https://www.vetpsychology.com/a-c9do より。
前項と矛盾するようではありますが(笑)、”俺クライマーだから”が免罪符として活用できた時代はとっくに終わっています。
現代のクライミングバムは、たとえカツカツであろうとも自活しており、勝ち組。
クライマーだから、ヒモ…=無能…は吉田さんの時代ですら、機能していませんよ?
女に、あるいは、ファンに可哀そうな俺だから、養ってもらって、登ろうって奴はだれですか(笑)?
だめクライマーの心的現象が好きになれなかったのですが…、それでもダメクライマーを離れることができなかった理由は、どうも、私は私は24歳の若さで亡くなった弟を年下の男性には投影してしまって、基本的に助けてやりたい(Gimmikの状態)に入っていたようです…
そうすると、このような愚か者のゲームの公式通りにコミュニケーションが進んで決裂します(笑)。
■ 交差交流
ーーーーー仕掛けーーーーーーーーー
クライマー:「だって俺クライマーなんだもん…」(仕掛け人Conのセリフ)
ビレイヤー:「頑張れるよ、一緒に頑張ろう」(乗る人Gimmik、助けてやりたいという気持を持つ)
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↓
ーーーーー応答ーーーーーーーーーーーー
クライマー:「俺クライマーなんだから、〇〇できないよ」(お金を稼げないよ、ビレイできないよ、年を取っているから、頼るなよ、=だから特別扱いしてよ)
ビレイヤー:「そんなことないわよ、あなただってやれば、きっとできるわよ」
クライマー:「だって、俺は5.12登れないじゃないか(ロープワークできないじゃないか)(だって俺には子供が6人もいるじゃないか)」
ビレイヤー:「そうね、でも頑張れば、きっとできるわよ」クライマー:「でも、俺はクライマーだから…」
ビレイヤー:「誰だって失敗位するわよ、ダメじゃないわよ」
クライマー:「いや、俺はクライマーだからさ、クライミング以外はダメな奴なんだよ(俺の面倒みてくれよ)」
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↓
ーーーーーーーー交差交流ーーーーーーー
内心…
クライマー:やっぱり…俺はダメなんだ…誰も俺のことを愛してくれない、認めてくれない
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■ このビレイヤーの立場が長いこと私でした…
も~、ホント嫌だったわー。
どこにもアダルト自我がいないのです。
クライミングや山は、童心に帰れる、というのが良さではありますが、安全管理まで、お子様では…。
いやこれは、お子様に失礼ですね…子供の方が安全管理は、イケイケ土壌の九州ですら、しっかりしています。
このような交差交流が生まれる理由は、私が、クライマーは基本、弟のように、助けてやらないといけない人種だという認知がどこかにあったため、それに付け込める=いつでもビレイヤーとして自分の都合に合わせて呼ぶとか…と考えている人や、Conタイプの人…クライマーとしての俺に自信がない人…が来てしまう、ということになっていたようです。
なんで、子供が6人いて養育が大変なこととか、ADHDであること、LANの電源を入れ損ねて騒動を起こしたことが、俺を特別扱いしてくれて当然だろ、って意味になるのか…かなりなぞでした。
コミュニケーション力は低い人が多いのがクライマー業界ではありますが、クライマーだからって何でも許してもらえる、岩場で悪いことをしてもいい、という伝統は、あんまり自分自身にも、アクセス問題的にも、良い結果をもたらさないかもしれませんね。
これからのクライマーは、別の伝統を作って行きましょう☆
私の業が招いた結果