■ 自覚できない虐待とは?
この本より引用です。https://amzn.to/3WGaZ2L
心理的虐待やネグレクトとは以下のようなことです。
「小学生の時に熱があって息苦しかったのに、そのくらいで学校を休むなと言われて家を出された」
=ネグレクト。
「学校で苦しそうにしているのに先生が気づいてくれて、計ったら40度あって、親が呼び出された。すると親は不機嫌で、なんで熱なんか出すんだ、となじられた」
=心理的虐待。
「学校でいじめられて親に相談したら、ああ、そうなの、で終わりだった」
=心理的ネグレクト。
このような場合、周囲からは虐待は見えません、ということです。
■ 私のクライミングで起こったこと…と同じですね…
「岩場で肉離れし、立つだけでも痛かったのに、そのくらいなんだ、と言われて家に帰してもらえなかった」
=ネグレクト。
「岩場でいやいやながら登って、苦しそうにしているのにトニーが気づいてくれて、普通の思いやりある関係性で登ったら、楽しく登れた。すると相方は不機嫌で、なんで俺とは登れないんだ、と態度でなじられた」
=心理的虐待。
「無謀な登攀について行けず、ベテランに相談したら、もっと危険な登攀…二人を一人がビレイする状態…で登る羽目になった」
=心理的ネグレクト。
このような場合、周囲からは虐待は見えません、ということです。
ほんと、このような関係性はTOXIC(毒になる関係性)ということなので、愛情あふれる関係性でない場合は、最初からスタートしない、というのが大事です。
■ 登攀力だけではなく、お金や物でつながる関係
というのも、
心でつながらない
ので、難しい関係になるかもしれません。
もちろん、能力には偏りがあるのが人間なので、ある人がリード向き(ランナウトを怖がらない、突破力がある、確実な支点構築が得意、ロープワークが確実)で、他の人がフォロー向き(担いでも登れる、ビレイが確実、など)というのはあると思いますが、その関係性の中で、
権利意識
もっと相手から搾り取ろう、という意識が生まれると、これはヤバい関係性です。
いや~ JFAが助けに来てくれた。ありがたかった。それほど、九州のボルトはヤバかったんですね。