2024/12/13

【アルパイン】ルート整備について。アルパインのルート再生してもらいたいです。危なくて行けない。

日本アルパインクライミング協会の、いくつかの記事の感想です

https://www.alpine-climb.jp/post/thinking-about-alpine-climbing_03

■日本の残置”文化”?

アメリカでハーケンが抜かれまくったのは、もうクライミングの歴史の本に載るくらい前の話です。

どうも、この記事によると、日本では、2024年にやっと残置について、議論が始まり、もはや、ハーケンとボルトの区別すら、どうでもいい感じにボルト乱打状態になっているような???

アメリカ: ハーケン乱打時代 → 反省 → 抜く → ミニマムボルトへ 

と進まずに

ハーケン乱打時代 → ボルト乱打時代 → 今

と 日本は、来てしまったみたいです…

■ イギリスの考え方

「ナッツやフレンズ、スリングなどのみを使ってクリーンなスタイルで初登されたルートやピッチにボルトは設置されるべきではない」

「そのグレードを登れるクライマーがクリーンなスタイルで登れるであろうセクションにはボルトは設置しない」

「ルートの整備によって、そのルートの難易度が変更されるべきではない」

「初登者によって残された人工登攀が必要な箇所は、ルート整備後も人工登攀できるようにしておくべきである」

「ルート整備の際に使用される固定支点の数量は、もともとの数量よりも少なくすべきである。たとえば複数のピトンを1本のボルトに置き換えることもできる」

「ルートの整備は初登者の意志に反して行なわれるべきではない」


■ ルートの整備に、初登者の意思がどれくらい反映されるべきか?がポイント

何件も重大事故を起こしているのに、ボルトの配置を見直さない…という頑固な初登者がいてもいいのですが、その旨トポに警告していないとだめですよねぇ?

だって、

 初登者と、初めて岩場に来た人のコミュニケーションツールがトポ

なんですよ? 

 トポに書いていないことは、知らされていないこと。


知らされていないことで、自己責任って言われてもねぇ…


岩が欠けたのに、整備した人を責めるのは、お門違いと思いますが、5.9って書いてあって、5.9のスキルを持った人が、安全に登れないって、5.9じゃないって意味ですよね?


”俺には5.9”っていう粋がりを辞めないといけないんですよ。


5.9ってムーブ習得していなくても登れる、って意味だったけどなぁ、アイスでは。