岩はたたいて登りましょうのことをタッピングテストというそうです。
こちらの動画です。
前項を書いた後、次のようなコメントを知り合いのクライマーからもらった。
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ジムグレードが優しいとは思えないですが
むしろ難しい。
シリアルはフレンチでグレーディングしたと思います。
デシマルとの換算表のずれですかね?
僕はデシマルはわからないしグレードに関してはあまり言わないけど、ジムは岩より難しいのはわかりますよ
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当方の返事:
たぶん、〇〇さんが登るグレードでは辛いと思います。10、9、8級、6~5級は、激アマだと思います
で、このような内容のクライマーでした…
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二子山はジムには合わせて無いですよ。
フランス、スペインに合わせて協議しました。
なのでフレンチでつけてます。
僕もデシマルは経験無いので5.10aを知りません
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■ 全然ジム上がりクライマーの代弁者ではない…エリートクライマーだった…(汗)
日本でデシマルを知らないで過ごせるというのが、すごい!
フランス・スペインしか知らないってエリートすぎて、それで多分、日本の実態感覚と離れてしまうのかもしれません。
私は石灰岩にフレンチグレードをつけるのは賛成です。登り方が全く違います。
花崗岩主体のヨセミテグレードとは別にするのが、登りのスタイルの違いをクライマーに意識させるのに良いと思うからですが…。
しかし、デシマルの5.9や5.10Aなど入門ルート、となっている課題で、ボルトが離れすぎているというのが放置されて、40年…
■ガイドのポジショントーク…命軸ではない。
クライミングガイドの中にも、アメリカの論文を持ち出して、5.9はリスクが高く、5.12はリスクが低いのは当然だ…ということで、現状維持を支持する人が後を絶ちませんが…。ポジショントークでしょう…。そのほうがクライミングガイドの存在意義は保てます。
しかし、結果日本のアルパインクライミングがどうなったのか?
アルパイン業界では2020年でも、ボルトラダーをアルパインですよ~と言って教えており、
フリークライミング業界では、ハングドッグ連打のレッドポインター登り(5.12波状攻撃登り)
そんなクライミングをヨセミテに行きまーすというクライマーがやり続けて、全く的外れな練習方法であることに気が付いていない…。ヨセミテなんてハイキングでも行けますよ?名前だけ言ってもヨセミテでトップアプトしたってことになりませんよね?
そして、グレード一点豪華主義なので、他の人にもそれを勧めて来るクライマーが後を絶ちませんが…
グレード一点豪華主義で登りたくない人は肩身が狭い思いをさせられます。
■ スキルを向上させるための繰り返しと、グレード一点豪華主義は違う
もちろん、スキルを磨くのに、打ち込み、が必要なのは当然です。デッドを私は封印して〇〇年だったので、ジムで再度デッドをしたら、できなくなっていました。
しかし、ジムでの登り方と、外岩での登り方を変えるような器用なことがなかなかできないのは逆も真なりで、初心者のころは連れて行かれた兜山やカサメリ沢で、一生懸命、素人の先輩の危険なビレイで、デッドムーブを繰り出していました…。
いやはや、もう疲れた…
グレードを追いかけるのが楽しいというのは、ドーパミンによる幸福に中毒症状になっているって意味ですよ。
それと繰り返しによる自動化=エンドルフィンは全く違うと思います。
私は自動化には興味がありますが、ドーパミンの快楽には興味はありません。
■ 国際グレード
日本の岩場のグレードがバラバラな現状に、
テストピース
を作り、ボルダーのようにエイハブ船長1級を基準として、そこから易しい、そこから難しい、とものさしの基準を作っていくのは間違った行為とは思えません。
っていうか、前からそうなっているんだと勝手に思っていました。そうなっていなかったんですね… どうりで、5.9がなんかバラバラだと思っていました…。
■ 愛好者人口の中身が海外と違う
海外と比べると、日本の岩場は、愛好者人口が
若くて強い成人男子に偏っている = 普通が偏る= 辛い & 競争
になっていると思います。
海外ではクライミングはもっと市民権があり、女性や子供も登るので、女性(パワーがない)や子供(身長がない)が登れるグレードから、外岩にも課題があります。
海外の初心者グレード 5A (5.2くらい?)
日本の初心者グレード 5.8 (ラオスでは、5cに含まれそう)
私はラオスでは、5cがスタートで全部オンサイトで登り切り、次は6Aという段階になっていましたが、オンサイト祭りで、自信をつけたため、その後の登りはかなり上達していました。
その自信は、九州では危険でしたので、全く登れないというか、登らないほうが良いという判断をしたのですが…九州の5.9の問題は、ボルト配置が遠いことです。
「俺にとっては、5.9」というエゴによる判断が、安全に登るセーフクライミングの原則を上回っているルートがたくさんあります。あの人格者の米澤先生ですら、このエゴを手放すのは難しいのです。
エゴの声ではなくても、遠い課題代表の九州クライミングの父、新原さんの課題が、ボルトが遠くて危険だというのは、現地の人だったら誰でも知っている…背が高くて、もともと体操選手だったような人が作った課題は、一般の人では落ちるだろう…というところにボルトがないです。なぜなら、「俺には要らない」から。
”俺らしさ”をそうやって課題に表現することに固執するのは
自我関与
という心理学用語が着いています。俺ではないものが俺になってしまうって意味です。
課題=俺、になっているので、
腰椎骨折などの重大事故者が出る
などの客観的に観たら明らかに間違っている事件が起こっても、俺を引っ込めて、ボルトの位置を見直す、ということができない訳ですね。俺を曲げさせられたら、嫌だからです。「這っても黒豆」と同じ論理です。
このような事態になっているのが、5.9でも初心者が取り付いてはいけない課題がある、ということの中身です。
新原さんは個人的に面識がありますが、子供たちにクライミングを教えて親切なおじさんでした…そんな人でも、俺のルート、という名誉や栄誉は手放せないのだろうか…と悲しくなりました。
私が行っているのは、あくまで、その人の作品と言えるような限界グレードでの課題ではなく、入門的グレードの課題のことですからね…
米澤さんにとって、5.9が別に何ともないグレードだということは明らかでした。彼の作品は、屋久島フリーウェイであり、あれを改変するという話と、ただの練習用ゲレンデの、彼にとっては重要でも何でもない、名もない5.9を改変するという話と混同しないでくださいね。
■ 迷惑をかけてはいけない=隠ぺい体質
要するに、自分の作った課題で事故が起こっていること自体が、アクセス問題を心配する落ちたクライマー本人から、申告されない…。落ちたクライマーは、迷惑をかけてはいけないという別の呪縛をかけられているからです。
私も、兜で落ちて、いわばは血塗られた岩場になりましたが、あれは自分のせいではなく、リスク認知が甘く、へたくそなビレイヤーのビレイのためでしたが、それでもどこに報告してよいのか分からなかったので、報告していません。
自分のブログに上げたので、そのおかげで、クライマー界には伝達されたと思いますが、そうでないかぎり、知られないままになったでしょう…
■ デシマルの5.9(入門課題)を5.9ギリギリの人が登ったら危険…という問題
国際グレードにするのはいいですけど、デシマル知りません、では、たぶん、皆、納得いかない。
それは当然ですよねぇ… スペインとフランスしかしりませーん、で、スペインとフランスがこうだから、っていうのでは、ただのおしつけ。
なので、10Aや5.9などのデシマルを、ユージさんみたいな、人に教えた経験も豊富で初心者の特性も知っており、海外岩場の経験も豊富で、たくさんの岩場の経験値が高いクライマーが、国際グレードもいくつか登ってみたら、いいのかも?です。
世界のユージがいうことにすら、反論する人が多いですが…それは嫉妬によるものでしょう。
課題に 自我関与 している人も多いですが、開拓者は、岩場 にも 自我関与 しています。
岩場= 俺
ってなるって意味です。それだけ、生きがいの喪失というのは、大きな問題、人生の課題だということです。
岩場に 自我関与 している場合、その岩場の改変を拒む強い動機になります。
なぜなら、俺を改変されるのと同じくらい、強い変容を意味するからです。自己愛がものすごく強い人なのであれば、俺が完ぺきではない、と言われたのと同じ、自己愛の傷つきをもたらします。
そうではなく、より完璧な自己完成に向けて支援するためなのだ…という風に持っていけば良いかもしれません。
つまり、ボルトの配置を変えれば、今でも良い岩場がさらに良くなる、というような持っていきかたです。
■ ジム上がりクライマーの誤解はもっと単純です
今の若いジム上がりの人は、一日目で普通に人工壁リードの5.9は登れるので、当然外の岩も、登れると思ってくるのかもです。それくらい、現代のジム上がりクライマーって、単細胞というか、10年以上クライミングをしていても、25m+35mが60mであること、60mのロープでは登れないこと、が自覚できないくらい、考えが浅いのです。
私自身もまさかそこまで?というくらい、実際に経験してみなくては、納得ができないくらいでしたが…これを言った方の、出身大学の偏差値は、50でしたので、ごく普通の一般の人の知的理解力がそこなのかもしれません…
なので、外岩のグレードと、インドアのグレード、ボルダリングジムのグレードが全く異なることを、口を酸っぱくして言わないと、同じデシマルグレードを使ってしまうと、5.9=簡単、と思ってしまうのではないでしょうか?ここは想像です。
しかし、昔の人にとっては、5.9は上級者グレードで、そこそこ登れる人が作っていたわけですから、超・ランナウトしており、20m5ピンが普通ですので…
それだと事故多発になるのかもですよね… 現代の新人君は。
一方、5.12以上の高いグレードではピンは離れていないです。なので、最初から5.12や8Aが登れるクライマーは、危険って言われても何のこと?となりますし、アルパインのルートに行かないクライマーならなおさら、ボルトは、1.5m置きについているので、危険危険って大げさだなぁということになります。
要するに言っているクライミングの内容が違い過ぎるのです。
今、事故ッているのは、ジム上がり初心者
で、
事故ッている課題はピンの配置が悪いやつ、
です。事故が減らないのは、大昔の40年も50年も前の山岳会の教え方で、現代も教えているからで、
・新人は18歳男子
・ビレイは流して止める制動確保
だからです。 新人ならこれくらいができるだろう…の想定が18歳男子を前提にしており、その前提にしていることにも、指導者側が気が付いていません。無意識だから気が付けるはずがないです。で、やらせてみてできないと、
え?こんなこともできないの?
となり、相手に心の傷を与えることになっています。
そして、山岳会の重鎮が提供するビレイが…ビレイが懐古調… 支点ビレイ、お座りビレイ、2mも離れたビレイ、外岩でオリンピックのビレイ、で、もう全くを持って、シビアなフリークライミングに対応できるビレイにはなっていません。それアルパインのビレイですよね?
これは、古い山岳会の流れです。甲府時代も、古い会の常識のままの、山岳会の先輩たちは、フリーの岩場では、輝いてはいませんでした。
時代が移り変わったことに気が付いていなかったのは、甲府でも九州でも同じでしたが、その時代の流れというのは、ジムが最近ではクライミングの入り口だ、ということです。
私のように雪上確保でスタートする人は稀です。
以下に、田舎で暮らすロッククライマーが一般の居住者との調和を図りつつクライミング活動をする場合に必要な資質と、それを具体的な行動に落とし込んだリストを示します。
自然への敬意と保全意識
地域住民とのコミュニケーション能力
協力性と共同作業への参加
安全意識と責任感
共有と分かち合いの心
地域の文化や伝統への理解
柔軟性と適応力
自立した活動基盤
これらの資質と行動を心がけることで、田舎のロッククライマーは地域社会に溶け込みつつ、自然との調和を保ちながら活動を続けることができます。また、住民との信頼関係が築かれれば、地域資源を活かした新しいクライミングルートの開拓や観光資源としてのクライミングの活用も期待できます。
■ 当方の経験
八女のゲストハウスでメインのキーパーとして、仕事をしたことがありますが、一日もクライミングできる日は在りませんでした(笑)。
■ジムの11cは岩の10d?
二子山祠エリアのシリアル10dは、小鹿野クライミング協会だと11cなのだそうです。
めちゃ離れてる。2グレードどころではなく、3グレード離れています…
理由はインドアでは、それくらい登れる人でないとその課題は登れないから…。
しかし、ジムのグレードのほうを辛くするのがいいのでは??
つまり、インドアのほうを辛くしたらどうなんですかね?
今のジムの11cを10dに改定するってことです。
■ ジム課題が易しすぎるのでは?
お客さんは、
「あなたは10dしか登れていませんよ」ということになったら、
「11c登れていますよ」というグレーディングより、
ちっとも登れないということになって、楽しくはないと思います…
けれど、インドアジムで、簡単に成功体験を積んでしまえることが、ナルシシズムにとっては、賞賛というエネルギーの供給源になってしまって、良くないのかも?
自己誇大的感覚… ジムの側は、”君だってできるよ!という励まし”のつもりだったと思いますが、それが行き過ぎて、「俺ってスゲー!」になってしまいやすいのが、一人っ子だったり、末っ子だったり、2番目でもほかに下に子供がない兄弟の男性だったり…ということです。
客観的に見て、そこまですごくないことでも、俺はすごい、と感じやすい立場、ということ自体に、そもそも自覚が生まれることなく、成人していると、自分の客観的な実力を実感し損ねる、ということです。
NPDの診断基準
https://youtu.be/x8X3rRTtZ7M?si=E5y9LbQV2SjXsEDu
善意でクライミング界はやってきたと思いますが…3級しか登れないボルダラーが、2段をノーマットで登りたい、そうすれば、周囲に取り巻きを作って、ちやほやされるのだ、という幻想を抱く、というのが、クライマーあるある、なのです…。
■ 外岩のグレーディングも課題だが、
安易な達成感を量産してしまったクライミングジム業界にも課題がある
ということです。
達成なんて、何年も苦労して、やっとこさ、登れるからうれしいんですよ?
5.12なんて、昨今、今日ジムに来ました!という高校生が一撃できてしまいます。素質の良い子なら…
なので、もっと辛くしたり、外岩向きの課題を提供したらどうでしょう?
あるいは、ジムでも、ジムグレードは外のグレードとは違うということが暗示されるよう、
インドアグレード、とか
当店グレード、とか
”店名”グレード、とか
で、明示的に、ここだけで通用するグレードです、という風に書いておくなど…
そうしないと、分かりやすい一般的な言葉で言えば、
お調子者
ということで、自分の実力を、とんでもなく高く評価してしまうのです。昨今の日本の教育では…
古い世代は、他者と比べすぎて、上には上がいるので、自信がない世代が多かったためと思いますが、勝手に自信を無くしてきた世代の揺り戻しで、今は、自信ありすぎ、という現象が起きているのかもしれません。
安直な考えで、岩場に取り付いて、その一発目で死亡事故、みたいな事例が減ることを祈っています。
今まで俺、5.12って言ってる男子たちで、本当に外岩で5.12がオンサイト出来る人はいませんでしたし…
私自身もジムグレードでは、ずっと10代。ですが、5.8→ぎりぎり5.11で、今はテンプラクライマーになったとき、ジムグレードはずっと6級。5級は登れないのがまだ時々ある、というレベルでした。
いやはや… ジムのグレードのほうを改定するほうが、外岩のグレードを改定するより楽では?
総括すると、
日本クライミング界のレベル低下の実態を語る
記事が人気なようです。
オリンピックで選手が勝っても、一般クライマーのレベルは、40代スタートのおばちゃんクライマーが単独初見でフリーソロで登れるルート(例:阿弥陀北稜)で、大学山岳部が遭難で死んでいたり、ベテランと称した人が仲間を凍傷に陥れているような現状ですからね…
体力ではなく、知性の問題。
先生の言う通りではなく、自分の判断で登りましょう。
セーフクライミングに必要なのは、赤信号みんなで渡れば怖くない、ではなく、
自分の頭できちんと考えること
です。そうしないと、25+35すら分からずに、60mロープでピッチをつないでしまいます。こうした行動の元凶は、そもそも
自分で考えていないこと、
です。この事例だけでなく、
・オリンピックのビレイを学んだから、外のビレイもできる
とか
・動くものに道標つけて、これで良し、
とか、
すべて自分の頭で考えていないから起きる。
だれも、落ちたら死ぬかもイチかバチかをやりたいとは思っていない
■ しつこく付きまとう…根拠なき、”守られていない感”
女性性が、未熟な男性性により、脅威にさらされている感、なのではないだろうか?
その守られていない感により、自分で自分を守ることはできるスキルも能力もあるにもかかわらず、何度も何度も、懲りずに、成熟した男性性を探してしまう…
しかし、その肝心の成熟した男性性が、どこにも見つけられない…という挫折感。
今日は、こんな夢を見た。
ーーーーーーーーーー
空港の夢だった。男性”たち”にモテて、唇にお別れのキスを求められた…が、「そういうのじゃなくて…こういうのにしない?」と反論して、チークに変更。
男性たちのことはテキトーにいなしたので、ロビーでそろそろ出る時間だからと、父を探したら、さっきまでいたところにいない!というので、携帯で探すんだが、携帯で名前が出てこないで焦りまくる…という夢だった。
ーーーーーーーーーー
つまり、私は崇拝者の男性に、恋人関係ではなく、”友人関係”を求めているという暗喩だろう…
そして、父を探すが父が頼りにならない。父性を探しても得られない…テクニカルな事情で、という暗示、なのではないだろうか。
私は確実に言えることは、大体年配の男性は、全部、男性ではなく、お父ちゃん、性的な存在には全く見えないってことだ。年下の男性も同じ。素敵ね~、寝たいわーってなる?ならんよなぁ…。まぁ、おじさんたち…おじいさんの年齢でも…から見たら、74歳から見たら、49歳でもぴちぴちギャルって言われましたが…。
その辺が、パパ臭い!あっち行って!とかいう娘として、女性としての発達”あるある”を経験することなく、成人したので… 私の中では、
年配の男性=大体は親切なおじちゃん化
しているのが問題なのではないだろうか・・・?というのは、アメリカでも、カフェで食事していたら、隣の男性が話しかけてきたので、?と思ってテキトーに返事していたら、周りのアメリカ人が、「この男性は卑猥なことを言っているんだよ」とか教えてくれたことがあるからだ。英語力がなくて、いまいちなんかよくわからなかったので、日本人らしく礼儀正しくしていただけなのだが。
自分が豊かに女性性を持っているときに、それを素晴らしいと賛美してくれる男性たちのうち、
恋人にしたがる人→ お断り 父親役になって盾になってくれる人→募集中
みたいなことになっているのかもしれない…。
■ 過去の経験
成熟している男性性を持った存在として父親を頼るが、頼れない感。
パパ―!と頼る赤ちゃん → 未熟な男性性により、溺死させかけられた
ビレイして~!と頼る新人クライマーの私 → 未熟な新人クライマーは私を落とすので、別の成熟したベテランを頼るが、なんと頼れない…
ビレイして~と頼る私 → 女性クライマーは頼れた。たぐり落ちも、停めてくれた
一緒に登ろう~と対等の関係性で年下男子とマルチに行くが…→ 弟格の先輩、つまり先輩だけど年下。でも頼れない…。ロープがアップされない。結局、彼のしりぬぐいクライミングをすることになった姉のワタクシ…。
■ モテがあだに
たぶん…私はクライミング界で、どちらかというと、モテモテだったのです…。
しかし…、そのモテと同程度に魅力的な相手がいなかった上、対等の関係性として見たときも、対等に返礼してもらえなかった… 私がスキルや資源リソースを出す一方でした。
私がふくらはぎの肉離れを起こした岸良のクラックは、私の車で行き、運転も私で、相方はただ座っているだけでした…。そんなお手盛りクライミング旅行で、怪我をしたのに、何にもしてもらえなかった、パートナーとしての”最低限の保険”にすらなってもらえなかったのです…。無能というか、高齢化でしょう…
同じ岸良へリベンジに行きましたが、その時、3人も、4人も、男性メンバーはいましたが、どの人も、私にビレイを申し出ず。1本も登ることなく、その地を去る羽目になりました。最も長くコンビを組んでいた男性クライマーは、私を捨てました。重大な裏切り行為をしたと彼も自覚があったようで、焦った調子で、のぼってやってもいい、みたいなことを言っていました。そういう言い方が、せいぜい彼ができる精いっぱいなのだ…と失望し、こんな奴ならいらねーと思いました。私はパートナーとして、彼にしてやれる最大級のリスペクトを与えて、しりぬぐいでしかないフォローもやってあげた(白亜スラブ)ので、そのお礼はないって意味でした。
その後、さらに泥を塗るかのように、貸したものを返さない、などのかなり失礼な事件が起こりました…いや~人間性の卑しさがにじみ出ているようなセリフを多数彼は吐きました。
そうしたことは、投影なのかもしれません。あるいは先祖が私を守るために彼を遠ざけようとしているとか…
女性のクライミングパートナー候補で、未熟な女性性を出してきた人…甲府時代は何人も女性で組みたがっている人が来ましたが…とは、ジムで登った後、うーん?と思案して、一緒には登れない、と判断して全部お断りしてきました…。正解でした。
■ 性格の弱さはリスクです
福岡でも、クライマー女性も同じでした…。今、クライミングガイドになっているア〇さんも、そもそもリスク管理ができていないと感じたのです。一緒に登ると、巻き込まれ事故になりそうで、お断り。三倉に行ったとき、事情を分かっていない男性クライマーが私と彼女を引き合わせようとしましたが、えー?やだよーって感じでした…。彼女の狙いは私のカムではないか?と思っていました(笑)。九州では人のギアで登るのがNG判定されていない。
それに、どういうクライミング内容の人なのか、すでに知っていました。着ているウエアがパタゴニアでシャイン割引きで買えると自慢するような…え?!な感じの幼稚な態度だったので、なんか感情面で反応している…と思って、リスクを感じました。嫉妬や負けん気などの、初歩的な感情で動かされているような未熟な人格だと、クライミングでリスクになる…
師匠の青ちゃんが、韓国で、韓国人クライマーに「日本人クライマーは登り方がダサい」と言われただけで、躍起になって、普段の登り方を変え、墜落して10m。かかとを骨折していました… そんな奴ほっとけばいいのに。それに日本人クライマーは、って…自分のこととなぜ思うのでしょう?
同じことで、知性があっても、性格が弱ければ、リスクになるのです。
■ 裏切られ経験を積んでいるところ
男性のクライミングパートナー候補は、大体、年下男性が多く、弟って感じですが‥頼りにしても裏切られた…という経験になった。
九州でのクライミングは、
父親は、もはや頼りにならずもうろくしており =山岳会は高齢化で当てにできず
弟は、そもそも頭が悪すぎて頼りにならない =若手の会は自分より頼りない…
…という挫折経験になった。
■ 私の中のインナーチャイルド
私の中のインナーチャイルドは、「パパ―(><)!助けて―!!」と泣いている、3歳以下の幼児の女の子の子供なのでしょう…
だから、年配の相方が、山に同行したときに、ご飯を作ってくれると…
なんかときめきを感じました(笑)。
山でのご飯なんて、自分でも作れるし、対等の関係でいるだけの能力自体はあるのですが…
作ってくれると嬉しい☆みたいな感じでした。
■ まとめ
いや~ほんと、えらい目に遭ったよな~
まだ、ドラマに引きずり込まれる感は終わっていません…
今も、ドラマ真っ最中な気がします…。私はどうしたら、本来の自分を取り戻せるのでしょうか?
これは、7年前のものですが、私の人生で数少ない自分を取り戻した瞬間(抑圧がない状態)に、ニュージーランド人のエマがハッとして、わざわざカメラを取りに行き、大急ぎで、取ってくれたものです。
これが本来の私なのです… この私を私は救おうとしているのです。服も高価なものは着ておらず、ニコニコしているでしょう。クライミングすらしていません。でかい葉っぱを持っているだけ。豪華な宿に泊まっているわけでもないです。
なぜ、こんなささやかな幸せを得ることがこんなにも難しいのでしょう???
■クライマーはクライミングだけしていたら幸せ…だけど…
でも、そうなると、どういうことが起るのか?
ラオスでもそうですが、地域経済への貢献が、お留守になってしまうのです…。
ラオスでは、地元住民の反感を買って、実は3回も放火されているんですよね…(汗)。
これは、やはりクライマーの側が地域とのコミュニケーションをおろそかにした、というツケを大きな形で払ったということかもしれません…。
北杜市は、実は、他の地域と違い、かなり特殊な場所で、クライマーがいなくても、東京方面の人の移住先として人気があり、地元は、そのことを苦々しく思っている節があります。もともと地元の人と移住者の軋轢が…なんか、根深いんです。
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/01030759/?all=1&page=3
https://renoup.co.jp/blog/hokuto-city-immigration-worst/
https://www.mag2.com/p/news/377638/5
多分北杜市だけが特殊です。
というのは、私は、5自治体に九州では同じ提案を提案してきました。
どこの自治体も好意的で、移住するなら全面バックアップするよ!という感じでした。
特に宮崎の日之影や長崎大村、大分八面は積極的です。長崎大村なんて、家もくれそうな勢いでした。(だけど私はアイスのクライマーだからアイスクライミングが、できない土地には移住はできません…)
日本国全体を見ると、やはり最初に
(クライミングによる、アウトドアアドベンチャーツーリズム)
で
”クライミングによる地域おこし”
に取り組むべき岩場は、瑞牆・小川山だろうと思います。
しかしながら、北杜市の地域おこし協力隊制度の制度利用は難しいようでした。九州の地方都市ほど、底をついていないのです。なんせ東京のお隣なんで。
■ 小川山はすでに起こされた後…
すでに小川山は地域おこしされた後で、川上村はレタスの収入で十分以上の収入があります。川上村の図書館に行けば、村おこしの本が出ています。あと川上村について言えば、外国人研修生の労働搾取で、世界的機関に告訴された歴史があり、黒歴史があるので、外国人ということには敏感かもしれません。
また海外クライマーは、すでに小川山のことはすっかりなじんでおり、
怖い岩場
として有名だったりします。私はなんと、シンガポールのクライマーに
小川山って超怖いですよね~
と話しかけられたりしました…(汗)。
■ 瑞牆クライマーの会は、ローカルクライマーでもなければ、地域住民でもない
瑞牆クライマーの会は発足はされているのですが、東京のクライマーが作った会であり、山梨県民、つまり、地元クライマーの会ではない、という問題があります。東京のクライマーには、山梨の地元の事情は分からない…。
地元生まれのクライマーも地元にはいます。昇仙峡開拓団の時代からのクライマーや、私の山岳総合センターのリーダー講習で講師を務めてくれた高橋さんも当時を知るクライマーで、小川山の開拓者リストにも載っています。
地元に根付いてきた人は知っているかと思いますが、山梨では、まだ無尽があるのですが、無尽に私の父くらいの世代は、5つも6つも入っており、地域の活動がそこで繰り広げられる感じです。
私の成功体験だと、クライミングにこだわらず、
ブドウの収穫の手伝いや、桃の摘果など農作業の手伝い、
芦安ファンクラブでの登山道の整備活動、
今だと花谷さんがやっている山守隊登山道の整備活動などの
社会貢献活動の担い手募集窓口になる、
というのが期待される役割かなと思います。
そうしないと、
地元に落としていくのは、うんこと事故だけ、
という現状を打破できないというか…。実際にも、その通りで、
地元に住民票がない人は住民税を払っていないので、消防や警察は山梨のを使い、税金は東京に収めています、
みたいなことになってしまうんです…
それで、家も借りるだけで、
地域のごみ掃除にも出ません、
草刈りの日も仕事でいません、
ということになると…。地元の人の目線は厳しくなります。
都会からは、こんな大事な会議の日に、地域の用事で欠席かよ!って、想像もできないのは、私も都会からの移住者だったので分かるのですが…。夫が地元採用の社員がすぐ休むので、非常に困らさせられていました…しかし、地域生活のほうが仕事より重要なのです…山梨県民には。
大家さんが、私の同居人になってくれる方が通勤がある、というと、組長さんに報告しなくては!と相成った理由です。
山梨の集落の場合、組長というのは絶対的権力者で、その日に仕事が入っていても、組という地域の行事…例えば、突然のお葬式など…に人手という意味で、出ないと、一生干される、孫の代までねちねち言われる…くらいな重要度なんです。もちろん、地元でどれくらいの濃度で人間関係があるか分かりませんが…
アパートだと多少、よその人として遇されていると思うので、お目こぼしをもらっているのかもしれないと想像します。
というような事情があり、私のほうも、取り組みには、覚悟が必要だというので、できるだけ多方面から支援を得たいと思っています。
ラオスでも、山梨でも、地域の事情は同じです。産業化や雇用創出を求めているのです。
クライマーが楽しいから登っている、というだけでは…お子様…が増えるだけで、養う口が増えるだけ… 小鹿野でもこれが問題で、クライマーはクライミング以外をしたがらない、という問題がありました。クライミングって特にアウトドアだと無料の活動なので、ジム運営と違って、一円も地元には落ちませんよね? ジムには1700円も支払えるのに、岩場には駐車場代の300円でも高いって、どーゆーこと?となりますよね?そりゃそうだ…
じゃなくて、地元が欲しいのは、地域に貢献してくれる、ということなのです…
各クライミングスタイルにおけるキャリアパスは、その分野の技術、経験、目標に応じて異なります。それぞれのクライミングスタイルに特化したキャリアパスを以下に示します。
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## **1. アルパインクライマー (Alpine Climber) のキャリアパス**
**特長**: 高山地帯での登山とクライミングを組み合わせ、厳しい自然環境での適応力が求められます。
### 初心者段階
- 基礎登山技術の習得(歩行技術、基本的なロープワーク)。
- アルパイン環境での初歩的な経験(雪山、低高度の氷河歩行)。
- 地元の山岳会に参加して知識と経験を蓄積。
### 中級者段階
- 雪崩リスク評価や天候判断能力を習得。
- 氷河歩行、アイスクライミング技術を向上。
- 3000~4000m級の山での実践登山経験を積む。
- 自立して登山計画を立てられるようになる。
### 上級者段階
- 世界的な高峰への遠征(6000m~8000m級)。
- 高度な氷壁・ミックスクライミングルートの挑戦。
- ガイド資格(例: 国際山岳ガイド資格 IFMGA)の取得を目指す。
- クライミングスポンサー契約や講師としての活動。
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## **2. アイスクライマー (Ice Climber) のキャリアパス**
**特長**: 氷壁や凍結した滝を登る専門技術が求められる。
### 初心者段階
- インドアクライミングで基礎体力と技術を習得。
- 初歩的なアイスツールの使い方を学ぶ。
- ローカルな凍結滝での簡単なルートを体験。
### 中級者段階
- スクリューの使用やビレイ技術をマスター。
- 複数ピッチのアイスルートに挑戦。
- 氷や条件の変化に応じたリスク管理能力を習得。
### 上級者段階
- 難易度の高いアイスクライミングルートの攻略。
- 氷壁の新ルート開拓。
- アイスクライミング競技会への参加。
- スポンサーを得てアイスクライミングを普及する活動。
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## **3. ロッククライマー (Rock Climber) のキャリアパス**
**特長**: 岩壁を登ることに特化し、自然環境でのルートを攻略。
### 初心者段階
- インドアジムでボルダリングやリードクライミングを練習。
- 基本的なホールドの使い方とムーブを習得。
- 安全確保(ビレイ、墜落防止技術)の練習。
### 中級者段階
- 自然岩場でのリードクライミング。
- 各地の有名クライミングスポットでの経験を積む。
- グレード 5.10~5.12(YDS基準)に挑戦。
### 上級者段階
- 高難易度のロッククライミング(5.13以上)に挑戦。
- ビッグウォールクライミング(例: エルキャピタン)を経験。
- クライミングインストラクターやコーチとして活動。
- 新ルートの開拓とガイドブック執筆。
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## **4. フリークライマー (Free Climber) のキャリアパス**
**特長**: ロープやギアを安全確保のためだけに使い、純粋な身体能力で登ることを重視。
### 初心者段階
- ボルダリングで基礎的なムーブと筋力を強化。
- シンプルなスポーツクライミングルートを経験。
- クライミングの倫理(例: ノーチッピング、ノーボルト)を学ぶ。
### 中級者段階
- リードクライミングでオンサイトやレッドポイントの目標設定。
- ヨセミテやカラコルムなど、歴史的なルートに挑戦。
- フリーソロの入門的なルートを慎重に試みる。
### 上級者段階
- 高難易度のフリーソロクライミング(例: アレックス・オノルドのような壮大な挑戦)。
- 高グレード(5.14以上)の自然ルートで成果を上げる。
- フリークライミングの普及やメディア出演。
- スポンサー契約やクライミング映画への出演。
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これらのキャリアパスは、個人の目標や興味に応じて組み合わせたり発展させたりすることが可能です。それぞれの分野で地道な努力と挑戦を重ねることで、プロフェッショナルな道が開かれます。
■ リードで安全に取り付ける岩場がない場合の修正プラン
日本では、初心者が安全にリードクライミングを学ぶ環境が限られています。そのため、室内ジムや適切なステップを踏んだ練習プランを組むことが重要です。以下は、新人がリードクライミングを安全に習得するための具体的なプランです。
目標: 安全な環境でリードクライミングの基礎を習得する。
インドアリードの練習
基本技術の習得
模擬的なリスク練習
目標: 自然の岩場に慣れつつ、安全に外岩での経験を積む。
トップロープ専用エリアでの練習
外岩での基礎習得
目標: 簡単なリードルートでの実践を通じて自信をつける。
適切なルート選び
経験者の同行
目標: 緊急時の対応能力を身につける。
レスキュー技術の学習
ルートセットの技術
目標: 専門家のサポートを受けながらスキルを向上させる。
リードクライミング講習会
リード専用ジムの活用
目標: 安全を第一にしながら、自信と技術を高める。
グレードを段階的に上げる
経験の共有
以上のステップを踏むことで、リスクを最小限に抑えつつ、安全かつ効率的にリードクライミングのスキルを身につけることができます。
■ 山岳会が衰退し当てにできず、クライミングガイドがクライミングを教えないでトップロープを張るだけの場合の修正プランを示してください
山岳会の衰退や、クライミングガイドが単にトップロープを張るだけで教育が不足している状況では、初心者が自力で知識と技術を習得しやすい環境を整える必要があります。その場合の修正プランを以下に示します。
目標: 必要な知識や技術を独学で学び、安全性を確保する。
目標: インストラクターがいなくてもジム環境を活用してリード技術を練習する。
リード専用エリアを活用
リード練習会を自主開催
目標: 外岩でも自主的に安全を確保しながらリードクライミングに挑戦する。
トップロープで外岩に慣れる
自主リードルートの設定
経験者とペアを組む
目標: 山岳会やガイドに依存しない形で学びを続ける。
オンラインクライミングコミュニティに参加
共通の目標を持つ仲間を見つける
目標: ガイドや講習を利用できない場合の代替手段を確立する。
セルフレスキュー講習の受講
国外リード講習への参加
地元でリードを教えてくれるインストラクターを探す
目標: 環境に左右されずにクライミングを安全に続ける。
現地でのリスク管理
フォールに備えた計画
目標: 初心者レベルを超えて自主的に技術を磨く。
チャレンジ目標の設定
地域コミュニティの復活支援
ガイドが技術指導をしない状況であっても、上記のプランをもとに独自の学習環境を構築すれば、初心者でも安全にリードクライミングを始めることができます。仲間との連携や自主的な努力が鍵となります。
■ 安全祈願
自然農の友達の田端さんに教えてもらって
久しぶりに縄ない♪
素敵なしめ縄を作りました☆
その後、通山珈琲へ…。
楽しく男子とおしゃべり。
今日は赤ちゃんが二人も来ていました☆
■ 深く傷ついている
最近、
自分が深く傷ついているのだ…
…ということに、やっと自覚を深めています。
傷の深さは? 人生が左右されるくらいです。
私は子供時代がとても過酷だったので、抑圧が強く、抑圧自体に気が付くことができないくらいなのです。
抑圧が外れたら、一体どうなってしまうんだろうかな…好きに生きたら、ということですが。
■ 我慢による愛
最近のマイヒットは、自分の
愛情表現が我慢
である、ということ。我慢すること=愛、になってしまうと、相手は、私に愛されているということを知るために、我慢を要求してきます。
実際クライミングでも、我慢しろ、と言われたことが…。え?!趣味なのに我慢しろ?
ということで、これは母という病でした。
私は、幼少期、母を愛するあまりに、子供としてのニーズを捨てて(我慢して)、母に利便(留守番し、兄弟の面倒を見るよい子のお姉ちゃん)を与えてきたからです。まぁ、そうしないと家が回らない…という現実が起った時に、その現実が良く見えるくらいに年が行っていたので、子供の私は、そうする
幼児決断
をしたためです。死か、この我慢を選ぶか?のどちらかの選択だったのです…。
しかし、思春期に入り自立の時になった時、もはや我慢に意味がなくなり、母の元を去りました…。
我慢の限界=別れが来ることになる。
利益与え + 犠牲払い = 愛
https://youtu.be/oSysZPKPLEg?si=pivQkscQaqYwOjj1
どうも、これをうさぎ化というらしいです。
動物のウサギも好きですが、まさか自分がうさぎ化していたとは!
■ これがナルシストだけがのさばる理由なんだろうなぁ…
これは先輩との対話の事例です。
ーーーーーーーーーーー
図々しい人で、自分で登りたいルートを決めて、一緒に登りましょうと、頻繁に電話をかけてくる女性がいました。自分ではどこもリードできないのにです。ガイドのお客になったほうが良い人です。
ーーーーーーーーーーー
私にも、実は海外のクライマーでそういう人がいました。「どこを登るの?」と聞いたら、
みんなの後ろをついていく
という返事でした… しかし、小川山瑞牆で、みんなの後ろ、ってのはないので…
日本ではそういう登り方ではないよ
と教えたら、びっくりしているようでした。
甲府の知り合いに聞きましたが、相手できないということだったので、
何もヘルプはせずに帰国させました(笑)。わざわざ日本に来たのに、誰も登ってくれないなんて気の毒だけど…。仕方ないですね。
■ リードしながら成長できない日本の岩場の作り
自分がどこかをリードできるようになるまでは、古いクライマーのみなさんは、どうやって習得したんですかね?
私は以前、師匠の鈴木さんとアイスで中津川へ行ったとき、ガイド費用を請求みたいな感じで、ご飯をおごらされたことがありました(笑)。今では良い思い出ですが…。そこ、鈴木さんの希望で行ったのにも関わらず、という私の側の認識でした。誰が連れて行って、誰が着いて行っているか?という問題は、ややこしくて、この時も、「どんなルートが好きですか?」と言われ、「癒し系」と答えたら、中津川になりました。その経緯から、
私の中では、そこは鈴木さんが行きたいところ、
鈴木さんの中では、私が行きたいところ、
と互いに相手が行きたいところ、となっていました。
■ 順繰りのステップアップ、”山には段階がある”が、明示的に示されていない…
自分で行きたい!というルートが、今の人はないのですが…。
九州では、私は根子岳に行きたい!というのが、アルパインを志す人が、怠け者と思われないために必要な発言のようでした…本当に行きたいのではなく、そういう風に言わないと、アルパイン人種だと認知されないって意味です。アルパイン=怖いもの知らず、って意味。
(余談ですが、一般登山からスタートした人が次に学ぶべきスキルは、読図、というナビゲーションスキルであり、登攀、要するにムーブ解決力、ではないですよ)
私の後輩だった人も、だいたいルートを選べないというのが問題でした。
私自身も、上記の中津川ように最初はアイスのルートで、どこが自分一人で行けて、行ってよいルートなのか?分かりませんでした。
■ 山岳会のメンバーでも、ベビーステップで山をレベルを上げていくことができない
ただ、私がいた御坂山岳会でも、レベルに合ったルートが選べない、というのが問題になっていました。
山が好きな人の集まりでも、みなルートが選べないのです…。
山の段階を踏んだ成長というのは、伝統的に各山岳会に蓄積するものですから。伝統が途絶えると、何をしてよいか分からないのです。
■ 新しい人はステップアップというアイディアがない
山にブームのために入ってきた、新しい人は、たぶん、ステップアップという発想がなく、みんないきなり、です。
アウトドアのリスクは、段階的にステップバイステップで、上げないといけない、というのが分からないのではないかな?と思います。でも、行ったことがなければ、分からないのが当然だし…
私は、一般登山出身で、バリエーションルートまで来たクライマーですが、一般登山のルート選択でも同じで、みんな、遠見尾根で登る五竜とケーブルカーで登れる唐松岳を同じと考えてしまうんです。
なので、問題はグレーディング、という概念が周知・徹底されていないことにあるのではないかと思います。
そのグレーディングの中でも、
標準コースタイム
というのが問題で、”普通の人なら、2時間”と言われたら、
みんな、誰にでも2時間だと思う
けれど、実際は、4時間かかる人もいるし、6時間の人もいる。で遭難。
UIAAは、標準コースタイムという日本独特のシステムが、まずいと考えています。全員どこにもない”標準”に振り回されている。普通と自分を比較して、自分が普通より下だ、と考える人はほとんどいません。考えたい人もいない。
■ これくらい登れて当然というグレード
クライミングでの、これくらいは登れて当然、というグレードの5.9も同じですよね…
どこにもない ”これくらい誰でも登れるグレード” に皆振り回されている。
で、登れない奴は、見下す。すると、結果、自尊心に傷を抱えた人ばかりの集まりになる。
お前こんなんも登れねーの! こんなんでこえーの!という虐め、と 反発に皆が囚われることになる…
■ リードの取り合いになる
私は、男性二人を韓国インスボンに連れて行ったことがありましたが、無料の観光ガイドでした…あれは疲れた。
大体、男子はリード”しか”できない。
とりつきまで連れて行って、はい、どうぞ、としないとどこも登れないというのが男子。
リードしたがるか?したがらないか?で、自立しているか?自立していないか?を切り分けると、結局、自分がリードするだけで、相手のビレイヤーをしないナルシストだけが残ります。
あの時のインスボン、私は膝を脱臼している、というのに、全く配慮がなく、相手が登りたいところをビレイさせられ、旅行手配は全部、私がして、連れて行ってあげた上に…行きたいところには行けない山、だったので、くたびれ損で、何も得るところがありませんでした。
だから、たぶん、自発性とか主体性という物差しで測ると、そうした資質が行き過ぎた人=ナルシスト、というタイプだけが残ることになるんではないですかね? 主体性の行き過ぎは、自分勝手、ということです・・・
インスボン、まさにリードしかできない人と、リードする以外はすべての能力がある人の組み合わせでした…。
助け合いなのか?共依存なのか?は、相手が自立しようとしたときに協力関係になるか、自立を否定するか、で分かります。
私がリードを取りたいと言ったときに私を捨てる人は、依存していた人です。交換条件で、依存できなくなるから、私が自立するのが嫌なのです。
■ ダメな人でもそのうち成長してくれる?
成功事例が一件あります。
山岳会にいたころ、私を引っ張り落すようなビレイをしていた人がいましたが…、今はちゃんとしていそうです。
ビレイは、落ちた人をキャッチしないと習得できないんだよ~と教えてやっとわかったようです。リードするのも全部Aゼロの人で、それがクライミングなんだよ、と教わったのは九州で、みたいでした。
■ 講習会→会発足がいい路線?
今は講習会上がりの会が、良いのではないかと思います。
私も、故・吉田さんの講習会で知り合った人とその後登ったりしました。
■ まとめ: ガイドを使わず、新人が自分でリードできるようになれる安全な岩場がない
日本国内には、ガイドを使わず、クライマーが自分でリードできるようになるまでの時期を安全に過ごせる岩場が、ありません。
私は、自分で登りたかったので、海外が突破口だと気が付いたのですが、それが日本国内にないのが、混乱の元であり、課題だと思います。
最近、山と渓谷がやっている、テストピース選択に関西の斜陽が書いてあり、
ああ、あれは私への当てつけ、だな~とピーンと来ました。
斜陽は、たしかに5.9ですが、同じ個所で落ちる人が多く、6件も重大事故が起きているそうです。
まともな先輩がいたら、5.9しか登れない人には、斜陽を勧めず、別のルートでもっとボルト間隔が近い5.9を勧めるでしょう。
そんなこと、クライミング歴が浅い新人が知っていると思いますか?
知らないですよね。トポには、どこにもランナウトが激しく、6件も重大事故が起きているルートです、とか書いていないです。
初心者が、岩場のあれやこれやを学びながら、自分と同レベルの人と切磋琢磨しながらでも、リードで登れる岩場というのは、国内岩場には、存在しないです。
そこが一番の日本の岩場問題ですね。
新人さん=子供と一緒ですよ 知らなくて当然のことを知らないことで人を責めることはできないです
日本のクライミング界におけるアクセス問題は、多くの場合、クライマーと土地所有者または管理者との間での利害関係や環境保全の懸念から生じます。この問題の核心と考えられる点、そしてそれに対する解決策を以下に述べます。
土地所有者とのトラブル
多くのクライミングエリアは私有地や地元自治体が管理する地域にあります。無断での立ち入りや不適切な利用(ゴミの放置、騒音、トイレの問題など)が、土地所有者の反感を買い、アクセス禁止に至ることがあります。
環境保全の懸念
クライミングエリアの過剰利用による岩や植生の損傷、自然環境への影響が問題視されることがあります。特に絶滅危惧種の保護や生態系への配慮が欠如している場合、利用制限がかかることがあります。
地域住民との摩擦
駐車場の不足や騒音、地元住民とのコミュニケーション不足が、エリア閉鎖の一因となります。
法的な整備不足
クライミングが合法的に認められていないエリアでは、トラブル発生時に責任の所在が曖昧になることがあります。
土地所有者・地域住民との対話と信頼関係の構築
環境保全活動の強化
駐車場や施設の整備
法的な枠組みの整備
教育と啓発
日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)
クライミングエリアのアクセス維持や環境保護に関するガイドラインを作成し、普及活動を展開。
ローカル団体の活動
各地域のクライミング団体が自主的に清掃活動や環境保全活動を行い、地域社会との良好な関係を構築。
アクセス問題の解決には、クライマー、土地所有者、地域住民、行政が協力し合い、持続可能なエリア利用を目指すことが不可欠です。個々のクライマーの意識向上と、地域社会との対話が最も重要なカギと言えるでしょう。
https://www.climbing-net.com/news/20241204rs_test/
ロクスノの企画。
重たい腰を上げ、やっとグレーディングについて語る気になったのかなぁ…
小川山では、クラックの5.9が、5.10a化されたりしたけど、もしジムクライマーに配慮しているから、という理由だったら、ジムではクラックは練習できないので、前のままでいいような気がするけどなぁ…
小川山レイバック 5.9が、10a化したのは、だいぶ違和感だけどなぁ…
それより、ジムの課題を辛くするとか…。
全体に、トラッドや花崗岩はデシマルでいいと思うが、石灰岩は登り方も違うんだし、傾斜も違うし、ヨーロッパグレードでいいんじゃないのと思う。ヨーロッパ発祥の登りなんだし…原産国?主義ってことで。
イギリスみたいに、危険を加味したグレーディングもアルパインのルートではいいんではないだろうか?
フリークライミングでなおかつボルトルートで、死ぬ事故が起こるっていう課題は、ずるいかもしれない。
なぜなら、クライマーはボルトルートに出る前に、インドアジムで落ちても死なないと先入観に刷り込まれて岩場に来るからだ。
実際は、1ピン目で落ちたら、停めてもらえない…。頭 7針縫いました。
危険な体験をされたとのこと、まずはご無事であることが何よりです。その状況を「事実」と「感情」に分けて整理してみましょう。
### 事実
- クライミング中に危険な状況に遭遇した。
- クライミングパートナーの行動が原因でその危険が生じた。
- 結果として、命を落とす可能性があった。
### 感情
- 「殺されかけた」という強い感情を抱いている。
- パートナーの行動に対する怒り、恐れ、不信感。
- 自身が危険な状況に追い込まれたことへの恐怖やショック。
- 自分の命を軽視されたように感じたことでの深い悲しみや絶望感。
**次のステップについて**
このような経験は精神的な影響も大きいものです。
1. 信頼できる第三者(友人、家族、または専門家)に話して整理する。
2. 必要であれば、心理カウンセリングを検討する。
3. 事実関係を客観的に整理し、今後のクライミング活動やパートナーシップについて慎重に考える。
もしより詳細に整理したい場合や、感情の扱い方についてアドバイスが必要であれば、遠慮なくお伝えください。
■ 感情のケア方法
このような強烈な体験によって生じた感情を扱うためには、時間をかけて丁寧に向き合うことが大切です。以下に、具体的なステップを挙げます。
---
### 1. **恐怖やショックの感情を受け入れる**
- **自分を責めない**
危険な状況に直面したとき、恐怖やショックを感じるのは自然なことです。その感情が「おかしい」わけではないことを認識してください。
- **落ち着く時間を取る**
できるだけ安全で静かな環境でリラックスする時間を確保してください。深呼吸や簡単なストレッチが有効です。
---
### 2. **怒りや不信感を整理する**
- **書き出す**
何が起きたのか、どのように感じたのかをノートや日記に書き出してみましょう。書くことで、感情を外に出し、客観的に見られるようになります。
- **信頼できる人に話す**
怒りや不信感を抱え込まず、信頼できる友人や家族に話してみてください。他者の視点を得ることで新しい気づきが得られることもあります。
- **行動を事実として分ける**
相手の行動が意図的だったのか、単なるミスや誤解だったのかを冷静に考えられるタイミングを作りましょう。
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### 3. **悲しみや失望感を癒す**
- **自分をいたわる**
「こんな危険な状況を生き延びた自分」を認め、いたわる時間を持ちましょう。たとえば、好きなことに時間を使ったり、自分へのご褒美をあげたりすることも有効です。
- **プロのサポートを受ける**
特に大きな失望感や悲しみが長引く場合は、心理カウンセラーやセラピストのサポートを受けることを検討してください。専門家の助けを借りることで、自分の感情に新しい視点を持つことができます。
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### 4. **今後の行動を計画する**
- **パートナーシップの再評価**
そのパートナーと再びクライミングをするかどうかを慎重に考えましょう。信頼関係が回復できない場合、新しいパートナーを探す選択肢もあります。
- **リスク管理の見直し**
今後同じ状況を避けるために、自分でできるリスク管理の方法を検討してください。たとえば、パートナーのスキルや信頼性を事前に確認する、複数人で行動するなど。
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### 5. **感情を手放す方法を探る**
- **手放す練習をする**
瞑想やマインドフルネスを試してみることで、感情を少しずつ和らげることができます。「その瞬間に集中する」練習が、長期的に感情をコントロールする力を育てます。
- **新しい経験を通じて前進する**
今回の経験を一つの教訓とし、クライミングを楽しむための新しい方法を探してみてください。ポジティブな経験が、感情を徐々に置き換えていくのを助けます。
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必要に応じて、これらのステップを無理せず自分のペースで進めてください。困難な経験から成長できる力を、あなたは持っています。
■ 具体的対策
そのような危険な状況を回避するためには、以下のような対策が考えられます。
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### 1. **ロープ長の計算を事前に必ず確認する**
- **事前計画**: ルート情報を確認し、必要なロープ長を正確に計算する習慣をつける。可能であれば、登る前に他のクライマーやガイドから確認を取る。
- **二重チェック**: パートナーと互いに計算を確認し合う仕組みを設け、個人のミスを防ぐ。
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### 2. **バックアップ策を準備する**
- **余裕を持った装備**: 常にルートに対して十分な長さのロープを持参する(例えば、50mではなく60mや70mのロープを使用)。
- **ロープの結び目**: ロープ末端に必ず結び目を作り、ロープが途中で終わった場合でもクライマーが墜落しないようにする。
---
### 3. **パートナーのスキルと計画能力を再評価する**
- **事前に能力を確認**: クライミングを始める前に、パートナーの経験や計画能力を確認する。適切な知識やスキルが不足している場合、指摘や補助を行う。
- **チーム内コミュニケーション**: 登攀前に計画を共有し、疑問点や不安を解消する。すべての段階で安全確認を怠らない。
---
これらの対策を実践することで、同様のリスクを大幅に軽減することが可能です。また、今後も安全を第一にクライミングを楽しむために、定期的に知識やスキルを更新することをお勧めします。
■精神的サポートが必要
クライミングによる地域おこし活動をこのまま進めていくにあたって、私に必要なのは、
精神的サポート
なのですが、それを得られるべき相手=夫からは得られない(理由:夫はクライマーではない)
…新人クライマーとして頼るべき相手(ベテラン)が頼りにならない、という九州は、なんか私の父娘関係を再演しているかのような経験でした。
頼るべき相手に頼れるどころか、逆に殺されかけている、
という関係性です。
=父親と赤ちゃんの娘だった私の関係 (父娘関係)
ニアイコール クライミングパートナーと私の関係 (本来は対等であるべき)
ニアイコール 九州のペテランクライマー勢と私の関係(上下関係)
と類似して感じられています。
本来、クライミングのパートナーシップは、父娘関係のように一方的にサポートを受け取るという関係ではなく、普通に互いに支え合う関係だけどなぁ。
なぜか逆に、一方的に私が支える事になってしまっている…
■ 正常な判断ができる状態にまずもっていくのが大事…
私の発達した理性は、かなり戻っては来ているのですが…
まだまだ 戦いに、正常な判断ができる状態にないので、判断自体が保留になると?
停滞。
というメカニズムが働いています。
■ Vulnable
どうも、私自身が、Vulnarable な自己(私は弱い)という父との関係性での自己イメージが湧くことが、原因のような気がします。
私は全く弱くはない。
なのに、
”赤ちゃんの時の自己”
が出てくるってことですね。泳げないえーん(><)となる。
だから、〇〇されたという表現になる。
例えば、白亜スラブで、25+35も計算できないで60シングルなら次回は大丈夫という反省の仕方をしてしまうのは、私のミスか?というと、一般的な小学生レベルの算数の課題なので、ここまで私がミスを救うべきだったか?というと、疑問だと思います。山行計画を立てるときに、前提として、トポを当然見ているはずだ、と考えるのは、一般的な期待、で、過剰な期待、とは言えない。
祝子川に2名で沢登り行ってらっしゃいというアドバイスも、私は受け入れなかったことが成功体験ということに、あとで事故死された女性が出たことで、結論付けられました。この事故の女性犠牲者に私がなっていてもおかしくなかったのに、ならなかった。
つまり、私自身が自分を守る力は、きちんとある、ということです。
海外で数年暮らしたことがありますが、まぁ、海外は、あからさまな詐欺だらけです。家賃を二回請求するなどは、ごく普通です。自己防衛力が必要。
九州での経験は、その力が十分ある、という証明にはなったかもしれませんよね。
■ 恐怖が原因みたいな?
一方的に受けいれるしかない、傷つきやすい自己、無力な自己、という自己観念ができてしまうトリガーは、恐怖、のような気がします。赤ちゃんは無力だから。恐怖=泣き叫ぶ、ということができればいいわけですが…。
正常な大人の恐怖に対する反応は、怖い、と声に出して言うことでしょう。
これが、言えない空気感…というのが、九州クライミング界の最大の欠点でしょう。
なぜなら、クライミングにおいて恐怖というのは大事なナビゲーションスキルだからです。
■ クライミングライフにおいて身に着けるべき能力
クライミング力とは? (ムーブの解決力) + (ロープワーク)です。
それだけでは、ルートには出れず、加えて
(ナビゲーションスキル)=(読図) + (ルートファインディング能力)
(危険予知による危険回避スキル)
(野外のでの生活スキル)
の3つが必要です。
海外に行くには、加えて、(海外旅行を企画立案するスキル)に、(インターネットで調べ物をするスキル)が必要です。これは、旅行コンシェルジェという立派な職業スキルです。
ただであげなかったら、ケチ、と言われたみたいな感じの経験になっています。
■ どうすれば、エンパワメントされるのか?
赤ちゃんの私にエンパワメントするイメージワークを行えばいいのかなぁ…。
かんがえてみると、赤ちゃんの時、父に殺されかけたときは、母がその後何年もかけて、水が怖くて頭が洗えない娘を、しかたないね、と我慢強く辛抱して、寝かせて頭を洗ってくれ、その後、ある日突然、頭は自分で洗えるようになったのです。
水恐怖症は大人時代の後半に解決する課題となり、48歳で解決しましたが、解決には女性の母性溢れる人たちのお世話になった。80代のおばあちゃん先生でした。
…というわけで、
(未熟な男性性に痛めつけられた傷)を(成熟した女性性)で癒すというメカニズム
になっています。
■ 未熟な男性性への恐怖心の克服が課題
今の私に必要なのは、成熟した人たち、です。
クライミングによる地域おこし、の活動で、出会いがちなのは、精神的に非常に未熟な未成熟者が多いのです… それが私が躊躇する理由です。
無責任で自分さえよければいい!というパワーをはねのける、自分の心的パワーが十分あるかどうか?が、不安な要素です。
というので、成熟、という面で、対等にサポートになってくれる人がいたらうれしい…
私は私の我慢力による、困難の乗り越えはもう嫌なのです。
私についている重石は、我慢による愛、です。
なんとセックスを断ったら、我慢しろ!といってきたんですからね… 嫌なもんはいやです。
https://youtu.be/CORrAGug2Qo?si=YD6L1JIWDLrKMkAg
https://www.togakuren.com/wp-content/uploads/2024/12/shizenkensyu2024.pdf
より引用。
申し込みサイト:
https://www.togakuren.com/youkou/shizenkensyu2024/
■これまでのあゆみ
前史:2009~2017年 山梨時代
ヨガのインストラクターをしつつ、雪山からアイスクライミング&トラッドクライミングへ。 クライマーとしての詳細はこちら。
夫の仕事の転勤により、福岡へ3度目の転居。同じタイミングでUIAA『登山総合ハンドブック』の出版依頼を出し、出版される契機をつくる。翻訳依頼を受けるが、固辞。
以後、クライミング教育の不在により、僻地と言える九州でのクライミング環境の悪さに、クライミング自体をあきらめ、クライミングによる地域おこし活動へ、活動内容をシフトする。
■ ここから
2017年 クライミングによる地域おこしに取り組みを開始する
・積雪期登山ガイドステージ2を取得 筆記試験・実技試験 合格
2018年 岩根山荘でアルバイトし、川上村について知識を得る
カウチサーフホストを実践し、外国人(クライマー含む)のゲスト対応。
同時に、福岡市公認・観光ガイドを個人事業主として行う
スタートアップ福岡に参加し、起業プランを練り始める
このころより、クライミングによる地域おこしについてフィジビリティスタディ開始。
2019年
ゲストハウス天空の茶屋敷でゲストハウスキーパーを行う
TheCrag.com ウルフからの依頼で、日本で唯一の翻訳者となる
3月 岸良クラックで肉離れし、クライミングできなくなる。
9月12日 膝を亜脱臼し、登れなくなる(3年)。
2020年
九州で普及しているカットアンカーが、現代では不適切なボルトであることが判明し、JFAが協力に来てくれる。日向神でリボルトが行われる。
https://allnevery.blogspot.com/2021/04/21.html
・岩とお友達になる会を発足し、子供たちに体験クライミングを行う無償活動を行う
・大分八面にクライミングによる地域おこしを提案する
・熊本五木村にクライミングによる地域おこしを提案する
・農業を覚えるため、マキイ農園で農業のアルバイトをスタート
2021年 農業研修に参加し長崎県大村市で、クライミングによる地域おこし提案を行う
https://allnevery.blogspot.com/2021/02/blog-post_2.html
林業就業者支援講習に参加し、自伐型林業×クライミングの可能性を打診する
宮崎県延岡市・日之影町にクライミングによる地域おこしの提案を行う
https://allnevery.blogspot.com/2021/11/blog-post_7.html
日本フリークライミング協会の奥村さんがビレイ講習をしてくれる
2022年 2月、うつ病発症し、一年あしぶみ。栄養療法に取り組む。
・和歌山県色川地区に農業研修に出かけ、南裏健康さんの幼馴染の方と知り合いになる
ニワトリのトサツを経験させてもらう
・天草に牛・豚の放牧の勉強に出かける。だるま放牧豚さん。
・3月悪性貧血によるうつ病を発症
・11月 熊本水上村にてログハウスビルド講習会に参加する (国産材の用途開発)
・1月 奥村講習2度目 たぐり落ちのキャッチ
2023年 うつ病治療のため、分子栄養学を学び、ONE(Orthomoleculer Nutrition Expert)を取得する。以後、栄養相談窓口開設。
2月 北海道・旭川および下川町へクライマーがやっているゲストハウスを視察に行く
3月1日 アキレス腱断裂。一年のリハビリ期間を余儀なくされる。
水泳を習い、フラッシュバック(トラウマ)を克服する
心理療法を勉強し、トラウマについての知見を深める。
2024年 立山で夏山小屋バイトを行う。9月、瑞牆に空き屋を見つける。
9月 さかさま不動産より大家さん発見の連絡をもらう
10月 プチMBAに参加中。
■ 当方の共同生活経験
・学生寮にて7名の女性同士での共同生活経験(自炊、トイレ、バス共同)
・アメリカサンフランシスコ郊外での住み込みバイト経験
・アメリカサンフランシスコ市内でのシェアハウス経験(6か所、含むゲイ・レズビアンとの共同生活。高齢者・子供)
・オーストラリア・メルボルンでのシェアハウス経験(水彩画アーティストの家など3か所)
・東京・中野でのシェアハウス経験 個室&女性
・Wwoofにて共同生活経験
・夏山小屋バイト(五竜山荘・大日小屋 個室なし)
・ゲストハウス運営(天空の茶屋敷)
・ラオスグリーンクライマーズホーム ドミトリー
・台湾 The Bivy ドミトリー
・その他:車中泊、無人小屋、雪中テント泊など…女子にしては大概のところで泊まれます
■ 空き家再生系の勉強
このほか、以下の空き家再生系の勉強も行っています。
1)5年にわたる不動産の監視と勉強(含、山梨時代)
2)空き家プロジェクトIn福岡でのセミナー参加
3)建築不可物件再生セミナーへの参加
4)地域おこし協力隊 募集要項を規定するコンサルタント集団の勉強会参加
5)八女のゲストハウスでのアルバイト
6)岩根でのアルバイト
7)不登校の子どもの支援をしているまさみさんとの出会い(地方移住経験11回)
8)エンジョイワークスでの空き家再生プロデューサー講座への参加
9)空き家レンジャーへの参加
10)当方の空堀の転勤留守宅の活用の試み
■ 提案リスト
https://allnevery.blogspot.com/2023/06/blog-post_34.html
ずいぶん長い道のりを来ました。
ここまで、無給&無休で働いてきた気がします。途中、怪我により、クライミングそのものができなくなり、栄養療法や水泳によるリハビリ期間などを経て、心理療法のカウンセリングを受けることになりました。これまで、活動にトータルで約300万円ほど出費しているのではないかと思います。
■ トラウマ、脱臼、アキレス腱、鬱病…数々の試練を乗り越えて
言語獲得以前の幼少期に父親に水に突き落とされ溺死しかけたことがクライミングによってフラッシュバックで蘇るようになり、考えの浅さにより、他者を命の危険に陥れるという、”未熟な男性性”を持った男性に対して、”強烈な怒り”を未解決の感情として、持っていたのが原因で、逆にそのような人を投影、シャドーとして引きよせることになり、クライミングをきちんと教えていないクライミング界全体に対して、非常に強い憤りを感じ、そのことが、夢の実現の障害、となっていたことが判明しました。
カットアンカーは、もはや古く、グージョンが今では主流だということについて教えに来てくれた井上大助さんを始め、現代のボルトについて論文を書いてくれた黒田ガイド、ビレイ講習を開催しに来てくれた奥村さん、また、屋久島にてクライミングによる地域おこしに取り組んでくれたジャンボさんや倉上さん、そして、リボルトしてくれた新田さん、また、最後にアルパインクライミング協会を立ち上げてくれた菊地さん…などなど、私個人のためではなく、ましてや私心のためではなく、クライミング界全体の福祉や公益のために立ち上がってくれた皆さまに感謝申し上げたいと思います。
現在も続々クライミング教育の不足を補う企画がたくさん出ているような気がします。
現在、当方のところには、見知らぬ外国人クライマーが、時折、クライミングすべきルートはどこか?とか、〇〇の岩場に行くが宿泊はどうしたらよいか?などの問い合わせが来ている状態です。”クライミングスチュアード”としての役割を初期の形態で担いつつあります。
当方ブログのいくつかある、英語記事は、そうした海外クライマー向けに書いたものです。
外国人クライマーたちは、確実に日本にクライミングに来たいと考えているでしょう。
ただ、日本の現状の岩場の状況ですと、スポートルートは、ボルトが40年前のままの岩場と新しいボルトの岩場の見分けが、外国人でなくても、日本人の新人クライマーでも、つきづらく、案内人なしのゲレンデクライミングは考えにくく、ジム上がりクライマーにとっても、ラオスの岩場のように普通にリードで取りつくことがお勧めできる岩場は、小豆島、程度でしょう。(まだ行ったことがないですが)
また、日本のグレーディングが海外と比べて格段にばらついている、という事情が、ボルトが、たとえよくても、気楽にとりつけない事情となっています。5.9ではじかれるのは、ランナウトが普通に起こっているためです。少なくとも日向神では5.9、ヨセミテ仕込みとかいう普通の外国人クライマーは登れませんでした。
ボルダーは万人に薦められるものの、岩そのものが見つけにくいという問題があります。こちらも案内人(スチュワード)を職業として確立するほうが、良いかもしれません。
スポートルートの岩場のボルトの現状は一朝一夕には変わる見込みはありません。
以上のような理由から、外国人が仮に登りに来る、という場合は、まずは上級のクライマーからというのが、事故を防ぎつつ外国人に日本の岩場の良さを知ってもらうには、良い一つ目のステップだと思います。
上級者のトラッドクライマーであれば、ボルトは不要で、事故も少ないのではないでしょうか?
というので、日本を代表するトラッドの岩場として、また、トラッドの登攀に関する厳しいクライミング倫理観を持つ岩場として、瑞牆は、良い取り組み先ではないかと思っています。
瑞牆からのスタートを計画しています。
FBより引用
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《遭難分科会講演会のお知らせ》(再掲)
講演会が2日後になりましたので再掲します。
2024年12月21日(土曜日)13時より遭難分科会オンライン講演会を行います。
会員以外のかたにも公開しますので、興味のあるかたはご視聴ください。
講演 13~14時予定
嶌田 聡氏(日本アルパインガイド協会会長、日本山岳検定協会会長)
「登山者向けの主体的な学びの場の創出」
視聴をご希望のかたは、ポスターのQRコード、または以下にアクセスしてご視聴ください。
https://x.gd/WorRw
■ 田舎からの敵意への恐怖
だいぶ、色々、何が問題なのかはっきりしてきました。
対立の渦中に落ち、いわれのない敵意をもたれることへの恐怖
が、クライミングによる地域おこし、へ、一人で立ち向かえない、という理由です。
誰かと一緒に、いわば、仲間と一緒に立ち向かいたい。
理由は、
田舎の人の、いわれのない敵意を向けられるのが嫌だから。
あからさまなぼったくり、とか、山梨時代もありました。住んでる人でも、です。
■ 男性からのいわれのない敵意
男性の劣等感による、女性への攻撃、の実態も怖い。
特に英語が話せる女性に対しては、敵意むき出しだったりする。
劣等感にかられた男性は、どんなことでもやりますよね…
そして、田舎の男性には、こういうタイプは、とても多い…。
参考:https://youtu.be/waeQXdmqAw0?si=eL4uCwVvhyppZECK
■ 事実に基づかない敵意を田舎の人は幻想として持っている
山梨にいたころ、山梨県民の自意識が、「わが県はコメができないから貧乏」という…それ何百年前?という、時代錯誤した自意識であることに驚きました…。
石高が国力だった時代はとっくの昔に過去のもの。信玄さんの時代で認知…成功体験…が止まっていました…
現実は、山梨は地方都市として見れば大変有利で、日本第一の都市どころか、世界のトップ都市である、東京の隣に位置し、都市機能は東京に任せておけばよく、富士山という巨大な観光収入源以外にも、八ヶ岳、甲斐駒、南アルプス、三つ峠、ワインツーリズム、観光産業以外にも、シャトレーゼ、ぶどう、もも、チェリー、ワイン、サントリー、東京エレクトロンに、国母工業団地と、産業はいっぱいあるのですが、ないのは、分かち合い…。
実際、内需という意味では当然、地方都市は弱いので、地元商店は競争に負け、県庁と市役所だけが一人勝ちみたいな構造なんですよね…。
結局、民間の小規模事業者…一般の小売店など…は、お客の奪い合いが頭の念頭にあるのではないか?な感じでした…。
一方、山梨県は豊かな県だということに気が付いた人はそれを黙っている感じでした。バレるとみんな来ちゃうから…って感じかなぁ。
特に山をする人やクライマーにとっては山梨は登り三昧できます。
■ 実際はスローライフ可能
実際は、山梨の人のほうが、都会の大阪の人より、豊かなんではないかなぁ… のんびり生きている、という面では、確実に山梨県民の勝ちでした。田舎の人のほうが幸せそうです。
家族生活という意味でも、二世代同居は当然で、3世代も珍しくない。若い人の所得は低いですが、可処分所得は大きい、です。親と同居なので、お給料自体が低くても、使えるお金自体は多い。お給料全体がお小遣い、だからです。
山梨県民曰く「おんなが働かないといけない世界」ということでしたが、その前提は、女が働かないで生きていけるのが当然、という前提ですよね? その前提は、都会にはないです。なので、そのセリフに驚きました。
都会の女性は、”自立”、が、当然の ”権利” としてある感じでした。
たぶん、”働かないこと”が”権利”である、田舎とは、認知が全く逆でした。都会では失われてしまったサポートがまだあり、「女性が働くことが可能なくらい、サポートがまだある世界」だけど、働かないのが権利って感じでした…。
都会では核家族で、母親が近くにいない女性でお勤めを持っている人が一番大変です。子供がいたら不可能だよなぁ。
まぁ、要するに都会の女性の現実を知らないと思った。
山岳会の男性にも、この認知の違いで、子供がいないことをわがままだ、認定され、責められたことがありました…。
その方、子供が6人もいて、自分を被害者だと思っているようでしたが…普通6人子供を作る前に気が付くよなぁ…。そもそも、子だくさんは、全生物にとって繁栄の証ですから、子供が多くて大変って、認知が違うと思いました。
現代は、そんなに大勢の子供を持つことができないから、今、少子化なんであって…。
大体そういう方は妻を憎んでいるようで、自分の子供を産んでくれた女性に感謝するというよりは、なんでポロポロ子供産むんだよ!みたいなノリでした。それはあなたが産ませたからでしょう…
都会の女性からすると、男性と同等に働いても、給与は半分で、家の中では女性が回すというのが、都会の女性が直面する現実だけどなぁ…。
実際、九州で、クライミングや山で、私の身に起こっていたことを顧みても、やはり、女性は、男性の7割の体力しかないのに、同じペースで歩くのが当然で、同じ重さの荷を担ぎ、九州では、なんと、さらにリード負担もあり、その上ビレイはダラリンで、その上さらに、運転負担も半分という… なんか、女性蔑視&女性を狙った不平等条約のような気がしたよなぁ…。
まぁ、済んだことはさておいて。
…というので、九州では、世間の事情に、大変、驚いたのでした。
生活実感としては、山梨県は大変豊かで、ワークライフバランスは都会より良く、24時間働けますか?は、要求されていない。
クライマーではなくても、引っ越していく価値があると思いました。
全国的に、田舎のほうが、日本社会は暮らしやすく、田舎の良いところは都会にある競争がない、ということだと思います。
田舎にいる若者は、二度と都会に出て行きたくないと言っています(笑)。
■ 田舎の人はぼっていい対象(仲間じゃない人)を探している
ただ、田舎の中でも、よく選ばないと、都会から移住してきている=仲間じゃないから、ぼっていい奴という公式が田舎の人の側の頭に出来上がっていることが多い。
田舎ではない福岡くらいでも同じでした。とにかくどこへ行っても新参者というのは、ぼられる。これは、アメリカ社会とは真逆の現象です。アメリカは新参者に親切。
今日は、大阪で、ズボンを縫って、ランチを食べました。
ランチ 800円。 空堀商店街の住民の友達のおかげで、予約なしで入れない店なのに、入れてもらえた。今は大阪に一時帰国中ですが、幸せが戻ってきた…。
大阪で仲間に便宜を図ってもらえている感に反し、福岡では、
・誰も私の幸福について考えてくれていない感じ
・たぶん、ぼられそうになっている感じ
がしました…
なんか、奪われる一方のような…。それは、私の幻想か?と思って、いろいろ異なることを試してみたけど…。
アシュタンガヨガ、自然農、自伐型林業、竹細工、絵画教室、テニス、水泳… なかなか心を注ぐ対象が見つけられなかったです。
たぶん、なんか競争っぽいんですよねぇ…九州って。必要ないところで、競争。
特にスポーツ業界ではぼられた。テニスでも、ぼられたしなぁ…。テニスの件にしても、クライミングの件にしても、男性の劣等感、が根底にあるのは確実にそうだと思った。
助けてくれたのは女性たちで、水泳の先生は素晴らしい先生でした。
■ 指導者として素晴らしい人がいないのかも?
あの手この手で、水恐怖症の大人に対する指導ドリルを考えてくれ、指導者としてのランクは超一流でした。最初から泳げる人を指導するのは楽で、水恐怖症の人を指導するのは大変です。
クライミング界は、最初からクライミングが楽しくて何も教えないで登れる人を指導するばかりで、登れない人を指導できる上級クラスの指導者がいない。
しかも、男尊女卑>指導者としての実力、なので、そういう素晴らしい指導者である女性の先生が、何も教えていない、他の男性指導者よりも虐げられているのが九州でした。
これは、濃度の問題で、多かれ少なかれ、日本国の特徴です。そこに目を付けたのが外資で、都会では大体有能な女性は、外資に引っ張りだこになります。日本社会では芽が出せないからです。日本社会では、能力主義は定着していないです。
そんなこんな、競争的で、悪意に満ちた環境の九州の家父長制&男尊女卑社会から、大阪に戻ってきたら、幸せ感が戻ってきました。
福岡では、図書館の近くにあるというメリットあるので、なかなか福岡を出るに出れないでいる理由でしたが、図書館&山という生活は、甲府に適応したライフスタイルでした。
もともと、大阪では、バレエ生活していましたが、20年ぶりに大阪に戻り、バレエ生活ではなく、スケート生活かもしれないと思い始めました。
福岡では、自然農もしてみました。自然農は、自分の菜園を持っていないと、継続は難しいです。
■ ウィンタースポーツ
昨日は、久しぶりに何の予定もない日で、近くの真田山アイススケートリンクに、アイススケートに行きましたが、なんか、誰もおらず、定年後と思しきおじさんと私だけ。これで採算とれるのかしら?な施設でした。
ウィンタースポーツが好きだということに確信。冷たい空気の中、運動するのが好きなんです…。暑いの苦手。もう、純粋に、好き嫌いというか、体質の問題なのでしょう。
そういう意味でも九州にいるとつらいのです。だから、雪の山が大好きだし、アイスクライミングが好きだったのです。寒い国に移住したいくらいです。
私は脂肪の断熱材が厚いので、寒さが気にならないのかも(笑)?
久しぶりに自分が満たされたので、なんだか、だいぶ心も軽く、将来の見通し?も明るく感じられました。
スケートは前から好きでした。高校生のころ、阿蘇まで滑りに行ったくらいでした。
そして、最近は、良い絵の先生も見つけたので…その面でもラッキー。
初作品。どうです?うまく描けました。デッサンから早く抜け出たい…創造力を開花させたい。■ アクセス問題解決のための専門団体がない
JFAにまかせっこっきりで、ババ引きのババを引いたような状態になっているJFA…超気の毒。
https://youtu.be/e0PEEyvPZtE?si=99EjcoPmkSOI-yd6 より引用
アレックスオノルド君を招待した、世界的クライマーの平山ユージさんが、アレックス君と話をしている動画、アレックス君の回答が、冷静かつ適切で、
そうだよなぁ、誰だって、そう思うよなぁ…
って内容です。それこそ、まさにコンサルタントだとかカウンセラーだとかがやることです。
まっとうな指摘
ミスターFixって言葉がありますが、問題解決屋って意味ですが、日本では、コンサルタントは問題を解決する人ってことになっていますが、現実的には問題を解決できる人は、いません。コンサルタントは当事者じゃないですから。カウンセラーも当事者じゃない。
だから、なんとかしてー!と泣きつかれても… こうすれば、こうなるっていうアドバイスはできるけど、それ以外はできません。
日本のクライミング界に必要なのは、まさにこれ…
現実を見つめて、受け入れること、きちんと問題を直視すること…
です。
現実問題、日本の岩場のグレーディングって、なんかヘンテコなことになっています…。
■ スポーツ、スポート、石灰岩、花崗岩、アルパイン、ぜんぶデシマルで統一しようとするから無理が出るのでは?
インドアの人工壁もデシマル、
アウトドアのボルトのスポートルートもデシマル
トラッドもデシマル
アルパインのピッチグレードもデシマル…
これだから、変なことになるのでは?
日本独自グレードの、ボルダーの段級システムは、段クライマーと級クライマーのグループ分けを作る結果になったけど、実際はVグレードは一続き…
段級も、議論の多いところですが、それで事故の火種になるか?というと別にならないので、優先度としては低くていいのでしょう。
それより、一般的にジムでスタートする現代のクライマーが、アウトドアのクライミングにデビューした途端に、事故る羽目になる、という現状は、早急に変えないと、クライミング界自体の首を絞めることになる。
■ そもそも、クライミング教育自体がしょぼい問題
そもそも、日本ではクライミング教育がしょぼいというのが諸悪の根源です。
次にグレードが大混乱しており、グレードを参考にして初心者が安全に外岩に取りつくことができない
その上、それが改善される見込みは、ほとんどない
ここまでが、根本的な問題。
ここから先は、これからは派生した問題で
これらの根本的な問題が、問題解決を放棄された結果、
海外岩場に登りに行くしか、初心者が、トップロープを排除して、グレードを上げて行ける作戦がない
っていうのが派生した事柄。
そのために、海外クライミングに行く人に嫉妬の嵐が起きる。っていう現象がさらに派生する。
結局、岩そのものの問題というよりは、
人間の側が作り出した問題
である。
■ ジム上がりのクライマーの終着点はどこなのだろうか?
だぶついたジム上がりクライマー人口は、どう今後、昇華されていくのだろうか…?
ただ5段登れます~ ってだけで、岩場の周りをうろついているだけで終わるのだろうか?
外岩に気楽に登りに行ける立場の人は、嫉妬の大攻撃にさらされているような気がするんだが…
話がそれたが、クライミング界の問題点は、クライミング界で解決してもらいたいのですが、私はユージさんとほぼほぼ同じ意見です。
作戦的にも少し外国人を入れると、内部でアルパインの人とフリークライミングの人がいがみ合っている状況から、目が覚めて、
え?!こんなことでいがみ合っている場合じゃない!
未来を見て対策しよう!
となると思います。
コンペビレイと、外岩ビレイは全く違うというだけでなく、
コンペのビレイを外岩でしたら危険
です。
ビレイ講習会に誘ったら、
オリンピックで習ってきたから
というので、ビレイを教わる必要はないという返事をもらったことがあったんだが…
その返事を聞いて…えー分かっていなーい!と思って青くなったワタクシ…
なんで、みんなが分からないのか?謎。
外岩のビレイはホントに悩ましい問題で、新人さんはもちろんビレイは信頼できないし、かといってベテランは、新人より言うこと聞かない分たちが悪いくらいなレベル感でだらりんで…座ってビレイする人もいるくらいで、
かといって、人工壁なしでは、ビレイの練習はできない…という悩ましい問題なのです。
結論、一人で登ります~になる人もいる。
あの小川山でリードソロをしていて墜落したおじさんは、大丈夫だったんだろうか…
事故を起こしても、普通のクライマーなら報告しないよなぁ…
だから、実際に報告されているより、実態の事故数は多いはずだ。
■ グロービスの山中さんにクライミングによる地域おこしのアイディアを聞いてもらった
その感想。うーむ。
やっとダメクライマー集団に対して、赤ん坊の私を殺しかけた父親の投影による、怒りを感じずに、冷静にビジネスだけの話ができるようになってきたかもしれないが…、やっぱり、正常な脳みその山中講師が一緒に考えてくれたとしても…
地域おこし協力隊
の仕組みを使うしかない…とやっぱり、山中講師すら、考えたようだ。
だよなぁ…。
これは、今参加しているプチMBAコースでも同じで、キャリコンで、私の起業の計画を話したときに、切れっ切れっの頭脳を持っているMBA取得者の女性講師が、全く私の思考回路と同じ結論に達したので…
つまり、行き詰まり感…って意味だが…
それで、ショックを感じたのだった…。実は。かなり堪えた。
どうやっても、これで、マネタイズして成り立つとは思えないのが、
クライミング × 地域おこし
なんですよね。だから、地域おこし協力隊の制度利用しか、収入のめどが立たない。
私が他の人に薦めるとしても、そう思うだろう…
■ よそ者イジメで有名な山梨県
しかし、地域おこし協力隊制度を使うことに抵抗感を覚える。なぜだろうか?
そもそも、北杜市とよそ者、が上手く行っていない事例が多数だから?
山中講師は事業の成功イメージとして、原村の事例を挙げてくれたが、実は原村も、現場では、軋轢の種で、地元では、よそ者が来て、地域を利用して、そして収益を上げて、地元の人には何も見返りがないようにすら、見えているかもしれない…って事例なんですよね。
移住者はゴミすら捨てれない…。
移住者への風当たりが強いのは、以上にプライドが高くなっている田舎あるあるで、都会の人が思うより、田舎の人たちの、都会コンプレックスの根は深い。
着ている洋服だけでも、そのコンプレックスを刺激するし、例えば、私がバイトしていた川上村のバイト先では、ユニクロなどで身を守る必要があった… 羨ましがられると衣類ですら盗難にあう。
都会の移住者が安全のためとかで、車の良いの…Rav4の新車とか…乗ってしまうと、むしろ悪目立ちしてしまうだろう…と買う前から分かる感じというか…一番いいのは、軽トラです。どこに停めても怪しまれない(笑)。
どこの誰のものか分からない県外ナンバーの車が一晩泊まっているだけで、その集落で一瞬で噂になり、集落の全員が警戒モードに入る…っていうのが田舎の現実なんですよね。
このような、
我々とよそ者、という二項対立を外すにはどうしたらいいのだろうか?
■ 恐怖
そして、そのよそ者排他の感情と対峙するのが、私は怖い。
というのは、すでに痛い目に合った経験が豊富だからだ。
すでに山梨時代に、”よそ者”としてぼられた経験いっぱいあるからかなぁ…
アウトドアアドベンチャーツーリズムは75兆円市場なんだがな。
地元に生まれた人が、クライミングによるアウトドアアドベンチャーツーリズム開発の可能性に気が付いて、地元に生まれた人が、自分の地域を起こせれば、一番いいんだけど…。
そうなっていないのが、問題と言えば問題なのか…
とはいえ、山梨には有能な若者が一杯いるはずなんだけど。
…ということで、結局、苦悩は深くなったのだった…。
私の自己犠牲感は、地域おこし協力隊に私が就任したら、深くなるだろう…。なんせ、私はグローバルな人で、田舎の封建主義とは、まっこう価値観正反対です…家父長制って、もう、かけらも価値を感じらない… 九州に来て、その傾向はさらに強まりました。
そりゃそうだ… ビレイすらできない体たらくを見せつけられたら…誰だってそうなるだろう。
美しい山に登れるというご褒美もなく、どこまで頑張っても出口がない…と感じている■ オピニオンリーダーが現実を受け入れ始めた?
古い山ヤやクライマーの抵抗感は、私も分かりますよ? 私だって、そんなことまで教わっていないでも分かったぞ?とか思いますよ…最近の若者の無知具合には…。
レベル低下。
一言でいえば、そうなりますが…。
しかし、レベル低下した相手を責めても、そこから現実は動かないのだし…。
結局、新しい現実に適応していくしかない、と思います。
ーーーーーー東秀機さんの投稿 FBより引用ーーーーーーーーー
ジムグレードと岩場グレードの乖離について
いまロクスノの岩場のルートに対してグレードの指標となるため、「テストピース」となるべきルートとそのグレードを選定しようという企画が進んでいるようです。これは素晴らしい着想だと思いますし、大いに奨励すべきだと思います。指標となるルートがあれば、新しいルートを作ってもそのテストピースのルートと対照して、正しいグレードを当てはめられると思います。
ところでクライミングルートのグレードに関してですが、岩場グレードとジムでのグレードとの乖離が大きくなっているのが現状です。全体的にはリードルートは甘く、ボルダールートは難しめのグレードになっています。これに対して「領分が違うから気にしなくてもいいのではないか」という考えもあるかもしれません。
ただしジムで5.11を登るクライマーが岩場でもそのグレードを登れると過信すると危険です。例えば現在のジムでの5.10bはウォーミングアップ的なルートになりますが、小川山では「ブラック&ホワイト」がそれに相当します。このルートはジムで5.12を登るクライマーでも容易に落とせないルートといわれています。
この乖離のため、岩場初心者が安易に取りつくとグラウンドホールする危険性もあります。またジムで5.11c(岩場では10d程度)を登るクライマーが、岩場で同じグレードでのランナウトしたルートに取りつくとケガをするおそれがあります。
岩場で事故を起こしても小川山や備中のように市民権を得ているエリアなら存続できる可能性があります。ただし徳島の慈眼寺では一回の死亡事故で岩場は立入禁止となり、奈良の柏木では長い期間登攀禁止(今は関係者の献身的な注力で復活)となったように事故は絶対に回避すべき要素です。
現状ではほとんどの方がジムでクライミングを始めています。このためジムと岩場のグレードの乖離に対しても、新しいエリアでのグレーディングはジムグレードに引っ張られる傾向が考えられます。
以下は最近私が開拓したエリアの例です。
・ここ10年以内にルート開拓した岩場は市街地からほど近く、オープンにすれば多くのクライマーが訪れることが予想されました。
・この岩場は地形的にやさしめのルートが多く、初心者から中級者を対象にしたエリアになります。
・岩場は半世紀以上前には多くのクライマーに利用されていましたが、その後、訪れるクライマーがいなくなっていました。岩はハーケンやリングボルトがたくさん残っている「人工登攀の時代の岩場」でした。そのため再整備したような状況です。
・昔は地権者からも認められていたようですが、現在では地権者の代替わりや未登記、またはダム計画(途中で中止)の用地買収のため、再度許可を頂くのは困難な状況です。(ただし再開拓して10年くらい過ぎても特にトラブルはありません)
・それでもそのエリアでケガや死亡事故が続くと登攀禁止になる可能性があります。
私は岩場グレードを引き継いでグレード設定をしたのですが、家内は「ジムのグレードに対して辛すぎる」と言いました。そのため近年のクライマーはジムでクライミングを始めることを鑑み、最近開拓した登攀許可が曖昧なエリア、もしくはレスキュー困難なエリアではジムグレードに迎合した難易度をつける傾向にならざるを得なくなっています。またケガを避けるため、ボルト間隔を短くしています。さらに終了点での「結び替え」をしなくてもいいように「カラビナ製終了点製品」を設置しています。これは高額なため悩みますが、結び替えミスは死亡事故に直結しますので、金額には代えがたいものとして提供しています。
このリードルートのグレードが甘い傾向は5.11台以下のルートが顕著で、5.12後半からは岩場グレードに近くなっています。しかし初心者レベル程、経験数が少なく、岩場でのケガにつながるのであれば良い風潮とはいえません。
リードジムのルートが岩場に対してグレードが甘めであることは、ジム側にとっては「お客さんが喜んでくれる=増客・増収」という図式があるかもしれません。ただしそれは岩場でクライマーを危険にさらす要素に結び付くことも考えられます。
またクライマーも現状では「ジムグレードと岩場グレードは違ったものである」ということをよく理解して、慎重・自重を規する必要があると思います。
ーーーーーーーーーーーーーー 太字当方
■ ジムグレードを辛くしたらどうでしょう…
思ったこと。
ジムグレードが易しすぎるのでは???
今、私は大阪で、二つ三つ、ジムに行ってみたのですが、外岩派のジムではグレード辛いです。ヒグラシさんでは、7級でムーブ必要。
別のジムでは、6級でやっとムーブ出て来るかなぁ。まぁ私は怪我のリハビリなので、易しいのがいっぱいあるほうが好都合なのですが。
ニシキタウォールでは、一瞬で張りましたが、それくらい張り合いがないと…みたいな感じも一方でありました。岩場では、ニシキタくらい攻めている感じです。
ラオスでは、エンジョイクライミングなので別に攻めていませんでしたし、それが良くて成長したんですが…。
確かにジムのほうが、グレードに対する調整は楽なので、ジムグレードを一斉に難しくしたらいいのではないですかね?
7級にもっと幅を持たせるとか…。私の感覚では、7級で5.8ですが。その辺は私はクライミング経験値が浅いので当てになりません。
■ 知識を授かるポイント(機会)はどこ?
しかし、岩場のグレードとジムのグレードが異なる、という知識は、今の新人クライマーは、どこで授かるのでしょう?
そのポイント自体が存在しない…
山岳会にも行かないし、ロクスノも読まないし…本を読まないでしょう、最近の人は。
というのが問題のそもそもの始まりなのでは?
クライミング、
という一言で何もかもを片付けてしまうので、今の人はクライミングと言ったら、
「あ、あのカラフルなやつを登るのね!」
10人中9人が返事します。それって人工壁でしょうし、それってクライミングの一形態に過ぎないボルダリングって奴。
全然言っている内容が、いわゆる外を登るロッククライミングを指していません。
ので、クライマーに対するイメージも異なり、私のほうが高度な山を登っているんですけど…3級しか登れないのに2段をノーマットみたいな初心者クライマーが下に見てきます…。
結局、グレードがあると、それで一直線に序列ができると思っているのが、人間の先入観なのです。
同じことで、ボルダリングという言葉を使わずにクライミングという一言でまとめてしまうから、人は同じものだと先入観で思ってしまいます。
用語の混乱とか、グレードの混乱とか、業界全体で取り組まないと、改善されない。
登山で、山に登りましたっていうのだって、I climbed a mountainで、登る、って言いますけど、登山で出てくる”登る”、は、クライミングで言う”登る”、には入っていませんから!!!
普通の2時間の歩くだけ遊歩道のハイキングの山しか登れない、おばちゃん登山者に対抗意識、燃やされたりして、びっくりします。
ロープが出る山、っていうのは、みんな、やっていないのに、同じ動詞の、
登る
を使うんですよ。クライミングの山と歩くだけのスキルで完結できる山は、全く別の”登る”です。
そこの誤解を登山界も、クライミング界も解かずに、誤解に便乗して、
すごいですねー
って言われて気分良く過ごして40年たっているんでは?
■ 山岳会衰退の理由=山岳会が陥っていた仕組み
こちらのカープマントライアングルの解説の引用より、
用語の置き換えにて、ケースを検討しています。
https://www.balancedgrowth.co.jp/column/dramatriangle.php
ドラマを演じている状況は慣れ親しんだ場所。1次プロセスです。ここは居心地の良い場所です。
ドラマを演じている場所 → 山岳会
迫害者(=山岳会・先輩)はパワーを駆使して犠牲者(新人・後輩・未組織登山者)を下に落とし込むことで、自分の存在意義を確認でき、自尊心を満たします。
救済者(=山岳会・先輩・あるいは登山ガイド、クライミングガイド)は正義の味方として振る舞う自分にOKを出すことができます。
犠牲者(=山岳会・新人・後輩)は、救済者(=山岳会・先輩・あるいは登山ガイド、クライミングガイド)から気づかってもらえますし、ダメ人間を演じつづければ本質的な努力をしないで済むメリットがあります。
そして、3つの役割全てに言えることは、
オープンな本当のコミュニケーションを避けることができます。
本当の自分を勇気をもって見つめ、それに従って他者との意思疎通を行うのは、大変なエネルギーを必要とします。
一方で、ドラマトライアングルのどれかの役割を演じるのは、とても楽なことです。
これらの沢山のメリット、すなわち:
・慣れている
・相手に能力がないことで自分の能力が相対的に高く見え、自尊心を満たせる
・正義の味方になれる
・本当の努力をしないで済む
・本当のコミュニケーションを避ける
・エネルギーが節約できる
を手放すことがエッジとなり、多くの場合はドラマを継続してしまう(1次プロセスに留まりつづける)ことになります。
一方で、ドラマを演じ続けてはいけないことは、多くの人たちが薄々は気が付いています。そこから現れ出ようとしている2次プロセスとは何でしょうか。
今までは、逃げていた(避けていた)「本当の自分に向きあうこと」が始まります。
■ ここまで読んで、登山界、クライミング界の課題は何か?
・本当の自分に向き合うこと
=山岳会自体のレベル低下
=アルパインルートの荒廃
=クライミング教育の不在
=しょうもない事故の多発
=トンデモボルトなどのその他、不祥事
■ 王様は裸だ!
という役目がワタクシに…(涙)
ああ、大変でした…。
日本人は勤勉ですから、取り組みさえスタートすれば、あっという間に治りそうですけど!
■ 解消法 エンプティチェア療法
相手の立場に立ってみるという心理療法です。
各自に「なぜそのロールをとっているのか?」について考え、気づいてもらう
ここでは、自分以外のロールをとってワークしてみることが有効です。「被害者の椅子」「迫害者の机」といった具合に、3つの異なる場所を明確に定め、その間を当人たちに動いてもらうことが必須です。以下のような気づきが起きるでしょう。
<今まで新人・未組織登山者・後輩だった人>
山岳会の先輩(クライミング上位組織)のロールをとると:楽でパワフルだ。事故は、全部新人のせい(=自己責任)にすればよいのだ。
(先輩、登山ガイド・クライミングガイド)ロールをとると:楽だ。良い人になって心地よい
<今まで山岳会や先輩だった人>
新人・未組織登山者・後輩 ロールをとると:こんなに窮屈なのか。想像もしてなかった。頭が真っ白だ。
先輩・クライミングガイドなどのロールをとると:山岳会・先輩の人は怖い。この役割は安全だ。心地よい
<今まで先輩・クライミングガイド、登山ガイドだった人>
新人・後輩・未組織登山者ロールをとると:予想していたけど、それ以上につらい。
山岳会・先輩、上位山岳団体ロールをとると:パワフルだけど、うしろめたい。
■ 装備に不備があると、凍傷になります
当方が、冬山(雪山)デビュー時に通った山です。一年で3回、4回と同じ山に通う、というのが、冬季登攀デビューにおすすめの手法です。
未知の要素が多すぎると、アップアップになりますので、同じ山に通えば、雪質の違い、天候によって変えるべき行動の差…など、経験値を貯めることができます。
八ヶ岳独得、八ヶ岳固有のリスク、を知る、ということが経験値の中身です。
山小屋で歓談することで、他の登山者から、教えてもらったり、自分で経験することで、よく知ることができます。
ここがスタートで |
装備に不備があると一発で凍傷の可能性があります。ので、事前に山道具屋さんで、相談して、最初は
ビビり過ぎ
位で行ってもOKです。徐々に過剰装備が外れて行きます。
逆に、良くないのは、過小装備です。6本爪アイゼンで行けるよ、などと言いがちですが、どうせステップアップしたら買いなおしになります。きちんとしたアイゼンを求めましょう。
靴も同じで、シングルのブーツでも行けますが、富士山へ行く軽登山靴ではさすがに無理です。
■ こうなった…第一ラウンド終了
これがゴールでした(笑)第一ラウンド
北八ヶ岳で雪の山に憧れて、独学でスタートした私の山は、神津牧場のアイスリードで、終了しました。
八ヶ岳のアイスクライミングのルートも、いくつか行きましたが、そのうちのいくつかは、この天狗岳に、初心者さん、お上りさんで、登っていた時代に、他の宿泊者から教えてもらったルートです。
それらへ行く中で、工夫して独学し、これ以上高度な山に行くには、独学では無理だ、と自覚して、山岳総合センターや都岳連の講習会に参加し、山岳会に所属しました。
その自覚自体が起きるためには?
自分の足で、ステップアップして行かないとだめなのです。
なんせ行きたいのは自分なんですから… ほかの人が連れて行ってくれるから行く、という山をやっていたら、凍傷で指がもげたら、その人のせいってことになりますが、こんな簡単な天狗岳程度でも、凍傷で下山する人も、います。
その自覚を一つ一つ作っていく、自分にとってのリスクに一つ一つ対処していく、それが、山における自信を作っていく源、です。
ロッククライミングも同じです。
自己顕示欲の山より、自分の足で作る山。楽しいですよ。本当の意味での自信もつきますし。