私はクライミングをしていると、
ーーーーーーーーーーーー本来はとても頼もしい男性が好きなのにもかかわらず、甘え上手な男性ばかりがアプローチして来るようになります。
ーーーーーーーーーーーー
ということで困っていました。私は、頼もしい女性ではありますが、肉体能力、身体能力において、男性を上回る”超人”ではないですし、なりたい!とも思ったことがないです。
私は頼もしい男性が好きです!ここはきっぱり!
私はクライミングで、決して”強い”ほうではありません…5.9は、いつでも落ちずにオンサイトできるので、別に弱くもありませんが、そのあたしより弱い男性って… どんなもんなんですか? ちゃんと金玉ついてんの?と言われても、仕方がないレベルなんじゃないかと思います…。
なんせ、チビでリーチが遠~い私ができるようなことが、できないっつーわけなので。
そういえば、岩場を探しているときに、フィックスが出ているアプローチですら、嫌がった人がいたなぁ…そこ、カムとロープが入った重たいザックで私が通ったところでしたが…。
その人は私と組みたそうにしていましたが…、私としては、チビの私が重たいザックのハンデ付きでクリアしたところを空荷で怖がる男性とだと、ただでさえ、強くはない私が、さらに弱い男性というハンデを背負うことになり、自分の身が危険だ、と思いました。
どんなクライマーでも、対等の関係であっても、パートナーには、相互監視と相互に保護しあえる力量を求めて当然だと思います。
往年のクライマーであるY澤さんと登らない結論を出したのは、向こうがお荷物だからです。怪我をしたパートナーを自分の宴会のために引きまわす相方なんて、風邪ひいた妻に「俺のごはん、どこ?」って聞く配偶者と同じです。困っているときに、さらに塩を塗る相手ということです。
このような人は、男性性があっても父性がない、という意味です。例えば、赤信号無視でつっぱしってくれたパートナーもいましたが、それも男性性はあるが、父性はないって意味です… 別に朝にフェリーを回しても何も困らないわけですから…。事故が無くて何よりでしたが、愚かな決断をする人だなぁ…と思いました。
でも、前にも、太刀岡山で残置されていた終了点のギア、持って帰ろうよ、とか言った人だったしなぁ…。まぁ人は過ちを犯すもの、成長するもの、なので、今になってもそうだとは思いたくはないですが、自分さえよければいい、という男性性のエネルギーの強い人だったと思います。
私の新品のロープで2度も自分の重要なクラックのオンサイトをしたので、ちゃっかり者、で記憶しています。人のロープでオンサイトするのは辞めましょう。
■ 女性性
さて、そうなると、となると、今度は、私が女性性を上げるにはどうしたらよいのか?ということになりますが…
母子癒着で育った子供は、男女を問わず、父親の在り方を尊敬できず、母親を”かわいそう”と思って育ちます…しかし、母親は、”かわいそう”ではない。という観念が大きなキーなようです。
私は母性は十分発達していますし、父性的にも、頼りになるタイプです。
しかし、なぜ、40代後半になって、18歳男性と同じ体力を要求されないといけないのでしょう???
なぜ、女性としての当然の体力差を認めてもらえないのでしょう???
そこが問題の根源であるのではないか?と思います。
女々しくなる。そこが私の課題です。