■女の子だってよじ登りたい
さっき、いつもの公園を通っていたら、40度くらいの、滑りやすい落ち葉の斜面を女の子の姉妹3人が登ろうとしており、下の子が登れなくなっていた。
上のお姉ちゃんが、「〇〇が登れないから、上から、長い木か、なにか頂戴~」と言っていたが、投げられるのは、みんな枝で上まで届かない…。
暫く見ていたんだが、10分くらい苦労しているの見て、助け舟を出してあげた。
秘密は木の根っこを足場に使うこと。
みんな、平らでも、支点になりそうなものがないところ、を登ろうとしちゃんですよね…
急でも、つかめるものがあるところとか、段差があるところの方が登りやすいですよねぇ…?
それで、ここ、ここ、と足を置くところと、握るところを指示してあげたら、登れました。
登り終わって上で、子供たちに「ありがとうございます!」とかってウルウルした目で見られてしまいました…。
あの子たちにとっては、ちょっとしたヒーローですね。
いや~ 女の子だってよじ登りたいですよねぇ…。
■ 冒険が好き
私が小さいころ、母は、お嬢様育ちで、今、私が彼女たちにしてあげたような、指示はできなかったんですよ。
それで、私は元々が冒険したい女の子だったので、弟を家来にして、冒険しに行っていました。
一度は誰もいない空き家に、二階によじ登って窓から侵入して、びっくり…。夜逃げ後みたいでした。しかも、子供の死亡通知なんて見つけちゃったんですよ。
■ 子ども時代は男女とも怖がり
男の子でも、小さいころは女の子と同じくらい怖がりますよ。
それが、中学生くらいから男の子は、女の子の前で、粋がるようになります。
…けど、私、弟がいたんで…、しかもションベン垂れの…(笑) だから、粋がられても、可愛い、って見えちゃんですよ。もともとが姉貴だから…。
しかし、男の子の粋がり、それが一生続くのが、男性山や、なのではないかと思いました。
女の子は、単純に、登れなくなったら、えー、どうしよーってなって、長い枝おろしてくれーだの、エイド(他力)を考えます(笑)。
粋がり vs 他力 男と女…
粋がっている男がカッコつけてくれるおかげで、登りに行き詰った女に助け船が来るっていうので、世界はうまい事、陰陽が取れているのではないでしょうか?