2019/06/27

思わぬ流れでクライミングで国際交流2度目

■ 急遽、日向神へ?!で焚火ナイト

昨日は面白い一日でした。こんな一日が過ごせたのは、転勤妻なる社会的地位のなせる技。感謝、感謝です。

ゲストハウスのオーナーS本さんとはメール交換していましたが、なかなかお会いする機会がないままでした。

なんと帰国途中の彼から電話があり、急遽、日向神へ行くことに…。

ゲストハウスで、来客者にクライミングを ”体験アクティビティ” として提供することで、クライミングのすそ野を広げたり、日本の地域と訪日客をつなげることで、国際理解を深めたりできるかもしれないからです。

行ったら焚火ナイト絶賛開催中でした(笑)。

■ あっさりOK

朝起きると、宿泊されていたドイツからのお客様、アリとカミーラのお二人に声がけ、クライミング行ってみる?と聞くと、あっさりOK。

さすが外人さん、ノリが軽い。日本人も最近は軽くなってきていますが、クライミングジムで、親子が多いので、私と同年代の人に声をかけると、「私なんて、とてもとても」とか言います。なんか違和感あるのは、私だけでしょうか。したくないなら、しなくていいけど、そうじゃない原因のような?

でも、私も14年ほど前にニュージーランドのウェリントンで、波止場にある巨大ウォールに「登ってみる?」と言われたときは、真っ青になった。

ので、まぁ、先入観や無知が原因と言うことなので、人のことは言えないのですが(笑)。

ドイツからのゲスト、カミーラとアリは、緑茶が大好き。ドイツでは緑茶が日本の価格の5倍だそうでした。

いや~びっくり。日本から、誰か個人輸出で、外国人にお茶を売ったらいいのではないでしょうか?

■ 国際交流第二弾は雨の中(笑)!

しっかし、福岡の渇水は大丈夫なんですかね?!とクライミングに行くたびに心配していましたが…やっときた梅雨の初日と重なるとは(笑)! 神様のイジワル?!

午後から雨と言う予報だったので、なんとか午前中だけクライミングするのに間に合わせたいと思っていましたが…

ゲストを急かせるわけにもいかず… 

到着は1時間遅れ…パートナーも、待ちくたびれてしまったでしょう…

スタートが遅かったのもありますが、リードしてみると、なんか岩がぬめってる!なに、これ?朝降ったのかな?

スラブを登るには最悪にコンディション悪い日でした(笑)。いや~、あってよかった登攀力。5.7でも滑る日は滑ります。

そいでもって、皆さんにトップロープで楽しんでいただくということになるのですが、楽しかったのかどうか?!

こんな雨の日に登る羽目になるとは!! あららー でも、これでビビりは抜群のハズ!

トップロープですから、ビビッて登るのがだいご味ですから、ある意味、ビビればビビるほど正解ともいえるわけで!

というので、しっとり濡れた岩を登る体験クライマー3人。

 さすが元自衛隊。上まで行けた~

上まで行った唯一の人?!
 外人さんは足長いことを確認(笑)なにこれ?!

体長の半分は、足では?!これでは、日本人がステミングで不利でも仕方ないですよね?

ワイドとか、絶対登り方違いそう… 

でも足の長さより手の長さのほうがクライミングでは
重要そうではありますが。
若者だけになぜか、教えていなくても出てくるムーブ。Youはいかにして、側体を覚えたのですか?な彼。

やっぱり

パワーがある人=正対引付
細身の人=ムーブ

という全体的な傾向があるような?!






■ 日向神 ほんだ の山菜丼

もうお昼には、岩はすっかり濡れて、回収に行ってくれたクライマーを見ていたら、普段は使わない、エライ易しいラインを伝っていました…(笑)

一体グレードどうなっていたんだ?!この5.7.

沢登りで出てくる感じ?

とはいえ、さすがの登りで回収してきてくれたんですが…悪いなー。

待たせたうえに本日最悪コンディションで登らせる羽目に…(笑)

というので、二人でランチに本田へ。私のおごりです。これくらいは。

ここの山菜丼は、地元のおばちゃんが、地元で採ったものを食べさせてくれるのだそうです。800円。かつ丼が650円だったので、クライマーはそっちに流れてしまいそうですが(笑)。

■ 山に興味を持たなくなる

おばちゃんたちの山菜エリアマップ知りたい(笑)。山に嵩じてくると、山菜ときのこの知識が増えます。あと釣りのポイント。

まぁそういうのを国土地理院の地図をもとにトレジャーハンティングのように探すのが、山やのたしなみの一つであるのです。

わらわら生えている山菜を見ると色めき立つ…というのは沢やだけかなぁ。

岩をすると、どうも傾向として、ムーブとか、パワーとかに意識が向きがちで、

 山自体を理解する

ということに目が向かなくなります。せめて、地元のおばちゃんがほとんど無償の労働で提供してくれている山の幸くらい味わいたいものですね。