■ 台湾よりクライミングが遅れている日本
これは台湾のThe Bivyのケリーからの投稿です。
アークテリクスが講習費を出してくれたみたいですね。
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Gratitude
I took my SPI course and assessment in Boulder, CO in 2017 - it is the first instructor training I have ever taken.
Taking the AMGA Single Pitch Instructor (SPI) program is my first step towards learning and training to become a climbing instructor and guide. It is when I began to realize the distinction of being a recreational climber vs. a responsible service provider to my clients.
In the fall of 2019, I took the Rock Guide Course (RGC), clueless about how the world would be swept by COVID-19 for the next 2.5 years. My life has been a roller-coaster ride ever since then. It’s been extremely challenging to keep up with training, preparation and motivation when all of a sudden one’s livelihood is at stake. I felt I was left with nothing.
This summer, I got some great news. Under the AMGA’s Affinity Programs to support the underrepresented community in the guiding industry, I received a scholarship from Arc'teryx and American Mountain Guides Association to take the Women’s SPI Assessment this fall. Passing the two-day assessment will renew my SPI certification (which expired last month). More importantly, it is a great opportunity to keep my skills in check as a climbing instructor.
I am incredibly pleased to have also received a scholarship from the First Ascent Charitable Foundation to take my Advanced Rock Guide Course (ARGC) next year. The journey has been a long and bumpy ride and I am grateful beyond words for all the opportunities and support that have been extended to me.
Now back in Vegas full of gratitude, let’s keep the work going
Thank you so much Arc'teryx, First Ascent Charitable Foundation and American Mountain Guides Association.
Photo: Jennie Tsai
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■ アルパインとフリーとスポーツ、外ボルダーを区別するべし
大日岳の事故報告を読んで、
事故を起こした側の責任追及をしない
という業界全体の姿勢が、現在では、
フリークライミングまで拡大解釈され無責任体質
につながっていることが分かった。
アルパインクライミングには、外的危険というのがある。自然界がもたらす不可抗力の危険ってことだ。例えば、雪崩。雪崩学が進み、弱層の存在も知られ、私程度の人だって、弱層テストしてから山に入る。
フリークライミングが行われている場所は、山、とは言えない。ほとんど下界に近く、外的リスクは、ほとんど存在しないに近いようなものしかない。大抵は、乗用車が横付けできる場所だ。
そんなフリークライミングで、外的リスクの巨大なアルパインクライミングの倫理観を持ち込んだら…そりゃ、無責任になるよな~。
しかも、アルパインクライミングにおいて講習会の主催者責任を問わなかったのは、
教育システムを守るため。
フリークライミングでは、教育システム、現在ゼロ…。ジム上がりのクライマーは基本的に無組織だ。山岳会に入っていない。アルパインのルートに行くとき、例えば白亜スラブのようなものだが…ですら、山行計画書をどこかに提出するということがない。
■日本にはきちんとしたクライミングインストラクター制度がない
AMEGAのクライミングインストラクター制度みたいなものは、日本にはなく、今はあちこちの、クライマーが勝手に自分たちで、グループを作り、〇〇インストラクター協会とか名乗っている。別にいいんだが、言ったもん勝ち、という状況であるのはその通りだ。
その資格に必要な要件も、手前味噌、で、実際、クライミングを教えるのに、5.12は要らないし、現代では5.12はクライミング技術を知っているかどうか?の指標には全くならない。
5.10しか登れないが、山岳総合センターで初歩を教わり山岳会に所属していた私の方が、5.12登れる人よりほとんどの場合、詳しい。
私の個人的な意見では、日本のクライミング界は、誰か適当な英語がきちんと話せる優秀なクライマーを一人AMEGAに派遣して、ちゃんとした本場のフリークライミングインストラクターに養成し、日本にきちんとしたフリークライミングを導入するべきだ。
現状、アルパインクライミングで、ぱっとした業績が残せなかった人がエイドルートを開拓した岩場のルートをフリー化するという、世界的に見てもフリークライミングの倫理観…エイドの否定…から見て、情けない、岩場の開拓システムになっていることが多い。
ちゃんとしたグランドアップで開拓している人とそうでない人(課題)が、ごちゃ混ぜになっている。
ちゃっかり便乗して、グランドアップの開拓を尊重する開拓者への栄誉に、エイドルートの人が便乗している。ラッペルで作った課題は初登者だってオンサイトしていない。
エイドルートのフリー転用&ラッペルの開拓の結果、とんでもない間違った配置のボルトが放置されている。
その結果、ランナウトしたボルトで登って怪我させられているのが、新人クライマー達というわけだ。
誰も懇切丁寧に解説してくれなかったが、これがフリークライミング業界の暗黙知、であると思える。
■根底には男の嫉妬がある
クライミングジムが発達した時代に育つ現代っ子が、いくら羨ましいからって、わざとランナウトした課題に登らせ、わざと殺す、そんなひどいことしなくてもいいだろう。いくら何でもそれはやり過ぎだ。殺人に近い。
おじさん達は自分たちがヒーローとして担ぎ上げられるように、フリークライミングの世界を組み立て、その結果の栄誉…開拓者は何も問われず栄誉にあずかれる…にあずかりたくて、ちゃっかりしすぎているのである。
開拓者には開拓スタイルを問いましょう。
若い人はこれは間違っている、と間違っていることは指摘しなくてはならない。