■ アクセス問題解決のための専門団体がない
JFAにまかせっこっきりで、ババ引きのババを引いたような状態になっているJFA…超気の毒。
アレックスオノルド君を招待した、世界的クライマーの平山ユージさんが、アレックス君と話をしている動画、アレックス君の回答が、冷静かつ適切で、
そうだよなぁ、誰だって、そう思うよなぁ…
って内容です。それこそ、まさにコンサルタントだとかカウンセラーだとかがやることです。
まっとうな指摘
ミスターFixって言葉がありますが、問題解決屋って意味ですが、日本では、コンサルタントは問題を解決する人ってことになっていますが、現実的には問題を解決できる人は、いません。コンサルタントは当事者じゃないですから。カウンセラーも当事者じゃない。
だから、なんとかしてー!と泣きつかれても… こうすれば、こうなるっていうアドバイスはできるけど、それ以外はできません。
日本のクライミング界に必要なのは、まさにこれ…
現実を見つめて、受け入れること、きちんと問題を直視すること…
です。
現実問題、日本の岩場のグレーディングって、なんかヘンテコなことになっています…。
■ スポーツ、スポート、石灰岩、花崗岩、アルパイン、ぜんぶデシマルで統一しようとするから無理が出るのでは?
インドアの人工壁もデシマル、
アウトドアのボルトのスポートルートもデシマル
トラッドもデシマル
アルパインのピッチグレードもデシマル…
これだから、変なことになるのでは?
日本独自グレードの、ボルダーの段級システムは、段クライマーと級クライマーのグループ分けを作る結果になったけど、実際はVグレードは一続き…
段級も、議論の多いところですが、それで事故の火種になるか?というと別にならないので、優先度としては低くていいのでしょう。
それより、一般的にジムでスタートする現代のクライマーが、アウトドアのクライミングにデビューした途端に、事故る羽目になる、という現状は、早急に変えないと、クライミング界自体の首を絞めることになる。
■ そもそも、クライミング教育自体がしょぼい問題
そもそも、日本ではクライミング教育がしょぼいというのが諸悪の根源です。
次にグレードが大混乱しており、グレードを参考にして初心者が安全に外岩に取りつくことができない
その上、それが改善される見込みは、ほとんどない
ここまでが、根本的な問題。
ここから先は、これからは派生した問題で
これらの根本的な問題が、問題解決を放棄された結果、
海外岩場に登りに行くしか、初心者が、トップロープを排除して、グレードを上げて行ける作戦がない
っていうのが派生した事柄。
そのために、海外クライミングに行く人に嫉妬の嵐が起きる。っていう現象がさらに派生する。
結局、岩そのものの問題というよりは、
人間の側が作り出した問題
である。
■ ジム上がりのクライマーの終着点はどこなのだろうか?
だぶついたジム上がりクライマー人口は、どう今後、昇華されていくのだろうか…?
ただ5段登れます~ ってだけで、岩場の周りをうろついているだけで終わるのだろうか?
外岩に気楽に登りに行ける立場の人は、嫉妬の大攻撃にさらされているような気がするんだが…
話がそれたが、クライミング界の問題点は、クライミング界で解決してもらいたいのですが、私はユージさんとほぼほぼ同じ意見です。
作戦的にも少し外国人を入れると、内部でアルパインの人とフリークライミングの人がいがみ合っている状況から、目が覚めて、
え?!こんなことでいがみ合っている場合じゃない!
未来を見て対策しよう!
となると思います。