■ お釈迦様風にまとめると…
故意に自分の命を害す登り方をしない
絶対に間違えて行けない選択とは、間違えたら人が死んでしまう選択です。
例:
・敗退用ロープなしで、ルートに行くこと、
・セルフレスキューを学ばずセカンドであってもマルチに行くこと
■ 外岩パートナー募集サイトでの議論の行方
ほとんどの意見が、ゲレンデのマルチで落ちてかかとを骨折したヤツのどこが問題なのか?分からないという意見だった。
思うに日本人はお子様なんだろうな…
いつまでも、昔は良かったな、という過去の古き良き時代にしがみつきたいという…
今は今、昔は昔、ですよ。
現代では、クライマーはジム出身。未組織登山者です。教育なしには、ちゃんと育ちません。
してよいことと悪いことの判別が、本人はつかないのです。
例え、山梨で10年登っても、です。その証拠が白亜スラブです。
わざと危ないように登るのが、かっこいいと思っているんですから…。そこは価値観を教えないと治りません。
冬壁でかかとやったら、もう登れないです。なので、訓練中は、最小の怪我でも避けるように指導されます。アイスアックスをマイナス25度で素手で掴んだら、手の皮、持って行かれます。若い人はドライの真似して遊んだりしますが、そうやってじゃれているときに、ドライの時のように加えて、口の皮、持っていかれた人、見ました。
最初に教わる環境がシビアだと、些細なことにも反省するようになります。厳しい基準が自分の中の基準になる。そういう人にとっては、フリークライミングのゲレンデは、何が危険なの?って感じです。
しかし、今回分かったことは、つまり、みんなのリスク管理が甘々なのには、
自分に堪えない
から。
バカは死なないと治らない、という文字通りのことが起こっています。
くまちゃんは私に大怪我させてバカを治しました。
みなさんは、人を殺す前にバカ治してください。
フリークライミングの世界は、どいつもこいつも、リスク認知が甘く、地域住民の迷惑どころか、自分の命の大事さすら、顧みない。そんな奴らのために、自分の時間をささげて、岩場を開拓したうえ、ヒヤリハット・危険を指摘しても、指摘した人の方が責められるなんて、仲間じゃありません。
そんな損な役目を自分で好き好んでやるようなバカでは私はありません。
誰がどーみても、ババ抜きのババですよ、それ。
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