■ どこからロープを出すべきか?をテーマに登る時期
というのが、私には、しばらくありました。その基準を教わりに御坂山岳会にいた、というのが私の御坂山岳会時代です。
ある山の先輩からこのようなアドバイスをもらいました。
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ロープは出すべきか、出さないか、の境界の判断が一番難しい所です。
一番登れない、弱い人に合わせて判断すべきです。
難しいのは、簡単な所でも、ミスをしたら危ない場所をどうするかですよね。
相手によるし、パートナーがわずかでも危険と判断したら、私はロープを出します。
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■ 山岳会 会員レベル
私は、山によって、行って良い人と悪い人がいることを差別だとは思っていません。例えば、北アの積雪期は、一週間くらい吹雪で缶詰っていうのに耐えられる人は、行ったらいいと思うので…私は山をスタートした時から、すでに耐えれないので、厳冬期北アには誘いがあっても行かないです。
山岳会の入会基準というのがあり、山梨の山岳会だと、
・好天の条件の良い時の八ヶ岳の厳冬期赤岳くらいはロープなしで歩ける
でした。
以下は、この方が下さったアドバイスです。
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GWの奥穂~西穂でロープを出すようなら、来てはいけない人です。
同じく鹿島の東尾根でロープを出すのは第一岩峰と第二岩峰。
同じく明神東稜だとバットレスの岩場20メートル。
雪のルートは条件しだいで難易度が変化するので、ロープをつかうかどうかは、一概には言えません。
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■ 大事なことは 相手を基準にすること
大事なことは自分には要らなくても、相手に要れば、だすということですね。
思いやりで、つながっているようにしないと、どんどんリスクが上がって行ってしまい、死への階段、となってしまうような気がします。
大事なことは、どのような関係性で登るか?ということですね。
九州に来たら、全然 大切にされず、私の命、まったく尊重されず、ホントに嫌でした。