■ 正見
私の場合は、
弟=年下の男性、
父親=自分の父親くらいの男性
が、どうもまっすぐ見れない。どちらのことも、”気の毒だ、かわいそうだ”、と思っているからです。
例: 年を取ったのに未だに大学生の遠征で運転担当。最近の若い人は指導者がいなくて気の毒。
気の毒だ、可愛そうだ、という気持ちに事実の裏づけがない…。
私がその若い人の年齢だったとき、自分はもっと大人だったし、しっかり予習復習しており、自分ができることを相手ができない、ということを前提にしている…(姉と弟の関係)。
つまり、弟役になった人から見れば、サボっていても咎められない、ということになります。
そこで、ちゃっかり楽をしたいという気持ちが起きてしまいますね、人間は弱いから。
亡くなった弟への無念…もっと早期に弟と関係回復しておけば良かったな…というのは、父への苦悩…お父さん、どうして、私達三人を愛してくれなかったの?という思いよりは、軽症のようです。
今、栄養学的に脳内セロトニンやら、オキシトシンやら、アドレナリンやらが満たされた状態で、冷静に考えると…どうも、私は、九州の山岳会の零落ぶり、を零落と正しく捉えることができず、”そんなはずはない”と、偶然悪いサイコロの目が出ただけ、と思いたいがために、それに反証するように、だめ事例ばかりが出たみたいです。
山岳会Aに入会希望者で行く。レスキュー講習 → ダメ内容だった
山岳会Bに入会希望者で行く。→ 槍行きたい初心者系。話にならない系。
山岳会Cに入会する → ちびに向かってエイドで鍛えてやる。スキル内容古い。
山岳会Dに出会う → 5.12登れるという人が10cで唸り、支点ビレイされている
師匠Aに出会う → ホッとして一緒に登り始める。肉離れで離別。
先輩Aと登る → お返しビレイがない
私の危機管理スイッチが押されるような、ネガティブな出来事が起こるたびに、
レスキューの講師を招いてきちんとした講習会をしたらいいのに…
きちんと山の価値観を教えたらいいのに…
現代のクライミング技術にアップデートしたらいいのに…
年齢にはトップクライマーも勝てない…
男性クライマーは想像力にかけるので明示的に教えないとわからないらしい…
と対策が、イメージできました。
対策がイメージできたということは、このような失敗事例に陥らない思考回路が持てるということですので、これらは、私に、現在の山岳スポーツを学びたいと思っている一般市民クライマーが置かれた状況について伝えるために起きた出来事かもしれません。
事例としては、だいぶたまりました。
本来のあるべきクライミングのあり方につながる、
クライミングの指導者向けの指導教本
ということに興味があります。指導者が指導できないことが問題の根源とわかったからです。
不思議と、女性に関しては正見できるみたいです。母と妹に関しては、複雑なコンプレックスはないみたいです。女の園のバレエ界や、ヨガ界で鍛えられたからかな?