2023/04/06

利金でクライミングバムをするにはいくら必要か?

 ■ トラベリングクライマーの会

コロナってなんだったんでしょうね? 今となれば、茶番がはっきりして、誰もマスクしていた愚かさに言及しませんが(笑)。2023年5月23日に治験が終わりますけど、そのときには全く意味をなしていないワクチン… 

コロナ開け以来、待っていました!とばかり、ガンガン、トラベリングクライマーのパートナー募集が回ってくるのですが、大体が、アメリカ人。

円が弱くなって、若い人が海外に行けない、というのが、残念な現象だよなぁと思っています。私も若い時海外にいて、社会勉強になったよなぁ。

 日本人の若い人が、海外に登りに行けない=日本の岩場が永遠に昭和のまま

ということになるよなぁ…。

なんせ、日本は儒教の国で、上の人が間違ったことをしていると、それがそのまま、継承されるのです…

■ 不適切な人材配置

事例としては、私はIBMのメインフレームに搭載されるミドルウェア(機械とアプリケーションソフトウェアの橋渡しをするプログラム)のセールスをしていたのですが、日本の銀行などのオンラインシステムの導入・非導入を決める人って誰か知っていますか?

なんと、総務部の部長さん…(汗)。

日本の官庁だって、未だに総務部がIT部門を取り仕切っていますよね? DXとか、今、言っているのは、総務庁でしょう?

同じことで、消しゴムとか封筒とか、会社の郵便物管理とか、そういうのを整備している人が、何億円もするオンラインシステムを、わが社に導入するかどうかの決断をすることになるんですよ…

そんなの、決断できるわけ無いでしょう? 結果、日本のオンラインシステムって、世界でも稀に見るガラパゴス状態でした…。どこもかしこも、古臭くて、セキュリティ的に穴だらけってことです。

なんせ、総務の部長さんに、どんなに易しく製品解説しても、それがIT製品である限り、めちゃ難しく聞こえてしまいます。

結果、日本の銀行業は、合理化が遅れ、世界に著しく遅れることになっていました。それで15年ほど前の話です。

まぁ、15年程度では、日本は何も変わらないですよね。なんせ1980年代の成功がまぶしすぎて、今、意思決定の座にいる人って、バブルよ、もう一度って思っている。だから、アベノミクスとかするって話なので。

同じことがクライミング界でも起きており、カットアンカーを今でも開拓に使っている、というのは、端的に表現された、いかに思考停止が続いてきたか?の事例です。

すでにレガシー(遺産、お荷物って意味)となった中央集権的なオンラインシステムを使い続けている銀行の人たちと同じです。

ちなみに海外では、IT系職種は、それ専門の大学に行かないと付けない職業です。日本では、人材不足に躍起になって、主婦や学生にやらせようと無料スクールを開設していますが。

別に、総務のおじさんを馬鹿にするわけではありませんが、専門教育が必要な知識なのですから、専門教育を受けていないことが普通である、総務のおじさんには、荷が重すぎますよね。

クライミングだって同じですね。そもそも、会の重鎮だって、年を取っているだけで、誰からもクライミング教育を受けていないのですから、教えてくれって言われたって、荷がおもすぎるんでしょう。

■ いくら種銭があれば、利金でバム生活が可能か?

投資結果から、おおよそを推測すると…しばらく前に11万円を元手にして、10日で2425円の利益を得たのですが。もちろん、下がった銘柄もありました(-56円)。しかも、今株価上昇中なので、利食いしやいです。

とは、いえ、何か推測に使える数字が欲しい…ので…大雑把に、端折って、10日で、10万円で2千円の利益を得る、としましょう。

30日なら、6千円。10万円で6千円ですから、6万円得たかったら、100万円あればいいことになります。

どうです?100万円を一ヶ月運用して、6万円もらうのは、そこまで難しくないとしたら、東南アジアなら、6万円で一ヶ月暮らせそうですよね?

暮らせないにしても、6万円の余剰な収入があれば、不足分は現地でバイトするにしても、なんとかなりそうではないでしょうか?

ということで、現代クライマーに必要な基礎知識の一つは、

 まっとうな金融教育

であることは、間違いありません。練習でもいいので、オンラインバンキングができる体制を整えて、さっそく投資のイロハを学びましょう。10万円もあれば、実験で遊ぶことができます。

■ 海外でたくましく!

大体、海外では、真面目に、就労ビザがないから働けませんとか言って、ルールを守っている人って日本人くらいで、晩御飯の代わりに掃除する、とか、子供見てあげる、とか結構、普通にみんなやって、費用を浮かせています。

特にバッパーだと、日本人はきれい好きなので、向こうから持ちかけて来てくれることが多いです。私は、メルボルンで泊まっていたバッパー、いつもキッチンを掃除していたら、オーナーから、あなただけWifi無料ね!と言われました。こんなのに文句つけてくる税務署はいません。

北海道でも、ゲストハウスにいるのは西洋人ばかりで、日本人は国内旅行でも、ゲストハウスの倍の価格の、東横インだの、なんだの、ビジネスホテルに泊まっています。そんなところに泊まっても、誰とも友達になれないのに。

アイスのワールドカッパーのマリアンヌさんとは、韓国のゲストハウスで知り合いになったんですよ?

オークランドに滞在したときは、イギリス人の定年退職した人がバッパーに住みながら、パン屋で朝だけ働いて、のんびり暮らしていました。

なんで日本人は、やらないの?みたいな感じでしたよ。 別に不法就労のすすめではないですが、日本の人は、円高恩恵の、贅沢で豪華な旅行を期待しすぎです。

日本はかつて世界一物価が高かったので、日本で暮らせるなら、どこでもそれ以下で安く暮らせます。

怖かったら試しに1週間だけ行ってみて、いくらかかるか計算したらいいんですよ。



デビューにオススメ、シンガポール人がやっているクライミングハウス Bivy