神須ノ鼻で、クライミング技術が未熟なクライマーによる事故が起きているようで、このようなブログが閲覧されてきましたが…
九州で遭った〇〇会のクライマーで、登り返しができている人、会ったことがないです。
私が教えたド素人のクライミング初心者には、すべて、懸垂下降と登り返し、を最初に教えています。
九州ではそれを教えないで、マルチに連れて行っている会がほとんどでした。昔の教え方の人たち、で、です。
往年のクライマー(一般に ”経験豊富な”、と形容される)は、新人に
・懸垂下降を教えない
・宙づり登り返しを教えない
・結び替えでのローワーダウンを教えない
です。ですので、この記事にあるように
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全般的にプロテクションが難しく、的確なセット技術が求められます。55mの登り返しもあることから、初心者のみでの来訪は控え、信頼できる経験豊富なクライマーと同行していただくようお願いします。
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は、有効な作戦ではありません。
このアドバイスが間違っているから、事故が減らないんです。
経験が豊富なクライマー=安全、ではありません。
(経験が長いクライマーでも、パートナーに懸垂下降、登り返し、レスキューなどの技術伝達をしない人が9割9分ですので、これは誤解を招くいい方です)
日本フリークライミングインストラクター協会などで、技術伝達を受けましょう。
長野県山岳総合センターリーダーコースは、
懸垂下降から教わります。
クライミング技術とは、ムーブの事ではありません。