2022/10/02

自由の世界へ…倒立の会の Hisashi Watanabe 存在がインスピレーション!

■ サーカスだんvol.2ゲスト渡邉尚&儀保桜子

この動画は、昨日倒立を教えてくれた渡辺先生の動画ですが、彼の

 身体知

に対する考えが上手に語られています。どんどん頭でっかちになっていく社会の中で、

 体の使い方についての知識

は忘れ去れる方向にありますが、人は、動くから、動物。静物じゃなくて、動物、なんですよね?

人が人として生きていくことの半分くらいは、動物、動くものとしての本性を全うしてい行くことにあると思います。

倒立も、クライミングも非日常の動作ではありますが、足で立つ、を 手で立つ、に変えてもいいし、

 水平面を歩く、

を 

 垂直面を歩く  (→ 2点のカウンターバランスが必要になる)

とか、

 オーバーハングを歩く、(→ ボディテンションが必要になる)

に変更してもいいのです。 

     ルーフを”歩いている”私 私ができるんだから筋力じゃないですよねぇ?

ちなみにルーフでは、リードのほうがえらい、は覆されます。ロープが前に出ていても、後ろに出ていても、一緒です。落ちたら終わりです。

■ 自由とは?

動画では、自由とは何か?が語られています。

誰も見ていない”世間体”とか、どこにもありもしない”普通” に囚われている日本人には、本当の意味の

 自由

は、ヨーロッパくんだりまで行かないと、疑似体験できないものかもしれません。 

フランスではアートが強く保護されているそうで、その

 金魚鉢の中での自由

であるようではありますが、自由を疑似体験した後に、

 実践

しているのがえらい。と思いました。私も若いころ、疑似体験までは行ったと思いますが、その後、日本に帰国して、

 不自由の中の自由

です。心は自由だな。周囲の人を見てそう思いますが、それが気に食わない人の攻撃がめんどくさいです。

 

■ 世界のユージだってヨーロッパに7年放浪

さて、若いクライマーの皆さんにお勧めしたいのは、

 できれば10代、遅くとも20代で海外で登ること

です。 

この動画を見れば、勇気が湧くでしょう。

 世界的クライマーの平山ユージさんが、7年のヨーロッパ放浪を経ていることは有名な話ですが…

わたくしも実は、海外方法組です。20代に張ったところで、2年のカリフォルニア…。

富豪だったんですねーとかいう人がいますが、私、母子家庭で3人兄弟。アメリカに行ったとき財布の中身2万円。バンクアカウント?なんのことですか?状態です。

そもそも、大学だって自腹で行っています。そんじょの親のすねかじりと同じに扱わないでください(笑)。

で、海外ですが。

アメリカの郊外とサンフランシスコ市内に暮した経験があります。

郊外へ最初は住み込みバイトで降り立ち、その後は、住み込みから、通いのバイトへ独立して、サンフランシスコの郊外からシティへ移りましたが、シティでは6回引っ越しました。

週に2日程度働いて、メキシコ人コミュニティで有名な、ミッションディストリクトに暮し、楽しくヒッピーライフを送って、英語を習得して帰ってきました。

2年いたのは、当初の予定の1年では、まだしっかり英語を習得出来た感じがなかったためです。一つの家庭に住み込んでいることは、最初のうちは必要な保護でしたが、1年後には補助輪外したいなと思うようになり、シティへ引っ越すことになりました。

初めて済んだ家は、ミッションのガンショップ2階。最初は、試し打ちした、という銃口だらけの壁にびっくりして、ここは危険かも?と思ったのですが‥、店の人に言わせると、

「銃の販売店だから、毎日、警察官が立ち寄る。うちほど安全なところはない」

という話だったので、それもそうかも?と思い、安心してそこへ住むことに。 

それで、しばらくミッションにいたんですが、暮らしやすかった。メキシコ人のコミュニティで、物価も安く、必要なものは、ゲイの人のためのスリフトショップで、ボランティア活動していれば手に入りました。

ミッションはアーティストの住処でもあったので、ミュラルやアンティークショップが多く、私の好みでヒマつぶしには事欠かず。

気に入ったカフェは、レズビアンがやっているカフェだったのですが、常連だったので、コーヒーとサンドイッチで午前中いっぱい、辞書片手に英語の勉強…ほかの常連さんが、分からない英語を助けてくれました。

サンフランシスコは、伝統的に日系人が多い町なので、日系人の家庭に介護の仕事に行ったり…、主に英語しか必要でないことを着眼点に仕事は決めていました。なにしろ、英語を勉強しに行ったのに、英語話さないで済む仕事しても意味ありません。ので、日系の日本食レストランでのバイトなどはスルー決定です。

色々、楽しく、無償の仕事=ボランティア&有給の仕事を合体した体験学習みたいな感じで、暮らし、ミッションの他、ステートユニバーシティがある、Ingelside heights, Presidio heights, Bernal heights, HeightAshubery, Richmond などに住みました。


 英会話学校のボランティア生徒役をしたら、あっという間に上達し、みんながビックリした。そういえば…。

英語学習ソフトのテスターもやりました。当時からソフトウェア開発部のテストやってたってことになりますね。 

運転免許はアメリカではじめての免許を取りました。フリーウェイは広いので初心者向きです。

郊外にいたころは、アダルトスクールに通っていました。日本人は自意識では英語ができないと思っていますが、世界のみなさんは、今からABCを覚えるレベルなので、クラス分けされると上級クラスです。なのに、恥ずかしがりで正解でないとしゃべれないので、なかなか英会話力が身につかないですよね。

恥ずかしさを克服するポイントは人それぞれと思いますが、日本人だけの中学校の英語のクラスでは、英語らしく発音すると馬鹿にされるので、誰も

 できることをできるようにやらない

のがネック。つまり、みんなと同じへたくそに収まっていないと仲間外れにされるので、

 仲間でいるために下手くそになりたい!

というのが本音なのが英語。

そこを、ちゃんと英語が話せるようになりたいのは、私自身の真の願いだ!

ということに変換できないと、当然ですが、英語が話せるようにはなりたがっていないので、話せるように当然のようにならない。

英語が話せるようになりたいのは、一体誰なのか?

自分である。

という自覚が必要なのが英語の習得です。

若い人頑張ってね!

私はとっくの昔に習得したので、今はちょうどよい機会なので

 倒立、頑張りまっす! 

先生がダンサーなのが嬉しかった☆