私はクライミングをしていると、
ーーーーーーーーーーーー本来はとても頼もしい男性が好きなのにもかかわらず、甘え上手な男性ばかりがアプローチして来るようになります。
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私はクライミングをしていると、
ーーーーーーーーーーーー神須ノ鼻で、クライミング技術が未熟なクライマーによる事故が起きているようで、このようなブログが閲覧されてきましたが…
九州で遭った〇〇会のクライマーで、登り返しができている人、会ったことがないです。
私が教えたド素人のクライミング初心者には、すべて、懸垂下降と登り返し、を最初に教えています。
九州ではそれを教えないで、マルチに連れて行っている会がほとんどでした。昔の教え方の人たち、で、です。
往年のクライマー(一般に ”経験豊富な”、と形容される)は、新人に
・懸垂下降を教えない
・宙づり登り返しを教えない
・結び替えでのローワーダウンを教えない
です。ですので、この記事にあるように
ーーーーーーーーーーーーーーー引用ーーーーーーーーーーーーーーー
全般的にプロテクションが難しく、的確なセット技術が求められます。55mの登り返しもあることから、初心者のみでの来訪は控え、信頼できる経験豊富なクライマーと同行していただくようお願いします。
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は、有効な作戦ではありません。
このアドバイスが間違っているから、事故が減らないんです。
経験が豊富なクライマー=安全、ではありません。
(経験が長いクライマーでも、パートナーに懸垂下降、登り返し、レスキューなどの技術伝達をしない人が9割9分ですので、これは誤解を招くいい方です)
日本フリークライミングインストラクター協会などで、技術伝達を受けましょう。
長野県山岳総合センターリーダーコースは、
懸垂下降から教わります。
クライミング技術とは、ムーブの事ではありません。
■ 治らない…
ビレイヤーに落とされた山梨クライミングは、肉体的には、ほとんど何のダメージも感じなかったが、九州では、膝の亜脱臼が、治っていない。
2019年9月12日に脱臼しているので、肉離れでの回復が十分でないままに登ったことが起因だとして、さらに半年を加えなければならないので、およそ3年、ということになる。
私の足はこのまま一生治らないのだろうか?
膝を亜脱臼して以来、痛みが取れず、夜中に目が覚めてしまうこともある。
■ タフなネゴシエーターになりましょう
ホント何とかならないかな、と思って、昨日たまたま膝専門の外来MRIを取ってくれるという外科を見つけ、さっそく調べた。
その病院は、膝再生医療というのをやっていて、細胞を移植して組織を再建させるというものだったが、説明資料に適応症が掲載されておらず、私の膝の問題が適応症なのかどうか、分からなかった。高額な自費診療での検査となるので、検査したとしても、適応でなければ、無駄な検査となる結果になる。
ので、問い合わせたら、超いい加減に、とにかく来い!という返事でした。
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ひざ関節症クリニックの〇〇でございます。
この度はお問合せをいただき、誠にありがとうございます。
2年程前からの右膝のお痛みでお悩みとのことですね。
当院は主に慢性的なお膝の痛みに対して再生医療の治療を提供している保険適応外のクリニックでございます。(→そんなのはHPで見れば分かる)
初診時にMRIなどでお膝の状態をしっかりとチェックしたうえで適応の治療の種類や再生医療の効果の見込みなどをお伝えしています。(→そんなのも当然であり、聞かなくても分かる)
文章の説明だと伝わりにくい点もございます。(→は?何の説明もされていない)
詳しく確認したい内容がございましたらお電話にてご連絡いただけますと幸いです。(→手抜きかよ!)
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読んで分かるように言葉は丁寧だが、何の質問にも答えていない…。
というわけで、電話して適応になるのか?聞いた。
もう、この国の国民は、医療関係者から徹底的に舐められているとしか思えない。
この膝外科の治療は、軟骨が主たる対象で、腱や靱帯の損傷は書かれていないので、私の膝の亜脱臼という症例では、適応症にはならないのではないか?と聞いてみた。症例があれば受診すると伝えたら…、なんと、すんなり、ないです…というメールが次にきた。
何も調べずに、ただ来い!というメールを書いていただけ、ということだ…
もうほんと、患者は舐められている・・・
要するに、窓口担当の人は何の仕事もしていない、ただ問い合わせにいい加減に答えて、受診者数を稼ぐというだけでした…。
こんなのやっているから、全然日本の医療費がひっ迫してしまうわけです。
■ MPFL(内側膝蓋大腿靭帯/ないそくしつがいだいたいじんたい)再建術の紹介
サイトを読んでいるときから、私には合っていないのではないかな?と思いつつ、膝専門医はそこしかいないので問い合わせはしたのですが、やっぱりとなりました…
まぁツッコんで聞く、タフなネゴシエーターになるという目標を一つクリアしました。
私がまたクライミングスイスイと登っていい日は来るのでしょうか…
膝の亜脱臼が治らない場合、手術による再建術になります。
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/seikei/about/disease/sports/sports_07.html
絶対手術はヤダ。というのは、私が、脊椎外科のメーカー勤めの経験があり、しかも術書の翻訳などをやっていたので、リスクがハッキリと分かるからです。
本来体というものは、できるだけイジラナイほうが良いわけです。
まぁ落とされて頭を7針縫ったときみたいに、破けたのをふさぐ、というのはかなり必要なことですが、それでも、完治して何ともなくなっても、なんとなく、傷の当たりが引っ張られているような感じというのはするものです…
歯科だって、詰め物がある歯とない歯では感触が違うでしょう…
■ 無理な動作をしない、なんて無理
亜脱臼は繰り返すことが問題であり、繰り返しは、完治する前に、また登ってしまうことに起因します… そもそも肉離れが完治したかどうかわからないまま登ったことが亜脱臼の原因であるので。
肉離れ後は、安全なトップロープで様子を見ることをほかの方にはお勧めします。
無理な動作するな、って言ってもクライミングで無理な動作しないって無理ですよねぇ(笑)。
無理な動作するのがクライミングで、落ちるときは、普通にトップロープで落ちたとしても、やっぱり無理な動作をするわけで…。普通に気楽に墜落して、楽勝の体というのは、若い時の特権的産物である可能性もあります。
リードで落ちるのも大墜落ではなく、小墜落、あるいはテンションとコールしてハングドッグくらいにしておくのが、”大人の登り”、でしょう…
別に私のように怪我がなくても、大抵の成長期を過ぎた人には必要な考慮でしょう。
■ 昔の教え方 vs 現代の教え方
ずっと考えていることの一つで、昔の教え方vs現代の教え方、というのがある。
昔の教え方= まだ5.8も登れないうちから、外に連れ出し、リードさせる
現代の教え方= クライミングジムで、ボルダーなら5級、リードなら5.11が登れる程度の登攀力を上げてから、外岩
私はハイブリッド型というか、クライミングを始めた時から、師匠の鈴木さんがいたので、ジムで、8級とかをやっているときから、アイスボルダーをリードするなどしていた。鈴木さんとは外岩は、三つ峠などのアルパイン系のしか行っていない。小川山のような本格的なフリーの岩場は、鈴木さん自身が登れるところがほとんどなかったからだ。
一方、私はアイスでクライミングをデビューしているので、最初にアイスを教わった指導者は、保科さんだ。白髪鬼を初登した人でも有名だが、アイスクライミングのリードは、湯川のピラーがスイスイ登れるようにならないと許可されない。保科さんは言うまでもないが、日本のトップクライマーだ(った人だ)。
まとめると
昔の教え方 = 早くからリード
現代の教え方 = 長い間トップロープ 上手になってからリード
だ。両方経験してみて、結論としては、後者をお勧めする。
理由は、昔の教え方だと、恐怖に手足を縛られている状態で登るので、全く上達しないからだ。
これは、パートナーだった岩田さんがリードしかしないという登りに固執していたせいで、11止まりだったことからも、証明できる。昔の登り方では、努力をしたとしても、11を登れるようになるのがせいぜい、ということなのだ。
これは、恐怖に縛られているためで、いわば、アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態だ。
■ ブレーキを外す
自分を振り返ると、ラオスでいきなり上達したが、その理由は恐怖がなかったことによる。ラオスでは、リードしかしていないが。ラオスの岩場はランナウトしていない。つまり、恐怖に縛られながら登らなくて良い、というのが上達の理由だったのだ。
あとはアイスでは、トップロープであってもリードを前提とした登りをしている間は上達しなかった。コンペ向きのスピード重視の登りに変えたとたんに、いきなり上達した。
アイスでは不確実性をゼロにしてリードする。そのためにアックステンションというテクもあるくらいだ。なので、不確実性をゼロにするためには、テスティングという動作が必要になり、これをやっていると、全然スピードは出ない…特に登り始めは落ちれないのでテスティングに時間がかかり、落ちても良い高度まで出てから、スピードが出ることになると、すごく時間がかかる。
コンペではそのようなことはカヤの外、で、とにかく早く終了点についたほうが良い。
まとめると、スポーツ化(ノーリスク化)しないと、上達しない、ということなのだ。
■ 外岩
外岩というのは、一般にジムクライマーからは憧れの対象だが、ジムのリード壁を選ぶように、これを登って、あれを登って、というような具合には登れない、という難点がある。
外の課題は、ランナウト、という問題があり、ランナウトについて、外岩デビュー前に教えておく、という教育は、いまだかつて、どのようなフリークライミングの指導本にも書かれているのを見たことがない。
結論的に言えば、初心者に向いた課題を3年程度は登り続けるべきだ。外岩は、頻度を上げても、せいぜい週1くらいしか行くことができないので、経験による情報量が溜まらないからだ。
・ランナウトしていない
・まっすぐ
・下に核心がない
・テラスなどがない
・ビレイヤーのたつ下地が良い
など、課題を選ぶ条件があるが、これらの条件を満たした課題を登る、というような課題を選ぶ必要性というのは、インドアジムのリード壁では起こらない。
どんな課題でも登って良いようにインドアでは、課題は設定してある。
つまり、5.9と書かれている課題でも、外の岩では、ボルトの配置が悪く、落ちれば死に至ることが必然という配置が頻繁にごく普通に起こっているということだ。
したがって、その対策としては、インドアジムで
・ランナウトがあるために課題のグレードより、命がけである率が高い課題を設定し登る
・屈曲して落ちれない課題をインドアで登る
・下に核心があり落ちれない課題をインドアで登る
・テラスがある課題をわざと作って登る
・まずいビレイヤーで登る
だ。インドアジムは、アウトドアのシミュレーションであるので、文字通りシミュレーションすると、理解ができる。落ちれないビレイヤーつまり、下手くそビレイヤーと登ると、2グレード下しか登れないことが分かるだろう(笑)。
■ グレード感の当たり
昔の教え方をされた人でも、最終的には、5.11は登るようになる。そこから先は成長しないので、経験の長さは、5.11以下がどんどん確実になっていくだけだ。
5.11より上は、(ハングドッグ)と(自動化)で解決する世界になる。おそらく12くらいまではそうだろう。人によっては、筋力の強化が入るだろうが、一般的な男性は、ジムの出現によって、ほとんど苦労せず、たどり着ける。
その上となると、これは標準的な男性でも涙ぐましい努力が必要だということになるだろう。
部活というのは、8-18歳というゴールデンエイジと呼ばれる、吸収力が強い時期に行われる。しかも、ほぼ毎日、ほぼ無料で、という世界で、このような(若さ)と(機会)が揃うことが条件化する。
どちらもえれないとなると、まぁ、5.12以下がどんどん確実になっていくだけだ。ので、日本中がこのレベルに落ち着いている。
■クライミングから、冒険がなくなった
という苦情?をオールドクライマーからは聞くことが多い。
それは、本当ではないのではないだろうか?と思う…
なぜなら、オールドクライマーが言っている冒険の中身が…例えば、比叡のように40メートルランナウト、などだとすると、命知らずだ、ということは言えても、冒険、と言えるのだろうか?
まして、その”冒険”を主張している人たちが、”進化”や”新しいことにチャレンジすること”などを拒んでいる場合、冒険を拒んでいる、とすら見える。
冒険は、危険だけが条件ではない。スタートアップ企業などのように、新たなことにチャレンジする、という側面が強い。
実際日本の岩場で起こっていることは、”新たなことにチャレンジしたくない病”、であり、それが生んだ症状が、”最新情報への無知=いまだにカットアンカー症候群”であり、むしろ、そこから、冒険は蝕まれていると思える。
クライマーよ、進化を求めよ!
その進化は、ロジンの性能追及に向けるものではないのですぞ!
https://inouemasayasu.net/diary
からのコピペです。
ーーーーーーーーーーーー以下 引用ーーーーーーーーーーーーー
【国民への緊急メッセージ】
2021年7月26日
約2時間半のセミナー動画です。
ぜひご覧ください。
https://us02web.zoom.us/rec/play/AanuhU2nd52nh3oIk2I4iisbHQkZw-t8E0BgKlqxIddmfNr8C6fiqydmlDaTyJelQN6bsGfpX2m8za7N.Sp4kzuAadwSPl7i0?continueMode=true&_x_zm_rtaid=242_TBCgT9yg8zoQn8P64w.1647055558602.98592cdf350a1cecd319543a749af116&_x_zm_rhtaid=3🔹🔹🔹🔹🔹🔹🔹
私はワクチン否定派ではありませんが、過剰なコロナ恐怖感に煽られて接種している『人類初の遺伝子ワクチン』は有効性と安全性が2023年5月までは不明な『第四相臨床試験中の実験試薬』であり、極めて慎重な対応が不可欠である。最新医学情報で、
① 新型コロナの本質が血栓症である事
② スパイク自体が血栓を作らせる毒蛋白である事(Circulation Reseach & 米国ソーク研究所 )
③ 接種後早期死亡者の大半が血栓症や循環系障害である事
④ 肝脾骨髄に加えて副腎や卵巣にも集積する事(ファイザー社資料)が判明 ❗️
⑤ コロナ抗体IgGの血中半減期は36日で感染予防薬としては無意味❗️
⑥これらの事実を知った良心的医師なら接種する事はあり得ず、北欧の国々や英国なども若年層への不接種を決定❗️ 接種後の短期間に重篤副反応や死者が激増している代物を感染リスクが皆無の子供や生殖世代に接種する事は狂気の沙汰である❗️
マトモな教育を受けた医師やいい歳の大人は正気に返り、大切な生命と生活を守る為に正しく蜂起しよう‼️
1)Henro is in Shikoku, one of the 4 island of Japan and your closest direct flight is KIX Osaka.
2) Accomodation has 3 options
Delux 17000 Yen to 8000 yen hostel or Temple’s inn(Syu ku bo)
Economy about 3000 yen hostel or Syukubo
Cheap 0 yen (called “zen kon yado ” or “Tsu ya do”)
3) you need to telephone in Japanese to make a reservation, which might be the hardest part for you.
4) The list of accommodation is listed here (use google translation)
https://pilgrim-shikoku.net/lodgingsforshikokupilgrimsatatemple-list
5) Most people walk about 20 km a day… but it is up to a person.
6) According to the average, most people start their 1st day, walking 18 km, vising 6 temples, and the last temple called “Anrakuji” provides accommodation.
https://shikoku6.or.jp/shukubo/
7) Anraku ji temple also has a free accommodation but you must bring your own sleeping bag.
https://pilgrim-shikoku.net/anrakuji-tsuyado
8) The rest, goes on and on. You can probably get assistance from the people you stayed the night before, to get a next day’s reservation… if you can make yourself understood.
Japanese required is “ The next day” = tsugi no hi
“stay” = To ma ru
telephone = den wa
here = ko ko
adult = O to na
one person = hi to ri
bed prefered = bed ga i i
how much = i ku ra de su ka?
9) You will fly SF to Osaka, then from Osaka to Tokushima by bus( about 5500 yen 2.5hour) or a ferry(about 2000 yen, about 2.5 hour) , then Tokushima downtown to No1 temple Ryouzenji temple.
Google map of No1 temple Ryouzen ji
https://goo.gl/maps/omf3fNGe4xqa35U3A
Photos
https://www.jisyameguri.com/chiiki/tokushima/shikoku01-ryozenji/
so before you start you might like to stay one night in Osaka and(or) Tokushima downtown.
9) You may like to stop by the Information desk in Tokushima downtown so you have an emergency contact. When you get in trouble like a stolen wallet or something, or simply your taxi driver doesn’t understand you…
■ うんこ処理スキルがない
現代クライマーは、登山からクライミングをスタートせずに、クライミングジムでスタートします。
そのため、うんこ処理スキル、ゼロで、岩場に来ます。
周知するのに、最も良いのは、全国のクライミングジムに、外岩でのうんこ処理法の詳細を記述したポスターを配布し、トイレに張ってもらうことです。
参加申し込みはこちら。
フレンドオブジョシュアツリー
https://www.friendsofjosh.org/
Joshua Tree Wilderness Climbing | Access Fund Webinar from Access Fund on Vimeo.
■ 昔アルパインをしていても、理解できない、”現代のフリーが困難ではあってもリスクフリーである”ということ
先日、”ん十年前だが、かつて大学山岳部で雪山をやっており、アルパインという言葉くらいは分かる”という年配の男性とお話しする機会がありました。
初対面の方だったので、アイスブレークで、”アイスクライミングですか~すごいですね~”というセリフを貰いました… 私のズーム背景がアイス登っているところだったから。
ただ、真実を言えば、アイスクライミングのほうが、豪雪の雪山より、100倍リスクが低いのです。
…その方の想定している、”すごい”は、全然すごくないです。
つまり、40年前の基準ではスゴイですが、2022年の基準では、まぁ、岩登りしたことがないずぶの素人でも、3年みっちりやれば、私が登ったくらいなことは誰でもできます。
40年前だと、5.9がリードできるだけで、会でトップクライマーって時代なんですよ。その実力で、パーティの命を背負っていたなんて、今のフリークライミングのレベル感から見ると、ひょえ~全員死んでもおかしくないね!ですね。全くよくやるよ、っていうあきれ顔が出てくるレベルってことです。
2020年代のレベルでは、5.9がリードできることは、まだまだひよっこ…新人さん、です。つまり40年前は現代の新人さんのレベルがベテランさんだったわけですねぇ…。
この男性は、私が説明しても、この誤解がどうしても解けないようでした。つまり、一般人の理解力しかないということです。
その微妙な誤解に基づく敬意をくださったのですが… その方の好意ですから、その是非はおいておくとして、起きていることを要約すると?
少ない努力で、大きな敬意を勝ち得ることができる、
というリスペクトのレバレッジ、が働いていることがわかります。
■ リスペクトのレバレッジ
この、”リスペクトのレバレッジ”こそが、おそらく、多くの男性をクライミングに魅了しているんではないでしょうか?
現代は、競争社会ですが、個人誇示人の強みを持って自負を持っていても、なかなか相手から、リスペクトを勝ち取ることは容易ではありません…
例えば
郵便局で働いています、と言うのと、外資で働いています、というのでは?
岩場の開拓をしています、と言うのと、子供のコーチをしています、というのでは?
結局、比べられない、ですよね。その立場にいないと、苦労や強みすごさって分からないからです。
人を同列の基準で比べるということは、実は不平等ですが…例えばグレーディングシステムは不平等です、つまりリーチが長い人に有利で、リーチが低い人にとっては、同じ5.9でも、困難度が全く違います。
センター試験とかも同じですね?勉強が得意な人に有利になっている。世の中には、グラフィックラーナーというものもあり、文字ではなく、画像的記憶の人もいるわけです。そういう人には、なかなか厳しいのが社会。
5.14を登れるようになる!っていうのは、大人からクライミングを始めた人にとって、かなり困難ですよね。
ところが、クライミングだと、5.14と5.9の差が分かる人が超少ない訳なんですね(笑)。
■ 男性の瞬発力を最大に評価できるのがボルダー
だって、5.9が登れない奴でも、男性だったら瞬発力で、エイハブ船長は登れてしまうんですからね…
気軽に、
俺スゲー!!!
を実感する活動としては、これほど楽に評価を稼げるもの、ないですよね…。つまり、ボルダーは、男性の瞬発力、一気に力を出し切る能力、を最大限に生かしたスケール(モノサシ)と言えるわけです。
ちなみにアイスクライミングは、アックスを使うので、バランス感覚と体幹だけで登れるので、女性向きです。リーチも指力も関係ないです。ので女性の能力を最大に生かしたスケールと言えるでしょう…
それだけ、リスクペクトに飢えている男性が多いということなのでしょう…