はそろっています。
■ 在り方の問題
俺様思考…これを何とかする方法だけは、心理学のカウンセラーのうちにしか存在しないと思いますが。
でも、たぶん、彼女いない歴などで、十分その思考が有効でないことは、本人に示されていると思いますけど…(笑)。
私と登りたいと言ってきたパートナーをかっさらっていって、何とかしている。
どんだけ~と思いましたとさ。
これが基本形です。
スリングが2本あれば、誰でもロープ登高はできます。
ただし、ロープの径に
差
がないと利きません。
ロープワークの基本は
フリクション=摩擦
です。
それを教えてから、いろいろと工夫させると、みんな、楽しくロープワークできます。
神髄をまず先に教えてしまって、その先を考えさせると、現代の人は覚えやすく、逆に昔風に、なかなか神髄を教えずに、形だけを教えても、意味が分からないので、何度教えても定着しません。
このコツは、実証済みです。
もうセットしたのを、1本、人工壁に垂らしておいて、マルチピッチに行きたい人は、全員これをやってから、行かせたらどうですかね?
とりあえず、山岳総合センターでは、これは最初のロープワーク講習会で出てきます。
懸垂下降
宙づり登り返し
の2つを知らないクライマーは、クライマー失格です。
■ 過小評価されているビレイヤー 過大評価されているリード
いつも思うのだけど、クライミングガイドがリードして、なんでこっちがお金を払わないといけないのか?ビレイヤーになら、金を出すのは分からないでもないが。
米国Climbing誌によると、8割のクライマーがリードを好み、フォローは2割しかいないんですよ?
私も、”安全と分かっているなら”の条件付きで、リードがいいです。もちろん、腐ったボルト、ボロボルトでリードするのはいやです。
一般的に言ってクライミングって、リードしないと、なんかモードが切り替わらず、しゃっきりしないんですよね。
私がリードしたいのは、9~10台前半です。釘、指しておかないと、登れないようなのを差し出されて、そら見たことか、と日本人はやりますからね。
答えが一つしかないようなのに追い込んで、自発的にしたことだろ、と無理強いするのに、長けている…。
例えば、日向神には、5.9~10は豊富にはないので、11でも手を出さざるを得ないので、確実に落ちます。まぁ、課題は、全部が11なんて課題はなく、どんなルートでも、途中は、8とか9とかです。
私が思うには、吉田さんみたいに、ビレイヤーにお金を払うのが正しいクライマーの在り方で、逆ではない。
クライミングガイドにお金を払ってリードしてもらって登るって、そのガイドどんだけ厚かましいんだ?って感じ。楽しいのは自分だけ。しかも、技術も教えないと来たら…。
それをガイドという名前の価値だけではぐらかしている日本のクライミング界のちゃっかりさ…
そこが問題なんだろうなぁ…
つまり、責任は果たさないで、おいしいところだけ取れる、ってこと。
でも、クライマーの内部では分かっていますよね。もちろん、故・吉田さんみたいに、きちんと教えるクライミングガイドもいます。
でも、大部分が、トップロープ張るだけガイドで、何にも技術的なことは教えていないよなぁ。
それは、クライミングガイドが、クライミングを教える場合の、指導者教本、がないからです。
ただしいビレイ■リボルトはグラント方式で
アメリカのアクセスファンドでは、
・リボルトしてくれるクライマーを募集して、
・リボルトプランを提出させ、
・それぞれを審査して、
・良いプランにグラント(助成金)を出し
・資材は公費、労働は私費、
としているようです。このやり方が良いのでは?
今のJFAのやり方だと、善意のクライマーのお金を吸い上げるだけで、そのお金が、どこの岩場に、どの資材に使われたのか不明。使途不明ということです。
JFAのメンバーに一任、というブラックボックス化してしまっている。
そうなるとクライマー数の少ない地方の岩場には、永遠に資金が回ってこない。
グラント方式だと、例えば、リボルトではなく、誰かすでに岩場の地権者に許可をもらっています、と言うクライマーがいれば、その人にお金を渡すこともできる。
全国から募集して、審査を通して、良いプランにお金を落とす、ということが大事なことだろうと。
その際は、透明性の保持のために、ボルトの内容などは公表する必要がある。自分の息のかかった人材など、好きな人にお金を流す仕組みにしてはならない。
それに、いくら偉い人でも、カットアンカーを素通りさせるわけにもいかない。
岩場資源は、都道府県で偏っている…。福岡には岩場資源はなく、宮崎には豊富だ。
運よく岩場資源がある地方自治体は、生かさない手はない!と、行政側はなかなか気が付かない。
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適性ボルト |
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ダメボルト |