■ バレエでは、パドドゥに当たるパートナー制度
昨日、バレエで、パドドゥを組む際の注意事項を網羅した動画が流れてきて、
パートナーを組む際の注意事項がクライミング界には欠如している
ということに気が付きました。
体重差くらいしか言われていない。英語では、Partnering です。
■ クライミングでのパートナリング
1)クライマーはビレイヤーがいい加減だと、登れる場所も登れない。(しっかりした愛着関係、信頼関係が築けていることが大事)
2)クライマーはクライミング中は、ビレイヤーのビレイを確認することができない。第三者が確認することが必要
3)クライマーは無理強いされると、登れる場所も登れない。
4) 大きい人と小さい人が組む場合、小さい人が危険にさらされる
5)大きい人と小さい人が組める最大値は、小さい人の1.5倍の体重まで。
6)リーチ=安全
7)ビレイヤーはビレイ位置が不安定な場合、セルフビレイをとる
8)ビレイヤーは足場がない場所では、ハンギングビレイとなる。
9)クライマーは、ビレイヤーと積極的にコミュニケーションするべし
10)クライミングは、クライマーとビレイヤーが相互協力で作り上げるもの。
11)ハングドッグ中にロープが緩んで下がってくるとクライマーはとても不安になる
12)核心部に入ったのにロープがたるんでいると、クライマーはとても不安になる
■ 信頼関係の作り方
1)ビレイ中にビレイヤーを見たら、必ずこっちを見ている
2)クライミング中にピンチがきたら、必ずレスキューしようとする