■統合失調症とクライミング
https://7korobi8oki.jp/current/case-study/schizophrenia.html より以下引用。
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こうした「周囲の人すべてが自分に敵意を持っている」「頭のなかに第三者がいて、自分を批判・批評する」という状態は、統合失調症スペクトラム障害のおもな症状である「幻覚・妄想」に当てはまります。
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つまり、自分の中に神がいる、という人は、統合失調症スペクトラムの症状が重くなっているのかもしれません。
統合失調症というのは、多かれ少なかれ、万人に当てはまります。ので、正常かそうでないかで白黒がはっきり分かれるものではないですが、あきらかに病的な場合は、第三者的には大体分かるような気がします。
栄養学的に欠損が起きると、誰でもメンタルやられます。分かりやすいのが鬱。希死念慮。
一方、例えばYoutuberでスピ系の人とかいますが、あきらかに希望や願望を語っているものも結構多いです。ライオンズゲートが開く、なども、証明ができないようなことは、詐欺の話法と重なることが多いです。たとえ、重なったとして、詐欺だとしても、聞いた人にとって薬効があれば、それでよしというので、信仰と同じタイプのものです。詐欺だとしてもプラシボで効果があるのが人なのです。
■ 理性の声との切り分け
人間には原始脳と大脳皮質(理性脳)があります。つまり、人と動物を分ける部分。
原始脳の欲求 → 寝たい、食べたい、欲しい、抱きたい、認められたい
理性脳 → 今寝ると夜寝れなくなる、これ以上食べると太る、これを買うとあれが買えなくなる、この人は恋人ではない、人に認められるより自分で自分を認められる方が大事だ
など、理性の脳を働かせることが、
人間固有の能力
です。 この人間固有の能力を生きることが、人間として生きる、ことです。
■ クライミング
クライマーは、肉体を動かす活動なので、より原始脳に近いため、混乱を起こす人もいるのかもしれません
原始脳 → 登りたい、 もっと登りたい、上手く登りたい、登れたら褒められたい
理性脳 → 登るには何が必要か?、上手になるには何をしたらよいか?、他のクライマーに役立つにはどうしたらよいか?
です。
”褒められたい”が、分かりやすいかもしれないので、因数分解・・・・
褒められたい→皆の注目を集めたい→役立つことをすると注目が集められる→皆に役立つことは何か?
です。
褒められたい→皆の注目を集めたい→チッピング→注目される(満足)
というので、今は、負のフィードバックになっています…。
■ 間違ったラベリング …記録偏重
登山界では、もはや初登争いの時代はとっくに過ぎ去り、登る価値がある山では初登ということの価値がある山はなくなり(一般に落穂ひろいと言われる)、次の時代、困難という価値を追い求める時代も、もはや一部のスーパーエリートだけが参加するゲームとなってしまい、
次の価値観
をなかなか提示できないでいる、というのが、アルパインクライミングやフリークライミングの登山界です。
フリークライミング協会の奥村さんによると、
スタイルにこだわる
ことで、まだまだ一杯、挑戦を広げて行ける余地はある、ということですが、そもそもスタイルの情報が日本語で提供されているのが非常に少ない…ので、そのスタイルの情報こそがチャレンジを求めるクライマーに必要な情報であるかもしれません。
例えば、グリーンポイント、なんて、何を意味しているのか分かりませんよね。
参考サイト: https://www.redbull.com/jp-ja/different-types-of-climbing-guide
ピンクポイントでの初登