2023/04/22

クライマーは海外登攀にいつ行くべきか?

■ 海外登攀のタイミング=円高をつかむ

ところで、投資に強くなると、円高を掴んで、海外登攀に行けます。このところ、円安で、海外に行く気には慣れませんでしたよね…

円安早く終わらんかなぁとか思ってしまいますが、前回の円高のときにドル転しておけばいいのです。それをドルで保有する。

田中泰輔師匠のこの動画で、ドル転・円転のタイミングを掴みましょう。

ちなみに今は、円転チャンス(円安)。

 株価が下がる局面 → 円転して債権を買う

 株価が上がる局面 → ドル転して株を買う  → 海外に行く

注意しないといけないのは、ドル円が上がるという表現は、120円が140円になることを指しますが、これは円安という意味です。1ドルのバーガーを買うのに120円で買えるほうが、140円も払わないといけないのよりいいですよね?

■ 円安&不動産市場ボトム = 外国人投資家

今は、空前の円安だったので、北海道では、アメリカの人が、スキー客狙いのゲストハウスを作るために、安い物件を探していました。

地域経済のために努力してくれるなら、何人であっても、地域は歓迎したら良いのではないか?というのが私の意見です。

いくら地域にお金を落としてあげたくても、日本人で就職氷河期世代以下の人は、そもそも、そのような材を持っていませんよね。

地域経済がかわいそう…という気持ちになって、全財産を叩いてしまったら、今度はその叩いた人が生活保護で暮らさねばならなくなって、どっちかというと、お荷物になります(笑)。

投資した金額を、それ以上に大きくできる才覚がある人は、結構、稀です。特に日本人は蓄財は得意だけど、それを有効に使って大きくするのは、苦手な人が多い、という国民性。

つまり、起業家マインドとは程遠い、どちらかというと、羊マインドです。

(なのに、なぜクライミングでは、イケイケマインドが優勢なのか、謎ですが…たぶん、ボルトルートを登っているつもりで、ぜんぜんリスク認知していないだけでは…?)

というので、日本の岩場の希望は、インバウンドで岩場に登りに来てくれる外国人たちです。

なかに北海道のように、土地を買って地域おこしの一助となってくれる人が現れるかもしれません。

■ 外国人はすべて敵 は気のせい

日本人クライマーの方は、そんな奇特な外国人クライマーが現れた際に、間違って

 あいつは敵だ!

と言ってしまわないように、見識を広げておくのが良いような気がします。なんせ、鬼畜米英とかの気持ちがまだ抜けない人たち…80代…に育てられた人たちが現在の60代…なので、外人=十把一絡げに敵!です。

■ 甲府のデイビッド

甲府でも、千代田湖では、デイビッドが地域おこしを頑張り、BBCだっけ?に取り上げられていましたが、地元では、せっかくのデイビッドの快挙がスルーでした… こんな有り難みのない人たちのために、私材をなげうって頑張ろうとする人は、かなり奇特な人です。

せっかく頑張った平山ユージさんが、仲間内で、悪者扱いでやり玉に挙げられているのと、似ています。

■ クライマーは両価性の人々

どうも、最近呼んだ心理学の本によると、「自分を愛してくれる人を攻撃する」という態度は、両価性というらしいです。その両価性というのは、「5歳児の大人」の症状らしいです。そういうタイトルの本があります。

クライミング業界に来て以来、なんでそういう風になるんだ?的な、謎な出来事が多かったです。

新人を出しにして阿弥陀北陵に行っても、凍傷者6人も出すとか…。子供六人いるから可愛そうなオレ、とか。5.11がジムで登れるからバットレス四尾根とか…。オレだって、運さえ良ければ佐藤ユースケとか。

大体が女性を心の支えにしている。女のヒモになりたい男の人が多いというか… 私がいくら故・吉田さんのビレイヤーだからって(笑)、それ無理なんで…(汗)。就職氷河期世代です。

故・吉田さんは、岩雪で、「ヒモだよ、ヒモ」とか言っていましたが、あれ、冗談ですからね(笑)。それくらい覚悟すれば、毎日、登れるって意味です。

真に受けて、オレも…って人が多い。作戦として、クライミング技術を教えないで、延々と顧客からぼるつもりのガイドさんとか。

それは、すべてこの両価性から来ているような気がします。

クライマーは無責任でも良い、という伝統というか、そういう人が残っていく業のようなものが、伝統的にクライミング界にはあったみたいです(知らない、本で読んだだけ)が、若いクライマーでは、かなり文化違います。

クライミングができるからって、他のことが何もできなくても良い、という根拠に正当性はないです。

痩せたいと言いながら、大酒を飲んで、大食いするとか、そういう矛盾した態度は鳴りを潜め、結構、禁欲的・節制した質素な生活をしているのが、フリークライミングのクライマー。

もちろん、別に体を壊さない範囲で、人生を楽しむのはいいのですが、享楽と娯楽は違いますね…。

何事もやりすぎれば、享楽。クライミングも、ほどほどにってことですね。

■ バムクライマー必修

【ライブ配信】「為替と世界はこう曲がる!! 波乱の米利上げ最終コーナー」(講師:田中 泰輔)4月21日配信

おまけ: FOMCのスケジュール 為替レートが変わるタイミングを知る

開催回数 開催日
第1回 1月31日〜2月1日
第2回 3月21日〜22日
第3回 5月2日〜3日
第4回 6月13日〜14日
第5回 7月25日〜26日
第6回 9月19日〜20日
第7回 10月31日〜11月1日
第8回 12月12日〜13日