2020/02/06

クライマーのゲストハウス 妄想 シェアハウス×拡張家族 

■ 拡張家族

というわけで、クライマーのゲストハウスは、ローカルクライマーのシェアハウスを基盤にするので、

 拡張家族的な概念

が必要になります。

シャアハウスは、まだ日本では取り入れられて間がなく、若い独身の間だけ、というのが手軽な解です。

シャアハウスのメリットは、誰かが常に家にいるにも関わらず、誰も家に拘束されていないということです。

84歳のジムおじいさんとシャアハウスにサンフランシスコでは暮らしていましたが、ジムにとっては若い人の感性に触れることができるし、学生らにとっては留守の間に郵便物を受け取ってもらえて便利でした。

メルボルンでは私は学生で、勉強していましたが、ちょっと見ておいてと言われて、赤ちゃんの監視と犬の監視を両方していました(笑)。どうせ勉強しているので、まったく負担ではありませんでした。

子守りもそんな程度なのです。海外では、まだこのような助け合い精神が残っていますが、日本では都会では特に、失われています。

それを復元させる仕組みが、多世代にわたる拡張家族的なシェアハウスと言うわけです。

シェアハウスで、家賃分かち合いで住むことで、家賃は払えるわけですので、ゲストハウスでの収益性に依存しなくて良くなります。

住んでいる人たちも元々住んでいる家より安く住める、岩場に近いなど、メリットがあれば、大家さん良し、住人良し、地域良し、の3方良しになる可能性があります。

私はベテランの年配のクライマーがシェアハウスの一員として一人いると、アルパインの指導の拠点化もできると考えています。

例えば、ボルダリング用にクラッシュパッドの貸し出しをすれば、都会のクライマーにとってはメリットが出るかもしれず、情報のハブになることもできるかもしれません。