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2024/12/16

【グロービス】クライミングはインパクト投資の対象にはならない

■ グロービスの山中さんにクライミングによる地域おこしのアイディアを聞いてもらった

その感想。うーむ。

やっとダメクライマー集団に対して、赤ん坊の私を殺しかけた父親の投影による、怒りを感じずに、冷静にビジネスだけの話ができるようになってきたかもしれないが…、やっぱり、正常な脳みその山中講師が一緒に考えてくれたとしても…

 地域おこし協力隊

の仕組みを使うしかない…とやっぱり、山中講師すら、考えたようだ。

 だよなぁ…。

これは、今参加しているプチMBAコースでも同じで、キャリコンで、私の起業の計画を話したときに、切れっ切れっの頭脳を持っているMBA取得者の女性講師が、全く私の思考回路と同じ結論に達したので…

つまり、行き詰まり感…って意味だが…

それで、ショックを感じたのだった…。実は。かなり堪えた。

どうやっても、これで、マネタイズして成り立つとは思えないのが、

 クライミング × 地域おこし 

なんですよね。だから、地域おこし協力隊の制度利用しか、収入のめどが立たない。

私が他の人に薦めるとしても、そう思うだろう… 

■ よそ者イジメで有名な山梨県

しかし、地域おこし協力隊制度を使うことに抵抗感を覚える。なぜだろうか?

そもそも、北杜市とよそ者、が上手く行っていない事例が多数だから? 

山中講師は事業の成功イメージとして、原村の事例を挙げてくれたが、実は原村も、現場では、軋轢の種で、地元では、よそ者が来て、地域を利用して、そして収益を上げて、地元の人には何も見返りがないようにすら、見えているかもしれない…って事例なんですよね。

移住者はゴミすら捨てれない…。

移住者への風当たりが強いのは、以上にプライドが高くなっている田舎あるあるで、都会の人が思うより、田舎の人たちの、都会コンプレックスの根は深い。

着ている洋服だけでも、そのコンプレックスを刺激するし、例えば、私がバイトしていた川上村のバイト先では、ユニクロなどで身を守る必要があった… 羨ましがられると衣類ですら盗難にあう。

都会の移住者が安全のためとかで、車の良いの…Rav4の新車とか…乗ってしまうと、むしろ悪目立ちしてしまうだろう…と買う前から分かる感じというか…一番いいのは、軽トラです。どこに停めても怪しまれない(笑)。

どこの誰のものか分からない県外ナンバーの車が一晩泊まっているだけで、その集落で一瞬で噂になり、集落の全員が警戒モードに入る…っていうのが田舎の現実なんですよね。

このような、

  我々とよそ者、という二項対立を外すにはどうしたらいいのだろうか?

■ 恐怖

そして、そのよそ者排他の感情と対峙するのが、私は怖い。

というのは、すでに痛い目に合った経験が豊富だからだ。

すでに山梨時代に、”よそ者”としてぼられた経験いっぱいあるからかなぁ… 

アウトドアアドベンチャーツーリズムは75兆円市場なんだがな。

地元に生まれた人が、クライミングによるアウトドアアドベンチャーツーリズム開発の可能性に気が付いて、地元に生まれた人が、自分の地域を起こせれば、一番いいんだけど…。

そうなっていないのが、問題と言えば問題なのか…

とはいえ、山梨には有能な若者が一杯いるはずなんだけど。

…ということで、結局、苦悩は深くなったのだった…。

私の自己犠牲感は、地域おこし協力隊に私が就任したら、深くなるだろう…。なんせ、私はグローバルな人で、田舎の封建主義とは、まっこう価値観正反対です…家父長制って、もう、かけらも価値を感じらない… 九州に来て、その傾向はさらに強まりました。

そりゃそうだ… ビレイすらできない体たらくを見せつけられたら…誰だってそうなるだろう。

美しい山に登れるというご褒美もなく、どこまで頑張っても出口がない…と感じている