2023/05/08

クライマーの現実逃避をレイ・ダリオの経済史観から知る

■ 投資の勉強

最近、レイ・ダリオをAIに教えてもらいました。

彼の経済史観を知って、いかに自分が現実逃避をしていたのか?ということを知りました。

こちらです。

レイ・ダリオの経済史観 

Principles for Dealing with the Changing World Order by Ray Dalio

発端は、今が10年に一度の恐慌前夜であることなのですが…いやはや… お仕事していたら、経済を俯瞰的に見てみよう、という時間など取れないですよね。

というので、今は、簡単に言うとアメリカの覇権が終わりつつあり、中国の覇権に切り替わる潮目の始まり、みたいなところにいるということです。

スコーミッシュより、リーファンに行きたいかも(笑)?

■ ” 現実逃避”としてのクライミング

クライミングって、基本、遊び。

だから、37年間も『高みへのステップ』はアップデートされなかったんではないですかね? 

めんどくさいこと、嫌なことを後伸ばしにする、プロクラスティネーションを重ねに重ねて、37年、みたいな。

その間にすっかり、米ソ冷戦時代は終わり、アメリカ一極時代も終わり、もはや、中国パワーすら陰りを見せているような様相。ブリックスの時代の始まりも感じさせますが。

New World Orderができつつある中で、戦後70年、未だに護送船団方式で、まるで江戸時代みたいだった日本の実業界でしたが、さらに輪をかけた封建制度ぶりの日本のクライミング界…の謎が最近解けた…

ずっとエイドクライミングをクライミングだ!!と、指導者のおじいさんたちは思いこんでいたんですねぇ…。

国内のアルパインロックのルートは、もうオールフリーで登られて久しいみたいですよ。

私が理解できなかったのは、錫杖とか、ハーケン抜いている上級クライマーが義務として、そうしたことを行っている一方で、なんで今どきハーケンを回収しないで、残置して登っていくクライマーがいるのか?ってことでした。

山岳総合センターでは、まったくクライミングしたことがない受講者にもハーケンを打たせますが、そのハーケンは、フォローが回収する、というのが基本です。七倉沢でやりました。

■ 時代遅れの日本

大阪での20年のOL時代を終わり、物産OLも終了して山梨に来た時、山梨は30年遅れていると思いました。一般社会のIT弱者度合いがひどいって意味です。

当時私達夫婦は、スマホにGPSを入れて軌跡を取り、読図を勉強していました。

その後、福岡に来て、福岡のクライミングは、山梨の30年遅れだと思いました。しかし、こちらの人がそのことをなかなか自覚できない。

赤信号をみんなが渡っている土地柄のところでは、それが赤信号とは分からない、ということみたいです。

一つの土地にずっと住んでいるだけでは、世の中の流れは、全く見えて来ないということですね…。

皆でクライミング史の歴史の針を先に進める、という合意ができるような世界がいいですね。

ほんと、ただ突っ立っているだけ=現実逃避、という態度が、クライミングだけでなく、ありとあらゆる社会の面にあらわれている日本…。

衰退するのも、まぁ当然ですわな。

沈む船と一緒に沈没する道を君は選ぶのか?