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2024/12/18

【日本のグレード混乱問題】アレックス君はコンサルタントですか?みたいな会話でした

 ■ アクセス問題解決のための専門団体がない

JFAにまかせっこっきりで、ババ引きのババを引いたような状態になっているJFA…超気の毒。


アレックスオノルド君を招待した、世界的クライマーの平山ユージさんが、アレックス君と話をしている動画、アレックス君の回答が、冷静かつ適切で、

 そうだよなぁ、誰だって、そう思うよなぁ…

って内容です。それこそ、まさにコンサルタントだとかカウンセラーだとかがやることです。

 まっとうな指摘

ミスターFixって言葉がありますが、問題解決屋って意味ですが、日本では、コンサルタントは問題を解決する人ってことになっていますが、現実的には問題を解決できる人は、いません。コンサルタントは当事者じゃないですから。カウンセラーも当事者じゃない。

だから、なんとかしてー!と泣きつかれても… こうすれば、こうなるっていうアドバイスはできるけど、それ以外はできません。

日本のクライミング界に必要なのは、まさにこれ…

 現実を見つめて、受け入れること、きちんと問題を直視すること…

です。

現実問題、日本の岩場のグレーディングって、なんかヘンテコなことになっています…。

■ スポーツ、スポート、石灰岩、花崗岩、アルパイン、ぜんぶデシマルで統一しようとするから無理が出るのでは?

インドアの人工壁もデシマル、

アウトドアのボルトのスポートルートもデシマル

トラッドもデシマル

アルパインのピッチグレードもデシマル…

これだから、変なことになるのでは?

日本独自グレードの、ボルダーの段級システムは、段クライマーと級クライマーのグループ分けを作る結果になったけど、実際はVグレードは一続き…

段級も、議論の多いところですが、それで事故の火種になるか?というと別にならないので、優先度としては低くていいのでしょう。

それより、一般的にジムでスタートする現代のクライマーが、アウトドアのクライミングにデビューした途端に、事故る羽目になる、という現状は、早急に変えないと、クライミング界自体の首を絞めることになる。

■ そもそも、クライミング教育自体がしょぼい問題

そもそも、日本ではクライミング教育がしょぼいというのが諸悪の根源です。

次にグレードが大混乱しており、グレードを参考にして初心者が安全に外岩に取りつくことができない

その上、それが改善される見込みは、ほとんどない

ここまでが、根本的な問題。

ここから先は、これからは派生した問題で

これらの根本的な問題が、問題解決を放棄された結果、

海外岩場に登りに行くしか、初心者が、トップロープを排除して、グレードを上げて行ける作戦がない

っていうのが派生した事柄。

そのために、海外クライミングに行く人に嫉妬の嵐が起きる。っていう現象がさらに派生する。

結局、岩そのものの問題というよりは、

 人間の側が作り出した問題

である。

■ ジム上がりのクライマーの終着点はどこなのだろうか?

だぶついたジム上がりクライマー人口は、どう今後、昇華されていくのだろうか…?

ただ5段登れます~ ってだけで、岩場の周りをうろついているだけで終わるのだろうか?

外岩に気楽に登りに行ける立場の人は、嫉妬の大攻撃にさらされているような気がするんだが…

話がそれたが、クライミング界の問題点は、クライミング界で解決してもらいたいのですが、私はユージさんとほぼほぼ同じ意見です。

作戦的にも少し外国人を入れると、内部でアルパインの人とフリークライミングの人がいがみ合っている状況から、目が覚めて、

 え?!こんなことでいがみ合っている場合じゃない!

 未来を見て対策しよう!

となると思います。

【日本のグレード混乱問題】アレックス君も日本のグレード変だと言ってた(汗)

■ Alex Honnold Japan Rock Trip

たぶん、ユージさんが頑張ってこういう動画を作っても、肝心の年配のオールドクライマーの誰も、見ない…見る能力がIT弱者過ぎて、能力自体がない、ってのが、問題な気がしないでもないが…

なんせ、佐久の師匠の家にも、電波自体が来ていなかったからなぁ…
日之影とか、佐久とは比べ物にならない、ドが着く田舎だったからなぁ…

だって福岡ですら、私の自然農の友達たちのIT弱者具合は… 私が大学生のころより遅れています。18歳からtelnetコマンドでEメール使っていますが、それと比べると、30年遅れ。
スマホですらメールできないです。

引退したクライマーが岩場と家の往復しかしない中、社会情勢を見ているか?Noでしょう。ロクスノを買うか?Noでしょう… たぶん、買わずに済ますためにロクスノに記事を書くんじゃないのかなぁ…

だからカットアンカーが使われなくなったことに40年気が付かないで済んでしまうわけなので…。

■ アレックス君も日本のグレーディングが変だと言ってるよ!

世界のアレックスが言っても、

 這っても黒豆

と同じことで、

 ここは日本だ、俺が神だ、俺がルールだってのが日本人クライマーの問題

としてありますよね…。

日本のグレードが大混乱しており、それが、初心者クライマーの事故につながっていることは、事実です。

私が九州に引っ越して7年で、当時から九州の支点はおかしいとか、日向神の5.9はヨセミテ上がりのアメリカ人軍人でも登れないよとか、指摘していますが、聞く耳を持たないクライミング界…

もうずいぶん前に、アレックス君が、世界のユージと、

 この状況は困ったねぇ…

と合意していたのでした…。私が、佐世保のアメリカ人を日向神で登らせなくても、ユージさんが同じことをしていたんでした…。(私を馬鹿にしたい勢力のために念を押しておきますが、私はオンサイトですから!同じ課題)

これは、日本クライミング界が、這っても黒豆 に陥っていることを指摘するため、行われたことです。

アレックス君は友情出演… 僕も変だと思うよ、ということです。

■ユージさんの作戦

外国人が日本に登りに来る
 
 ↓

アンビリーバボー!なにこれ!グレード変!

 ↓

やっぱりそうよね!と日本側が夢から醒める

 ↓

適正グレードが与えられる

 ↓

日本の岩場が正常化し、事故が減る

 ↓

日本のクライミングが栄える

です。

花崗岩のランナウトクライミングスタイルを石灰岩に持ち込んでいるってのが、もう…な感じですね。

大長征ルートって、一ピン目見えないほど遠かったですけど… あれ、インスボンなら、そもそもアプローチだろうと思いました。 同じ考えを日向神に適用しているのが、間違いの元なんでしょう。

アレックス君も、スペインとかギリシャが楽しく登れたそうです。エルキャップフリーソロするような人でもそうなのです。

俺の栄光にしがみついているおじいさんクライマーも、ラオス、行ってみたら、若者が言っていることが分かるのでは…?

クライミング界、最弱者の私が楽しめたくらいなので、誰でも楽しめますよ?